SSブログ

意識的に星を使うこと [占星学]

いろんなホロスコープを観てきて思うのですが、マジョリティや、突出したハウスとか突出したアスペクトというのは、むしろ飽和状態のせいか、意外と使わない場合があります。
いくら好きなものでも多すぎるとおなか一杯になるように、マジョリティなどは自分自身でも飽きてしまうのかして、逆に一つだけ性質の違う星があったらそれを使いたいと思うのがどうも人間の性のように思います。
ソフトアスペクトもそうですが、別段意識して使わずとも、才能としてもともと備わっているせいか、気づかない場合も多いのです。
ホロスコープを読む際に、確かに特徴的なパターンをつかむには、マジョリティとか、三区分・四区分でどのタイプに星が多いのかとか、コンフィギュレーションを見ていくのですが、その特徴を意外と使っていない人は多いのです。

もちろん、緊張状態にない家の中とかでは無意識ですのでその特徴的なものは出てきますが、オフィシャルな面とか人と会っているときなどはむしろ意外な星が使われていることがあります。

私自身は地の星が個人天体はほとんどなので、「まじめ」とか「実直」とかいうようなイメージは自分でもいい加減面白味のない人間だと思われているみたいであまり好んでいません。
ただひとつ、水星のみ、射手座ですから、しかも上昇星でもあるので意識的に水星や射手座の部分を出している気がします。
イーストポイントという、どう見られたいかというポイントも射手座にありますし、射手座の明るさや大胆さ、楽観的な面をやはり持っていたいという願望は大きいと思います。
ただ、一つもない風の星は意識しても使えないので、占星学を学ぶということでどうやら補っているようです。
ないものねだりの精神か、風星座の人の「さわやかさ」「軽やかさ」はまねできないのもあって、憧れます。ただ、ドラゴンヘッドやキロンなど前世のカルマを示すポイントはことごとく風星座にあるのでやはり風星座の持つ性質に対してのあこがれは前世からのカルマなんだろうと思いますから、仕事でご縁のある人はライツが風星座の人が非常に多いのです。

あと、太陽星座よりも、金星の星座のほうが普段の人間関係においては使っていることも多いのです。
私はこれもまた金星と太陽が同じ山羊座なんで面白くないのですが、太陽が風星座で金星が水の星座などの人のほうが太陽星座が水の星座の人よりもウエットで優しいと感じることのほうが多いのです。
もちろん、プライベートで関わったら違うのかもですが、いわゆる「よそゆき」「たてまえ」で関わってる場合は、金星の星座というのは侮れないと思います。

ですから太陽星座が水の星座でも、金星が風星座だった場合意外とクールですしドライです。
私の家族は主人も娘二人もみんな金星がそういえば風星座だ!だから私がしょーむないことを言ってもスルーされるんだと気づきました。
私の場合本音とたてまえにさほど差がないからです。

太陽星座に関係なく、金星が魚座・蠍座の人とはなぜか波長が合うのです。山羊座とはコミュニケーションを円滑に行える60度の相性になるからでしょう。

男女の相性でも金星とライツはもちろん大事になるのですが、普段の人間関係総合的に見る場合も金星は大事だと思います。

ひとつだけ違ったエレメントだったり、三区分で異なっているような惑星は意外と意識して使うと人生に彩を与えるものです。

といってもやはり最終的には使いやすい星を使うものなのですが・・・。

偏りの多いホロスコープを観たときに良く思うことなのです。


占星学やタロットについてもっと知りたい方、占い鑑定や鑑定レッスンをご希望の方はセレーネ・沙湖のホームページへどうぞ

★セレーネ・沙湖の占星カウンセリング
http://sacorin.com/

nice!(2)  コメント(0) 

木星が山羊座入りして思うこと [占星学]

今月3日にトランジットの木星は山羊座入りしました。
いろんなところで言われていると思いますが2020年は、かねてから山羊座に鎮座している土星・冥王星の厳しい師匠みたいなコンビとともに木星が山羊座入りするため、「トリプルコンジャンクション」なる現象が起きます。
この三惑星がコンジャンクションを形成するなどということは、たぶん生きている間には一度も経験しない人のほうが多いのですが、来年は一時的に土星は4月から6月ごろまで水瓶座に一瞬だけ移行しますが、おおむね山羊座にいます。三惑星すべてがぴったり合にはなりませんが、11月には木星と冥王星がほぼ合になるため、土星もオーブ4度ぐらいで合になりますのでこの時期はトリプルコンジャンクションになります。
私自身も、かねてから来年は一大決心をする時期だという覚悟はある程度あるのですが、11月というのが非常にターニングポイントになるのかなと思っています。
私は山羊座の太陽が1ハウスなので自分自身にフォーカスされますが、どの人も山羊座がどのハウスに当たるかによって、そのハウスである種の決断を強いられることがあるかもしれませんし、今まで努力してきた人には土星・冥王星の厳しい師匠がギフトをくれるでしょうけど、だらけてきた人にはむしろ試練を与える可能性だってあります。
今年は山羊座の土星・冥王星はほぼ並行して動いたのですが、それがどのハウスで動いたのかで、土星と冥王星が与えた宿題を頑張った人に来年はご褒美が来るということになります。

私は土・冥は2ハウスでしたので、総じて金銭面での問題がカギになっていました。
本当は頑張って貯蓄したりすべき時期なのですが、そういう時に限って大金が必要になります。
既に大きな買い物を二つもする羽目になっているので、1ハウスに木星がいたのもあり、どうしても自分に厳しくなりえず、お金と上手に付き合えたとは言い切れません。来年は同じように1ハウスから2ハウスに移行する木星は、さらなる出費を余儀なくされそうな気がします。2ハウスを木星が通過するときはたいてい、大きなお金が出ていくという解釈です。
まあ、ある程度お金はあるのですが、それがしっかり出ていくわけです。
奇しくも主人も土・冥こそ3ハウスなのでコミュニケーションが乏しいのかもですが、木星は2ハウスですから、夫婦して大金が出ていくのです。
主人の実家をリフォームしますので・・・。

仕事に邁進したいのにどうも、北半球を主な星が通過するため、プライベートにシビアな問題が続出します。
ただ、打開策が見えてくるのではないかという楽観的な見解が可能になるのもまた木星ですので、何とか踏ん張りたいです。
今年はどうもお金が出ていくという印象ばかりの一年でしたが、来年は無駄な出費を抑えて、本当に必要な出費をしなければならないと思います。
断捨離、来年こそは本気で取り組みたいと思います。

今月26日には令和元年最後の日蝕が山羊座4度で起きます。この日蝕はまさに木星と合になるので、私にとっては1ハウスですから良い決断を促すことになってくれたらうれしいですが・・・。

来年6月21日に蟹座0度で日蝕が起きるまで、自分自身をポジティヴに保つことが肝心でしょう。
今月の26日は皆さんにとっても非常に大事な時期だと思いますのでぜひ山羊座4度が何ハウスにあるのかをチェックしてみてくださいね。

image4.jpeg
nice!(2)  コメント(0)