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T土星とT冥王星の違い [有名人]

トランジットの土星も、冥王星も現在山羊座にいますし、どちらも長期滞在する星です。
ただ、土星のほうは今年は11度ぐらいまでしか進まないので、山羊座や活動宮の第一デークの人には影響を及ぼします。
一方、冥王星はすでに山羊座の20度付近にあるので、山羊座や活動宮の第三デークの人に主に影響を及ぼします。

ですから、同じ山羊座でも、第一デークの人と第三デークの人とでは感じ方がかなり違うように思います。

土星はやはり試練を与える星なので、正直「楽しい出来事」とはあまり縁のない星ですし、地道な努力が苦手な人にとっては重苦しい星になります。

でも、冥王星は確かに徹底的に環境や状況を余儀なく変化させる惑星ですが、一方で蠍座の守護星でもあるので、異性を引き付けるという意味合いにもなる場合があります。

今朝、思わず眠気の吹っ飛ぶようなニュースが飛び込んできましたが、玉木宏さんが遂に結婚というニュースで、それ自体はまあ、年齢的にもあり得ることだし・・・とは思ったのですが、驚いたのがお相手でした。
木南晴夏さん・・・まさか、彼女が玉木さんのお相手だと思った人は、ほとんどいなかったのではないでしょうか?
さっそく相性を見てみました。
太陽同士は150度で、(わが夫婦と同じ山羊座と獅子座)月同士も150度なのでさほどしっくりこないのですが、太陽と月を交差させるとどちらもトラインになります。
30代のお二人にとって、熱愛とかではなく、「現実」としての「結婚」を意識した相性でしょう。
縁もそこそこあるし、120度になる惑星も結構あります。そして、何と言っても90度が少ないのと、玉木さんのドラゴンヘッドが獅子座なので、木南さんの太陽星座ですから、良縁なのです。

どちらもそこそこ恋愛経験を経たからこそ、穏やかさとか安定を求めたと思います。
木南さんはどちらかというと、猟奇的な役柄を演じることも多く、個性派女優さんですが、牡牛座に月を持ち、感受点も多いので、案外おっとりしていてマイペースなんだと思います。
一方、玉木さんはテレビ等では結構潔癖な印象ですが、本人がそうなのであって、人にそれを強要するタイプでは決してないという気がします。
自分が神経質な人は、逆に相手がおおらかな方が楽だというケースだと思います。

玉木さんレベルになると、もしかするとお相手は美人で彼と同じぐらいの超人気女優かと一般的には考えやすいのですが、性格の良さで女性を選んだということで、より一層株が上がったのではないかと思います。
木南さんは主役を張る女優さんではありませんが、きっと家庭的でお高くとまったところのない人なんでしょう。

女性によく「男を見る目がある」とか「ない」とかの言い方をしますが、男性にも「女性を見る目がある」というのは言えるかもしれません。
同じようなパターンで、福山雅治さんも、仕事よりも家庭を重視するタイプの吹石一恵さんを選んだということで、一時的には福山ロスという現象に陥った人もいますが、吹石さんが一切表舞台に出てこないこともあって、福山さんは株を下げなかったように思います。

玉木さんは山羊座23度の太陽ですから、現在もろにT冥王星と合になっています。出生時間はわからないので、どのハウスでの合かはわかりませんが、木南さんの金星が蟹座なのでソーラーチャートだと7ハウスですし、木南さんのほうから見ても、玉木さんの金星が水瓶座なので、ソーラーチャートで7ハウスにあります。お互いに、惹かれあったのも不思議はないですし、これはやはりT冥王星現象だと思います。

お客さんでも、冥王星がらみの山羊座さんは恋愛面でそれを使ったという方が結構います。
まあ、あの、山口メンバーさんのように、欲目からすべてを失った原因として冥王星が絡んだ山羊座さんもいますが・・・。

私のように山羊座の第一デークの人間にとっては、T土星がずっと居座っているので、漬物石を乗っけられた感は延々続くわけで、いいことがあっても同じだけ嫌なことも起きたりと、なかなか気の抜けない時期ではありますが、私は冥王星がネイタル金星と2ハウスで合なので、経済的には少し潤っている気はします。
その分出費も多いのですが・・・。
やはり土星があると結果として「プラマイゼロ」の運勢になるようです。

土星はあくまでもブレーキですから物事に制限を加えますが、冥王星は爆弾のようなものですので、とんでもない事態を引き起こす場合もありますが、それがとんでもないハッピーな事象につながる場合もあるわけです。
ただし、木南さんは柔軟宮に星が少ないのでやや融通は利かないというか、自分一人でなんでも抱え込む傾向がありそうなので、我慢せずなんでも玉木さんに相談したり頼ったりすることで、玉木さんは割と柔軟な性格のようですし、秘密のない、誠実なご夫婦になるんじゃないかと思います。

マスコミにも気づかれずに愛を育んだお二人、案外うまくいくように思います。

冥王星は怖い星というだけではないという良い例ですね。
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米朝首脳会談を読む [占星学]

2018年6月12日9時 シンガポールにて史上初となる米朝首脳会談が行われました。
で、さっそくホロスコープを作ってみました。
日本とは1時間時差がありますから、日本時間10時で作ってみました。

パッと目につくのが水のグランドトラインで、一見すると平和な感じ、しかも蟹座のアセンダントに対して木星と海王星で作られたグランドトラインですから、まさに「慈愛に満ちた」感じのホロスコープです。
ただ、7ハウスにはリリスと冥王星の合、さらには火星までいて、リリスと冥王星の合はまあ、両首脳が会うというだけでも画期的で、カリスマ性のある二人を示していますが、なんというか、表向きは笑顔でやわらかい雰囲気ですが、実は腹の探り合いだったりして…というようなものを感じるホロスコープでもあります。

