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ハードアスペクトを有効に使うこと [占星学]

将棋の藤井聡太7段が、いろいろ記録を塗り替えようとしています。
しかも飄々と、呼吸するみたいにサラッとやってのけるから彼の場合不思議です。

風の星座の子かと思ったら蟹座なんですよね。しかも月も蠍座で水の人だったとは・・・。

出生時間もわかるので以前からホロスコープは観ていたのですが、月の蠍座が醸し出すあの老成した落ち着き。(でも、明石家さんまさんと同じライツなんですけどね・・・さんまさんも余計なことは案外言わないので、実はしっかり組み立ててしゃべってるんですけどね)

藤井七段の強みは、やはり10ハウスに現在もT火星が通過中であることで、ベテラン棋士の方に非常に強いところです。若手の人にはあっさり負けてしまうところがありますが、いわゆるベテランの人には引けを取らないところがあります。もともとリリスが10ハウスですから、多分若くして地位を確立するとは思いますが、ゴルフの石川遼さんが若くして偉業を達成して以降、低迷が続いたように、あまりに早くに注目されることによって、一種の「燃え尽き」のようにならないかが心配です。

ただ、藤井七段はどうも、マイペースのようですし、あまり風評に左右されないメンタルを持っているようです。風がどこかにあるはずだと思えばアセンダントが双子座です。
偉業を達成していてもどこか他人事のような感じだし、いたって変わりません。

でも、彼の太陽は蟹座25度ですから、現在長期滞在中の山羊座にある木星・冥王星さらには水瓶座0度の土星も合わせたトリプルコンジャンクションに対してオポジションです。これをうまく生かして勝負ごとには使っていますね。
彼の太陽は水星・木星とトリプルコンジャンクションです(あれ?確かせいやさんも同じパターンだったはず)でも、彼はそれが2ハウスですのでまあ、若くしてお金を稼いでますんで、当然ですが、自分の将棋には自信を持ってるんでしょうね。

これから半年ぐらいの間、T火星は彼の10~11ハウスを通過しますので、さらなる活躍が期待できそうです。しかも今年はアセンダント付近をTドラゴンヘッドが通過するので、対戦者にも恵まれるでしょうし、1ハウスのプログレスの月がありますから変化運で、運気そのものが強いのです。

活動宮に星が集中する今年、蟹座第三デーク生まれの彼にとってはそんなにたやすい時期ではないのですが、日ごろから努力の虫のような彼にとっては、良い結果しかもたらさないのです。
根性がなかったらめげてしまうような配置なのですが、十時間以上もの対局をこなす彼にとって、辛抱とか努力とか忍耐とかは、別段普通のことなのでしょう。

月と水星とその、10ハウスにある魚座のリリスは水のグランドトラインですから、彼にとっては将棋は勝負というより、一種の芸術のような感じで楽しんでいるというのも良い意味で働いていると思います。感覚の鋭さもあり、地頭が良いことも示しています。
気負いというものがまるで感じられないタイプの人は、スポーツなどでもやはり好結果をもたらすことが多いですが、「緊張と緩和」がうまくバランスを取っているんでしょうね。
アセンダントと土星が合であることもまた、彼の忍耐強さを示していますし、何より将棋は純日本風のものですから、海外での対局はほぼないですし、9ハウスに天王星・海王星があり、海王星がややアフリクトされていますので、海外遠征などがあるとちょっと不利なのかもしれませんが、日本国内ではあまり影響しないと思います。

意外と地の星がない彼ですが、(乙女座の金星のみ)浮ついたところなどみじんも感じられません。
幸い、T金星が彼の12ハウスを通過中なので、余計な恋愛問題などに現を抜かすことはなさそうですし、今は将棋が恋人だろうと思います。

本当にこれからが楽しみな藤井七段ですが、周りがいくら騒ごうとも、一切変わらない態度でいつも臨む姿勢は、いい年をした大人は見習わなければならないですね。

まだ17歳ですので、金星期で乙女座だから唯一の地の星が出ていて老成して見えるのでしょうけど、これから太陽の年齢域になった時、不動の人気を得て、さんまさんみたいに流ちょうに喋る藤井聡太君が出てくるのでしょうか?

いずれにせよ、素晴らしい精神力です。
ハードアスペクトもこのように日ごろから努力を重ねている人には、助力にもなります。

なので、腐らずに、不断の努力を重ねるということがやはり何事にも必要なんでしょうね。


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タロットによる7月の運勢 [占い]

