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ゴールデンヨッド [占星学]

皆さんのチャートには、惑星同士のクインタイルはありますか?72度のアスペクトですが、芸術的な才能を示すアスペクトです。
複合アスペクトにはいろいろありますが、YODというのは、一つのセクスタイルに対してそのセクスタイルを形成する2つの惑星の両方から150度のインコンになる惑星がある場合なので、インコンのせいでセクスタイルの穏やかさが消されてしまい、運命に逆らえないというどちらかというとハードなアスペクトになるのですが、(神の手と言われているものですが)ゴールデンヨッドというのは、72度のクインタイルを形成する2つの惑星の両方に対してそれを2倍にした144度のバイクインタイルという第三種アスペクトばかりで形成されるもののことを言います。
第三種なのでオーブは広くても2度ぐらいしかとらないのですが、72度もそれを倍にしたバイクインタイルも、芸術的な才能を示すアスペクトなので、たぐいまれなる芸術的なアスペクトです。

なのですぐに見つけることがなかなか難しいのですが、このアスペクトはすべて吉の意味合いのソフトアスペクトで形成されるため、純粋に良い意味合いになりますから、オーソドックスな芸術性を持っていると言えます。

なんと、天皇陛下御一家は全員この、ゴールデンヨッドをお持ちなのです。
天皇陛下の場合は冥王星とリリスのクインタイルに対して火星がともに144度なので芸術を示す惑星や感受点ではないのですがやはりこの国の象徴としての正当な使命をお持ちなのでしょう。
雅子妃と愛子さまはやはり卓越した頭脳をお持ちだと思いますので、どちらもとてもきれいなゴールデンヨッドをお持ちでした。

雅子さまはアセンダントと海王星のクインタイルに対して木星がともに144度を形成していますので、立ち居振る舞いそのものが美しい芸術のような方で、木星がありますから海外で生きてくると思います。
愛子さまも、太陽と水星の合に対して天王星がクインタイルでそれに対して木星がともに144度を形成するので、やはり頭脳明晰で、文才などにかなり長けていらっしゃると思います。
どちらも木星絡みのゴールデンヨッドであることがもう、天皇家の品格の高さに通じていますね。

皇室に特に関心はなかったのですが、愛子さまを見ているとなんとも立派になられて、神々しいなといつも思いますし、感じの良いたたずまいや話し方に、見ていて涙が出てしまうことがあります。
本当にこの方が天皇になるべきなのにといつも思います。

宮内庁のインスタグラムをフォローしてしまいました。

皇室の方はやはり特別なので観てみましたが、どの世界でも一芸に秀でた人は結構ゴールデンヨッドを持っています。(大谷翔平さんはASCとMCに対して太陽でゴールデンヨッドですからすごいですね。長嶋茂雄さんも太陽と木星に対して冥王星で持っています。やはりその道で名を成した人は太陽とか木星絡みですね)

ゴールデンヨッド、皆さんも見つけてみてくださいね。
私はもちろんありません。そもそもクインタイルがないので不器用極まりない人間ですから・・・。

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4月9日の日蝕図と4月21日木星天王星の合 [占星学]

4月9日3時20分(日本時間)に皆既日食が牡羊座19度で起きますが、アメリカを横断するらしく、アメリカだと4月8日14時20分になるので(NYで)何かと話題になっています。

日本の日蝕図は、次の日蝕までの約半年間何に焦点が当たるのかということを見るのですが、日蝕つまり太陽と月の合が2ハウスで起きるのでズバリ、経済的な問題に焦点が当たるということになります。
しかも、すべての惑星が東半球に偏っていて、さらには1ハウスから3ハウスまでに集中しています。
そこに12ハウスにポツンとある冥王星が何とも不気味だし、チャートそのものがかなり偏っているので何となく不気味です。

国民の意識を示す1ハウスに土星と火星(日食の起きる牡羊座のルーラー)が合になっているのもなんとも国民がもはや政治家など信用できないというシビアさを示すし、1ハウスに海王星までいますので、経済的なことに関して新たな改革があるかもですが、そこに期待していない感じです。
ただ、19度、20度当たりの惑星が非常に多く、
1ハウスの土星と火星の合に対して日蝕の太陽と月の合、3ハウスにある木星と天王星の合で30度と60度からなる小三角ができるので、国民の意識変革や考え方が変わってくると言えます。
自らの力で経済的なこと(新たな収入源など)を考えていくでしょう。

