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大阪生まれの大坂さん [有名人]

大坂なおみ選手の快進撃が止まらないようです。

しかも、大阪生まれって・・・まるでギャグのような話ですが、実にユニークで面白い選手ですね。
錦織圭さんと一緒に出ていたCMで何ともすっとぼけた味を出していて、面白い子だなとは思っていましたが、急激に力を出してきました。

さっそくホロスコープを見てみたのですが、海王星以外はすべて男性星座だという、とてもアクティヴな星です。しかも天秤座のスピカとほぼ同じところに太陽があって、月は牡羊座なので出生時間がわかりませんが、概ね満月生まれですので非常に明るい星です。

ただ、彼女は割とネガティヴ癖があるみたいなのですが、星からは全くそれは感じません。
たぶん心配ごとをそのまま口にするけれど、そうすることで「そんなことはない」と言ってもらって安心するタイプでしょう。そして、あまり気負ったところもないので、今はただ試合を楽しんでいるという感じでしょう。

まだ研究されつくしていないのもあって、粗削りでもパワーがあるので周りも圧倒されていますが、彼女が本物になるには、トランジット天王星が牡牛座に移行した5月過ぎてからの試合で証明されるのではないかと思います。

今の快進撃はまさに月とトランジット天王星が合で、太陽とスピカに対してタイトなオポジションを形成するので、そこにトランジット冥王星がスクエアになってTスクエアになるので必ずしも良いことに出る配置ではないのですが、彼女の場合はやはりもともと金星も火星も射手座にあるのでトランジット土星が射手座にあったころは今一つだったと思います。でも、土星が抜けたことでのびのびとプレイができるようになったのもあるし、
きっとコーチとの相性がいいのでしょう。
いろんな条件が重なって、今があると思います。

しかも彼女はほとんど不動宮がありませんから、こだわりも少ないし、柔軟に対応できるのと、もともと運動能力がかなり良いのも重なって新しいタイプのテニスプレイヤーとして今後も伸びていくのは確実でしょう。

このまま快進撃を続けてほしいですしまだ20歳。伸びしろは未知数ですから、男性的でパワフルなプレイをぜひとも見せてほしいです。
インタビューになると少女みたいにかわいらしい面があるのでそこも何とも言えない魅力ですね。

天秤座ですし、オシャレや恋をしたらもっと強くなるかもしれません。
そういえば、日本人として大活躍した伊達公子さんも天秤座。テニス選手には活動宮が多いなという気がしますが・・・。

面白い選手が女子でも出てきたなという感じですね。
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ためになるグループレッスン [占星学]


今年に入ってから、占星学初級のグループレッスンが2グループ始まりました。
自宅が狭いのもあって、どうしても一回に最高人数でも4名までしか入れないのもあります。ただ、グループレッスンの人数としては4人というのはとても良い人数だなとは思います。

個人レッスンの場合はその人の進度に沿ってある程度合わせたカリキュラムを組むことはできますし、質問もマンツーマンですのでその方にとっての満足度は高くなるかもしれません。
ただ、グループレッスンをして感じることは、いろんな方の意見や表現法、質問内容などを比較検討できるので、こちら側が「そんな見方もあるのか」という感じでとてもためになることが多いのです。

先日も、アスペクトの話をしていたのですが、案外、スクエアとオポジションの明確な違いを説明しろと言った場合、的確にできるかというと、私自身も、なかなかうまい表現が見つからずにいたのです。

ところが、ある生徒さんがなかなか面白いことをおっしゃって、腑に落ちました。

一般に、オポジションは二区分では同じだし、エレメントも調和のとれる惑星同士で起きることがほとんどのため、「なんとなくイラッとするけれど気になる」というような感覚になります。
ですから、ハードアスペクトではありますが、対処法をうまく用いれば特に男女間の相性などでは惹きあう場合が多いのです。いわゆる「磁石のN極とS極みたいなもの」「綱引きをしているような感じ」です。
「対極」「対立」といった言葉が当てはまるかもしれません。

でも、スクエアは、オポジションよりもさらに共通点の少ない惑星同士で、常に闘い続けるような状況になります。戦いという限りはどちらかが負けますので、負けた惑星側は不機能状態に陥るため、それは多くの場合個人天体の側になりますから(惑星は動きの遅い惑星のほうが力が強い)フラストレーションを生じやすいと思います。「葛藤」とか「摩擦」といったようなものです。

