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本来の座と高揚の座 [占星学]

本来の座というのは、いわゆるその惑星の守護星になっている場合で、太陽だと獅子座になります。
一方、高揚の座というのは、その惑星にとって最も良い形で出てくる星座のことで、太陽は牡羊座です。

惑星の品位は意外と大事で、私はよく、本来の座を自分の家にいる状態、高揚の座は大好きな人の家にいる状態とたとえます。
獅子座は豪快だし堂々としているという意味では牡羊座と似ているのですが、自分の家にいたらまあ、上から目線になるし俺様気質が出やすいという性質も同時にあります。でも、牡羊座は自分の家にいてもそこまで上からではないし、自分に本当に自信があるせいか、人に要求せず自分で何でもやると思います。
そういう意味で、太陽は牡羊座にある方が長所のみ出やすいと思います。

月も同様に本来の位置だと蟹座ですから、確かに感受性が豊かだし優しいのですが、時に身びいきだったり、お節介傾向は否めません。でも、月の牡牛座は良い面であるところの温和さや母性などが見守るという形で出ますし、金運もある場合が多いです。

意外と知られていないのが、火星や土星という凶星の高揚の座で、火星の場合は山羊座で、土星の場合は天秤座なのです。

なので山羊座は結構実は自我も強いしおとなしくないし温和ではなく挑戦的な傾向はあります。
ただ、高揚の座なので、負けん気が割と内面に秘められているというケースが多いでしょう。
天秤座も、争いごとを避けるためには自分の欲求は我慢する傾向がありますが、土星を守護星にもつ山羊座ほどきつく、重く出ないのは、高揚の座なのでやはり内面で我慢強さを発揮し、顔は笑っているため、決して暗く見えないという感じでしょう。

そして、本来の座の反対側にある星座が放浪の座と言って、初めて行った場所にいるような状態ですので、緊張していて本来の良さが発揮できにくい場所です。太陽だと水瓶座ですが、天邪鬼なので多分素直さが出にくいからでしょう。
高揚の座の反対側にあるのが転落の座と言って、こちらはもう、嫌いな人の家にいるような状態なので、気まずく、不機嫌になりますから、太陽は天秤座ですが、天秤座は実は自我が強い星座ですが、それを見せないことで表向き体面を整えますがそれゆえにフラストレーションも実はたまりやすいのです。
転落の座にあるというのはその惑星にとって最も良さが出ない配置なので、努力して使う必要があります。火星は山羊座の反対側である蟹座で、どうしても蟹座の火星を持つ人は「短気は損気」を地で行くようなところがあります。意外と見切り発車しては後悔するという場合があります。
土星は牡羊座が転落の座にあたりますが、ここに土星があると我慢できずに暴走したり、我慢しすぎて爆発したりとあまりよくない我慢の結果になってしまうことが多いかもしれません。

木星以降の星は、個人の性質にはあまり影響はしませんが、個人天体は高揚の座だとやはり良い出方をする人が多いなぁと感じます。

私の火星は放浪の座なのでどうも怒りの矛先がうまく働かない場合が多く、モノを捨てられないというような変な執着になってしまったりします。
高揚の座はひとつもなく、水星も放浪の座だからか、話が長くなりがちだったり無駄が多いところがあるのは否めず、個人天体が2つも品位がいまいちなので、こういう場合は良いアスペクトを形成している惑星やハウスの意味合いをうまく使うことで回避していく必要があるでしょう。
私の場合だと火星はグランドトラインの一角でもあるし、地の星座にある月、金星と角度が良いのだから、やはり仕事でエネルギーを使うことが自分自身に不満がたまらないでしょうし、水星は天王星とトラインなので、やはりもう、占星学に適した配置ですから、ひたすら仕事に生かすことなのでしょう。
要するに、考えて話すことで、たとえ失敗したなと思っても変に執着をしないというのが大事なのだと思います。

品位がほとんどの惑星においてあまりよくない人もいますが、運が悪いのではなく、やや物事が後手に回りやすく、覇気がない傾向にありますから、良いアスペクトを見出して発展性をつかんでいくことが大切ですね。