確かに、今のままでは一般市民の給料がアップしないままで物価ばかりが上がっていきますので、もはや副業などを自分自身で編み出すとか、いろんな方法を考えていかなければならないと思います。

そして4月21日に、木星と天王星がぴったり合になります。牡牛座に移行するサインイングレスのあとですし、牡牛座はまさしく経済を表す星ですから、何か先見の明ともいえるような経済的な何かが表明されるかもしれません。

牡羊座19度は私にとっては4ハウス、また家庭の問題かと思うともうゾッとします。
ただ、木星と天王星の合は5ハウスで起きますから、経済状況が少しでも上向きになってくれるといいのですが・・・。

日蝕図は偏ってはいるものの、国民一人一人が経済的なことに関して努力するという感じなので、少しずつでも国家の経済状況も上向いてくれるような気もしないではありません。

12ハウスにある冥王星が逆行中の水星とスクエアになっているので、テロとか何らかの秘密裡の問題が隠されているとも思えますので、楽観視ばかりはできないと思います。
2ハウスの日蝕にほぼタイトにキロンが合になっているのも気になります。

とにかくここまで2ハウスが強化されているので、経済的な問題がクローズアップされることは間違いないでしょう。

政治家が本当のことを言うかはわからないですが、何か言わざるを得ないような状況になっているのも確かだし、国民の信頼を失っているのも確かなので、経済的な何か国民にとって得になるようなことを決めてほしいと思います。




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4月から新メニューができます [占星学]

ちょっと精神的に落ちてしまうことが立て続けにあったので、そんなに悪い時期でもないのですが、やはりトランジットのリリスが乙女座にあるので私の月に作用してしまうからなのでしょうか・・・
と言っても4月です。気を引き締めていかないといけませんので、ちょっと新しいメニューを紹介します。
ブログの左にホームページも紹介していますのでホームページというところをクリックしてくださったら私のHP https://sacorin.com/
に自動的に飛びますのでそこで観てくださってもいいですがここでも紹介します。

相性は普通に占いますが、昨今占星学に割と詳しい方からの依頼が多いのもあって、
コンポジットチャート(合成図)の分析もオプションで入れました。
ただし、どちらの出生時間もわかる場合に限られます。夫婦とか恋人だけでなく、友人や上司と部下などでもできます。一応2人分のチャートを見ますので、オプションですが、他の依頼に加えての依頼のみ受け付けます。

後、出生時間のわからない人が結構いますのでどうしても正確さを要するには、出生時間が不明だとこちらもフラストレーションがたまります。なので、
レクティファイ(出生時間修正)も特別メニューに加えました。
こちらは、全く時間不明の場合はわかりかねますが、朝方とか夜とか午前中とか曖昧でもそのぐらい範囲を絞れたら、5個以上、人生での重要な転機(結婚とか離婚とか親の病気とか就職、子供の問題など)を時系列で書いていただいたらそれをもとに判定していくものです。
ただ、ものすごく時間がかかるのでお高い設定にはなっていますがご了承ください。

その他に
ドラコニックチャートによる分析と
プレネイタルチャートの分析もオプションに加えています。

ドラコニックチャートはいわば、魂のチャートと呼ばれるもので、心の奥底にある自分自身だったりします。
これだけの分析も可能ですが、ネイタルチャートとの絡みで分析することもできます。
なぜ好きでもないのにこの仕事をしているのだろうとか、気づいたらやっていたことなどがわかります。
プレネイタルチャートは生まれる前のチャートですが、先行日蝕と少しにていますけど、こちらが使命のようなものであるなら、プレネイタルチャートで示されるものは前世のカルマで、今世ではこういうことをするという宿命的なものだったりします。

レッスンでも上級コースのメニューにはあるのですが先日とても盛り上がったところでした。
私自身も、本来は社交性もなければ協調性もないのになぜ人と接する仕事を30年以上も続けているのかと思いますが、これらのチャートを見ると、魂的には結構ちゃらんぽらんでいい加減な人間だから、今世では真面目になれと言わんばかりの地の星座オンパレードになっているようで、会社員になれない意味もわかりました。

ただ、人によってはネイタルチャートとあまり変わらない人もいます。
そういう人はきっと魂レベルに見合った人生を今世でも生きられるのでしょう。

その他の鑑定料金などは特に変わりませんが、4月以降引き続きレッスンやセミナーも開催予定ですので、気軽に参加してください。

レクチャーつき鑑定や、占いでメール鑑定をしている方のために添削指導等もありますのでご利用くださいね。

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お金は人を変えてしまう [有名人]