久しぶりにタロットで、来月の運勢をざっくり見てみました。

タロット・・・なかなか未来予測に関しては、近未来のことは鋭い指摘をくれます。
以前、2月ごろにいろんな方を占っていてどうも3月だけ「タワー」などの変なカードがどの人を占っても出ていたからそのころはまさかコロナ禍のことなど思わなかったので、「3月気を付けてね」とばかり皆さんに言ってきた気がします。
このように、その時は私は霊感がないので、「何かあるな」「しかもかなりショッキングなことが突然来る」みたいにしか予測できませんでしたが、こうもタワーばかりあるのはなんでだろう?と思っていたことを思い出します。
先日も、ある人を占っていてちょっと困った人がいるんだけど…と言われたので見たらその人とは来月には縁が切れているというイメージのカードだったのですが、案の定、今月いっぱいで縁が切れるということでした。このように、近々に迫っていることに関しては的確に示せるようです。
ただ、もちろん行動するかどうかで決まることもありますので、未来が遠くなるにつれ、人の行動も変化しますから、そこはなかなか予測がつかないのです。
でも、タロットカードは誰でもカード自体は導けるんで、あとは読み方のコツというか「慣れ」でしょう。私のようにもともと霊感もなく、感性の鋭い方でもない人間でも、長年やっているとイメージでつかめてくるものです。
と、前置きが長くなりましたが、7月の運勢です。

牡羊座・・・ワンドA エネルギーにあふれ、やる気が活発化します。仕事や自分のライフワークに対して前向きになんでもトライしてください。結果は自ずとついてきます。

牡牛座・・・ソード5(逆) その時は「勝った」と思っても誰かを傷つけたあとの何とも言えない虚しさを痛感しそう。後悔するなら穏やかな気持ちで人には接してください。

双子座・・・ソードプリンセス(逆) 悪気はないけれど、知らず知らず人を傷つけているかも。冗談のつもりでも相手によっては通じないので言葉の使い方に気を付ける事。

蟹座・・・戦車(逆) 何かに焦っているようです。やる気はありますが空回りしてしまうと結果だけを追い求めてしまいます。プロセスを楽しむゆとりを持つことも大事。

獅子座・・・力(逆) なめられたくないという意識からか、強く見せようと虚勢を張ってしまうところが。本当の強さは力を誇示することではなく内に秘めたものなのです。

乙女座・・・ワンド6(逆) 珍しく早合点しそうなので、普段通り慎重に事を運んでください。人の言葉や態度に感化されすぎていませんか?自分の意思を貫くことが肝心。

天秤座・・・タワー(逆) 思いがけない展開が待ち受けていそうです。いずれにしても真実が見えてきます。多少の争いは避けて通れませんから怖がらず前を向くことです。

蠍座・・・カッププリンセス(逆) 何となくすべてが億劫になっているようで、そんな時に無理に頑張ってもかえって捗りません。本当にやりたいことは何かを考えるときです。

射手座・・・金貨クイーン 地に足がついた考え方ができます。不思議と落ち着いているので精神的にホッとできることがありそう。遠方にいる人とつながると特にいいでしょう。

山羊座・・・金貨A 金運がアップしそうです。加えて人からのギフトが得られそう。頑張ってきたことに対して、見てくれている人はちゃんといますから自分を信じてください。

水瓶座・・・カップキング(逆) 自分でやれることを人任せにしてはいけません。責任はきちんと果たしましょう。「めんどくさい」という口癖は周囲を辟易させてしまいます。

魚座・・・運命の輪 チャンス到来です。持ち前の感覚で運をつかんでください。カンが働くので何となく気が向いたことを始めてみたら大当たりだったり嬉しいことがありそう。

全体的には逆位置のカードが多いのですが、火の星座が割と良いので、やはり占星学でもこれから来年1月までの長期にわたって火星がルーラーである牡羊座に滞在することに起因しているようです。
私自身は金運が回復しそうでホッとしました。6月は大損してしまったので・・・。
(まあ、例の助成金が入ったことにより、少しカバーされましたが)
家族の中で唯一体に不調がないので、頑張るしかないですね。

火星の長期滞在は怖いですが・・・。

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詰めの甘い星 [有名人]

霜降り明星のせいやさんが、どうやらハニートラップに引っかかったようです。
こればかりはさすがに彼がかわいそうだなと思いました。

出生時間はわからないので、正午の時点で月が牡羊座2度ですからもしかすると朝に生まれていたら月は魚座になり、あの渡部さんと同じ「乙女座・月魚座のオポジション」になりますが、せいやさんはどう見てもあまりしたたかなイメージはなく、本質は地象サインらしく真面目だし頭もいいし、今回のフライングは牡羊座の月だなと思います。

ただ、海王星が魚座にあり、今月は火星も魚座にあって合になる時期があったりして、この二つの星が合の時は割と変な精神状態をきたしやすいのです。
乙女座にとっては180度になるため、能動的にエネルギーが変な方向に行きやすいのです。
奇しくも逮捕された河井克行・案里夫妻は夫のほうが魚座・月乙女座で、妻は渡部氏と同じ誕生日でした。つまり乙女座29度の太陽でした。
安倍首相もいろいろお疲れのご様子、乙女座の第三デークの生まれですので、どうも乙女座第三デークにライツのある人は結構要注意の時期のようです。
かくいう私もMCが乙女座27度ですが、反対側のICにその、海王星と火星の合があった今月はアクシデントだらけでした。私自身はさほど体調に変化はないのですが、家族が不調でして、当然のことながら私の家事負担はさらに増えているわけです。しかも仕事の方もおかげさまで相変わらずスカイプ中心ですが、依頼が増えていて多忙な毎日ですから、体調には気をつけなければ…。

