SSブログ

5度前ルールについての再考察 [占星学]

生徒さんからよく聞かれることの一つに、この「5度前ルール」のことがあります。
私自身、ネイタルチャートを出生地の東京で書いた場合、5度前ルールに当てはまる惑星がないので、あまり気を付けてみていませんでしたが、このルールに当てはまる人が案外多いのです。

その場合、確かに次のハウスの影響を受けるし、それは強く影響を受けるかもしれないのですが、あくまでも本質的には入っているハウスの意味合いもやはり見る必要はあると思っています。

ただ、アングルの5度前にある惑星に関してはアングルの意味合いがかなり強くなると考えられますので、これはアングルとみていいと思います。

私ももはや大阪に住んで50年以上になるので、大阪でのリロケーションチャートを用いて自分の運気を見るべきだと思うのですが、そうなると、太陽・天王星・月が5度前ルールにしっかり当てはまるのです。太陽など2ハウスの手前ではありますが、性格的に1ハウスの太陽のほうがしっくりくるのでやはり自我の強さはあると思っています。ただ、こちらに来てから、仕事に対してのガッツとか、自己主張はあまりないと思うので、2ハウスの太陽の保守的な傾向はやはり強くなっていると思います。(牡牛座的意味合い)性格的には1ハウスですが、運勢的には2ハウスの太陽のイメージです。

さらには、しいて言えば5度前にあった火星は完全にリロケーションチャートでは6ハウスに移行しますから、恋愛に対して全然積極的ではない私は、仕事に対して一生懸命になりがちというほうが絶対にしっくりきます。

8ハウスにあって嫌だなぁと思っていた天王星も9ハウスの5度前になるので、海外に今一つ関心がないのはこのせいだろうと思います。
でも、アングルではないので、やはり8ハウスの天王星の意味するところの、変わった人のほうが理解しやすいというような面はあります。突然死とかが当てはまるといやですが、これはもう、火星とキロンとでTスクエアになっていますから、調停はないし怖いです。

要するに、5度前ルールは適用しますが、アングルの前は強化されるということです。
特に12ハウス側から5度前にある惑星は上昇星になるので、かなり意味合いが強まると思います。
リロケーションチャートで月がMCの4度前なのでこれがアングルになるので、MCと月が合になりますし、私はどうも月が強いのはこのせいかもしれません。しかも月は9ハウスなのでノクターナルなのに昼側にあるため、見せかけの意味合いがあまりなくなりますので、本音と建前の差があまりないのだと思います。

1ハウスだったら太陽を使えばいいのでしょうけど、2ハウスの意味が強まっている太陽より、MCに乗っている月を使うべきなんだなというのがなんとも自分ではあまり好きではないのですが、最終特性も乙女座だし、乙女座的要素は良い面だけ使いたいものです。

今日は一日雨だったので家でいろんな本を読みなおして、新たな発見が多かったのです。
5度前ルールに対してちゃんとした説明ができずにいたのですが、私的にはこのように解釈したいと思います。


nice!(2)  コメント(5) 

嫌われたくない心理 [占星学]

人は誰しも、なるべくなら嫌われたくはないと思うはずです。
ただそれが極端になると「嫌われたくない症候群」となってやや病的になるケースがあります。

私自身、決して万人受けはしないタイプだと思うので、すべての人から好かれようとは思っていませんが、自分の大切な人や、好意を抱いている人に嫌われるのはいやです。
特に信頼関係を築いている(と思っていた)人に嫌われるのはかなりショックです。

ハッキリと「こういうところが嫌だ」「かくかくしかじかの理由で嫌いだ」と言われたらまだ気づきもあると思うし、反省もできるのですが、急に疎遠になられることが一番いやです。
嫌われたのかどうかがはっきりしないまま・・・というこういった「蛇の生殺し」は一番いやですね。
嫌われるよりも「飽きられる」とか「どうでもいいと思われる」方が嫌かもしれません。

でも、「嫌われたくない」という思いが強すぎる人は、自分は相手のことを好きではないし、嫌いだったり苦手だったりするのに、その人に自分が嫌われるのは絶対に嫌だと言います。
このメカニズムが正直まるで理解できないのですが、いろんな相談を受ける中で、この
「誰からも嫌われるのはいやだ」
という心理を示すホロスコープには特徴があります。

・アセンダントもしくはライツに天秤座がある

・太陽が7ハウスにある(天秤座のナチュラルハウス)