大谷翔平さんの結婚だけでもものすごくビックリしたのに、昨日の今日、開幕早々通訳の水原一平さんが違法賭博の容疑でドジャースを解雇、というニュースはもう、別の意味で声が出るほどビックリしてしまいました。

実は大谷さんのホロスコープで2ハウスにリリスがあったので、若くして大金を得ることによっていろんなものを背負うことにはなるのでそれはそれで大変なんだろうなと、すごく気にはなっていました。

お金の因縁…というのはこういった事にも表れてしまうわけです。しかも大谷さんのリリスは牡牛座、まさに物質的なものに対する因縁があるわけです。

一平さんは山羊座。きっと冥王星山羊座時代にお金の面でいろいろ「欲」が出てしまったのでしょうけど、冥王星が水瓶座に移行して、逆にそういった冥王星山羊座時代のことが大きく勃発してしまうのかもです。
もちろん真実がはっきりしていないので勝手に憶測するレベルでしか書けませんが、どうも一平さんにはギャンブル依存症の一面があったとか・・・。
一平さんのチャートを見ると(出生時間はわからないのでソーラーチャートですが)ハッキリとしたギャンブル依存の傾向はあまり見られないのですが、月と木星が出生時間によってはタイトなスクエアになるため、やはり気が大きくなるとどうしてもお金の扱いには楽観過剰からくる失敗というものが出てきます。その月とリリスが合なので、リリスと木星もスクエアの範囲内にある可能性があります。
要するに
楽観過剰による大きな損失

という感じを受けます。身近に大谷さんのような億万長者がいれば誰しも気のゆるみはある程度出てしまうかもしれません。しかも大谷さん自身はあまり大金を持ったからと言って生活態度も変わらないし、逆にあれほど有名になってしまうと勝手にスポンサーからいろいろもらったりするため、お金を使う場面がほとんど不要になってしまうのでお金はたまる一方なのでしょう。
しかも大谷さんのリリスと木星がきれいに180度で、木星が8ハウスにあるため、勝手に入ってくる金運だし、2ハウスカスプ主星は火星なので人のために使ったりすることにはまるで抵抗がないし、しかも月とキロンのスクエアは、12ハウスにある天王星と海王星の合に対してセスキコードレートになってしまいますからいわゆる「トールハンマー」を形成しています。
尽くしすぎることでだまされる
といった感じになるのでもちろん一平さんが大谷さんを意図的にだましたわけではないと信じたいですが、結果的に大変なことになってしまったという形になるのではないでしょうか。

大谷さんだって人の子ですから、もともと蟹座で月が双子座、それほどエネルギー自体が強烈な人ではなく、鋼のメンタルなど持っていないので、今回のことで「相棒」ともいえる一平さんがもうそばにいなくなってしまったことによる精神的なダメージは想像を絶するものだと思います。

なんてことをしてくれたんだ・・・

という感じではありますが、とにかく大谷さんの今後の野球人生に悪い影響を与えてほしくないのと、一平さんも騙されたんだという結論であってほしいし、真実が早くわかることを願いたいです。

いずれにしてもお金というのはあまりに多く持っていても怖いもので、人を変えてしまうものです。

大谷さんが一人ではなくなったことが(奥様がいるということ)幸いすればいいですが・・・。


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占星学に癒された本 [娯楽]

帯の「極上のスイーツと占星術が疲れたあなたを癒します」
という文字に惹かれ、占星学のことが書かれていてしかもスイーツに猫・・・なんとも面白そうな
「満月珈琲店の星詠み」(望月麻衣)という本を一気読みしてしまいました。

作者の望月さんという方は占星学を結構勉強されたみたいで、初級レベルの知識は十分お持ちです。
なかなか面白かったのですが、満月の夜にだけオープンする(らしい)、猫がオーナーで店員で、メニューはホロスコープにちなんで出てくるものだけなので、お客のオーダーはできないという不思議なお店のお話です。

クロノクレーター(年齢域)の話も、その年齢域にちなんだ活動をしてこなかった場合、次の年齢域で苦労するというようなことも書かれていてなかなか興味深かったです。
私は金星の年齢域に恋愛をしてこなかったせいで、太陽期の結婚後に苦労が結構あったのかなという気がしました。
しかもチャート解説もちょっとしてあって、現在は水瓶座の時代つまりアクエリアンエイジであるということや、招かれた客の1宮のほとんどが水瓶座になっているのにそれが生かされていないということで、「水瓶座のトライフル」なるスイーツが登場したりしてなかなか乙でした。
やはりマジョリティになっているハウスは活かさなければいけませんね。
4ハウスに金星と月がある人が、インテリアに対して無関心になっていると運は拓けないとかもあって、本当にプロの私でも勉強になりました。