というわけで、せいやさんの場合、多分月の牡羊座がかなり出ているように思います。
あと、やはり性的なことを示すのは男性の場合、エネルギー自体が火星で、蟹座の0度にありますので、品位が悪く、しかも月とスクエアですから、何かにつけ「焦る」星です。
どちらも「牡羊ポイント」ですからはやる気持ちが人よりも強いし、火星はおまけにアウトオブバウンズですから、より一層強化されます。
さらには火星はドラゴンテイルと合。これがどのハウスで起きているかはわからないのですが、きっとサクシデントハウスなのでは…と思ってしまいます。
要するに焦るとろくなことがない星なのです。

本来の乙女座の太陽もまた、水星と木星と合で、慎重な乙女座の中では比較的楽天家です。

わきの甘さはどこに出ているかというと、上記の月牡羊座の傾向もあるのですが、
一般的に脇の甘さを示す配置としてはやはり、
・太陽と木星か海王星が合かソフトアスペクト(お人よしの傾向がある)
・個人天体に不動宮がない

というのが大きいと思います。

せいやさんの場合、個人天体同士にはソフトアスペクトがないため、特に恋愛面では金星・火星にソフトアスペクトがないとやはり一筋縄ではいきにくいと思います。
金星は本来の位置にあって品位はいいのですが、土星とトラインになっているからいちずで真面目なのですが、それ以外の惑星とはハードアスペクトになるため、自分自身は一途ですが、今は割と人気も出ているからか、今回みたいに嵌められてしまったと思います。

仕事面では、人に助けられたり、才能もある人だと思いますが今回はかなりショックを受けているでしょう。
でも、渡部氏と違い、周りから批判的な意見はまるで出てきません。
「あほやなぁ~せいや」「やられたな」という同情的なものがほとんどです。

私も、嫌いではないので、これはかわいそうだなと思いました。
地の星座に5天体も持っているので本当は誠実だし仕事も緻密な計画性がありますし、地に足の着いたタイプなのですが、こと恋愛面においてだけは「はしょる」ようです。

金星の天秤座は面食いですから、ビジュアル的に好みの女性だったんでしょうね。中身はとんでもない人ですけど・・・そもそも既婚者で子供もいて、それを隠していた時点でアウトですよね。

まあ、今回は少し痛い目に遭いましたが、霜降り明星は実力があるしきっとすぐに復帰できると思います。
トランジットのドラゴンヘッドがネイタルのドラゴンテイル(火星と合)に合だったのもあって、無意識の行動がとんでもないことになってしまったんでしょうね。

一応有名人なのだから、もう少し自覚を持てばよかったでしょうけど、本能の怖いところは理性など簡単に吹っ飛んでしまうということです。

個人天体に不動宮、これは絶対に必要だなと思いました。


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呼応するホロスコープ [占星学]

私は、ホロスコープを観るとき、まず「形」に注目します。
いわゆるコンフィギュレーションで、グランドトラインやグランドクロス、Tスクエアやミスティックレクタングル、さらには小三角など特徴的な形があるかどうかを見てそこから観ていくようにしています。

いろんなホロスコープを観ていると、なぜか形が似通ったホロスコープに出会うことがあります。
アセンダントが同じだとまあ、ハウス配置は同じようになりますが、それ以外でも、形が似ている(半球の強調など)場合があります。

こういう、似た形のホロスコープの人はやはり運勢体系も割と似ているから不思議です。

私自身は地象に確かに星は多いのですが、じゃあ地象の人とばかり仲が良いかというとそうでもなく、
むしろ、地のグランドトラインを持っている人とか、2・6・10の物質宮でのトラインを持っている人とは気が合うと思います。例え星座自体は異なる星座でも、形が呼応している場合は何となくウマが合いやすいのです。
私は不動宮でのグランドクロスもあるので、同じように不動のクロスを持っている人とも理解しあえると思います。
あと、前にも書きましたが私は1・5・9の生命宮に惑星が多いので、同じように生命宮に惑星の多い人とも共感しあえるでしょう。

ただ、ウマが合うということと、成長するということは違うため、成長するには真逆の形を持つ人も必要です。
風星座にも惑星がなく、3・7・11宮の関係宮にも星がない私にとって、このハウスに惑星が多い人や、風星座に個人天体の多い人は、私に「目からウロコ」の気付きをくれるし、何よりも人づきあいが爽やかなので、そこに学びがあると思っています。

さらには、アセンダントは自分自身が柔軟宮にあるせいか、やはり柔軟宮のアセンダントを持つ人と出会うことが圧倒的に多いのです。

家族や血のつながりのある人のホロスコープはどこかしら共通項があることが多く、やはりコンフィギュレーションも似ていたりします。(もちろん全員がそうではないですが)

私は東半球型なので、西半球型の人からの学びは多いですが、西半球の人はなぜ人にそんなに合わせるのかなぁと不思議に思ったりもしますので、同じように東半球型の人とはお互いにマイペースを貫けますから楽です。