知り合いで、太陽も月も金星もすべてが高揚の座の人がいますが、(太陽牡羊座、月牡牛座、金星魚座)やはりプラス思考で少々のことではめげない強さがありますが、見た感じはとても温厚ですし優しい雰囲気の方です。
もともと運を引き寄せる力を持ってる方ではありますから、やはり成功しやすいです。

出生時間がわからない人などの場合、この惑星の品位などを観てみると意外と深い読みができたりします。
いずれにしても高揚の座はやはりあると何かしら「持っている」人にはなりがちです。

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グランドトラインの良さ [占星学]

アスペクトというのは、どこまで行ってもこれが正解です、みたいな確固たるものはないし、タロットの解釈と同じで、大筋の意味合いが理解できていたらあとは解釈によっていろんな意味が出てくるものです。
グランドトラインは一般的にそれを持っていると「良い」と言われているアスペクトではあるのですが、ここでも何度か書いているけれど、比較的努力をしなくてもそこそこの幸運には見舞われるというもともとの「才能」みたいなものなので、それを生かす人はまあ、そこそこの成功を納めることができますが、宝の持ち腐れになってしまうと怠惰にもなり得ます。
ただ、いわゆるガッツとか向上心のようなものはあまりありません。
ある程度の幸運を得たらもうそれでいいと思っているためか、小さな幸せで満足できるタイプが多いでしょう。その分「いい人」ではあると思います。

もちろんどのエレメントでグランドトラインになっているか、どの惑星かにもよるのですが、総じて物事をあまり曲解しないため、単純だし、基本的にあまりネガティヴなオーラのない人が多いです。

私自身も地のグランドトラインを月・金星・火星で持っているので裏表はないですし、ガッツはありません。そこそこでいいと思っているところもあります。
ただ、私はグランドクロスもあるため、単なるボーっとしたタイプではありませんが、個人天体ばかりでのグランドトラインのおかげで恋愛面ではもてませんが、別段欲もないので、嫌な思いも大してしたことがなく、今度生まれ変わったら恋多き女になりたいなとは思いますが・・・。

要するにグランドトラインというのは、欲がないので、淡泊ではあると思います。

私の場合は5ハウスの火星がグランドトラインとグランドクロスの両方にかかるので、どうしても品位の悪い牡牛座の火星が強く出てしまうのですが(どちらかというと良くない方に出てしまうかも)、グランドトラインしかないような方は比較的家柄とかお金にはもともと恵まれている人が多く、それゆえか、そこまで向上心とか、なにくそ~というような克己心を持つ必要がないのです。

そんなことはない!という方もいるかもですが、それでも、物事をあまり悪く取らないし、今ある自分の環境に比較的不平不満を言わない人が多いと思います。
なので、マイナスの言霊を発しないため、周りも聞いていて嫌な感じがしないのです。
人の悪口は言わない方がいいというのは確かなのですが、人間である以上、やはり腹に据えかねることがあれば罵詈雑言を言いたくもなります。でも、そういったとき、誰かに言ったら、その誰かがどんな思いになるかを考えると、あまりいい気持ちにはならないと思います。

私は決してポジティヴ人間ではないので、月の乙女座の心配性のせいでネガティヴな言霊を発してしまうことが若いころはよくありました。でも、聞いている側はたぶんネガティヴオーラを感じ取ってしまったかもしれません。この年になってくるともう開き直ってきたので、やはりそういったネガティヴなものは自分の中だけにとどめておく方がいいなと思います。
どうしても言いたいときは、「王様の耳はロバの耳~」と叫ぶためのツボのようなものを用意してそこに言うという感じでしょうか。
もちろん実際にツボがあるのではなく、お風呂とかトイレとかで独り言みたいに言うとか、掃除機をかけながら言うとかです。

私はグランドクロスもYODもあるので単純だけれどある意味屈折もしていますから結構ややこしいんですが、変なところはポジティヴです。災害や病気など、そういったものには自分はあまり縁はないだろうというところがあって、コロナワクチン接種に関しても自分は副反応はないだろうとハナから思っていました。
台風も大阪には来ないだろうといつも思っているので、本当に大阪にはあまり来ないですね。(私のせいではないですが・笑)