・西半球に個人天体が多い

このパターンを持つ人の場合、かなりの確率で人に嫌われることをかなり恐れる人が多いです。

ものすごくいつも堂々としていて、自分に自信もあるような、ハッキリものをいう人で、好き嫌いもご本人ははっきりしているのに、「誰からも絶対に嫌われたくはないのです」と言い切る人がいます。
彼女の普段の言動から想像もつかなかった文言だったので、ホロスコープをじっくり見ると、アセンダントが天秤座で、太陽は6ハウスですが7ハウスにかなり近いところにあるし、西半球に星が多かったのです。
ただ、ご本人はものすごくハッキリした性格なのに、どうしても人にたいして八方美人になってしまうから、恋愛面でなかなか「一人の人だけ」を見つけることができずにいます。
普段の性格のままでいいのになぁといつも思うのですが、嫌われたらもう、しばらく浮上できないとまでいうので・・・。

他にもやはり、他人の目を気にしすぎるという傾向も、特に7ハウスの太陽の方に多く見られます。
7ハウスは「人にたいしての自分」の接し方になりますから、そこに太陽があるということは、自分自身を相手と同一化させるので下手すると自分がなくなります。
例えいやだと思っても相手に合わせてしまうことが多いタイプです。
こういう人も気っと嫌われることを恐れると思います。

もちろん、わざわざ嫌われることをする必要もないのですが、誰からも嫌われない人というのは、誰からもめちゃくちゃ好き!とも思われない人だと思うのです。
誰からも好かれる人なら、最高にいいのですが、好かれることと、嫌われない事とは違います。

前者は自然と備わっていることですが、嫌われないということは意識的にそうしているのであって、本人の意思とは違う場合がありえます。(好かれる人はそもそも「人に嫌われたくない」というような考え方をしていません。)
そうなるともう、ストレスになるだけだと思います。

私も、「人は人、自分は自分」と割り切れるほどさっぱりした人間ではないのですが、もう年齢的にも、自然体で本音を言って嫌われたらもうその人とは合わないのだから仕方ないと思います。
もちろん数日間はめちゃくちゃ落ち込むし傷つきますが・・・。
自分の本質を曲げてまで相手に迎合するのは絶対に違うと思っています。

人間関係で誰ともぶつからないで、そつなくこなす人がいますが、そういうのはもう才能なので、やんわりと自己主張をしているし、ただ、相手を決して傷つけたり怒らせない処世術に長けている人でしょう。3ハウスや11ハウスに個人天体が多い人などは比較的うまいでしょうね。

私など1ハウスの太陽ですからまあ、東半球型だし、人に合わせるとかは不自然になります。
12ハウスに太陽のある人は別に自分からは摩擦は起こさないですが、人の意見をあまり気にしてはいないのです。
12ハウスは東半球ですから・・・。
2ハウスの太陽は、自分に自信があるので、人に左右されませんし自分を持っています。

西半球でも、8ハウスや9ハウスの太陽だと、自分の得意な世界(仕事や趣味など)を持っていればその世界においては流されないと思いますが、7ハウスの場合はやはり基本的に他人軸になりすぎてしまうので「嫌われたらどうしよう」と常に人の評価で自分自身の価値を決めてしまうようなところがあります。

相談者さんには西半球型の人が圧倒的に多いのです。
やはり、人間関係がどうしても悩みの主体になる場合、西半球型の人はストレスを抱えやすいでしょう。

自分が本当に大切にしたい人に嫌われなければいいと思うのですがなかなか難しいようですね。
「嫌い嫌いも好きのうち」というように、実は嫌いと思われているということは興味を持たれているのです。
芸能界でも、人気のある人はその分アンチもいます。個性的で目立つからでしょう。

嫌われたくないという人の場合、多分目立つことも好まないから、無難でいたい、悪目立ちするぐらいなら、存在感をなくしてもいいと思っている場合が多いでしょう。ただ、先に書いた人などはものすごく目立つし個性も強いので、なぜそこまで嫌われたくないのか、どうしても不思議なのです。
自分が相手を嫌いだということにたいしての罪悪感はなさそうなのですが・・・。
その人に「好きじゃない、と言われるのも嫌?」と聞いたらやはりYESでした。
言葉のニュアンスというのは特に今はネットでの会話が中心にならざるを得ないので難しいんだろうなとは思います。
「好き」と言われたとしても、お世辞だったりするかもしれないのですけどね・・・。