ただ、わが家はみんな東半球型なので、理解はできても、ぶつかる場合はみんなが自己主張します。

自分と似たような相手を、占星学上は「相性がいい相手」という判断をしていることが多いですが、経験上、反対のものを持っている人のほうが成長できるかなという気はします。
でも、異なる性質を感じたときにどこかしら寂しさを覚えるのも事実ではあるので、どちらのほうがいいのか、正直わからなくなることもあります。

私的には、異なる星座で同じような形を形成しているホロスコープの人が、一番合うように思いました。
生命宮か物質宮にグランドトラインがあり、西半球に星が多い人などは、私に気づきもくれて、理解もできるように思います。

星座の相性よりも形って大事なんじゃないかなぁと思った次第です。

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来る風の時代における天王星の意味 [占星学]

今年は夏至のだったり、つまり蟹座0度が日蝕(太陽と月が合)だったり、冬至の日、つまり太陽が山羊座0度の日に水瓶座0度で木星と土星のグレートコンジャンクションが起きるなど、0度という節目で何かしら天体現象が起きるのでやはりちょっと特別な年だとは思います。

そして、今は土星は水瓶座に一時的に移行していますが、基本的に木星・冥王星に伴って山羊座の第3デークをうろうろしています。
変化を起こす惑星は天王星が主なものですが、これは、土星で築いてきた土台とか、今までの考え方を覆すような外的な変化を伴う場合が多く、「変えなきゃ」という意識の変革を促す星です。
今年は特に大惑星がほぼ地の星にいますので、同時に牡牛座という最も変化を嫌う星にその天王星がいるということが何だか意味が深いです。

天王星は、外側から気付きをもたらす星ですが、冥王星はもっと内なるパワーで、「自分の意思に関係なく変えられてしまう」変化を意味します。
意識的に変化を促すのが天王星なら、変化を余儀なくされてしまうのが冥王星でしょう。

私は地の星が多いので、この天王星のせいで、いろいろ今年は変化を起こそうとしていますが、コロナなどは冥王星的なものであり、自分の変化をまた、元の木阿弥のように変えられてしまうことが多いように感じます。
ただ、来年になると木星・土星は水瓶座に移行するため、双子座入りしたドラゴンヘッドとともに、風星座に惑星や感受点が多く移ります。

でも、天王星・冥王星は牡牛座・山羊座に滞在します。

トランジット天王星がライツに対してどのようにアスペクトしているかによって、変化に違いがあります。
私の場合はライツに対してグランドトラインを形成しますから、風の時代になると新しい考え方(今で言えばたぶんネット社会に対しての適応力のなさ)についていこうと思うより、その新しい流れをもっと楽しむというように考える方がいいのかもしれません。太陽はどうしても天王星と絡むと「新しいやり方を模索しないといけない」と思いますが、トラインの場合はあまり変化を起こすというエネルギーは出ません。これはむしろハードアスペクトのほうが能動的に働くと思いますから、風の時代になると水瓶座などの人は守護星天王星を生かすでしょう。
ただ、月とも私の場合はトラインになるので、こちらは受動的なものですから、新しい感覚が湧いてきたならそれを受け入れて楽しむことができそうな気がします。
むしろ月が天王星とハードアスペクトになる不動宮の人にとっては、その変化を受け入れるのに苦労するかもしれません。

ついつい土星や冥王星の山羊座滞在にばかり気が向くので、気が重くなりますが、天王星はグランドトラインなんだと考えるともっとこれを有効に使わなければ・・・と最近はちょっと更新頻度が増えているのです。(無意識です)
太陽はどうしても土星・冥王星に抑えられ(木星は挟まれていて窮屈)意識的に能動性を発揮しようとすると抵抗を感じますが、無意識に働きかけることが大事な気がします。
つまり、やりたいときはやるけれど、気乗りしない時は別に何もしなくてもいいというようなアバウトさです。

ネイタル天王星が獅子座にあり、ハードアスペクトが多いためどうしても急な変化に対応しづらいところがありますが、新しいことに取り組むのは、怖い気持ちがあっても同時にワクワクする気持ちもあります。
せっかくならよい方のアスペクトを意識した方がいいですから、今年はもうすぐやってくる火星の牡羊座(ルーラーなので強い)長期滞在にあたりこれまた太陽とスクエアだし嫌だなぁと思っていましたが、ネイタル天王星とはトラインです。アセンダントを含めると火のグランドトラインにもなるし、やや変則的ですが、生命宮に近いグランドトラインですから、能動性は発揮できるはずです。

火星はトラブルでもありますがエネルギーなので、負のエネルギーばかりではありません。良い方にエネルギーが向けば、活力源になります。

冥王星は確かに怖いですが、天王星はそれを跳ね返す明るさがある星です。
8ハウスの天王星はちょっとイメージ的にはいやな感じがしますが、無意識な本能的なものに従うことでエネルギーがプラスに働く可能性を秘めています。

無意識というものに目を向けていくことで天王星の変化を楽しめるような気がします。

私事ですが、大きな変化を起こそうとしましたが、そこで事前にトラブルが発生し、中断せざるを得なくなったのです。正直凹みましたが、これはきっと、無意識に小手先の変化を阻止したんだと思いたいです。
変化は確かに意志を持って起こすものですが、無理に起こすものではないという教訓です。
意志を示すネイタル太陽とT天王星がトラインの時期にわざわざ変化を起こす必要はないだろうという結果に落ち着きました。