ただ、グランドトラインが単体である人は概していい人だし、人の悪口も言わない人が多いでしょう。これは先にも書いたように淡泊だからで、よく言えばポジティヴですが、人に関心がないというか、安定していたらそれ以上のものは求めないというタイプが多く、人生を道に例えたら、ずーっと平坦な道を歩いていたいような人が多いのです。
ガッツのある人から見たら面白味のない人かもしれませんが、ご本人が満足しているのでもうそれでいいのです。
ただ、やはりそういう人は幸運が逃げません。ネガティヴなことを発しないので、ネガティヴな事象と無縁になります。
そういった意味でのポジティヴシンキングは大いに賛成します。
無理やりポジティヴになるというのはどうも好きではありませんが、自然なポジティヴはやはり運を呼び寄せます。
小さなことで言うと雨が降るとどうも行動が億劫になるし、鬱陶しいなと感じますが、農家にとっては恵みの雨だろうし、雨が止んだら虹が出るかもしれないし、家にいるから断捨離でもしようかと、良い方に考えようと思えば考えられます。

せっかく持っているグランドトラインは、こういうことに考えると変な執着とかこだわりが消えて、自分も楽だし関わっている人も楽だろうなと思います。

頑張りとか辛抱とか努力とかはあまり表に出すものではないだろうと思います。
飄々としているような人が実は意外と見えないところで頑張っているし努力もしているので、今後行動する際には、自分の行いを見た人がどう感じるかをまずは考えて行動しないといけないなと思います。


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満月イコール中秋の名月 [占星学]

今日の朝8時56分、魚座28度で満月になりましたが、今年は旧暦の8月15日の夜に見える月のことを言う「中秋の名月」が満月になるというのが何年かぶりだそうで、ちょっぴり不思議なことが起きるのではないかという予感がします。

私自身、きのうはとても不思議な現象が起きました。
どちらかというとそういう力(いわゆる霊感とか第六感みたいな)はない方なのですが、スーパーで買い物をしたら、その前にドラッグストアでいくらか買い物をしたので、小銭はある程度残っていたものの、あまり残っていませんでした。食材とドラッグでの消耗品などを合わせて5000円で何とか納めたいと思い、5000円と小銭の残りだけで何とかしようと考えて買い物をしたつもりなのですが、いつも予測よりだいたい1000円ぐらいオーバーする傾向があるので、予備のお金もいくらか使わなきゃいけないかなと思っていたらなんと、小銭が財布の残りと1円たがわずぴったりの金額になったんです。
ドラッグストアで買い物をしていなかったらそれはなかったことなんですが、もう、あまりのぴったんこカンカン!状態で思わず声が出そうになりました。
あと、有名人とかで、「あの人どうしてるのかな?最近見ないな」と思っていた人がニュースになることが多かったりするのですが、漫才師の正司敏江さんってそういえば最近見ないなとなぜか思ったんです。普段別に気に留めないのに・・・そうしたらニュースで彼女がお亡くなりになったと。これもびっくりでしたし、きのうは新横綱の照ノ富士関が何となく負けそうな予感がしたんですがやはり!
と、やたらカンの当たった日で、自分のカンが不気味でした。
まあ、昨日の話ですが、私のICにちょうど月が載っていて、当然MCとは180度ですし、MCにはT太陽があるし、もともとネイタルの月もMCに割と近いのもあり、感覚が研ぎ澄まされるという意味ではそうだったのかと思うのですが、そのほかにも、P月がちょうどハウスイングレスで2ハウスに移行しているし、T木星が3ハウスにイングレスしたりと、とにかくハウスイングレスにいくつもの惑星が絡んでいました。
今日の満月は私のそのIC間近で起きますので、4ハウスです。
家族の問題で何か変化が起きる暗示ですが、たいていあまりよくない方の暗示だったりしますので、
ちょっと怖いんですけどね・・・。