月は牡牛座で11ハウスですから、4ハウスの木星と合わせてもまあ、結果的にはよかったということにはなるのかもしれませんが、相性的にも決して合うとは言えない双子座・月射手座の満月生まれの、自己顕示欲の強いトランプ氏と、山羊座・月蠍座でお腹の中がまったく読めないようなキムジョンウン氏(生年月日が正確かどうかは謎ですが)なので、今回の会談はトランプ氏のパフォーマンスという感じでしょう。

実際、トランプ氏のネイタルチャートのMCの真上に月があった時間で、彼の人気運を示すようなものだし、
トランプ氏のアセンダントにはプログレスの太陽がバッチリ載っていました。
今月14日の満月の日に72歳の誕生日を迎える彼はまさに今、ソーラーリターンですが、確かに画期的なことを成し遂げたとは言えるのですが、前途は結構多難だと思います。
ジョンウン氏の運気が山羊座だとしたらまあ、厳しい時期ではありますから、彼もまた大変だろうとは思いますが、大統領としての地位を確立させたいトランプ氏のほうが今後の動きは重要になってくるでしょう。

ジョンウン氏にとってもこの日はそんなに悪い日ではなく、ネイタル太陽の上に例のT冥王星とリリスの合が載っていましたから、トランプ氏に負けじと劣らない風格は見えましたし、ネイタル月にT木星が載っていますからトランプ氏も、「侮れないやつだ」と感じたでしょうし、今日の振る舞いは好意的に受け止めていたようです。

まあ、ホンワカしたホロスコープですので、何かが決定的に決まったというようなインパクトはあまり感じないですね。実際、この時間帯は、月のボイドでしたし・・・。
今後は、ことを強引に進めようとしたほうが分が悪くなるような、そんなホロスコープだと思います。

パフォーマーでビジネスマンとしての才覚はあるトランプ氏と、人を容易には信用しないであろうしたたかなジョンウン氏が再び顔を合わせる日は果たしてあるのでしょうか?

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OL [ドラマ]

私はOLロスになってしまいました・・・

って、会社員として働いたことがないからなのか?ということではありません。
OLロスというだけで何のことかわかった人は、かなりのツウだと言えますが、
OLとは「Office Lady」のことではありません。
「Ossan's Love」
そうです。きのう遂に終わってしまったドラマ「おっさんずラブ」のことなんです。(笑)

このドラマのタイトルを見ただけで面白そうだと思ったので見ていたのですが、普通にいうところの
ボーイズラブの話ではなく、純愛ものだったし、切なさあり、笑いあり、涙ありで、最終回は不覚にも
泣いてしまいました。

こんな世知辛い時代によくこんな面白い脚本を書いてくださったもんだと感動します。

主人公の「はるたん」こと春田創一役の田中圭さんは、以前から好きな俳優さんでしたが、このはるたん役は
彼にとっても代表作になるのではないかと思います。
普通に巨乳の女性が好きな33歳のモテないサラリーマンなのに、なぜか突然男性にもてまくり、その優柔不断な性格が功を奏したのか、いつしか男性と恋愛?することになじんでしまったという話なんですが、
「おっさんず」となっているのは、はるたんの上司、黒澤武蔵役の吉田綱太郎さんの目線からなんだと思います。

吉田さんはどちらかというと、あくの強い役が多いし、怪演というにふさわしい役者さんですが、今回の役はもう、「乙女」な役で正直「かわいい」という形容がぴったりの役で、さすがに何でもこなせる役者さんだと思いました。

もう、恋する乙女以上に乙女チックで、しかも普段は仕事のできる上司…というギャップに「萌え~」となった人も多いのではないでしょうか?

そしてもう一人、後輩として入社してきて、ひょんなことから同居することになって、家事が大の得意でそんな彼にはるたんは重宝していたら突然シャワーを浴びているときに「巨乳じゃないですが巨根じゃだめですか?」とその唇を奪って告白してきた牧君役の林遣都君もまた、このドラマで新たな飛躍を遂げたのではないかと思います。

この3人の三角関係?がメインになるのですが、ドロドロしたところがまるでなく、どの場面も笑えてしまい、時にははるたんの鈍さに泣かされたりもして、見ているほうもほろっとする場面が多々ありました。

視聴率はさほど当てにできない時間帯のドラマなんですが、話題性ではたぶん今季一ではなかったかと・・・。

私など、家事が嫌いなのもあって、はるたんがうらやましかったです。
彼はだらしなくて、何にもできないからこそ、なんというか、この場合、男性の「母性本能」?を掻き立てられるのか、はるたんを好きになる男性陣はみなさん家事がうまいのです。
はるたんはものすごく心優しい「いいやつ」だからこそ、余計にくすぐられるのでしょう。
普通は、男性に興味がなかったら、断るのでしょうけど、「いいやつ」であるはるたんは断れなくてズルズル・・・こんな愛の形もあってもいいだろうと、見ていてつい引き込まれてしまいました。

久々に爽やかなドラマだったなぁと思います。

田中圭さんも、ドラマのクランクアップ時に号泣したそうですし、きっと、撮影現場も和気あいあいとしていたんだろうと思います。

2016年に一度単発で放映しているそうなんですが、これを見ていないので、見てみたいです。

正直、今季のドラマはツッコミどころの多いものが結構多く、感動できるものが少ないのですが、「おっさんずラブ」は純粋に感動しました。


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