そして、好きか嫌いかというような判別がつかない「どっちでもない」というケースが実は最も多いんでしょうけどね。
人を好きになったり嫌いになったりするのには結構エネルギーがいりますから、そこまではっきりと思われるということは普段はそうそうないものだと思ったら楽にならないかなあと思います。

nice!(2)  コメント(9) 

期待を裏切らない面白さ [ドラマ]

三浦春馬君のことで、どうもショックが大きく、大ファンというわけではなかったのですが、あまりにも
純粋すぎるが故の出来事に、何かを書こうとしてもなかなか気が進まないでいました。

ちょっと関係なく久しぶりにドラマのことでも・・・。

7年ぶりの「半沢直樹」ですが、続編はたいてい、前よりも面白くなくなることが多いのですが、このドラマは期待を裏切らず、ずっと目が釘付けになりました。
原作では香川照之さんが演じた「土下座」の大和田氏は出ないそうなのですが、香川さんなくしてこのドラマはありえませんから、やはりドラマにはあの土下座の後のシーンから出てきましたね。
今回の悪役の一人は、香川さんの従弟にあたる市川猿之助さんですが、まあ、親戚だからなのか、わざと似せているのかはわかりませんが、いでたちや顔つき、所作まですべて似てるんですよね。
「顔芸」までそっくりで・・・。

今回はもしかすると大和田氏と半沢直樹が手を組む…なんてことがありえるかもしれませんが、このドラマで半沢直樹の部下の役の賀来賢人さんが久々にシリアスな役を演じていて、実は私は彼のコミカルな演技はあまり好きではなく、こういうシリアスなドラマのほうが合っている気がします。(奥さんの榮倉奈々さんと出会った「Nのために」というドラマはとても好きでした)

賀来さんも、亡くなった三浦春馬さんと同じように、目がキラキラしていて熱い感じの好青年ですが、火の星座かと思ったらライツがともに蟹座なんですね。
でも、金星・火星が獅子座だから、熱い役もできるんだなと思いました。生まれ持って華があるというか、何となく目立ってしまいます。(アタックNEOのCMなど、出ているメンツが皆さん主役級なんですが、彼が特に目を引くのです)
繊細さと大胆さを両方兼ね備えている、まさになんでもできる役者さんでしょう。

今回の半沢直樹では賀来さんに注目かなと思っています。

あと、「小物」感が半端なかった、東京03の角田さん・・・東京03、結構好きで角田さんが一番好きなんですが、この役柄はもう、姑息さがにじみ出ていました。

それにしても、猿之助さんが、香川さんを裏切り、もう一人の悪党役の古田新太さん(この人も何でも来い、の役者さんですね)に寝返ったのを知り、香川さんが一人でイライラしてスマホを放り投げたら、大きなテーブルの真ん中にまで行ってしまって、そのあとどうやってそのスマホを回収したのだろうということでネットが盛り上がっていたそうな…(私も同じことを思いましたが)

勧善懲悪モノの、令和版水戸黄門のような半沢直樹はやはり面白かったです。

同じように、こちらはあまり前ほど評判が良くないみたいですが(内容が時代錯誤だからか)「ハケンの品格2」は私的には大好きな作品ですので、こちらも、主人公の篠原涼子さんが相変わらずのスーパーハケンさんですが、このドラマでなくてはならないのが大泉洋さんとの丁々発止です。
当初は出ないと言われていた大泉さんですが、今後は出るそうで、やはりこの二人の掛け合いが面白すぎますので、こちらも楽しみです。

こんなにドラマが始まって、いろいろ楽しみなのに、どのドラマにももう、三浦春馬君の姿はないのだと思うとまだ信じられないのですが、悲しすぎます。

人は生まれたときから、この世での役割を成し遂げる期間が決まっていると言われていますが、彼はもう、すべてこの世での役割は終えたのでしょうか?
そんなはずはないと思うのですが、もしかすると、あの明るさの裏には、かなり老成した魂があって、「もういいかな」なんて思ってしまったのかもしれないと思うと、何を言っても憶測にしかなりませんし、あちらの世界で、亡くなった志村けんさんや、岡江久美子さんと会って、談笑できることを祈るしかないですね。

今年は本当にいろんなことがありすぎます。
土星・冥王星に加えて牡羊座の火星、キロン、リリスまであるのでそれらが全部スクエアになってしまうこの時期、星の配置がハードすぎます。
今日は蟹座29度での新月です。