人間関係でいえばオポジションは好敵手でライバルだったりしますが、スクエアになると天敵とか嫌いなやつ、という感じになってしまいます。

それを、ある生徒さんが車にたとえて
オポジションは対向車線からやってくる車なので、見えるし、ブレーキも掛けやすい。でも、スクエアは走っていたら交差点で突然横から曲がってくる車のようなもので、対向車よりも不意打ちになり、死角だったりするのでイラッとくる確率が高いとおっしゃっていました。
とてもうまい表現だなと感心しました。

それを自分のホロスコープ中の惑星の中に持っている場合、上記と同じような葛藤がおきるわけです。
そして、惑星同士が戦いを繰り広げてどちらかが負けてしまうとスクエアのほうがより一層フラストレーションに陥る確率が高いと思います。

オポジションだともしもぶつかったらポキッと骨折するような感じで、治療をすれば完治するのは案外早いのですが、スクエアの場合はひびが入るとか変に骨が曲がるような感じになってしまい、かえって完治するのに時間もかかるし、それがインコンに至っては複雑骨折とか圧迫骨折のようにもう、つきあっていくしかないような感じなのかなというようなイメージもあります。

アスペクトの理解はとにかく、惑星・サイン・ハウスのすべての性質が組み合わさってそれを互いに読んでいくので、本に書いてある通りに読むと救いようのない書き方をしているものもあったりして打ちのめされてしまいますから、ある程度柔軟に感覚を用いて読むことが大切だと思います。
特にハードアスペクトに関しては読み方がとても大事だと思いました。

グループレッスンはいろんな意見が飛び交いますのでこちらも非常に刺激になるのです。
現在も、中級以降のグループレッスンは初級の方がスライドしていますが、4月以降スカイプによる講座も開始しますのでご希望の方はメールをくださいね。

勉強会やセミナー等ももし「こんなことをやってほしい」みたいなご希望があればメールをください。
4名までの少数で楽しく開催してみたいと思っています。

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矛盾点の統合と理解 [占星学]

150度における矛盾点を書きましたが、これはもう、「エイリアンサイン」になるのでまったく質の違うものとしてとらえたらあきらめもつきますし、無理に統合しようとしなくてもいいと思います。
ただ、スクエアにおける矛盾点の場合、全く違うといっても反発しあう性質同士なので、頭の押さえつけあいのようになった場合、負けてしまった性質のほうにかなりのストレスがかかります。

なのでいかにしてどちらもの長所を生かし、反発する部分をいかに理解していくかということが問題になるとは思います。

スクエアになる場合(アウトオブサインもありますが)概ね三区分が同じですから、活動宮同士だとどちらも我が強く仕切りたいという面があるのでぶつかるのですが、それぞれ得意分野は異なりますので人の得意分野にまで首を突っ込まないというルールを決めれば案外サクサクことが進む長所も持ち合わせています。
活動宮は概して単純明快な性質なので、年功序列が大事で、年長者をたてるとか、師弟関係で師匠を尊敬するというような間柄の場合だったらさほど摩擦は生じませんが、逆の場合がちょっと大変でしょう。
特に昨今、上司が自分よりも若いというケースもあります。
例えば、蟹座の部下と天秤座の上司の場合だったら、割と摩擦は少な目なのですが、逆に蟹座の上司と天秤座の部下の場合は、部下のほうにかなりストレスがたまりやすいかもしれません。
天秤座はオフィシャルな場面に個人感情を持ち込むことをとても嫌いますが、蟹座は比較的好き嫌いの感情が表に出やすいため、年下の上司がお天気やさんのように接してしまうと、それを一旦飲み込んで冷静になろうとする天秤座としてはプライドが結構傷つくし、面倒だと感じます。
ただ、天秤座はその場限りの美辞麗句は比較的得意ですし、その場を丸く収めるためならそういうことは面倒だとは思わないでしょう。蟹座は自分の家族や愛する者に対しての優しさはピカイチですし、そういった内輪の話が好きですから、蟹座上司の子供や恋人などの良い面を言ったり、その人のかわいらしさをほめたりすると上機嫌になるので、場を収拾でいることも多いと思います。

