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矛盾した星の配置 [占星学]

現在、私自身の太陽の真上にトランジットの土星がいます。
でも、アセンダントの真上に木星がいます。

何たる矛盾・・・

引き締めていかなきゃいけない現実があるのに、ふわふわしていて遊びたい・・・。

こういう矛盾に悩む星の配置は案外あるのです。
概ね、隣同士の星というのは、エイリアンサインなんで矛盾を生じます。
私の場合は射手座の解放感と山羊座の閉塞感が同時に来るので、
「いったいどうすりゃいいねん!?」となるわけです。

知り合いの人も、逆にアセンダントが山羊座なのでどうしても普段から言動が生真面目で堅苦しい印象を与えてしまうようなんですが、ご本人は月が牡羊座の初期度数だからか、トランジット木星とはトラインだし、おまけに現在月の近くにトランジット火星もあるしで、行動したいというか、遊びたいようなのです。
でも、周りから「どうせあの人誘っても来ないだろう」と思われているのか誘ってもらえないと愚痴っていました。

私の場合は遊びたいというのが言動にも出ていますが実際は結構家庭の問題で大変だったりします。
山羊座は活動宮ですので、案外家でじっとしていることは好まないのです。
(山羊座のオタクって案外いないのですよ)

来年は射手座と山羊座のせめぎあいが年間通じて起きます。
どちらもルーラーだから余計に強烈です。
世界から見たら日本は下手すると孤立しているかもしれないのに、国民は平和ボケ状態という感じで、
景気の良さも、海外から来ている人の消費力によるところが大きいのに、オリンピックの前年だからとなんとなく盛り上がっているし・・・。

私の土星は射手座29度ですのでこれまた矛盾の塊です。
楽観的になりすぎることを本当は求めているのに、土星で制限してしまいます。
一度でいいからノーテンキになってみたいのに、そんな自分を赦せないストイックな自分がいるし。

しかもこの土星に対して今、トランジット天王星は牡羊座の28度にあるのできれいにトライン・・・。
1ハウスと5ハウスだから遊びたい病になるのも致し方ない状況です。

要するに体力はことごとく制限されているので寒いしいまいち調子はよくないんですが、じっとしていられない気分にあせってしまうのです。

年末はいつも割とゆったりしているのですが、来月は金星は射手座で火星は牡羊座でまたルーラー。
火の星祭りになるし、なんと一つも風の星がないから動き方がダサいしスマートではありません。
もともと風の星のない私は、どうもトランジットに振り回されています。

もう今年もあと一週間だというのに、全然新しい年の準備をしていないのです。
まるで水中で全力疾走をしているような感じで、エネルギーばかり使っても全然前に進まないもどかしさ。

こんな年の瀬ですが、みなさんはいかがお過ごしですか?
射手座と山羊座の矛盾は私ほどはっきりしないとしてもみなさん感じるはずです。

もともと、個人天体にハードアスペクトが多い人は自己矛盾に慣れているのであまり苦痛を感じない場合もあります。
こんな時、ソフトアスペクトはあまり役に立ちません。
苦痛を感じてはねのけようとしてもそんなエネルギーがもともと備わっていないので、面倒になるかあきらめるしかありませんので。

どうやら2019年は「ほどほど」とか「ぼちぼち」というような悠長な気分にはさせてもらえないのではないかというような様相です。
自分の限界値を感じそうな気がするのでちょっと怖いです。
ホッとしたい、ボーっとしたいと願ってもそうはいかなさそうです。

それこそ「ボーっと生きてんじゃねーよ!」とチコちゃんに叱られそうです。

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ボヘミアンラプソディ [娯楽]

観た人みんなが感動したというので、先日のレディースデイに一人で観てきました。

確かに・・・感動しました!

