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不思議な体験 [娯楽]

長いお盆休みが終わったと思うと台風・・・と何とも不安定極まりない毎日で、しかも今年はどうも、
関西が災害に遭いやすいのはなぜなんだ?と思う関西人です。

昔タロット占いを習っていたときに一緒に習っていた子(今はほかの仕事をしていますが)と久しぶりに会うことになって、彼女が大阪北部と兵庫県をまたがって走っている「能勢電鉄」(能勢電と言いますが)界隈に住んでいるのもあって、能勢電の終点にあたる、初詣でもにぎわう妙見山にある「7つの鐘めぐり」というのに行ってみないかと言われて、なんとなく面白そうだしと行ってきました。

阪急沿線に長年住んでいるのに実は能勢電に乗ったことがなかったんです。
私の住む豊中から電車で45分ぐらいで終点の妙見口に着きましたが、普段ならそこからケーブル乗り場までバスなどで行けばいいのですが、バスの本数も少ないし、歩くしかないかと思っていたんですがなんと、
駅の前に車に乗った年配のご夫婦がいて、声をかけられ「どこまで行くんですか?」と言われたんでケーブル乗り場までというと「結構歩いたら遠いし暑いし、先日もテレビのロケでますだおかだの岡田さんが挑戦したけど途中でリタイアしてはったよ」と奥さんに言われ「良かったら乗っけていってあげる」というので遠慮なくお願いしました。確かに車でも数分あったし、すべて上りだったので、歩いていたら私たちもリタイアしていたかも・・・(アラカン二人ですから)
で、難なくケーブル駅に着き、今度は「ほほえみ」という名前のケーブルを運転するお姉さんに写真を撮ってもらったりしながら5分ほどで着いたところはまだまだ入口で、普段はそこからリフトで妙見山まで行けるのですが、先日の豪雨でリフトが運航中止になっていて、なんと、30分ぐらい歩かなければいけないということでもはや戦意喪失していたんです。
すると、またもや今度は工事車両のオッチャン二人に声をかけられ「こんなところ歩いていたら危ないで」と言われ、「帰りはまあ、下り坂だから頑張って」と言ってまたもや車で山頂まで乗っけてもらいました。まあ、まるでラリーみたいな石ころだらけの道でかなりの距離があったと思います。

なので行きはホントにいろんな方に助けられて早く着いたのですが、そこからはもうひたすら歩くしかないので、まずは1番目の小さな神社みたいなところにいわゆる神社で鳴らす鐘のようなものがあり、横にスタンプラリーのようになっている紙があってそこにスタンプを押すと7つの鐘を鳴らせば「南無妙法蓮華経」の文字になるのです。

行った日がまだ暑さもましだったし、標高が高かったので少し楽でしたがここからは歩いた歩いた・・・
神馬の像がたくさんあるところを歩くと後は割と近くにすべての鐘がありましたが、山だからかアブが多く、おっかなかったです。で、最後に行ったのが大きな鐘のあるところで、なんとそこは
大阪府と兵庫県の県境になっていて面白かったです。
鐘.jpeg

県境.jpeg

で、7つ無事にスタンプを押したら、運命の人に会えるそうなんですがはてさて・・・?
友人は独身なんで、パートナーがほしいと言ってましたが。

こんなかわいいおみくじがあったんで、久々に引いてみました(馬御籤と言って一つずつ顔が違います)
馬御籤.jpeg
赤と青のホロを付けた馬がいるんですが、友達は青い子を、私はこの赤い子を選んで中を見たら
私は中吉で彼女は小吉でした。私は人生でなぜかおみくじで凶を引いたことはまだないんでちょっと怖かったんですが、中吉で書いてあることもいいことばかりでなんとなくうれしかったです。

だいぶ歩いたし、一応鐘もすべて鳴らしたしで、休憩していたら作務衣を着たお坊さんらしきおじいちゃんにまた声をかけられ、そのおじいちゃんがまあ、しゃべるしゃべる・・・でその後ずっとお供していたので、帰りのケーブルが4時40分がラストなのに、気づいたら4時前で「こんなところにおいていかれたら困る!」ということでうろたえていたらお坊さんっぽいおじいちゃんが「近道教えたるから一緒に帰ろう」と言って私たちが来た道と反対側のほうからひたすら砂利道を下ること30分ぐらいあったでしょうか。まあ、元気な方で、ケーブルの乗り場に先に行って足止めしておくんで・・・と途中で先に行ったのですが早いのなんの。いったいこの人は何者なんだろうと友達と言っていたんですが、何やら「極楽に行くには、①人の悪口を言わない②地域社会に貢献する③宗教心を持つ この3つを心がけたら極楽に行くための切符だけもらえる」みたいにもっともらしく言ってましたが・・・。おかげでケーブルにも乗れたし、そこからまた妙見口駅までひたすら下りを20分ぐらい歩いていきましたが、おじいちゃんのおかげで退屈しませんでした。友達と、「お坊さんと一緒にいる中年女性二人、という図は結構シュールやね」と話していました。

そして帰りの能勢電でなんと
風鈴.jpeg
こんな車両に乗ることができました。風鈴電車というらしく、夏限定でいくつかの車両に風鈴がぶら下げられているんで、窓から入る風に揺られて音が鳴って風情がありました。

私も彼女も一応占いやセラピーをしているので、その二人が一緒にいたおかげなのか、本当にいろんな人に助けられて無事帰ることができましたが、なんと8キロも歩いて、普段まったく歩かないんで筋肉痛が・・・。

妙見山は北極星が導かれているそうで、北極星が運命の人を出会わせてくれるということらしいです。

もちろん、御朱印もゲットしました。

相変わらず8宮関連のことを続けていますが、来年の日蝕までは8ハウスに支配されますから、例のおじいちゃん曰く「宗教心を持つことは大事」だそうなんで、宗派にとらわれず、あちこち神社めぐりをしようと思っています。
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matsu

素敵な一日でしたね。関西はすぐに自然や山があるところがいいですよね(暑いけど)朝顔と風鈴の電車が素敵すぎる。
関西は歴史が長いから風情があるところが関東より多い気がします。8ハウスもこういう風に使うといいですね☆


私は6ハウス…仕事どうよとか介護保険始まるよ~とか人間ドックの申し込みとかそんなんばっかりです。6ハウスなんていやだぁぁ。
by matsu (2018-08-23 09:08) 

selene

matsuさん、台風の影響は今回は雨ぐらいでしたか?
こちらはもう、今年二度目の台風直撃で、いい加減にしてくれ~っていう感じです。しかも、真夜中に暴風雨のピークだったので眠れなかったし、朝にはすっかり雨も上がって普通に電車も動いていたので「なんだったんだ?」という感じです。朝のニュースでも、あちこちで屋根が飛んだりしていたけれど、気づいたのは朝だったので何が何だかわからないという感じでした。
せっかく楽しかった日々の後はあまり良いことがないんですよね~(笑)
運を使い果たしてしまったかも。
風情ですか?確かにこの風鈴電車に巡り合えたのはラッキーだったんですが(冬にはおでん電車とかもあるらしく、車両内でおでんを食べるらしいです。予約はすでに満杯らしいですが・・・)関東の下町風情も私は一度ちゃんと巡ってみたいなと思います。
6ハウスは確かに現実そのもののハウスですから夢はないですね。
8ハウスは、人と深く関わるという意味もあるんで、私の仕事では必要かもしれませんね。
by selene (2018-08-24 12:50) 

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