知り合いで、太陽蟹座で月が牡羊座のスクエアの人がいますが、彼女は専業主婦志望で、子供が大好きなのですが、ご主人が彼女に仕事をしてほしいというので手伝っています。でも、月が牡羊座なのでてきぱきと仕事をしてしまうため、どんどん忙しくなっていき、子育てがおろそかになると常にぼやいています。彼女の場合、お子さんの都合に合わせて仕事のシフトを組むというわがままを許すことで保てると思いますので、そのようにアドバイスしたら何とか今は円滑に両立しています。
実際専業主婦になっていたら時間もエネルギーも余りますし、暇は彼女にとっては苦痛以外のなにものでもないので、お子さん主体の仕事の仕方をする、ということで折り合いをつければいいのです。

不動宮同士のスクエアが案外厄介で、それぞれが頑固で意志が強いため、一旦ぶつかった場合修正しにくいでしょう。不動宮は概ね職人気質なので、自分のテリトリーに関して意見されることを嫌いますから、得意分野は相手に任せてもう、口出ししないでもし失敗したら本人に責任を取らせれば責任感は強いですから何とかすると思います。相手の陣地には介入しないということが不動宮同士の暗黙のルールかもしれません。途中経過はいらないので、結果オーライ、事後報告という割り切った関係でいることが一番ぶつからない得策かもしれません。水瓶座の母と蠍座の次女がそうですが、これはもう、娘が子供のころは母の過干渉でその都度ぶつかっていましたが、娘が大人になったせいもあり、母の場合とりあえず自分の言ったことに反発さえしなかったらいいので、ハイハイととりあえず聞いておいてあとは流すという処世術を身に着けたせいで、摩擦はなくなっています。昔は特に娘の服装がまあ今風の流行を追うのに対して、母の中では奇抜なファッション=非常識、という論理があって、絶対に耳を貸さなかったので喧嘩ばかりしていましたが、母が好きな色とか柄のものを着ていたらとりあえず機嫌がよかったので、娘に私がよく母の前では着るべき服を着せていました。

柔軟宮同士は比較的柔軟というのもあって、違うものを排除しようとかはあまり思わないのですが、とりとめのない状態いわゆるカオスになるケースは多々ありますので、期限のある仕事などを一緒にしているような場合は、ちょっと折り合いをつけてもらわないとことが運ばないという欠点があります。
これは私自身、アセンダントの射手座と月の乙女座のスクエアで、常日ごろ葛藤していることなのですが、確かに射手座重視で自由に真新しいことをしようとすると、乙女座のほうが慎重になれとダメ出しをしてきますから、射手座のほうが抑えられることが多い気がします。そうなるともう、ストレスはたまるわけで、遊びたいとか逃げ出したいとか、もっといい加減に物事をしてやりたいというような「悪魔の声」がささやきます。
なので、私自身は煮詰まると遊びに行くとかして、自分を解放するようにはしています。
仕事が忙しいとついつい型にはまり、面白味のない生活パターンに慣れてしまう面があるので、知らず知らず不満が出てきます。それが爆発する前に友達とどこかに出かけたり、愚痴を言い合うなどしています。
柔軟宮同士のスクエアは、愚痴を言うということで案外発散できます。
射手座のお母さんと乙女座の娘さんがいて、普段は仲良しですが、お母さんに余裕のない時には娘さんの「正しさ」で追い込まれてはヒステリックな対応をしてしまうと嘆いています。射手座は雑ですが迅速に対応できる星ですので、乙女座に小言を言われたらそのことに反発するのではなくとりあえず何かしら行動で示すということで解決できるはずです。議論をしたところで乙女座のほうが勝ちますから、射手座は行動で勝つことです。このお母さん、娘さんの小さなSOSにもすぐさま飛んでいくというすさまじい行動力がありますが、その都度「大したことではなかったのにホントにもう、大変なんだから」と言いつつもどこか嬉しそうですし、柔軟宮同士はなんだかんだ言ってもまだ救いは多いです。
ただ、娘さんが射手座でお母さんが乙女座だったらまあ、娘さんは家にいないでしょう。乙女座のお母さんは友達にせいぜい愚痴を聞いてもらうなりしてストレスを解消するといいでしょう。

そのように、スクエアは互いに相手に対して不満を感じやすいですが、それをまともに受けていたら争いばかりでどちらも気分がよくないですし、柔軟宮には「逃げる」という得意技はあるのですが、そのほかの活動と不動の場合「逃げるなどできない」という星ですから、だったらせめて「かわす」という処世術は身に着ける必要はありそうです。

受け止め方次第で、案外仕事などは意外な発展性を見出せるというこの相性は、乗り越えたときに非常に心地よさを覚えられるものでもあると思います。

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