私はまた8ハウスなので、天に還った春馬君に思いをはせようと思います。

nice!(2)  コメント(7) 

牡羊座の火星の影響か [有名人]

火星は牡羊座が本来の位置ですので、やはりもともとエネルギーを表す星でもあり、それが自分の家にいるわけですし、かなりの期間長期滞在しますので、もう、元気いっぱいで力がみなぎっています。

そのせいか、牡羊座の有名人が何となくいろんな場面で活動しているのを感じます。

良くも悪くももともとがエネルギッシュなところに拍車がかかるので、「目立つ」と思います。

いつのまにかユーチューバー?と言われている、広瀬香美さんですが、動画を見てもう、ぶっ飛びました。
賛否両論あるでしょうけど、単純に「すごい」と思いました。

広瀬さんと言えばもう、「ロマンスの神様」ですが、ものすごい高音域の声が印象的で、その後、大沢たかおさんと結婚した時にはあまりの意外さにびっくりしました。このお二人に何の共通項があったんだろうと思いましたが、やはり離婚されました。

その後は海外に拠点を移されていたようで、外国の方と再婚されているようですね。

そんな広瀬さんの動画はもう、今はやりの楽曲を、独特のアレンジで、ピアノを弾くというより「叩く」感じの演奏で、あのハイトーンはやはり健在でしたが、ものすごいハイテンションでずっと解説していて演奏しているのです。
ミラクルひかるさんがそれを物まねしている動画もあるんですが、それもまた完成度が高く、爆笑しましたが・・・。

広瀬さんのホロスコープを観てそのパワーに納得しました。

牡羊座・月山羊座なのでもう、行動力の塊ですし、ご本人はちゃんと音楽を極めていらっしゃるので、ピアノも基礎はできる方ですから、大真面目に演奏しているのです。
ある種の天才だろうとは思いますが、ピアノが壊れるんじゃないかというような弾き方なので、ちょっとビックリはします。
でも、リズムも音程も合っていますから、ご自分の世界観はちゃんと醸し出しているし、何より、今はやっている音楽をちゃんと肯定的に解説しています。

ずっと聴いていたら確かに疲れますが、前向きなパワーはやはりすごいなと思います。

広瀬さんはライツこそ活動宮ですし、太陽と火星が牡羊座ですからやはり強いパワーの持ち主であることは確かです。でも、芸術のセンスもちゃんとお持ちで、水星・金星は魚座ですから、情緒的な感性もおありです。双子座の木星ですから器用でもあり、山羊座の月は乙女座の天王星・冥王星とトラインになっていますから、独特の感性もお持ちです。
比較的ソフトアスペクトが多いので、素直に音楽が好きで、楽しんでいるなぁという気がします。
一見しただけだと危ない感じもしますが、(海王星とドラゴンヘッドの180度)芸術の面ではうまく働きますし、魚座の水星で調停していますから、きちんと解説もできるわけです。

牡羊座と言えば、西の女帝とも言われている上沼恵美子さんや、東の女帝と言われている和田アキ子さんもともに牡羊座なので、御意見番としてのパワーはすごいですね。上沼さんはパワハラだのと言われていますが、間違ったことを言っているわけではないので、これまた賛否両論あるのかもしれませんが、やはりあれだけの地位に君臨しているだけの実力はお持ちです。

昨年物議をかもした、宮迫さんもユーチューバーとしてかなり登録者もいるようでやはり影響力はある人なんでしょうし、牡羊座の人がこれからどんどん前に出てくると思います。
さすがに沢尻エリカさんや、ピエール瀧さんは、犯罪を犯したのですぐには出れないでしょうけど。

行き過ぎたところもややある星ですが、何と言っても行動しますし、あまり言い訳をしない星なので、潔いとは思います。

ただ、メリハリがありすぎる星ではあるので、パワーを一気に出しすぎるとそのあと燃え尽きてしまうようなところもあるため、調整が必要ではありますね。

あとはやはり来年水瓶座の時代になるせいか、水瓶座の有名人も活躍が期待されます。
渡部さんのおかげか、株が上がりつつある東出昌大さんは、逆に追い風になっていますし、水瓶座の役得かなという気もします。