むしろクイーンのファンでない人や、クイーンを知らない人のほうが感動すると言っていたのもわかりました。
私は洋楽はあまり知らないし、クイーンもヒット曲は知っていますが、知ってるという程度で、フレディーマーキュリーがどんな人だったかとかそういったことまでは知らなかったので、純粋に1100円でクイーンのライブを観たようなお得感がありました。

やはり日本とはスケールが違います。
ライブエイドの会場を撮影するためにいったい何人のエキストラを用意したのだろうというぐらいの人で、それがみんな本当に感動している感じだったし・・・。(CGを使っているにしても)

何よりもメンバーの「そっくりさん」なんでしょうけど本当に立ち居振る舞いもすべて似ていてビックリ。
特にブライアン・メイは背格好までそっくりで、本人はまだご存命だし、本人が若作りをして出ているのかと思ったぐらいでした。

フレディの孤独さがとてもうまく表現されていて、何度も泣かされました。
人種差別・外見のコンプレックス(歯が出ている)・バイセクシャルであったこと・エイズにかかってしまった・・・と本当に彼は人生を駆け抜けたのですが、それだけ凝縮されていたような人生で、あの繊細さはいったい何座なんだろうとまた職業病で調べてみました。

出生時間は残念ながら不明のようですが、乙女座生まれでだからマーキュリーなのかとも思ったんですが・・・。月は射手座か山羊座ですが、いずれにしても月と天王星がオポジションでそこに太陽で調停を取っているので、自由恋愛とか破天荒な振る舞いもありますが、実際は繊細な完璧主義者だったんだろうなという気がします。天王星のアスペクトが多いので、やはりチャンスも多いけれどハプニングやアクシデントも多い、波瀾万丈な人生だったと思います。ソーラー6ハウスが水瓶座でその主星天王星は免疫疾患のエイズにかかったことも何となく運命的なものも感じます。出生時間はわかりませんが、彼の星はすべてソルスティスポイントで見ると見事に蟹座土と山羊座0度を結んだ線で分かれているのでこの線上にある月と天王星はアセンダントとディセンダントになっているような気がしないでもありませんが・・・。しかも、水の星が一つもないので、愛し方が下手だったと思います。父親に対してもだし、生涯の友だったと言われているメアリーに対しても、最期をみとったと言われているジム・ハットンに対しても複雑な気持ちを抱き続けていたように思います。

観た人の感想でもあるように最後の20分間のライブ映像はもう、圧巻です。

何度も観たくなるというのもわかります。日本のことも大好きだったと言われているフレディですが、古風な一面があったんだろうなという気もします。常に愛を求めていたけれど求め方がへたくそだったために誤解されることも多かったでしょう。
でも、最後にメンバーと和解できた時のシーンとか、レコーディングのシーンなども私的にはすごく好きでした。バンドでなければ味わえないグルーブ感というのが非常にうまく描かれていたと思います。

平日でもう、映画公開から6週目だったにもかかわらずすごい人で、高校生がいっぱいいたのが印象的でした。
この映画はおすすめです。
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今季ドラマ総括 [ドラマ]

今季のドラマも、私が見ていたドラマだともう「下町ロケット」以外は終わりました。

今季は割といいドラマが私的には多かったので、結構見続けました。
日本のドラマはいわゆる視聴率は、勧善懲悪ものとか、刑事もの等がどうしても高くなりますが、私はあまり視聴率の良いものより、脚本家で見るところが大きいので、その意味では割と今季は好きな脚本家さんが多かったのもあって、内容はなかなか良かったというものが多かったなぁというのが正直な感想です。

月9の「スーツ」は鈴木保奈美さんがかっこいい50代になっていたのと、ファッションが素敵だったので見ていたのですが、内容的にはちょっと中島裕翔さんが出過ぎのような感じで、個人的にはあの「カンチとリカ」の掛け合いがもう少し見たかったです。

火曜日9時からの「僕らは奇跡でできている」はなかなか深い話でしたし、個人的には好きなドラマでしたが(動物好きというのもあって)最終回で主人公が宇宙に行くというのはややありえない発想になってしまっていたのが残念でした。まあ、榮倉奈々さんの演じていた歯科医さんと恋愛…というのはちょっと違うし無理やり終わらせるにはそうなってしまったのでしょうけど、このドラマで出てくる高橋一生さん演じたちょっと変わった主人公の言う言葉には結構深いものがあって、「なるほど」と思いましたし、生きるのが楽になる方法を教えられた気もしました。

