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占星学的に観る「君の名は。」 [娯楽]

人気の映画ですが、これは何となく一人で観たいなと思い、先日やっとレディースデイを利用して観てきました。

主人公が巫女さんだったり、神社が出てくるなど何かと「和」のテイストでしたので、前世が巫女さんだったと言われる私には親近感のある内容でした。
最後まで一切濃厚なラブシーンなど出てこない、とてもピュアな純愛映画だったのもまた私の好みには合ってましたが、何よりこの映画で思ったことは

「赤い糸の縁」というのはきっとあるのではないかということでした。

主人公の三葉と瀧には実は3年の年齢差がありますが(三葉の方が上)、三葉のように、
「都会のイケメンになりた~い!」と念じたら実際にそうなれるのなら、私もなりたいと思いましたが、瀧君の声を演じていた神木隆之介君が好きというのもあるんですが、優しくて繊細で、でもシンの強さはある瀧君のイラストから来るイメージと、声がぴったりでした。三葉の声の上白石萌音ちゃんも合ってました。

なので、アニメなのですが、実際に演じているような感じで違和感が全くありませんでした。
瀧君が憧れていた先輩女性の声が誰なんだろう?と思ってエンドロールで長澤まさみさんだと知ってビックリ。色っぽい、まるであの、峰不二子のような声だったんで、彼女、声優さんとしても結構いけるんだなと思いました。

で、内容を事細かに書くとまだ観てない人の夢を壊すので書きませんが、いつも私は主人公は何座なんだろうとか、ついつい職業病で観てしまうんですが、どうしても地の星座の感性が絶対にあると思いました。

神木君が牡牛座のせいもありますが、牡牛座のイメージと、三葉はやはり乙女座の入っているイメージで、
きっとこの二人はドラゴンヘッドが互いのライツのどちらかに合なんだろうなという気がしました。

占星学でいうところの「赤い糸」はコンジャンクションかオポジションで示されますが、特に月の合は最も男女では縁が濃いと思います。(太陽同士の合は縁とは見ないので)

月は牡牛座では非常に「高揚の座」と言ってよい面が働く配置ですが、単にこの二人の場合、ただ月の合というのではなく、前世から関わりがあるからこそ、入れ替わったわけで、ドラゴンヘッドが絶対に関係してるよな、とは思いました。

勝手な推測ですが、ドラゴンヘッドが地の星座なのかな?と言う感じです。
もちろん、映画鑑賞中にこんなことは考えていませんが、ラストシーンから思うに、リリスなどの悪縁は決してなく、ドラゴンヘッドによる良縁がもたらすものだな、と感じたのです。

ただ、途中で会えなくなるなどなかなか困難なこともあったりするし、ドラゴンテイルも関係しているかもしれないな、とか想像力を働かせるに暇がありませんが・・・。

いずれにしても縁のある相手とか、なんとなく好きだな、と思う人というのは、なんとなくわかるんじゃないかなという気がします。

占星学に関心のある人は、この映画をぜひ観て想像力を働かせてみるのも面白いと思います。

何より、ピュアな感性がすごくよかったし、くみひもで髪を束ねるというのもいいなと思ったり、この映画はいろんなところにすごく細かい配慮がなされているのもまた必見です。

「片割れ」という、自分とぴったり合うパズルのピースのような存在が必ず世の中にはいるということがテーマのようで、昼でも夜でもない「かたわれ時」というのがポイントになってきます。
片割れはつまり半分ですが、瀧君が来ているTシャツの柄が何気に「Half Moon」だったり、観ているとなんとなくわかる部分がいくつか出てきます。

三葉が髪を束ねていた組み紐や、瀧君が右腕に巻いていたミサンガのようなものも赤い糸、を示していると思います。

中島みゆきの名曲「糸」という曲が頭に浮かんだりもします。

私自身、ドラゴンヘッドは天秤座ですが、確かに天秤座のライツを持つ人とは、相性自体が良いわけではないですが、結構縁はあると思います。
実際、心のどこかにくすぶっている人は、月が天秤座ですし・・・。

現世での「片割れ」である主人とは、お互いにアセンダントにドラゴンヘッドが載るという、非常に濃い縁があります。ただ、ライツや金星・火星などに全くトラインがないので、非常に現実的な相性ですが。

こんなことを思いながら、この映画はまた、もう一度ゆっくり観てみたいなと思います。
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コメント 2

matsu

めっきり寒くなりましたがいかがお過ごしでしょうか
昨日やっと映画を見られたのでコメントができますww

瀧君と三葉ちゃんの声がすごくいいですね。やっぱり地の星座っぽいのはそこですよね。
ビジュアルも大事ですけど主人と話していたのは芸能人はより声が大事だそうで。
萌音ちゃんは舞妓さんの映画から彼はすごく推していましたがあの人も月乙女のせいか声には
すごくうるさいのですよ。(ラジオも大好きだし)
2ハウス過多なのも関係するのかな。
長澤まさみさんもやっぱり声がいいと前から言ってましたが…。先輩の声で
確定ですよねぇ。そのせいか土屋アンナちゃんがうちの主人はほんとダメで声が特にだそうで
(私は好きなのですが しかも牡羊座は彼は嫌いだそうです。)
音楽もすごくよかったなぁー新海監督はやっぱりすごいです。
話もやっと出会えたところで終わるのがすごくいい終わり方で
恋愛モノってせめてキスあたりまでが一番キュンキュンするよなぁと思うので
この話はラブシーンがなくてほんとよかったです。

三葉ちゃんの出身地は岐阜の飛騨地方なのも私は親近感覚えました。うちのルーツは岐阜で
西濃地方なので飛騨からは遠いのですが方言はほぼ一緒です。
東京の四ツ谷駅もよく使いますし。
先生ご夫婦のうらやましいのはヘッドの縁があるところですね。
うちは無駄にべったりで肝心の月がああだから()。

すごい語りたくなってきたのでまたメールします!

by matsu (2016-11-14 09:37) 

selene

matsuさん、久しぶりにここに来たらコメントが!今やっと観れたんです。ごめんなさい。
そうか、あなたは岐阜県出身だったんですね。今は関東に結構長くいらっしゃるからか、方言など全然ないですよね。「方言女子」ってものすごく憧れるんです。なんかかわいいですよね。
でも、大阪弁は全然かわいくないですが。(お笑い芸人の喋り方にしか聞こえないので)
ご主人と月が同じせいか、「声フェチ」なのわかります!私も凛とした声が好きだから、土屋アンナの声はダメですね。でも、もっとダメなのがアニメ声なんです。(ピンクの電話というお笑い芸人さんみたいな声)
男性の場合、小栗旬さんとか、ホンワカした声が好きで、くぐもり声が苦手なんですよ。
あ、今やってるドラマ「逃げ恥」の星野源さんとガッキーはどちらも顔・声ともにバッチリ好きです。
「君の名は。」のあのラストシーンは非常に余韻があってよかったですね。
私も語りたいです。返事が亀になるとは思いますが許してね。
今月は我が家はイベントごとが多いんです。

by selene (2016-11-16 23:50) 

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