ただ、起きていることのすべては意味のあることなので、その意味を月でじっくり感じつつ、ちょっと苦手な天王星との付き合い方を考えてみようと思いました。

冥王星は2024年には完全に水瓶座に移行しますが、天王星は2026年にならないと完全に双子座に移行しません。ここからが本当に風の時代なのでしょう。

活動宮の私はついいつでも能動性ばかりを追求し、できないことに対していら立ちますが、感じる事の大事さがなんとなくわかりました。できないのではなく、やりたくないのでは?という心の声に従うと自ずと見えてきたものがあります。

もちろん、冥王星が意思とは無関係に何かを仕掛けてくるという恐怖は常にありますが、それを気にして生きていくより、日々何かを感じながらプラスのエネルギーに変えていくことのほうが大切だなと思いました。


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空気は変えなきゃ意味がない [ひとりごと]

空気を読む、とよくいいますが、いくら空気が読めても、その読んだ空気をうまく変えていくことができて本当に「場の空気が読める人」ということになるのではないかなと思います。

①空気が読める人、でも変えようとまではしない
②空気が読めてしかも変えようとする
③空気が読めないのでそもそも変えられない

という場合に分かれると思いますが、私などはまあ、さしずめ③でしょう。

今回②に当てはまる人を星で判断できるかどうかを検証してみたいと思うのですが、
現実的な火や地の人に比べて、「雰囲気」を読み取ることがうまい風や水の人のほうが空気を読むことには長けていると思います。
さらには、やはり柔軟宮の方が空気を読めるでしょう。

となると、双子座か魚座か・・・となりますが、双子座はまあ、そういった気質を持ち合わせているでしょうけど、魚座はどちらかというと①かなという気がします。自ら行動を起こすということはあまりないからです。

もちろん、太陽星座だけでは全く判断できませんので、総合的に見ていく必要があります。
アセンダントや月が双子座にある人のほうが社交性があるのと、神経が過敏なので、周りの空気をうまく循環させようとするとは思うのです。

あと、惑星は何が強化されているかということも考えてみると、やはり「変える」という意味で、火星や天王星の合かソフトアスペクトは必要かなと思います。
聞き上手でありしかも話し上手でもあるという、両方に長けたタイプでないといけませんので、月と水星のソフトアスペクトなどもいいかもしれません。
水星に海王星がアスペクトしているケースも、ソフトにしろハードにしろ、人に不快感を与えない言葉を使うようにも思います。
もちろんこれら一つだけだと何とも言えませんし、星座にもよると思います。
ふわっとしていてなおかつ機敏さも持っていないといけません。

私など・・・火星と天王星は見事なスクエアですので全くダメですね。
しかも水星と月も見事なスクエア・・・もはやKYともいえそうです。

ハウスに関しては、やはり関係宮(3・7・11ハウス)でトラインを持っていたりするといいようにも思いますし、オポジションになる惑星に対して調停する惑星がある場合も有効かもしれません。
あと、アングルなどに多いと自我の強さが出るのでどちらかというと、キャデントハウスに個人天体がある人のほうが自分を薄くできるので有効かもしれません。

私など本当にこういう人に憧れて何年も経ちますが、ただ人に嫌われないというだけでなく、実行力を伴っているので、実に羨ましい人物像です。

大阪府の吉村知事などを見ていてもそう思いますし、有名人では、毒を吐いても決して嫌われない有吉さんなどにもそれを感じます。所ジョージさんもそうです。

奇しくも3人とも太陽星座が風ですのでやはりどこかしら飄々としていて爽やかさを感じます。
いわゆる「うざさ」はほとんどないですね。

有吉さんなどは水星や海王星はむしろハードアスペクトが多いのですが、天性の「人たらし」としてのライツ(双子座・月天秤座、これは吉村知事も実は同じだろうと思われます)でカバーしていると思います。所さんは水星や海王星がソフトアスペクトだらけです。ほわっとしたあの口調にまるで嫌味もなければ好かれようとしたりする奇をてらうところもないので、自然体ですね。

あと、水の星座もやはり空気を読めてなおかつ変えられるタイプがいます。
さんまさんなどもそうでしょうし、マツコさんもそう、さんまさんなどはともすればお節介になりがちなところを、月のさそり座が意外と抑えています。しかもやはり水星にはソフトアスペクトが目立ちます。

上記の皆さんはすべて「おしゃべり」は上手ですが、意外と余計なことは言わないと思います。
これもまた「空気を読む」ことの一つだと思いますし、批判的なことを言ってもユーモアでかわせるだけの語彙力と頭の回転を持っていますから、嫌味にならないのでしょう。