水星逆行についても書かれていて、確かにデータの消失や電車の遅延などもあるけれど、同時に懐かしい人に会うというギフトだってあるということも書かれていたり、
土星は、私もここでよく「土星先生」と書いていますが、課題というよりも土星は試練を与える星であるということもちゃんと書かれていて、1ハウス土星のお客さんに関して、「自分に厳しすぎる」ということが書かれていてまさに私自身もそうだなと感心しきりでした。

短編なのでもっと深い洞察で第二弾が出ることを期待したい本でした。

これ、初級をレッスンしている人にはちょっとお勧めです。
文庫本なので気軽に手に入ります。
2020年に出版された本のようなので、きっとご存じの人もいるのでしょうけど私は今になって知ったので、猫のイラストがかわいくて、これもまた桜田千尋さんという方のイラストで、このイラストを気に入った望月さんが直談判してできた本らしいです。

ここに出てくるスイーツのイラストもあって、実際に出てきたらおいしそうだなぁと思いました。

ちょっとしたファンタジーですが、なかなか面白い本に久しぶりに出会えて得した気分になりました。
今月の満月は25日、蠍座の月の日ですが、この日も満月珈琲店はどこかで開店するのかな?なんて思ったりします。

自分のホロスコープを見て、どんなスイーツが必要か考えてみるのも楽しいですね。
私だとやはり海王星をもっと生かしたいので、スイーツというよりもカクテルがいいかもですが。

想像力を豊かにしてくれるこういう星詠みをするのもなかなか楽しいと思いました。


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愛情面における月と金星の違い [占星学]

女性の恋愛運を観る場合、自分自身の感情や欲求としての月と、恋愛観を示す金星がやはり重要になるのですが(男性の場合だと太陽と火星です)、同じサインであってもやはり月と金星では出方がかなり違うものだなということを痛感することが多いのです。
特に男性から見ると月や金星は好みの女性の性質やタイプを示しますので女性の月や金星の星座に現れる性質などに引き寄せられるというケースが多くなります。

やはり月はこと恋愛面だけではなく、生活全般において、大事な局面で出てくる性質ですし、金星は恋愛面において顕著に出てくる性質のように感じます。(異性へのアプローチの仕方などに出ます)

太陽・月・金星・火星はやはり恋愛運を観る際には不可欠な惑星なのですが、私のようにこのすべてが地象サインだったりするとあまり変化がないため、全く事例としては面白味がありません。
でも、この4つの惑星のすべてが火・地・風・水と分かれている人もいます。

月と金星のサインに矛盾がある人の場合、恋愛と結婚は基本的に分けて考えた方がいいと思います。
まずは今自分が結婚したいのかただ恋愛したいのか、そこを決めておく必要があると思いますが・・・。

恋愛というものは、現実的である結婚とは異なり、本能的なものなので、頭では自分がホッとできるような相手のほうがいい、相性のいい人のほうがいいとわかっていても、いわゆる「琴線に触れる」ということがなければ燃え上がらないものです。一言に「好き」と言っても、Likeの延長線上のようなものもあれば、身も心も焦がすようなLoveという感情もありますし、Respect というような尊敬の念が好意につながる場合もあると思います。
恋愛といえばどうしても情念のようなものをイメージさせる蠍座が出てきますが、確かにこの星に月や金星を持つ人は恋愛において情熱的だし、本能的です。
惑星の品位が月も金星も蠍座ではどうしても悪くなってしまうため、蠍座の良くない面が出てしまうことが多いせいで、恋愛面で悩みを抱える人の多くが個人天体が蠍座にある人が多いのです。

太陽星座が射手座や双子座のように割とサバサバした人でも、月が蠍座だとこと恋愛面では人が変わったように猜疑心の塊になります。ほかのことでは明るく生き生きしているのに、好きな人ができるともう、その人がちょっとでもほかの異性と話していると気になってしまい夜も眠れなくなります。
ところが、金星が蠍座の人の場合そういう猜疑心はそれほどありません。自分の情熱がひたすら好きな異性に向かうだけで、その多くがフィジカルなものを含むので、いくら相手に好意を持たれても、性的に響かない相手だと何とも思わないのです。ただ、月が蠍座の人のような「ほかの異性と関わってほしくない」「私だけを観てほしい」という思いは強化されなくて、どちらかというと自分がその人のことを好きでいることが大事だと思う人が多いため、相手によってはその愛情が重く感じられることもあるのです。