当たり前のように家族は生活していますが、わが家は平均年齢も高いし、持病持ちの主人や、犬も年を取ってだいぶ老いてきたし、母は92歳ですので爆弾を抱えていますし、いつ何時何が誰に起きてもおかしくはありません。
ネイタル火星にトランジット天王星が合なのもちょっと嫌な感じだし、アクシデントが起きるのではないかという危機感があります。

普段仕事の割にはあまり不思議現象には縁がないので、きのうはやたらと気味が悪かったし、一昨日は主人が突然体調を崩すしで、満月は必ずしもいいコトが起きるとも限りません。

普段家族に感謝している人は良い暗示になりますが、私は感謝が足りませんので、何か暗示されているようでちょっぴり気持ちを引き締めないといけないなと思った満月でした。

月見だんごはきのう食べましたが、今日もし満月が運よく見られたら(難しそうですが)久しぶりに月を眺めながら家族に感謝して、なるべく平和に今年もあと3か月ちょっとだし、過ごしていきたいと思います。

皆さんは今日の満月はどのハウスですか?

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「らしい」って何だろう? [占星学]

イメージというのは本当に良い場合もありますが、悪く出ることもあって、一体だれが決めたことなのかと思うのですが、実際に私だって、占星学のイメージにとらわれてしまっていないとは言えません。

「〇〇座」というイメージがやはり知識としてありますので、太陽星座によってどうしてもある種のイメージは持ちます。
牡羊座は快活で前向きだとか、双子座はお喋りとか蟹座は結婚願望が強い・・・みたいな。

でも、実際にいろんな人を見ていると、この、占星学の太陽星座のイメージとはまるでかけ離れたタイプの人もいます。
おとなしい牡羊座もいれば、無口な双子座、キャリアウーマンに徹している蟹座・・・

占星学ではやはり出生時間は大事で、太陽のあるハウスというのが非常に影響力があるなと思います。
太陽星座も、例えば同じ牡羊座でも月星座によるだけでも12通りあるし、アセンダントや太陽のあるハウスなどを加味して観たり、金星も見ればもう、数えきれないぐらいの牡羊座の人がいるわけです。

なので単純に「活発である」ということができないのは当然なのですが、それでもよくよく見ていくとやはり牡羊座の「強さ」はみんな持っています。強いというのは何も普段から言いたいことを堂々と言うだけではなく、芯にぶれないものを持っているということです。決してポジティヴではない牡羊座の人もいますが、自我の強さがあるからそうなのであり、どこかぶれない自信は持っていたりします。
良くも悪くも牡羊座はまっすぐなので、オタクも意外と多いし、一般的なイメージは外交的な牡羊座のイメージで、内向的な牡羊座の場合、その強さが内面にあることが多いでしょう。
キーワードが「I am」なので、牡羊座の人は自分をちゃんと持っている人が多いと思います。

この「らしい」ということと同じように「普通」というのも日本人が好むワードです。
でも、「普通」ということの基準ってそもそも何なのかなといつも思います。
なので普通じゃないイコール良くない、みたいなイメージを持たれます。
でも、普通というものの基準によっては別段普通じゃなくても全然問題ないケースが多々あります。
上記のように、牡羊座イコール快活で行動的であるというのが「普通」のイメージにはなるでしょう。
本などで牡羊座はそのように書かれていることが多いからです。実際に多くの牡羊座に見られるパターンではあると思うのですが、それ以外の牡羊座の人はダメなのかというと全くそうではないですし、この「普通」という言葉に私はどうも抵抗を感じます。

なのでイメージにとらわれないでその人を見るということがやはり大事になってきます。
先日もその星座「らしく」はない方が来られたので、「一般的に本に書かれている〇〇座のイメージとは違いますよね?」というと納得されていました。
やはりホロスコープでは、太陽だけが強調されているわけではないからです。

