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時期の選定 [占星学]

鑑定をする上で、私が最も大事にしていることはこの、時期の選定です。

預言者ではないので、未来がこうなります、みたいな具体的なことはあまり正直言えませんし得意ではありません。
ただ、時期を選定することだけはやはりしっかり向き合いたいと常に思っています。

実際、運気が悪いとだけ言われた場合、いったいいつまで悪いんだろうかと気になると思います。
でも、いつ頃にはよくなる、というだいたいの目安がわかれば、人は期間限定ということで頑張れます。

占いが必要とされるのは、たぶん未来は不確定なものだからこそ、どこかで限定されると一つの目標が立てやすいからではないかなと思うからです。

そして実際に、目安があるとそこに向けて人は努力しますから、本当にだいたいその付近で変わってきたりするという暗示にもなるのです。
エンドレスで不運が続くのだろうかと思いながら生きていたってなんら楽しくないですが、だいたいこのぐらいで徐々にでもよくなると言われたらそこまで何とか踏ん張ろうと思うはずです。

実際、T冥王星みたいに十年以上も同じ星座に滞在する星の場合、じゃあ、その間ずっと悪いのかというと、私みたいな山羊座の人間はもはややってられないと思うのですが、山羊座に冥王星があっても、そのほかの特に木星以降の動きの遅い惑星は周期的にもう少し動きがありますから、今は土星も山羊座で八方ふさがりかと思いますが、山羊座は元来努力家ですので、努力を怠らなかった山羊座にとっては逆に独り立ちのチャンスになるわけです。
確かに誰かを頼れないので、自力でなんでもトライするという責任は負うことになりますが、そこに負けん気さえ加わったら逆に強いのです。
今年は土星は山羊座の第一デークしか動かないので、トランジット冥王星と合にはなりません。
来年以降には、この強烈な合が生まれますのでこれはむしろ個人の運勢というより、社会的に何らかの
大きな変化が強制的に起こるという気がします。

ただ、個人でも、山羊座のほかにも活動宮にとっては大きな変革期にはなると思います。

なので今年は、私のような山羊座第一デークにとっては確かに踏ん張りどころですが、むしろ来年の変化の時期まで頑張って腐らずに努力を続けていけば底力を発揮できるのではないかと思いたいです。

私自身も、月にとっては来年は土星がトラインになりますし、今年は確かに正念場という言葉がぴったりですが、一年間という期間を設けて腐らずに地道にコツコツ・・・という本来の得意分野をこなせばいいだけです。

どうしてもすぐに結果を求めてしまうのが人間だれにもある傾向ですから、一番早い動きを知りたい人には、トランジット火星の動きは大事でしょう。

あと、日蝕によって次の日蝕までのテーマはわかるので、今年は3回日蝕がありますから、来月16日から次の7月13日まで、2月16日の日蝕ですので水瓶座27度にあたるハウスの出来事に焦点が当たるという感じでテーマがわかります。
私は3ハウス…やはりコミュニケーションか…と納得していますが。

まあ、コミュニケーションは水星が関係するので、これはまた述べたいと思いますが(HPの「占星学の玉手箱」に書きたいと思います)

わかってくれる人はわかってくれる

というのが最近の信念です。

万人受けする、あたりさわりのないコミュニケーションはもともと得意ではないので、かえって変に伝わるだけだし、自分らしい言葉で紡いでいこうと思います。

今年は7月13日に蟹座20度で日蝕が起きたら次の日蝕が8月11日に獅子座18度で起きますのでこの期間は短く、それ自体に意味があると思います。
私はどちらも8ハウスというのが何ともまた正念場かもしれませんが、人によってはハウスが違う人もいるはずです。

こうして、だいたいの時期の選定をすることで、実際に動きやすくなると思います。

あと、今年は特徴としてトランジット火星が5月17日から8月12日まで水瓶第一デークを行ったり来たりしますので、不動宮の特に第一デークの人にとっても火星のエネルギーがよく出るか悪く出るかもまた見ていく必要がありそうです。

トランジット天王星も5月17日から10月6日までは牡牛座のほんの初期度数を行き来しますので、不動宮の第一デークの人にとっては思わぬハプニングがあるかもしれません。

火星と天王星がスクエアになるので、社会傾向も気になるところですが、5月から8月にかけて、母の状態も気になるところです(母はライツもアセンダントも水瓶座)。

主人も獅子座の第一デーク生まれですから、T火星と天王星とでTスクエアになりますので、むしろ山羊座の私のように努力でどうにでもなるというより、突然変化を起こすということが出てくるので、主人の場合はアングルでのTスクエアだけに、また仕事を変わるのかなとちょっと心しておかないといけません。

このように、今年は大まかにいうと活動宮と不動宮の第一デークに生まれた人にとっては変化がありそうです。

不動宮にとっては割と突発的な変化ですが、活動宮にとっては来年以降も関わってくる問題に関する変化の兆しと言えるのではないでしょうか。



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