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トランジットの金星 [占星学]

今月はほとんどの天体が逆行するという状態になっているからなのか、トランジットで太陽と月以外はすべて逆行することがありますが、動きの速い水星や金星などは一か月ほどでひとつの星座を通常は動きますから、短期間の影響力を持つことになります。
ただ、今月は周りの人を見ていても、割と変化があるのです。

なぜなんだろうと検証すると、トランジット金星がかなり影響しているように感じます。
今月はおおむね獅子座にいますが、その金星のあるハウスの事象に焦点が当たっているような人が多いのです。

ある人は11ハウスにあるので願望が叶いやすく、願ったことがどんどんその通りになっているし、
別の人は5ハウスでモテキだし・・・。

ただ、10月初めには冥王星が順行になるので3天体の逆行になり、11月中旬には火星の逆行も終わるので、2天体のみの逆行になり、12月になると天王星以外は順行になりますから、今年は6月~9月は逆行天体が多かったのですが、6月~8月は火星も順行していて本来の座の牡羊座ということもあり、火星の方の影響力が勝っていたと思います。
現在この火星が逆行中というのも結構影響していて、本来沸き起こるエネルギーが内向しやすく、行動したくてもなぜかできないというようなもどかしい気持ちになっているような人も多かったりします。
今月はまともに影響力を発揮する天体がトランジット水星と金星ぐらいなのです。

皆さんのトランジット金星はどのハウスを通過中ですか?
そのハウスに注目してみてください。
意外と金星は日々の人間関係を示すので、ストレートに出る事があります。
恋愛に関しても、若い人ほど金星の影響が強いようにも思います。
特にライツと金星・火星の星座が著しく異なる人は、案外普段は金星を使っているのではないかと思うことも多いのです。

通常、トランジットの金星は月運を読むのに、良いコトや、楽しいコトを示すのに使われますが、今年いっぱい火星が牡羊座に滞在しているので今月は火星と金星とがトラインになっているので割とハッピーな出来事になる場合が多いようです。

ソーラーチャートではありますが、大坂なおみ選手が全米オープンで優勝したのも、トランジット金星が彼女にとっての11ハウスにあったので、願望が叶ったと読めます。

もちろん、もともとの金星のアスペクトにもよることが大きいのですが、金星は吉星ではあってもあまりソフトアスペクトが多すぎると「怠惰」にもなりえますから、今月の私などは8ハウスにある金星ですし、金星にはソフトアスペクトが多いので、怠惰・・・というのも耳が痛いです。金星8ハウスは周囲に助けられる暗示ではありますが甘えてばかりもいられません。
月末には乙女座入りしますから、気を引き締めていきたいところです。





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