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心を打つ歌 [音楽]




シャルル・アズナブールさんと言えば、若い人は絶対にご存じないと思いますが、シャンソンの名手で、御年91歳でまだ現役で活躍されていて、大阪に来られるとのこと。
ホンモノのシャンソンを生で聞いてみたいものですが、さすがに高価なのでちょっと無理っぽいです。
でも、こんな雨模様の日には、本物の歌声を聴くと癒されます。
で、アズナブールといえば、のっけから
「アズナブール流しながらこの手紙を書いてます」で始まる、1973年にヒットした由紀さおりさんの「恋文」
がこれですが、この歌詞のすばらしさ!今の時代、手紙でなくすべてメールですし、こんな情緒的な言葉を紡げる人がどれだけいるかなという気がします。そのぐらいすごい歌詞だと今聞いても思います。



同じく、昭和歌謡と言えばもう、圧倒的な歌唱力を持っていたけれど、芸能界から一切退いて、あの山口百恵さんのように、伝説になっているちあきなおみさんのこの曲もまた、なんとも日本情緒豊かな素敵な楽曲です。


年を取ると、やはり一つ一つの歌詞を美しい発音で歌い、音程も正確で、かつ、人の心を打つ、こういった歌が聞きたくなります。

リズム重視で歌詞が何を言っているのかわからないような曲が今は多いという気がするので、やはりこういう、楽曲を丁寧に扱う歌唱は風情すら感じます。

アズナブールさんが年を取っても歌唱法に何の翳りもないように、ホンモノはいつだってホンモノだなと思いますね。

昭和の懐かしい曲を聞きたくなったのでちょっと紹介してみました。
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