私自身は1ハウスの太陽ですから、太陽星座の自我の強さはありますし、(1ハウスは牡羊座の場所なので)牡羊座的山羊座ということで、どちらも活動宮ですから自分を持っているという意味ではそうだと思うのですが、じゃあ、行動力があるかと言えばそうでもなく、アセンダントは射手座なので唐突な動きが多いですし、月は乙女座なので決断力はないし、火星が牡牛座なのもあって、内向性のほうが強いと思います。ただ、どこまで行っても風の星がないためか、「群れる」のは嫌いです。
なので、山羊座の本に書かれていることはほぼ当たってはいます。

総合的にその人を見るにはやはりホロスコープを多角的に観ていく必要があるでしょう。

ただ、太陽はやはり本質だとは思うので、土壇場では出てくる性質だと思います。
家族が非常事態になった場合、常に決断をしてきたのは私なので、まぎれもなく山羊座の太陽で決断していると思います。

私の場合は月では決断できないので、月が本質だと言う方がしっくりくる人はもしかすると月のほうが活動宮だったりで、アスペクトが多く、奇数ハウスにあるなど強調されているのではないかと思います。
娘は射手座の月ですが、太陽星座以外の個人天体がほぼ男性宮で月が1ハウスにあるため、射手座寄りの性質になっています。自分自身が射手座的な部分をきっと気に入っているからだと思うので、月のほうが本質のように見えますが、実際家族としてよく知っている私からすると太陽星座の蠍座はきちんと持っているし、情はあるけれど厳しい面は蠍座だなと思うことが良くあります。

この、「太陽と月はどちらが本質なのか」というのも、本当に所説ありますが、決めつける必要はないかなと私は思っていて、ホロスコープ上でどちらのほうが強く表れているのかを調べたらいいと思います。
あとは、その人が生きていく中で処世術としてどちらを使った方が心地よいのかを学んでいくこともあるので、そちらの惑星を好んで使っているという場合もあります。

太陽も月もノーアスペクトという人がいますが、そういう人の場合、ライツ以外の最も強く出ている星がキャラクターとして出てくるのではないかとも思いますし、もし自分で一般的に言われているその星座「らしく」ないなと感じたら、ホロスコープをじっくり見てみると意外なことがわかるかもしれません。


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パラリンピックに思うこと [ひとりごと]

今回は、家にいる時間が多かったのもありましたが、いつもに比べて高校野球とパラリンピックをかなりしっかり見たように思います。
高校野球は雨でかなり順延して、しかもノーゲームになる試合もあったり、コールドになった試合もあるなどいろいろトラブルもあった中、智弁対決になるのではないかと予想していたんですが決勝戦は画面を見ただけだとどっちがどっちかわからないような試合でした。

パラリンピックもいつもここまではテレビ放映されていなかったと思いますが今回は国内ということもあってかなり毎日詳しく放送されていて、オリンピックよりも感動しました。
開会式、閉会式もコンセプトがはっきりしていてよかったし、(開会式でいきなりはるな愛さんのアップにはびっくりしました。最初よく似た人だなぁと思っていたらご本人でした。閉会式ではミライトワとソメイティが出てきたので嬉しかったです)何より、いろんな競技を知ることができて、
特にゴールボールとボッチャについては全く知らない競技だったので、すごい!の一言でした。
ボッチャの杉村さんが素晴らしかったのでもう、尊敬に値しますね。
あと、競泳はもう、素晴らしかったです。オリンピックのほうは大橋さんと本多さんしかメダルはなかったのに、パラはもう、毎日メダルラッシュでしたし、何より素晴らしいと思ったのが、14歳の山田美幸さんでした。14歳なのに何という受け答え・・・達観したような感じで、素晴らしい言葉遣いに、大人としてこちらが見習わなければと思いました。

何かしらのハンディを抱え、我々の知らないところでどれだけの涙を流し、辛い思いをしたかもしれません。でも、それを乗り越えた姿はとてもりりしく、しかも皆さん明るかったです。
インタビューでの皆さんの言葉には、こちらが感動することが多く、私など健常者のくせに毎日不平不満だらけで、何をやっているんだろうと思いました。