今年の後半はやはり男性宮の活躍がどんどん目立ってきそうな気がします。

それにしても一度見るともう、インパクトが強すぎる広瀬香美さんの動画、一度見てみてください。
少なくとも元気は出ます。

nice!(2)  コメント(8) 

調停 [占星学]

これは、いわゆる離婚裁判のような意味ではありません。
あくまでも占星学用語です。
メディエーションと言われているもので、HPの「占星学の玉手箱」にも以前記事を書いています。
(調停を組む星が吉星かどうかで、良く出る場合もあり、そうでないこともあるということが、略奪愛の例で書かれています)

オポジションになっている惑星の両方に対して、一つの惑星(感受点も含む)が片方に対してはトラインを形成し、もう片方に対してはセクスタイルを形成することで、3つの惑星(感受点)が直角三角形を形成する形になることを言います。
要するに、オポジションに対して、もう一つの惑星ないしは感受点がそのオポジションの意味合いを緩和するという意味での「調停」です。

これが意外と気づかない場合が多く、もう一つの惑星はトランジットやプログレスの惑星だったりするケースもあるからです。

私自身、オポジションが非常に少なく、火星と木星しかないのですが、2ハウスの金星と、9ハウスの月で調停しているんだとあらためて気づいたぐらいなので、この仕事をすることで、本来持っている火星と木星の180度で意味されるところの散財傾向が調和されているのか・・・と納得しました。
私はあまりお金に欲がなく、いつもどちらかというとお金はないんですが、生活に困ったことはないのです。ケチでもないし、結構「安物買いの銭失い」ですが、それでも何とかなります。

金星や月で調停されているなら確かに吉星ですし、本当の意味での「貧困」を味わう星ではないと思います。
このように、調停を持っていると、オポジションの強烈な衝動性は抑えられます。

ただ、気づかない場合もあるのでやはり意識しておく方がいいでしょう。

ハードアスペクトの一つであるオポジションですが、もともとはエレメント的にも調和しているけれど、反対側で引っ張り合うため、同族嫌悪が起きやすいものではあります。
でも、調停によってむしろソフトアスペクトになってきますから、私の唯一のオポジションが
6-12ハウスですが、大きな事故にも遭わず来ているのは調停のおかげでしょう。
さらには今、ネイタルの月とT海王星がオポで厄介ですが、これもまた、2ハウスの金星で調停されていますので、適度な購買行動や、おしゃれ用品を買うとかは、私の精神面を保つために有効なんだと思います。ネイタルの月が海王星でやられてしまうとどうも焦点ボケになりがちなのですが、好きなものを買ったり、食べたり、プチ贅沢をすることが私には必要なんだと思うとちょっとうれしいです。

次女も、1-7ハウスで月と木星のオポジションがありますがこれが唯一のものです。
でも、4ハウスの火星で調停していますから、ウチヅラがワガママではあっても、エネルギーがそこに行くので、社会的にはほとんど友好的にふるまえるのだと思います。

このように、オポジションのある人は、調停を探してみてください。

開運のポイントになります。



nice!(2)  コメント(2) 

配偶者の呼び方 [ひとりごと]

結婚されている女性にお尋ねしたいのですが、御主人のことを人様に話すとき、何と言っていますか?
本人に対しては結構「お父さん」とか「パパ」というような、子供を中心としたいい方をする人が多いかもしれませんが、私はどうも、これは嫌いでして、私自身の父親ではないので、子供の前では「お父さん」ということはあっても、人様にはほぼ「主人」で一貫しています。

でも、友人の多くが「夫」というんですが、これまた何となく不思議な感じがします。
御主人側が割と「妻が・・・」という人が多いようにも思うんで、その反対側の呼び方だからかもですが。

先日可愛らしい奥さんが来られて御主人のことを「だんなさん」と言っていて、すごくご主人を大切に思っているんだろうなという感じがしたんです。
「旦那」と呼ぶ人も結構多いですが(関西に多いでしょう)これは何となくご主人と同等の立場もしくはかかあ天下の人に多いかなぁという気もします。
そこに「さん」がついた場合、御主人を尊敬している場合や、愛情を持っている人に多いんじゃないかなぁと勝手に思ったりします。

そういえば私は主人のことを「旦那」ということはあっても「だんなさん」と「さん」を付けたことはないなぁと思います。尊敬・・・正直難しいかもです。(笑)別に嫌いではありませんが、愛情深い人間ではないので、同等に思っているかも・・・。
「夫」と呼ぶ人で「主人というと向こうのほうが偉いみたいでいやだから」と言ってた人がいました。