10時からの「中学聖日記」は、これもまたありえないとかいろいろ批判されていましたが、脚本がよかったので私は期待して観ていましたし、新人の岡田健史君が久々に硬派でなかなかのイケメンで、今後の活躍に期待ができそうな子だったので観ていましたが、最終回は号泣もので、期待を裏切らないものでした。
恋愛ものにあまり感動しないのですが、実際に男性が10歳年下のカップルなど今や珍しくないし、これはただ先生と生徒だったということだけが問題だっただけで、このハッピーエンドは納得できたのですごくすっきりしました。純愛を貫き通し、変なラブシーンもなかったので良かったです。

水曜日10時の「獣になれない私たち」も、「逃げ恥」と比較されて何とも視聴率は伸びなかったみたいですが、それなりに深い話だったし、私的にはガッキーが好きだしよかったです。ただ、松田龍平さんより、田中圭さんが演じていた男性のほうが、ちょっと情けない面もあるけれど私は好きだなぁと思っていましたがやはり振られてしまいました。このドラマは脇役が光っていましたし、それなりに面白かったです。黒木華さんも新しい一面が出ていましたし・・・。

木曜日はまあ、王道なので、「リーガルV」は見てましたが、これはもう、全く米倉涼子さんがあの、「失敗しないので」の大門未知子そのもので、一種の娯楽として見ていましたが、大好きな向井理さんが出ていたので、嫌な奴のようだけど、実は本当は絶対にいいやつだと信じていた通り、最終回でのやり取りが秀逸でした。向井さんはツンデレみたいな役をさせたらもう、天下一品だなと思います。
10時からは「黄昏流星群」も「ネタ」として見てしまいましたが、これはもう、出演者のすべてがミスキャストすぎて・・・。「中学聖日記」や後述の「大恋愛」の最終回は見事な納得いくエンディングだったのに、このドラマのハッピーエンドは無理がありすぎてツッコミどころ満載すぎて・・・。中山美穂に何の魅力も感じなかったんで、イタイ!と思いつつ観てしまっていました。

金曜日の「大恋愛」これはもう、最初から脚本家さんも好きだし、きっといいドラマになると期待していた通りでした。戸田恵梨香さんは生意気な役柄も多く、ご本人も割と気の強い人だし、正直あまり好きではなかったんですが、このドラマでの彼女はとにかく「こんなに人を好きになったらかわいい笑顔になる人なのか」というぐらいきれいでした。ムロツヨシさんも、コメディアンみたいな役柄が多かったですが、シリアスなドラマでもなんら問題ないぐらいうまいし、今後は阿部サダヲさんのような感じになっていくのではないかと思います。
これまた最終回はムロさんがうますぎて号泣ものでしたし、怪演だった小池徹平さんもよかったですし、出ている人みんながうまかったので安心してみることができた上質のドラマだったと思います。

と、今季は結構恋愛ものが多かったですが、それなりに感動できたので良かったです。

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知らんけど(笑) [ひとりごと]

もう、2018年もあと二週間だというのに、今月はまるで記事を書いていなかったことに気づきました。
どうも、毎日やはり土星のせいか、すべての動作が鈍くなっていて、思い立った時に書かないと忘れてしまったり、面倒になったりでダメですね~

おかげさまで3日の名古屋イベントは大盛況のうちに終わりましたが、自分の中でそこにエネルギーを使い果たした感があり、日常生活がかなりいろんな面で特に寒くなったせいもあり、億劫になっています。

パソコンの前に長時間いることができにくい状況だったりもします(家族の平均年齢も高いため、冬場はみんなが調子を崩しますので)。
さらに最近の悩みは、我が家の愛犬マロ君が、年齢も10歳で人間でいうと60代ぐらいなんで、免疫力が低下してきて、皮膚疾患がひどくなってきました。
なので、特殊なシャンプーで3日置きぐらいに洗ってもらっていますので、それで時間もお金もかかってしまいます。
正直我が家では私が一番若いという情けなさで…でも、来年早々私も還暦ですけどね。