仕事柄選手の生年月日をやはり見るのですが、乙女座と魚座が非常にメダリストさんに多かったのです。
乙女座はもともとメダルを取るスリートに多いのですが、やはりハンディを達観して受け入れ、それをいかに生かしつつ自分のものにするかということができるのは、柔軟宮に太陽がある人なのかなと思いました。
もちろんそれ以外の星の方もたくさんいらっしゃいますが、柔軟宮に個人天体があったほうがやはり物事をそのまま受容するということにはたけている気がします。

私自身、柔軟宮に個人天体は月と水星があるのですが、この二つがスクエアなので葛藤することが多く、どちらかに偏ってしまうことが多いためか、決断力のなさにつながっているだけのようですが、頑固さはあまりないと思うし、意思表示そのものははっきりしていますが、違う考え方や異なった意見にも、それほど抵抗はなくなったのは年齢を重ねたせいもありますが、やはりこの占星学を生業にして長いということが大きいかなと思います。
家族とか身近な人間関係にはどうしても思いが強い分、してはいけない「期待」というものが入ってしまうのですが、柔軟さを身に着けた方が何事にもやはり気持ちが楽になるし、周りに対しても楽だと思います。

パラの選手の方はすぐにはもちろん達観できなかったとは思います。でも、本当に皆さん明るくて輝いていました。
障害というものに対して、こんなに観方が変わったのはやはりパラのおかげだと思います。
生きていればなんだってできるんだなということを改めて思いました。

ちなみにボッチャもどきのことを母親が通うデイサービスでもやっているそうで、こういった競技は確かに高齢者にも良いなと思います。
コロナ禍で本当に世界中が大変な中でも、一筋の希望の光が見えたような、そんなパラリンピックだったので、賛否あったとは思いますが、私自身は、やってよかったのではないかと思います。

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今運気が一番いい星座 [占星学]

今年運気の良い星座は何座ですか?というようなことを良く聞かれますが、なかなか即答しづらいです。
今年は概ね水瓶座に木星・土星がある年ではあるので一般的には水瓶座や風星座が運気が良いのかというと、やはり土星が居座っていますので、水瓶座は吉凶両面出ると思いますから、必ずしも良いことばかりあるとは言えません。
天秤座は去年の山羊座マジョリティに比べればもう、天と地ぐらいの違いはありますが、それでもまだ冥王星が山羊座に居座る限りは多少なりとも影響を受けますので完全に良いとも言えないし、すべての大惑星に凶座相を持たない双子座などはまあ、比較的良いかと思いますが魚座海王星がまた曲者で、ルーラーですからコロナ禍を象徴しているし、この海王星とうまく付き合える星座がやはり、悪いことが起きても柔軟に対処できるかなという意味では「悪くはない年」だといえるのではないでしょうか?

総裁選のことが取りざたされていますが、菅首相は月が水瓶座ですから首相にはなりましたが、月の水瓶座の人のほうが、太陽の水瓶座の人よりもメンタルを土星に抑制されるため、気分的には浮かないと思います。太陽はまあ、体調などに出てくることが多いのですが、月はやはり精神面をつかさどるので、そこが土星で不自由さを否が応でも押し付けられてしまいますので結局は菅さんの野望もここで強制終了させられてしまう形になりました。

で、候補と言われている方々ですが、獅子座と乙女座にばかり個人天体のある岸田氏は、トランジット天王星が牡牛座にいるし、土星は水瓶座ですから獅子座はTスクエアになり、なかなか厳しいでしょう。乙女座にしても天王星は味方につけられても、海王星とは180度なので結構カオスだと思います。
河野さんは国民の人気はあるしいずれは総裁になる器かなとは思うのですが、山羊座はどうしても、身内にはなかなか好かれないところがあります。「無難さ」や「そつのなさ」とは程遠い星なので、ある意味正直すぎてしまいます。月が蟹座なのでやや感情的になってしまう部分が見えたり、まずは年齢的にサターンリターンの最中というのも「火中の栗をわざわざ拾いに行くか」という気もしますし、山羊座冥王星期は山羊座にはまだまだ試練を与えそうです。