そういえばうちの娘も婿のことを人に「だんなさん」と言ってますから、娘のほうが結構ほれ込んでるんですよね。
逆に主人は私のことを「家内」と言ってますね。家の中にばかりいないんですが・・・。
これもまた「奥さん」と呼ぶ人は優しい御主人なんじゃないかなという気がします。
昔は確か主人は私のことを「嫁さん」と言っていましたが、もう、主人の両親も亡くなっているから、嫁ではありませんしね。でもこれ、「嫁」と呼び捨てにされるとちょっと嫌な感じがします。

歌のように「だんなさま」とまでは呼ぶ必要はないですが、「だんなさん」と呼ぶのがとてもかわいく感じました。

皆さんはどんな風に呼んでいますか?
ちょっと思ったので・・・。


nice!(2)  コメント(8) 

月蝕に思うこと [占星学]

今日は、山羊座13度で月蝕が起きました。月蝕というのは、満月つまり太陽と月が180度になっていて、近くにドラゴンヘッドかテイルがある場合です。
太陽は蟹座なので月は180度反対側だと山羊座になります。

しかも今、少しの間水瓶座の0度に移行していた土星が再び山羊座に戻っていますし、木星・冥王星に加えて4天体が山羊座祭りになっています。

またもや活動宮の第二デークあたりにライツがある人にとっては、重要なポイントです。
満月は、満願成就で今までの努力や、やってきたことに対して感謝の気持ちで過ごす日ですが、エネルギーが満ちています。
山羊座と蟹座のライツのオポジションに対して、牡牛座の天王星が調停になりますから、良い意味でエネルギーが調和されます。
思い切ったことをしてもいいような、そんな雰囲気です。

私は1ハウスでの月蝕で、まさしくアイデンティティの確立のような時期です。
先月はちょっと迷いやいろんな悩みがありましたが、結果的に

「自分のやってきたことの原点に返ればいい」
「好きなことをやっていい」

というところに落ち着くように思います。

ただ、T天王星は5ハウスにあるので、変化を楽しめるようにもなるはずです。
自分自身をしっかり持っているなら、基本が変わらないですし、ちょっと周りを変えてみても本筋は変わらないので、ぶれないものができているならもう迷わなくてもいいはずです。

皆さんにとって、山羊座13度はどのハウスにありますか?そのハウスにおいての基盤というか、変わらないものがわかり、原点に立ち返るといいでしょう。
そして、天王星のあるハウスの事柄で変化を起こすといいかもしれません。
次には11月30日に、双子座8度でまた月蝕になるので、約4か月間のテーマが私の場合は自分自身になるわけですからとても重要です。

この数年、割と2-8ハウスで日蝕や月蝕が起きることが多かったのですが、1ハウスという非常に重要なハウスで今日月蝕を迎えたことは、何かしら今後の自分自身の方向性が自ずと定まっていくような感じです。
あまりない自己肯定感をもう少し身に着けてもいいような気がします。
ただ、月蝕ですので通常の満月と違ってもう少しその肯定感は無意識が働きかけるようなもので、いつのまにか
「自分はこのままでいいんだ」
と思えるような、そういう不思議な感じがします。

まだ自覚はないのですが、2ハウスは自信、自己確認の場所でもあるので、T土星・木星・冥王星はすべて2ハウスにいますから、自分が信じた道を、自分のやり方で突き進むしかないかなと思っています。

私がどうしても苦手なことですが
「人は人、自分は自分」
ということを肝に銘じて、グラウンディング、第一チャクラをしっかり整えていきたいです。

nice!(2)  コメント(2) 

恋愛占いの難しいところ [占い]

占いの大半は恋愛に関することだと言えると思います。
私はカウンセリング的な手法というのもあるのでもう少し込み入った内容が多いのですが、以前はもう、
8割は恋愛相談でした。

占い師は個人的な主観でモノを言ってはいけない仕事ですから、たとえ相談者の恋愛の結果が良くないと予測できてもそれをそのままストレートに言ってしまったらやはり相談者はただショックを受けるだけということになりますし、基本的に恋愛占いに来る方というのは、
もし、ダメだとわかっていても共感してほしいというのが本音だろうとは思います。