一方、地の星座や火の星座の場合はどうしても本当のことしか言えないところがあって、空気を読むことよりも自分の意見をわかってもらおうとしたり、聞くことに必死だったりと、器用さがあまりないため、うまく立ち回れないように思います。ただ、射手座と乙女座に関しては柔軟宮の持つ柔らかさがあるので、アスペクトやハウスの位置によってはうまくやれる人もいるでしょう。
ただし、使い方を間違えると乙女座は渡部さんのように嫌味なタイプになりますし、射手座の場合は悪気はないけれどKYになる可能性があります。やはり個人天体の月か水星が風星座であることが条件かもしれません。

これはまああくまでも私の個人的な見解ですから、これだ!というアスペクトや配置などがあったら教えてくださいね。

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やらかしちまった~♪ [有名人]

というのは、「どぶろっく」の歌ですが、昨日ニュースを観てこの歌が耳から離れません(苦笑)

アンジャッシュの渡部建さんがスキャンダルで事前自粛を自ら言ったということで、一見すると用意周到、ミスのなさそうな彼らしいなとも思えますが、実はただ「逃げている」だけだと思います。

あくまでもホロスコープを観ての見解ですが、渡部さんは出生時間もわかるので調べてみると、

「木星は使い方を間違えるととんでもないことになる」

という最たる例のように思いました。
まだ真相は明らかではないですが、どうやら女性問題のようで、あの、東出昌大さんのニュースもまだ記憶に新しい時ですが、コロナ問題があって大変な時に何とも東出さん以上にノーテンキすぎる理由で自分の芸人としての人生を狂わせてしまいました。

確かに顔は悪くはないと思いますし、ソツのなさを感じるので天秤座かなぁと思っていましたが、
爽やかさに欠けるし、どこかしら笑顔が作り笑いっぽいし不自然だなぁと思ったら乙女座29度でした。雄弁そうな感じがするのも乙女座のせいで、月が魚座で割とタイトなオポジションですから満月生まれです。
さらには特徴的なのが、その月と火星(太陽と冥王星・水星がほぼ合です)・木星・土星で柔軟宮のグランドクロスを形成していることです。
いい人そうに見えて結構裏があるタイプでしょうし、このグランドクロスは
「まずいことがあったら逃げる」
ということに使ってしまったようです。

佐々木希さんという、ある意味トロフィーワイフをもらい、お子さんもできて円満そうに見えましたが、渡部さんの金星は獅子座でアセンダントに乗っていますから、一言で言えば「ナルシスト」で、
自分自身が好きで、自己評価が異様に高いのだろうと思います。なので佐々木希さんみたいな人こそ、自分にピッタリだと思ったのでしょうね。
内面よりも女性の外見に惹かれるタイプですし、それを正当化するのが上記のグランドクロスでしょう。
もともと2ハウスで太陽・火星・冥王星・水星がステリウム状態ですから、自己価値にこだわりを持っていますし、グルメ王のような地位を確立し、ビジュアルがいいのもあってMCなども多くなってかなり調子に乗っていたと思います。
こういう、2ハウス過剰なタイプの人に大金を持たせると大抵思い上がるでしょう。
2ハウスの冥王星ですから、ステイタスや価値観がそのまま財力に直結するでしょうし、佐々木さんと結婚したことで「自分はすごい」と勘違いしたように思います。
正直芸人としてのアンジャッシュは、相方の児島さんあってこそだと思いますし、普段から渡部さんは児島さんに対しての対応にどうも心から愛がないなという感じを受けました。

木星が5ハウスなので、趣味で稼げるということに味を占めたのでしょう。(食べ歩きの趣味が高じてグルメ王の地位を得た)

でも・・・ホロスコープを観ると
「詰めが甘い」
のです。
ハードアスペクトだらけのホロスコープなので使い方いかんではもっと大成できるはずなのに、典型的な「ウサギと亀」の「ウサギ」になってしまったように思います。
木星にハードアスペクトしかないため、ある程度地位とか名声をえたらそこで慢心を覚え、乙女座の真骨頂であるところの謙虚さを失ってしまいました。
6ハウスのドラゴンヘッドは、謙虚さこそ大事であるという今世の課題なのにもかかわらず、12ハウスにドラゴンテイルがあるせいか、陰でこそこそ女性と遊んでいたわけですから・・・。

東出さんもそうですが、こういうタイプの男性は、奥さんが小さいお子さんの子育て中にどうも遊ぶようで、これは最も許しがたいですね。

それこそチコちゃんに
「ぼーっと生きてんじゃねぇよ!」と叱ってもらわなければならないですね。

アセンダント獅子座ゆえ、自分がいろんなレポーターに質問されて謝罪するなどという状況を考えただけで嫌だったのでしょう。さっさと逃げてしまえと思ったこの今回の行動は彼にとっては致命的ですね。
今までもそうですが、いろんなスキャンダルを起こした有名人の対応で、すぐに謝罪した人のほうが好感度は高く、逃げるという対応を取った人は未来永劫に言われる傾向があります。
かつての例で言えば、矢口真里とかベッキーなどもそうです。逃げたことによって心象はかなり悪くなったと思いますからいまだに良いイメージにはならない気がします。

渡部さんは柔軟宮に6天体ありますので、まあ確かに女性にはもてる要素はあるんでしょうけど、本当は無責任で自分勝手なところがかなりあるし、自分を守ることしか考えていないのでしょうね。

