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ねたみ、そねみ [有名人]

ねたみやそねみという感情はどの人にも、全くないかと言えばそうではないと思います。

実際私も、やはりお金持ちの人のことはうらやましいと正直思いますし、芸能界の人は、お金もあるし美貌にも恵まれているから年齢を経ても結婚できるんだろうなとか思ってしまうなど、持って生まれたビジュアルに関しては恵まれている人を「いいなぁ」とは思うし、ちょっぴり僻みっぽくもなります。

結婚後も、5年間不妊治療をしていたので、結婚してすぐに子供を授かる人のことは正直遠ざけた時期もありました。なので今でも芸能界のニュースで結婚報告の際、いつしか「〇〇は妊娠しておらず」といちいち書かなくていいのにと思うし、誰彼が妊娠したというニュースもちょっと多すぎる気もします。

こういった小さいねたみ、そねみはあります。

ただ、ビジュアルもよく、お金にも恵まれた人だって、人知れず悩みを抱えていることも多いですし実際に
両方兼ね備えたクライアントさんも来られて、それゆえにねたまれてしまうという悩みを相談されることも多々あります。

カヌー界で起きた、薬物混入事件ですが、男の妬みは女性のそれよりも根深いと言われますがまさにそんな思いのする事件でした。
加害者の鈴木康大選手は、パッと見イケメンですし、感じのいい人だし、まさかそんな卑怯なことをするような人物に見えなさすぎるところが逆にぞっとしました。
ただ、ホロスコープを見ると、天秤座(外見や感じのよさはまさに)ですが月がたぶん蟹座でスクエアになっているだろうと思います。(出生時間は定かではないですが)蟹座の月は本来の座で強いですから、いい意味合い(優しさや感受性の豊かさ)も出ますが、短所(器の小ささ、感情の起伏が激しく好き嫌いが激しい)というのも出てしまいます。太陽とスクエアだったら余計にそれは出やすくなるでしょう。
星を見てもスポーツ選手というような強靭な感じがなく、金星も火星も乙女座ですから実際はかなり気の小さい、どちらかというと女性的な性格なんだろうなと思います。
ねたみ・・・というと土星や冥王星などの絡みを感じますが、月と冥王星はトラインですし、特別強烈なアスペクトはありません。ただ、土星も冥王星もともに蠍座にあるので、執着(彼の場合はオリンピックに出たいということ)が強まる傾向はあり、土星とリリスが180度なので、それらの入っているハウスによっては陰湿な一面もあったかもしれません。
そして、被害者の小松さんのほうは、水瓶座で月が射手座ですから、どちらかというと彼の方がスポーツマンっぽくあっさりした性格だし、天才型というか、ものすごく努力しなくても優勝できるような感じの飄々としたタイプなのではないかなという気がします。(悪く言うと無防備で今回もあっさりと飲み物を飲んでしまうところなど)ただ、山羊座に4個の惑星があるので、同じことを繰り返すような練習などは嫌がらずにできるようなところがあるでしょうし、シンの強さは鈴木選手よりもかなりあると思います。
ドラゴンヘッドとリリスも山羊座ですから、まあ、今回いろいろダメージはあったと思いますが・・・。
それで、この2人もまた、相性そのものは決して悪い方ではないので小松選手は鈴木選手を尊敬し、頼っていたようです。
鈴木選手も決して小松選手のことが嫌いではなかったはずです。
ただ、同じ競技をする中で、やはり若い小松選手に対して鈴木選手のほうが余裕がなかったでしょう。
しかも彼は奥様がオリンピック選手で、奥さんのお父さんがバックアップしたりして、悪気はなかったでしょうけど、無意識に追い込まれていた部分もあったと思います。

また、「突然運命変更になる相性」のポイントを見るともう、まさにはまりすぎていました。
どちらもそのポイントに互いの太陽を重ねていたため、どちらもが存在そのものが大好きから大嫌いに変わる、というような状況に陥るというものです。

ただ・・・鈴木選手のやったことはあまりにも姑息です。
ねたみの気持ち自体は仕方がないにしても、相手のことをいいなぁとか妬ましいと思うなら、自分が相手に追いつけるように努力すればいいのにと思ってしまいます。
相手を陥れるとか、そういった形で自分がもし得をしてもそれって絶対にどこかしらやましい気持ちが残るんで、その人は結果的に成功しないのではないかなと思います。

オリンピックどころか、鈴木選手は一気にもう、永遠に選手生命を絶たれてしまったわけですが、自業自得としか言えません。
同じく、またもや相撲界ですが、立行司の式守伊之助氏も、一気に人生の後半になって、汚名だけを残すという結果を招いたり、スポーツの世界は表向き明るく活発なイメージですが、やはりいろんなプレッシャーもあるのでしょう。追い込まれてしまうと人はとんでもない行動をしてしまうことがあるんだと思います。

プレッシャーに負けず、自分を信じて、周りを気にするのではなくあくまでもマイペースでできれば楽しく競技に臨めるようなメンタルを持った人が、勝負の世界では勝利をつかむのかもしれません。

どんな仕事でも、確かに同じ世界にいる人をライバル視したりすることはあると思いますが、本当の意味でライバルというのは、お互いに努力しあって、切磋琢磨する関係だと思うので、相手を蹴落としたり、悪口を言ったりして貶めるとかそういったことではないと思います。

私自身も、異性にもてる女性に対してや、家庭生活が幸せいっぱいに見える人には「チェッ」と思うことはありますし、仕事も家庭もうまくいってて、すべて持っているような人はいいなぁと時に思いますが、だからと言ってその人を蹴落とそうとか悪口を言いふらすとか、そういった発想にはならないし、仕事上ではすごいなと思う人のことは、どういうところが支持されているんだろうというように研究はしたりもするのですが、自分はその人ではないのでその人になれないし、近づきたいなら努力すればいいと思う方なので、仕事面ではねたみ、嫉みの感情を抱くことはほとんどありません。

まあ、何ともドロドロした事件ではありますが、カヌーという比較的マイナーな競技ゆえの苦しさもあったのかもしれませんね。

小松選手が飄々とした対応をしていたのが救いだと思います。
彼にはぜひとも東京オリンピックで活躍していただきたいですね。そして、鈴木選手も小松選手を心から応援してほしいと思います。もともとは優しい人なんだろうと思いますから・・・。

いずれにしても、ねたみ、そねみは怖いなぁと思います。

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