そこで「無難」「嫌われない」というところで登場したのが魚座の高市早苗さんです。
私はこの人は女性総理としては無難なタイプだと以前から思っていました。
年末から半年間ではありますが、魚座に木星がきますので、まさに木星の申し子のような方です。太陽の度数はややずれますが、月が蠍座で火星が蟹座ですので魚座のキロンとともにグランドトラインがありますし、月は海王星と合ですから蠍座のアクの強さは抑えられるし、火星蟹座は品位が悪いのですがそれを補う意味で水のグランドトラインで比較的柔らかい印象を醸し出しています。風星座の多い人かと思いましたが意外と水と火の人で、熱いし、何と言っても木星と土星の合、グレートコンジャンクションを持っていますから、まさに「漁夫の利」を得る可能性が大になってきました。
彼女の強みは、さらにドラゴンヘッドと冥王星の合です。いわゆるカリスマ性や、インフルエンサーになり得るような影響力があるのです。
乙女座にあるのでキロンとこれらは180度ですが、蟹座の火星で調停をしています。
一見すると悪く出そうな星をすべて抑える星があるのです。
考え方が保守的なので、安全策を好む自民党にはうってつけでしょう。
総裁選はあくまでも自民党の選挙なので、身内に嫌われないことが重要なんだと思いますから、そういう意味でははっきりとした敵のいない高市さんは、初の女性総理ということもウリにはなるので、この時期、魚座は結構運気が良いといえるのかなと思いました。

なんとなく、安倍元首相の力は相変わらず強い自民党ですし、麻生氏なども安倍氏とは絶対にタッグを組みますから、安倍氏と麻生氏に嫌われていない高市氏が案外有利なんじゃないかなと思いました。

まああくまでも私見です。私自身は河野氏がいいんですけどね・・・。
今、時代が風の時代から水の時代なので、地象は不利かなという気がしないでもないです。

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ご近所トラブル [ひとりごと]

ご近所を示すハウスは、ホロスコープでは3ハウスですが、意外とこの、ご近所トラブル、多いですし侮れないんですよね。
ご近所だけに普段から接点があるから、無視して通れないし、じゃあ言いたいことを言えばいいかというと角が立つので本当に難しい問題だと思います。

会社とか学校とか、必然的に行かなければならない場所というのは、自分の性格に合わせて用意されるわけではないため、選ぶことができませんから、たまたまそこでの人間関係が自分に合っていたら平穏無事ですが、そうでない場合だって多々あるわけで、私も、そういう、自分で選べない人間関係には非常に悩まされる方です。(結婚相手は選べてもその親戚までは選べないという意味で3ハウスは親戚をも示しますね)

風星座にライツやアセンダントのある人は比較的そつなくこなせるようですが(3ハウスが双子座のナチュラルハウスでもあるので)、私のように風星座に惑星はひとつもなければ、風星座のナチュラルハウスである関係宮にも一つも惑星がない場合はもう、どうしても自分自身の好き嫌いが結構出てしまいますから、それを表向きだけうまくやっていくというのは至難の業です。