そんな中で、母も病院に連れて行くことが多かったりで運転できる娘に半休を取ってもらったりすることも増えてきて、家族と話す機会も多いんですが、今やってるドコモポイントのCMで「知らんけど」というのがありますが、あれ、ホントに関西人特有の話の終わらせ方なんですよね。
これ、誰の声かと思ったらロッチだったんですね。(いまだに私はロッチの中岡さんと、らーめんずの片桐さんの違いがわからない・笑)
うちの娘と主人も、実はよく聞いてると「知らんけど」というのをよく使うんです。
この二人は根っからの関西人なんで、無意識に使うんでしょうね。

でも、私は東京生まれで母親も三重県で若いころ東京にいたので、ほとんど使いません。
ただ、関西在住歴は長いので、かなりうつってると思いますし、正直「知らんけど」と言われても
別段何の違和感もなくきています。

でもこれ、関西人特有のようで、関東の人にはかなり衝撃的なようですね。

「知らないのになぜいうのか」と思うようで・・・。
最近でこそ、関西のお笑い芸人さんが東京進出することも多く、関西人のノリツッコミに東京の方も慣れてきたと思うんですが、「知らんけど」という語尾をそのまm聞いたら確かに無責任極まりないですよね?

もちろん、言い逃れの意味でいうこともあります。確信の持てないことに対して「知らんけど」ということで「責任はとれないよ」と後押しする意味合いでいうことがあります。
でも、たいていは相手に対しての思いやりからくる、関西人特有の婉曲表現だと思います。

最近何を言っても炎上するとか、特にネット社会だと言い切ってしまうと何かと問題になりやすいですね。
M-1での武智さんと久保田さんが審査員の沼恵美子さんに対して暴言を吐いたということで、かなり騒然としていますが、彼らも「知らんけど」と一言最後につけ加えたらもしかしたらもっと笑いで終われたか、ここまで批判されずに済んだのかもしれません。

関西人の言語は、ふざけているのかと思うような意味合いに取れたりすることもありますが、たいていは
物事を丸く収めたいという、商売人特有の言い回しのように思います。

でも、私のような仕事で、鑑定結果に対して「知らんけど」などと言ったらそれこそ無責任極まりないのでとても言えませんが、話のオチとして使用する場合は、場が和らぐこともあるようです。

例えば誰かに内容を話したとしてもあくまでも自己責任でお願いしますよ、という感じがニュアンスとして含まれていると思いますので、いわゆる「穏便に」とか「よろしゅうに」というような感じと似ていると思います。

標準語で「知らないけどね」などというと本当に無責任だ!となるでしょうけど、関西弁っていうのは響きが柔らかいのもあって、本気で腹が立たないですね。
ただこれも関西人だからであって、関東の人が初めて関西に来たら、早口だし、怒っているのかと思う人もいるようです。
「アホ」と「バカ」はどっちがいいかというのもありますが、関西人は「バカ」と言われると馬鹿にされたような気分になるので嫌いですね。「アホにされた」とは言わないですから・・・「アホ」には愛があるけど、「バカ」にはないような・・・(知らんけど・笑)

私自身、4歳で大阪に来て、最初は標準語で話す自分を笑われて「わたしね」というと「わたしやって~」とかいちいちからかわれたので、カルチャーショックを受けていましたが、次の日になったらごく普通にしゃべっているんで、特に問題なく徐々に関西人らしくなってきましたし、今ではもう完全に大阪のおばちゃんです。

友人で「ええんちゃう」とよく言う人がいましたが、これもまた関西人特有の言い方でしょうね。
まるでこっちにゆだねるような言い方ですが、そうすることで責任は誰にもないという感じになりますので、これは思いやりだと思います。
おごってくれた時に「いいん?」と言ったら「ええんちゃう」と言われると妙に恩着せがましくもないし、遠慮する必要もないんだと思えてすごくうれしかったのを覚えています。

語尾をあえて言い切りにしないという関西人特有のユーモアのある言葉運びなんだと思います。

と、一人の関西人としてつぶやいてみました。知らんけど。(笑)


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