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米朝首脳会談を読む [占星学]

2018年6月12日9時 シンガポールにて史上初となる米朝首脳会談が行われました。
で、さっそくホロスコープを作ってみました。
日本とは1時間時差がありますから、日本時間10時で作ってみました。

パッと目につくのが水のグランドトラインで、一見すると平和な感じ、しかも蟹座のアセンダントに対して木星と海王星で作られたグランドトラインですから、まさに「慈愛に満ちた」感じのホロスコープです。
ただ、7ハウスにはリリスと冥王星の合、さらには火星までいて、リリスと冥王星の合はまあ、両首脳が会うというだけでも画期的で、カリスマ性のある二人を示していますが、なんというか、表向きは笑顔でやわらかい雰囲気ですが、実は腹の探り合いだったりして…というようなものを感じるホロスコープでもあります。

月は牡牛座で11ハウスですから、4ハウスの木星と合わせてもまあ、結果的にはよかったということにはなるのかもしれませんが、相性的にも決して合うとは言えない双子座・月射手座の満月生まれの、自己顕示欲の強いトランプ氏と、山羊座・月蠍座でお腹の中がまったく読めないようなキムジョンウン氏(生年月日が正確かどうかは謎ですが)なので、今回の会談はトランプ氏のパフォーマンスという感じでしょう。

実際、トランプ氏のネイタルチャートのMCの真上に月があった時間で、彼の人気運を示すようなものだし、
トランプ氏のアセンダントにはプログレスの太陽がバッチリ載っていました。
今月14日の満月の日に72歳の誕生日を迎える彼はまさに今、ソーラーリターンですが、確かに画期的なことを成し遂げたとは言えるのですが、前途は結構多難だと思います。
ジョンウン氏の運気が山羊座だとしたらまあ、厳しい時期ではありますから、彼もまた大変だろうとは思いますが、大統領としての地位を確立させたいトランプ氏のほうが今後の動きは重要になってくるでしょう。

ジョンウン氏にとってもこの日はそんなに悪い日ではなく、ネイタル太陽の上に例のT冥王星とリリスの合が載っていましたから、トランプ氏に負けじと劣らない風格は見えましたし、ネイタル月にT木星が載っていますからトランプ氏も、「侮れないやつだ」と感じたでしょうし、今日の振る舞いは好意的に受け止めていたようです。

まあ、ホンワカしたホロスコープですので、何かが決定的に決まったというようなインパクトはあまり感じないですね。実際、この時間帯は、月のボイドでしたし・・・。
今後は、ことを強引に進めようとしたほうが分が悪くなるような、そんなホロスコープだと思います。

パフォーマーでビジネスマンとしての才覚はあるトランプ氏と、人を容易には信用しないであろうしたたかなジョンウン氏が再び顔を合わせる日は果たしてあるのでしょうか?

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