ただ、こちら側も、いい加減なことは言えません。
なので伝え方がやはりとても難しく、相談者に寄り添いつつも、ニュアンスで理解してもらうように促さないといけません。

誰しもが「やめたほうがいい」と言われるような相手を好きになってしまうというケースはよくあります。恋愛というのは、本能的なものなので、確固たる理由があって誰かを好きになるものではなく、

「好きなんだから仕方ない」

というのが本当のところだと思います。
そこをまずはくみ取ってあげないとダメですから、理屈で正論を言っても響かないでしょう。
ただし、相談者さんがある程度自分で気づくことができ、しっかりと自分を持っている強さがあるかどうかを見極めることが大事です。
いわゆる依存症的な人の場合、危険な相手を好きになったらやはり精神的に破綻する恐れもあるのでそういう場合はやめた方がいいということもあります。でも、頭ごなしに言っても、その人が相手のことを好きだと思っている以上、
「じゃあ、やめます」
とはなりませんから、その人以外の人に目を向けるようにとか、人ではなく趣味や仕事など別のことにもっと集中できるように促すとか、具体的に恋愛運がよくなる時期を言うなどしていきます。

占いですべてが決まるのではなく、やはり本人が納得するまで仕方がないのです。

有名人の例で言えば、確か剛力彩芽さんは、何かの番組で占ってもらって、前澤友作さんとの交際はやめた方がいいと言われていました。
一時は別れを決意したようですが、復活しているとのことですから、やはり本能的なものがどうしても先行してしまい、
「好きなものは好き」
となったんだろうと思います。
ただ、占い師さんの言った事は彼女の心の片隅にはあるので、気を付けていることもあると思います。

別れた方がいいと言われると逆効果になることもあります。かえって燃えてしまう場合がありますから、(意固地になるというか)とことんまで突き進んでもいいけれど、共依存にだけはならないように距離感(それこそ今はやりのソーシャルディスタンス?)を取るように、好きだからおぼれてしまうのではなく、好きだからこそ相手にきちんと苦言を呈することができるという必要はあります。
そういったアドバイスは、最初に相談者さんに共感的な姿勢を示したうえで言えば完全にとはいかなくても響きやすくはなるでしょう。

恋愛にはどうしても
「自分にとって都合よく解釈したい」
という気持ちが働くのは当然だと思うので、悪い結果はスルーしたいのです。
ただ、思い込みの激しい人の場合、どんなことも都合よく解釈してしまう場合があるので、最終的には
「どうすべきか」
などということではなく
「(相談者さんが)どうしたいか」
ということが決め手にはなってきます。

タロットカードのほうがやはり心情的なものは出るので、カードを繰ることが多いですが、イメージがつかみづらい人の場合は占星学によるアドバイスが主になります。

あと、相手がなかなか人を信じない人とか、受け入れの幅が狭い人の場合だと厄介です。
相談者さんのことを好きでもなければ嫌いでもない、「無」の状態の場合が最も難しいのです。
ハッキリと振ってもらった方が楽な場合がありますが、自分が悪者にはなりたくないタイプの相手はそういうことは決してしませんから、いわゆる「蛇の生殺し」状態になるケースです。

電話やメールをしても返事が来ない

というケースですが、こればかりはもう、相談者さんの思いほどは相手の思いは強くなく、日ごろ忘れてしまっているか、思いに応えられないため、退いている場合があります。
これを伝えるのはまた至難の業で、押せば押すほど相手の気持ちは離れてしまいます。
かといってただ待っているとそれはそれで自然消滅してしまうし(相手はそれを望んでいる場合が多いですが)相談者さんが行動しないと気が済まない人の場合はもう、思い切り結果を自分で知るしかないと思うのです。

こちらとしては占星学やカードで出ていることにある程度忠実にはお伝えしますが、
「これはたぶん受け入れようとしないだろう」
と思う性格の人には、真実を伝えても自分の都合の良いように解釈してしまうでしょうし(
解釈にも主観が入るので難しいです)本当に恋愛占いの一番難しいところです。

逆に恋愛運が良い時期であっても、行動しなかったりご本人にその気がない場合はやはりかなわないので、これまた難しいです。

恋愛相談が得意な占い師さんは基本的には相談者さんに寄り添うタイプの人でしょう。

私は直接鑑定だと割とそれが可能なのですが、通信とかだと結構もどかしいケースがあります。
相談者さんの解釈の仕方がこちらの意図していない解釈だったりすることがあり、意思の疎通が直接計れないため、違うニュアンスに捉えられたままになってしまうからです。