友人に、太陽と火星が蠍座にありますので本質や好きなタイプの男性にはやはり情熱的なものや色気を求めるのですが、月も金星も乙女座なので、頭で考えてしまうという人がいます。結果的に彼女の場合、地象サインの相手と付き合うことが多いのでどこかしら自分自身の情熱や本能が不満を抱えやすくなってしまいます。

また、別の人で太陽も火星も射手座なのに、月が乙女座で金星が蠍座なので頭で考える割には本能的なものが強いという矛盾を抱えて誰に対しても満足できない人がいます。人生のパートナーとしては現実的な月で選びたい、でも金星が満足できないといったところで、彼女を観ているとどうも大恋愛がしたいのかなという気がします。

品位のよい金星魚座、牡牛座、天秤座を持つ人は比較的恋愛面ではあまり嫌な思いをしなくて済むでしょう。ただ、結婚の場合はやはり月星座によるものが大きいと思いますから、好きだという思いだけで結婚すると「こんなはずでは」ということになりがちですから注意が必要です。
もちろんすべてアスペクトにもよるので、一概には決められないのですが・・・。

最近、昔書いたノートをよく見るのですが、言葉遊びを書いたものがあったので

          恋の言葉遊び.jpg

もちろん単なる言葉遊びなので「違う!」と思う人もたくさんいると思います。
ただの言葉遊びとして一つの例として面白がってください。

私なんて「繊細で誠実な恋」って・・・明治時代みたいで全然時代錯誤でしょうね。
そこまでおしとやかではないですが、まあ、恋愛においてはおくてなのでそうかもしれません。

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またもや双子座アスリート [有名人]

以前からここにも、アスリートには双子座がなぜか多いということを書いていますが、今年は5月27日に木星が双子座に移行することもあって、より一層パリ五輪での双子座アスリートの活躍が期待できそうです。
とにかくこの星は物事を楽しむということに対して長けていますので、大一番だったり強い相手と闘う場合にも緊張度が低く、試合そのものを楽しめてしまうからというのと、守護星が水星という神経やスピードを示す惑星なので、それが良い意味で働く場合が多いからだと思います。

中国の牙城を崩せるかもしれないぐらいの実力をつけてきていると言っても過言ではない日本卓球女子の選手たちですが、15歳の張本美和選手の成長は著しいと思います。
美和選手は、お兄さんの智和選手が既に活躍しているのでそこに追随している感じでしたがもはや今はお兄さんをしのぐぐらいの実力をつけていると思います。

オリンピックの個人代表を伊藤美誠選手と最後まで争うことになりましたが、美和選手が双子座ということもあり、多分美和選手が選ばれるのではないかなと思っていました。
そして今回の世界卓球での活躍を観てももう、美和選手は実践ごとに力をつけているように感じます。

双子座の適度な軽さ(周りの空気を軽くする力を持っている)に加えて月は根性のある蠍座です(夜遅くに生まれていない限り)。
しかも、蟹座の早田ひな選手、牡羊座の平野美宇選手、天秤座の伊藤選手はともに活動宮の生まれなのでライバル心が表に出てしまい、良い面もあるのですが、3人とも大舞台だと必死になりすぎてしまうという傾向がどうしてもあります。
そこに双子座の美和選手が入ることで緩和剤になるのです(ほかのどの選手とも相性がぶつからない)
ちなみにもう一人の木原美悠選手は獅子座なのでこれまた誰ともぶつからないです。

これだけ見ても日本女子卓球界は活躍してくれるのではないかと期待大です。
そこに「頑張ります」と力こぶを入れるのではなく、「リラックスして試合を楽しんできます」と言えてしまうのが双子座のアスリートなので、やはり双子座もしくは3ハウスに個人天体がある人は何事も「適度にエネルギーを消耗しつつ楽しむことを優先できる」という特性があるように思います。

私の生徒さんも、3ハウス強調型の人が多く、長く勉強を続けてくださる方は特に多いのです。
3ハウスは双子座のナチュラルハウスだし、学ぶこと自体が好きな人が多いからです。

