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アセンダントとEP [占星学]

EPというのはイーストポイントと言って、赤道上で見えるアセンダントのことなのですが、たいていはもとのアセンダントと同じ星座になることが多いと思います(私もそうです)。

ただ、何割かの方では、このEPとアセンダントの星座が異なる人がいます。

アセンダントは普段の行動パターンだったりその人のパッと見のようなものだったりするのですが、これはやはり人を意識して自らパッと見を変えようとする場合もあります。
でも、EPのほうは世俗的な名声を意味したり本当になりたかった自分自身の理想像を示しますので意識して変えられるものではありません。
私は高校時代までは目立たないキャラでそんな自分がとてもつまらないと思っていましたが、嫌だったので大学に入って意識的にアセンダントの射手座を使うようにしました(EPも射手座なので絶対に射手座的に観られる方が得ですし)。なのでもう今は深く関わる人しか山羊座の部分はあまり出さないですが、この二つが異なる人はまず隣同士の星座になることは絶対なので、エイリアンサインでまるで異なる性質のものになります。

アセンダントにこだわるあまり、EPのサインの性質をもっと使った方が絶対にいいのに、使わないでいる方が結構いるのです。
もちろんEPはあまりメジャーな理論ではないので、重視しない場合も多いのですが、(私も大して気にしていませんでした)これがアセンダントと異なるサインの方は、結構損をしている人が多く見られます。
隣同士のサインなので、アセンダントに対してハードアスペクトを作る場合、EPに対してはソフトアスペクトになることが案外多く、見た目を変えたり行動パターンをEP寄りに変えることでかなり変わってくるのです。

アセンダントとEPが同星座の人の場合はあまり関係ないことなのですが、異なっている人はぜひ調べてみてください。
うちの家族では次女だけがアセンダント蠍座なのにEPは射手座でしたし、月と合です。1ハウスにあるのでもっとワガママにふるまうほうがいいのでしょう。実際アセンダントはあまり蠍座っぽくないですし、ハキハキと話をしますから、射手座の部分が強いのですが、身内には思い切り出せるのに社会においては周囲を観察する蠍座太陽12ハウスのほうが強く出るのが損なんだろうなと思います。

スターゲイザーだとEPは出せますのでこのEP、使わないと意外と損ですよ。

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