恋愛相談は勉強させられることが多く、私の課題だったりもします。
こちらの伝え方もありますが、相手の解釈の仕方もあるので・・・。
長年やってきてもまだまだ課題は見つかるもので、日々精進ですね。

nice!(2)  コメント(4) 

独立運 [有名人]

最近、芸能人の事務所からの独立が非常に目立ちます。
特に絶対的な権力?を持っていると言われていたジャニーズ事務所や、オスカープロモーションなどの
大手事務所からの独立が非常に多いように思います。

昔の会社のような「年功序列」とか「長いものに巻かれる」みたいな精神が薄れつつあり、
「平等」「自由」を求める気概が強まっているのでしょうか。

やはり風星座の時代を迎えるにあたり、そういった風潮が芸能界にも表れているのでしょう。

でも、一般の人にとっては、会社組織というしっかりした基盤を離れ、独立するなどということはなかなか簡単にはできないと思います。
「不自由な安定」と「自由な不安定」だったら本当は後者を選びたいというのが人情でしょうけど、
前者を選ばざるを得ない人のほうが多いと思います。

独立した芸能人の方で、出生時間がわかる人を調べたら菊池桃子さんがいました。
以前確か離婚の際にブログにも書いた気がしますが、彼女の星は以前からなかなか「大物感のあるホロスコープ」だなとは感じていました。
単に可愛らしいだけの人ではないというのが出ていたからです。

久々にはまっている朝ドラ「エール」にも出演されていますが、昨年、官僚の方と再婚されたことも話題になったし、今回事務所から独立したことで、政界進出か?とうわさされていますが、彼女はそんな
甘く物事を考えるようなタイプではなく、地に足の着いた人です。
個人天体が月以外はすべて地の星座だし、それがすべて牡牛座ですから、「どっしり構えた」牡牛座のシンの強さがありますが、アセンダントが蟹座で守護星の月も1ハウスにあるため、蟹座っぽい外見ですね。しかも彼女の月はアウトオブバウンズで、とても強く出ていますし、月はMCと海王星とで水のグランドトラインになっていますし、IC付近にある天王星・冥王星とでカイトを形成します。社会性が非常に強い星でもありますが、柔らかい印象を与える水のグランドトラインのおかげで、かなり得をしています。
でも、10ハウスにドラゴンヘッドがあって、土星と合、さらにそれが先行日蝕になるので、社会的な地位を得る星でもあるため、女優としてだけではなく、大学の客員教授にもなっているはずです。
そもそも11ハウスに太陽がありますので、願望が叶う配置でもあります。
MCはミスティックレクタングルも形成していて、なかなかすごい星だったりするんです。

アイドル時代には思いもしませんでしたし、五月みどりさんの息子さんと結婚したころは、なんだかパッとしないなぁという感じでしたが、離婚して、障害を持つお嬢さんを育てていく中でものすごく成長されたのでしょう。
全体的にハードアスペクトをすべて調停などでカバーできる星ですので、自分を持っているけれど、家庭のこともしっかりと両立するということが課題になっているので、それをきちんとやる方でしょう。

私は割と共通項の多い配置だったりするのですが、ミスティックレクタングルがないのでカリスマ性がありません。しかも魂レベル的に彼女ほどではないので、家庭人としてはいささか落第点です。

独立運のある人はやはり1ハウスにライツがあったり、MCにアスペクトが多い場合、10ハウスに先行日蝕のテーマがあったりドラゴンヘッドがある人が多いでしょう。
まあ、私自身も全て当てはまるんで、一応独立していますが、レベルの低い独立です。

菊池さんは2ハウス木星ですからね・・・しかも主星が太陽ですから、まあ、「天は二物を」与えたパターンの選ばれた人のようです。

今のご主人の親御さんの介護もされているそうですし、私が尊敬してやまない山口百恵さんに近い
しっかりした女性なのではないかなと思いました。

以前何かの番組で、佐藤二朗さんが菊池さんの大ファンだったということでもう、たじたじになっていたところ、ものすごく落ち着いて対応されていたのを見て「浮ついたところのない人だな」と思いましたので、政界などには微塵も興味はないと思います。

菊池さんの場合、10ハウスだけでなく、11ハウスが強いのが、人間関係もうまくいくことを示していますので、独立して成功するか否かは、やはり関係宮に吉星があるというのも大事だと思います。

nice!(2)  コメント(4)