私は3ハウスが空っぽですのでどうしても9ハウスが強いから、専門知識を得る事や「元を取る」ということを考えすぎて楽しむということができにくい必死さを持ってしまいますのでそこが自分でも嫌なところです。もっと純粋に楽しむことだけに集中できればそれこそ趣味も増えていくだろうと思うのですが・・・。
なんとまあ、今その3ハウスにプログレス太陽が居座り、トランジットの土星がぴったり載っていますので余計楽しめなくなっているのと、現在絶賛かぜっぴき中でもあり、今年になってずっと体調不良ですから(1月は口内炎が長引き、今月はずっと風邪気味で熱が出たりしましたし)山羊座に冥王星がいたらきっとコロナかインフルにかかっていたと思います。
土星というのは健康面ではどうしてもライツに影響するときは体力を消耗してしまいますので、正直還暦すぎの老体にはきついです。

勉強したくても体力がないため、長時間パソコンの前にいることができず、ブログもなかなか更新できません。
介護があるので手洗い、うがいの励行などは気を付けているし、感染対策としても消毒はいつもしているのですがすぐに自分が弱ってしまうという情けなさで、介護される側の母のほうが体力もあり強靭な生命力を持っているので私はエネルギーを吸い取られているような気もします。

もともと治療軸に土星が載るのもあって、一旦体調を崩すと長引くのですが、月は月で魚座の土星とオポジションにはなるしもう、心身共にガタガタです。

ガンバるという言葉は好きではないので、元気玉を皆さんどうか送ってくださいね。

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「個」を大切に [有名人]

世界の小澤こと、マエストロの小澤征爾さんがお亡くなりになりました。
またひとつ芸術の世界で巨匠がいなくなってしまいました。

「個」を大切にというのはこの小澤氏の言葉ですが、決して自我をとおせという意味ではなく、一人ひとりが個性を大切にしてそれが集まって一つになって素晴らしいハーモニーを形成することのすばらしさをおっしゃっていると思います。

私自身もとてもいい言葉だなと思います。

「個」というのは1ハウスの象徴的な言葉ですが、確かに強すぎると自我のむき出しになって周りと協調できないことにもなりかねないですが、音楽というのはそういった不協和音すらうまくまとめることで素敵なハーモニーを醸し出し、素晴らしい音楽を奏でることのできる不思議な力を持っていると思います。

小澤氏のチャートはやはり芸術家らしく、金星と海王星の合が太陽星座と同じ乙女座にありました。
きっと1ハウスに全てあったのではないかなと思います。
ソフトアスペクトが多く、やはり育ちの良い、芸術家の方は、ソフトアスペクトが優勢になっている場合が多いです。
しかも、芸術にはとても重要な72度のクインタイルが3個もあります。
セプタイルという、360度を7(海王星の数字なので芸術に関係します)で割った、割り切れない51度25分42秒にあたるマイナーアスペクトも多く、運命的なものを感じるアスペクトが多いのです。

柔和な雰囲気の方だし、全く大物だからというような尊大さを感じない性格はきっと月の天秤座の友好的な一面が出ていたと思いますし、乙女座のマジョリティは山羊座のドラゴンヘッドとすべてトラインになるので(太陽はオーブが広いですが)天才的な才能が有りながらも努力を欠かさない人だったのでしょう。

1ハウスに惑星がない人や、1ハウスがあまり強く出ない人はどうしても自我を抑えてしまう場合が無意識に多くなっていると思いますが、1ハウスは自分のアイデンティティですからやはりあまり抑えるとフラストレーションが起きます。
程よく自分自身の個性を生かすことはやはりとても大事なので、誰にでも自分にしかできないことや、その人なりの良さはあると思うのでそれに気づけるかどうかが、1ハウスが弱いとどうしても難しくなるのです。

私は1ハウスに3天体ありますが小澤氏のような上品な惑星ではなく、水星・土星・太陽ですから自我の強い人間です。ただ、自分の得意分野に気づくことが比較的早くに出来たのもあって、カルマとはいえこういった仕事に就いています。
この仕事をしていなければきっと自信のない人間のまま不満だらけの人生を送っていたと思います。

一方、常識人の主人は1ハウスに海王星しかなく、一人称を多用する私をいつも怒ります。
獅子座・月蟹座ですので本人も自我は強いのですが、アセンダント天秤座のせいかどうしても人前では「いいかっこ」をします。
普段なら家の前に車をつけて買い物した荷物を運ぶのは絶対に私なのに、近所の人の姿がたまたまあった時には自分がわざわざドアを開けて荷物を運ぶなど、とにかく人目を気にします。