正直、今の家にはかれこれ12年いますが、最初のころはご近所さんも皆さんいい方ばかりだったのです。でも、年月を重ねていくごとに、住民の質も正直低下して、いわゆる文教地区で、住環境の良い地域であるのにもかかわらず、一般的な常識に欠けると思われるような入居者が増えてきました。
うちはもう、子供は巣立っていますので、平均年齢は70歳を超えているような老人ホームみたいな家ですから、小さな子供のいるファミリー層とは生まれ育った時代が異なるせいか、考え方がどうにも理解できないことが多いのです。
今は子供に「知らない人に声をかけられても挨拶してはダメ」と教えたりもするそうですから、新しく入居したら通常はせめて両隣と向いぐらいにはちょっとしたものをもって挨拶に行くものでしたけど、全くもってあいさつにすら来ないファミリーがいて、そういう家に限って子供が就学前だったり数が多いので、騒音の元になることが多いわけです。
比較的古くからいる向いの方は当初小さな子供が3人もいますのでうるさくするかもしれませんが・・・とあいさつに来られて、しかも全然そこのお子さんはうるさくもないし、とっても静かだし、会釈でもちゃんと挨拶できるお子さんたちでした。就学前のお子さんがいる家でも、わが家の犬を見て話しかけてくれたり、親御さんもきちんと教育されているのか、遊んだ自転車なども整然と並べていました。でも、今いる近所の子供は何と4人もいるんですが、親は会っても挨拶ひとつしないし、子供の数が多いのでそれを盾にとってまあ、毎日やかましいし、しかも通常なら夕飯時であろう18時前後に必ず家の前でキャーキャー走り回るのです。
上の二人は小学生と思われますが一向に挨拶すらしません。
もちろん親が挨拶しないからだと思いますが、まあ、自転車は前の人の家の敷地まではみ出すし、バラバラに放置してあるし、今年は幸い雨が多く日中に夏休みは遊べなかったからまだよかったのですが、私は家でスカイプ等で仕事をしているので、キーキー走り回られるとイライラします。
騒音に反応してうちの犬が吠えてくれたらまだいいのですが、うちの犬は怒りの感情のない菩薩みたいな子なんで、一切吠えませんからもう、ココの子供4人と、うちの隣にいる2人は毎日6人で騒ぎ立てて調子に乗っています。

昨年春ぐらいからこの調子が続いていますので、コロナ禍でどこにも行けないしでもう、かなりのストレスです。

お客さんでもたまに、ご近所トラブルのせいでノイローゼになったとか、もう、嫌で嫌で家から出る事すらできなかったという方もいて、やっぱりどこでもあるんだなというのが実感です。

今や物騒な世の中で、なんだかみんな苛立っているのか、騒音トラブルでは、マンションなどの共同住宅だと上下階のトラブルは多いみたいだし、文句など言おうものなら逆切れされたらどうしようかと思うと何もできずにいるという人もいます。
うちはまあ、戸建てなんで敷地前で自転車を放置さえしなければ生活音として仕方ないと思えないことはないのですが、ひとこと「すみません」とかせめて会釈するとかできないものかと思います。
子供が合わせて6人いるから強気なんでしょうけど、明らかに30代ぐらいで、うちの娘と変わらないぐらいの親です。うちの娘がもしそういう態度を取っていたら私は烈火のごとく怒ると思うのですが、明らかに親ぐらいの年齢の私たちのほうから挨拶しなければ自分たちからは一切会釈もしないような、こういうのが親になっているということが今の時代を象徴している気がします。

夜中に音楽の大音量を鳴らしていて苦情があったと、管理会社からも訪ねてこられましたので、多分このどちらかの家の仕業だと思いますが、文教地区も何もあったもんじゃありません。
そのくせ、ゴミ出し場に「監視カメラ作動中」とか手書きで「掃除している人の気持ちを考えろ」とか「ゴミをここに出すな」というようなプレートをわざわざ出しているのです。例の住人が来て以降のことなんで、かなりやっていることも姑息です。
監視カメラなど置く場所などあるはずもなく、単なる脅しですが、住み心地が悪くなってきたものです。その住人がゴミ出し場を掃除している姿など一度も見たことはありませんが。

数が多いとか、家同士でつるむようになると、わが家のような老人しかいないような家のほうが浮いてしまいますので、何とも嘆かわしいです。
まあ、転勤族の多い地域なので、以前もかなり非常識な(夜中に携帯で外で大声でしゃべったりする子供3人いた家)家族はトラブルを起こしたようで、なんとその隣の家の人(一番まともなご夫婦だったのに)は、あまりにうるさいからと引っ越されました。でも、別の家ともトラブルになったようで、結果的には夜逃げみたいに夜に引っ越して行きましたが・・・。

そのあとに4人子供のいるふてぶてしい母親のいる家庭が越してきたので似たり寄ったりですけど。

3ハウス主星が天王星だし、3ハウスにはずーっとプログレス太陽が居座っていますから、近所問題がカオス状態になるんだろうなと半ばあきらめてはいますが・・・。
母の介護がなかったら引っ越ししたいところですが、なかなか難しいなと思う今日この頃です。(涙
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