これからもっと活躍の場が与えられたであろう時期に、自らチャンスを棒に振ったというまさに木星による過剰な楽観性が招いた大チョンボです。
MCにT天王星が見事に合ですから、地位が激変するということを示しているし、プログレスの月がリリスと合で5ハウスにありますので、安心しすぎて遊びたいという軽はずみな気持ちが出たのでしょう。このプログレスの月が上記のグランドクロスにかかりますから、余計に拍車がかかったと思われます。
キロンが9ハウスなので、彼は資格マニアでもあったようですから、自分が知識旺盛だということをひけらかすため、これまた自分の価値を自分で認めたいがためにいろんなことをやっていたのでしょう。実は浅い知識しかないことがどこかでわかっていたのかもしれません。
以前書いたと思いますが、3ハウスにリリスがある彼は、過去の異性関係を暴露するという癖がありますから、今回のように、「視聴者が不快(だと思うだろう)なスキャンダル」となったようです。

いずれにしても自分だけがかわいい人なんだという感じがしました。
47歳の家庭人としてはかなりお粗末な対応ですね。

佐々木希さんはみずがめ座ですから、来年は活躍できるし、今回のことが事実ならいろんな覚悟を決めた方がいいかもしれませんね。

渡部さんの場合、木星が射手座で本来の位置にあるけれど29度であるというのもまた、慢心を呼び起こす原因にもなっている気がします。
この人もまた、本気で叱ってくれるような友達がいなかったのではないでしょうか?

これだけのホロスコープを使えなかったという一つの例だと思います。





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運が強いということ [占星学]

占いでは定番の「運がいい・悪い」ということがありますが、運がいい人というのもまた、単に籤運がいいとか、男運がいいとかそういったものから、すべてにおいて幸運を手にいれられるような人もいます。

でも、運がいいイコール運が強いというのではありません。
簡単に言うと、グランドトラインなどソフトアスペクトが主流になっているような人は「運がいい」とは言えますが「運が強い」わけではありません。むしろ、逆境には弱い面がありますので、運がいいのであまりそういう目に遭わないですが、今回のコロナのようにどんな人にも平等に来てしまうような「災難」の場合は避けて通れませんし、そういった逆境には屈してしまう面があります。
でも、グランドクロスやTスクエアなどハードアスペクトが主流になっているような人の場合、確かに人よりも試練は与えられますがその分それをはねのけられる強さがあるので「運が強い」人が多いのです。

いい・悪いというのは本人の努力や考え方である程度何とでもなります。
でも、強い・弱いというのはもともとの性質なので、努力で急に変われるものではありません。

ホロスコープを観ていて成功していたり自力で運命を切り拓いているタイプの人の場合たいてい特徴的な傾向があります。
ホロスコープ上「良いハウス」と言われているのは「生命宮」つまり火の星座のナチュラルハウスに当たる1・5・9ハウスなのですが、ここに惑星が多くある人は良しあしでなく、「運が強い」と言えます。
さらには、1・4・7・10の「アングル」(アンギュラー)ハウスに星が多い人も能動性がありますので運が強いでしょう。
私はグランドトラインもグランドクロスもTスクエアも全部あるので、割とそれなりに波乱もありますが、何とかなってきているのは、生命宮に6天体あるからでしょう。
アングルには3個しかないのですが、生命宮に星が多いとやはり自力で何とかしないといけない局面が多く、何とか頑張れます。

若いころは「強い」と言われることは正直あまりうれしくなかったのですが、年齢を重ねるとやはりいろんな経験を積むうえで、弱かったら逃げていただろうし、凹んでいたことも、何とか耐えてきたのは、この「強さ」のせいかなと思いますからありがたいことです。

逆にキャデントハウスに星が多い人は運が強いとは言えないですが、周りと調和して目立たないポジションにおいても嫌な顔をしないで生きていける長所があります。

サクシデントハウスの場合は、人と関わる事で成長できますし、人と人とをつなぐ役割を持ちます。私はここに星が多いので、人と関わる仕事を自ずとしているのでしょう。

生命宮は火の星座のハウスですが、物質宮は地の星座のハウス、関係宮は風の星座のハウス、終末宮は水の星座のハウスです。これらのいずれかに星が多いと、グランドトラインができる可能性があります。
一方、アングル・サクシデント・キャデントにそれぞれ星が多い場合、グランドクロスを形成しやすくなります。

自分で何か切り拓こうと思う人は、生命宮に惑星がいくつあるか、どんな惑星があるかに注目してみるといいでしょう。
運が強すぎてもまた、孤独と隣り合わせになりがちですので、なんでもほどほどがいいということは、言うまでもありませんが。

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ギャップ [有名人]

私自身、こういった場所に書いている文章のイメージだとどうも、山羊座・月乙女座の地象サイン特有の堅苦しい人間だと思われてしまうようです。
結構砕けているつもりなのですが、どこかにまじめさが漂ってしまうんでしょうか。