主人がもしオーケストラに入ったらきっと楽譜通りの面白味のない音楽しか奏でないと思います。でも、本当は目立ちたいのできっと「オーケストラみたいにみんなで一緒にとかはいやだ」とかいうはずです。このように1ハウスのフラストレーションは結構自我を抑えている人には溜まりやすいと思います。

私も別段面白い人間ではないのですが、個性はあると思うので、小学生のころからみんながやっている楽器ではなく、木琴とかシンバルとか一人しかいないような楽器を好んでいました。
声が低いので歌えばアルトですから絶対に主旋律は歌えませんが、アルトがなかったら主旋律は活かせないので、と自負していたし、目立たないポジションの中で目立つ(笑)のが好きでした。

ホロスコープの1ハウスに惑星がなくても生かすことは可能です。

主人のアセンダント主星金星は9ハウスで月と合ですので、専門分野では強く出ます。
そこに自負心があるようなので、確かに資格はたくさん持っています。
ただ、もっと活かすには、1ハウスに海王星があるためにどうしても女性的な側面(小さいことを気にするとか繊細過ぎるとか)が邪魔をしますので、本当は女性相手の仕事などのほうが向いていたとは思います。

私もですがお互いに生まれてくる時代を少し間違えたようなところもあるので、時代背景を加味しつつチャートを読む必要もありそうです。

今、奇しくも「さよならマエストロ」という、クラシックのマエストロを主人公にしたドラマをやっていますが、クラシックは昔からなぜか好きでした。
生まれ変わったら今度は絶対に吹奏楽とかオーケストラに入りたいと思うぐらいです。

海王星が最もアスペクトのない私には無理ですが・・・。


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ネイタルチャートの読み方 [占星学]

昨日、間違えて12月にセミナーと書いてしまいましたが、
明後日
2月7日(水曜日) 10時半~12時 Skypeによるリモートセミナーをします。

日程的にあまり間がない告知ですので、今回は一人の卒業生さんからの依頼でいつもやっている
ネイタルチャートの読み方についてやります。

来月はアスペクトについてをやりたいと思いますが、アスペクトは大事ですし特に出生時間不明の人の場合はこれしか頼れないのもあって重要なのですが、意味を覚えるという感じで捉えるとわけがわからなくなります。
パッと見て気になるアスペクトを拾う必要があります。

そういったコツのようなものが特にあるわけではないのですが、私はネイタルチャートを読むのは割と得意ですので、どこにポイントを置くかという基本中の基本ですが、アスペクトにこだわりすぎることでサインや惑星の本来の意味を見落としてしまう場合もありますし、何といってもネイタルチャートではライツ(太陽と月)や個人天体(ライツ・水星・金星・火星までの比較的動きの速い天体)が重要です。

ネイタルチャートはもともと持っている資質なので、冥王星のアスペクト等に捉われてしまうと本当の意味で読めなくなります。
トランスサタニアンは確かに運命や未来予測には重要な役割を示しますが個人の持っているもともとの運勢にものすごく影響があるかというとそういう側面を持っているということで、動きの遅い天体は生年月日が近い人は皆同じアスペクトを形成します。
世代的傾向はわかるかもですが、個人の運勢をまず見た上で、その人が例えば離婚運を持っていた場合それをいかに回避できるかは、トランジットやプログレスなどを合わせて時期を読む必要があります。
逆に先天的によい運を持っていても単なる宝の持ち腐れになる場合もあるので、どの惑星を効果的に使えばよりその人が生きやすくなるかをネイタルチャートから示すことが可能です。

私自身で言うと、仕事運にはあまり悩まない配置になっているものの、家庭運のほうは今一つです。
なので余計に家庭運を大事にしなければならず、そのためには自我を捨てる必要があります。
なので結婚運が先天的に今一つ良くないチャートの人の場合、逆にそこが課題にはなっていますが、努力することで幸せな結婚生活を送ることは可能なのです。

金運や健康運なども同様ですが、人はどうしても良くないものは回避しようとするため、そこに向き合うことを避けます。

でも、私は今まで、グランドクロスなど結構ハードな配置を持つ人のほうが努力して達観してその運命を受け入れることで成功しているケースをたくさん見ていますし、グランドトラインやミスティックレクタングルなどの比較的恵まれた配置であっても平凡な人生で不満を持っている人もたくさん見ています。

やはりネイタルチャートをいかに生かすかが大事だと思っていますので、その人自身が自分のチャートとどう向き合うのかは非常に重要だと思っています。

というわけで今回はあまり間がないため、希望者を募るのは難しいかと思いますが、今後も基本的なことを中心にセミナーをやっていきたいと考えています。

マニアックな理論がお好きな方も結構いらっしゃるのですが、やはり基本的なことを無視しては本当の意味でチャートを読むのは難しいと思います。

初めて参加される方は6000円ですが、一度でも私の鑑定を受けたり、レッスンを受けた方は5000円になっていますのでよろしくお願いします。



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相性のいい人を好きになる確率 [占星学]

占星学では、エレメント同士がソフトアスペクトになる者同士が基本的には相性が良いと言われていますが、実際の恋愛などの場面ではむしろ相性のいい人をはじめから好きになるというケースはあまり多くないような気がします。
むしろ、自分にないものを持った相手に惹かれる事のほうが常なので自分にないということは相手の星は自分の星とはかなり異なるケースが多く、そうなると一般的に言うところの相性で言うとそれほど良くない相手を好きになる事が多いと思います。

私みたいに個人天体がほぼ地象しかない人間は、占星学に忠実だと地の星座か水の星座に個人天体が多い人に惹かれそうなものですが、実際には地象の相手に対しては確かに理解できるし仲良くなることも共感することも簡単なのですが、それ以上のときめきや発見がないため、それこそもう私みたいな年齢になってから、茶飲み友達のような穏やかな関係性ならとても安心感を得られると思いますが、恋愛に発展する可能性は低いと思われます。
水のサインに個人天体のある人のことは好きになりますが、水の星座は蠍座を除けば重たいものはあまり得意ではないため、私の持つ地象の重さをつまらなく感じることが多いためたいてい振られます。

個人天体で唯一水星だけ射手座だしアセンダントも射手座なので火の星座の持つ明るさや行動力に惹かれることが多く、実際好きなのは火の星座が多いです。裏表のない人が好きだというのもあるため、思わせぶりな態度を取ったりしないでストレートに表現してくれるからです。

私は地象ばかりですがたいていの人はエレメントがいくつかに分散していることが多いと思います(個人天体)ので、そのいずれかにマッチする人を好きになるように思いますがそれ以外の矛盾した星に対しては合わないので葛藤が起きますし、それが恋愛の醍醐味のように思います。

なのでいわゆる占いで「相性がいい」と言われて参考にすべきなのは結婚の場合だと思います。
結婚は、惚れた腫れたではすべきではない「現実生活」ですし、育った環境もまるで違う他人同士が何十年も同じ空間に暮らすのですから、あまりにも相性が刺激的すぎる場合は居心地がいいとは決して言えませんし、ホッとできないでしょう。
結婚生活にドラマはあまり必要ないからです。

若いころは情熱があるので刺激的な生活を希望したりしますが、そんなものが何十年も続く筈はないので、疲れてしまいます。
結果的に結婚というのはやはりホッとできるかどうかが重要だと思います。

なので、「好き」と思えるだけではダメなのです。
「理解」し合える関係でないと生活はともにできません。

生理的に無理とかそういった場合は論外ですが、ただ好きという感情だけに従って相手を選ぶと、冷静さを欠くのです。

なのでやはり結婚相手としては「安全パイ」になってくれる人とか「生活力のある人」というような現実的な理由で選ぶ方が賢明だろうと思います。

私はよく「好きな人」より「嫌いじゃない人」を特に結婚相手には選んだ方がいいということがあります。
「嫌い」というのは非常にエネルギーのいることなので、そんなことにエネルギーを費やすような相手は選んではダメですが「嫌いじゃない」という相手に対しては冷静になれます。

「大好き」からスタートした相手に対してはいやな面を発見するごとに評価はダウンしていきますが、「嫌いじゃない」からスタートすれば最初から期待値が高くないため、一つ良いところを見つけたら評価はうなぎのぼりになるのです。

やはり安心感をもたらす地象の人を結婚相手には選ぶべきだったかなとこの年になると思います。

好きというだけではなかなか思い通りには行かないのが恋愛ですが、だから永遠に恋愛占いというのが求められるのかもしれません。

総じて人に対して過剰な期待をしないということはとても大事でしょう。
そして結婚と恋愛はやはり違うものだというのも現実には大きく関係する事だと思います。

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