ただ、実際に会ったり、電話で話すと「面白い」「気さく」「話しやすい」と言われます。
これはひとえに水星のみが個人天体の中で唯一の男性星座でかつ上昇星だからでしょう。

見た目の第一印象も典型的な地象のようで、乙女座っぽいと言われます。

でも、実際の私を知る人は、射手座的要素のほうがたぶん強く出ていると言います。

これも「ギャップ」なのですが、占い師「セレーネ・沙湖」としての私は射手座的要素を多分に使っているし、ついでにドデカテモリィの牡羊座要素もあると思います。
でも、普段の私は優柔不断だし、結構ネガティヴだし、月の乙女座のあまりよくない面が結構あります。以前ここにも書きましたが同じ月乙女座のゆうこりんなどは、個人天体がすべて女性宮ですので、見た目と本質のギャップはあまりないと思います。
で、今回とりあげたいのは、芸能界を電撃引退したまゆゆこと元AKB48の渡辺麻友さんです。
まゆゆもまた、月が乙女座で、以前ここでも月星座だけで違いが出るというのを、同じAKBの島崎遥香さん(月は蠍座で、まゆゆとは生年月日が4日しか違わない)と高橋南さんとを比べて、みんな牡羊座で真面目さがあるけれど、出方が違うという感じで書いたことがあります。

まゆゆにしてもゆうこりんにしても、確かに「真面目」「完ぺき主義」な面が否めず、月の乙女座は華やかである程度の虚像を貫き通す芸能界にはやや不向きな月だろうなと思います。

まゆゆの場合は牡羊座・月乙女座というだけでも結構矛盾が生じやすいので(同じライツにはやはり芸能界には不向きであろう、堂本剛さんとか、もはや引退している水嶋ヒロさんなどがいます)すが、水星と火星が魚座で金星が牡羊座なので、その、太陽と火星の牡羊座だけが結構浮いてしまうという、割と女性的な星でした。でも、アイドルとしてのまゆゆは、その牡羊座の太陽と金星で突っ走り、負けん気の強さで神7の地位を守り抜いてきた感じがします。
それゆえか、月の乙女座や水星・火星の魚座の部分はものすごくナイーブで揺れる柔軟宮ですから、本来の性格はどちらかというと芸能界向きではないように思います。
ご本人も、アイドルとしての自分と、本来の自分のギャップに悩んでいたというようなことを言っていたようですし、確かに世間が求める虚像のようなものをずっと貫き通すしたたかさは彼女にはなかったでしょうし、多分できなかったと思います。

私は芸能人ではないですが、やはり仕事上の顔はポジティヴな面を出さないといけないですから、明るい印象を水星やアセンダントで醸し出していますが、実際は女性宮と地象の多い人間です。
このギャップに悩んだ時期もありました。

自分の仕事柄、自分自身の悩みをあまり人に相談しないところもあるので、まゆゆもきっと、芸能界では相談できる本当の友人はいなかったのではないかなと思います。

実際、ホロスコープを観ると男性宮にライツがあったりするような人のほうが意外と実は繊細で傷つきやすかったりする場合が多いのです。(個人天体のほかの星に女性宮が多い場合)
牡羊座ははっきりした自己主張を持っているから、強く見られますが、自分を鼓舞するために有言実行を貫いているのであって、案外壁にぶち当たってしまうと、根こそぎ倒れてしまう大木のような脆さがあります。12星座中最もまっすぐな星ですので、イノシシのごとくまっすぐにしか進めないわけです。なので壁に激突してしまいます。「かわす」とか「曲がる」ことができません。

愚痴を言ってるうちはまだ人間はマシなのです。それすら言えない状態になったら本当に「悩んでいる」ということになりますから、愚痴を嫌う傾向のある男性宮の人は、言わずにため込む恐れがあります。そして気づいた時にはもう、末期症状だったりするわけです。
そもそも、いざというとき男性のほうが弱いのは、普段愚痴を言わないというか、言えないからでしょう。
言い訳もしないし、だれのことも批判しないままでパッと芸能界から去っていったまゆゆはさすがに牡羊座だと思います。
真面目な人は本当に損をする傾向は確かにありますが、真面目というのは素晴らしい長所です。
要領は良くないかもしれませんが、常に自分自身に正直でありたいと思うのでしょうから、今後まゆゆはいろんな面で社会で生きていくのに、常識的な生き方ができる人だとは思います。

AKBには大して興味はありませんでしたが、彼女の潔さはとても応援したいと思いました。
そういえば潔く芸能界を引退した山口百恵さんも月が牡羊座ですからやはり何の未練もないのだと思いますし、まゆゆもきっと、ファンは確かにショックだとは思いますがその人たちがいつまでも思い出を引きずらないようにするためにも潔く芸能界から去っていったのではないかなと思います。

引き際というのは本当に間違えるとみっともないですが、アイドルとしてのプロ意識を貫き、ノースキャンダルでずっとやってきた彼女は立派だと思います。

ギャップというのはうまく使えば生きてきますが、それを無理に埋めようとすると結構しんどいものです。
まゆゆはまだ26歳、これから幸せな人生がきっとあると思いますので頑張ってほしいです。


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