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人間力に必要な資質 [有名人]

昨今よく言われている「人間力」なる言葉ですが、ウィキペディアによると

社会を構成し運営するとともに、自立した一人の人間として力強く生きていくための総合的な力

ということだそうですが、総合的な力の中には
知的能力・対人関係力・自己抑制力
が含まれているとのことです。
確かにこれらすべてがバランスよく備わっている人は、人としての総合的な能力はあるんだろうなと思います。

ホロスコープでも、このような人間力の高さを感じるチャートがやはりあると思いますが、単にソフトアスペクトが多いとかそんな単純なものではないと思います。
やはり一種のカリスマ性のものは必要だと思うので、冥王星の働きは大事でしょう。
ただし、冥王星の場合、極端さを表すので、ハードアスペクトが多すぎるとこれはもう、周りから脅威を感じるだけであって、カリスマ性とは言わないでしょう。
冥王星に限ってはソフトアスペクトがある程度重要な個人天体に対してある方がいいでしょう。
極度な個性はあまり必要ないように思うので、やはり万人受けする要素は大事です。

自己抑制力は土星がつかさどると思いますがこれもまた、ハードアスペクトが多すぎるとストイックすぎて人を寄せ付けない人になりますし、厳しすぎる人は今の時代はあまり好感度は高くありません。

冥王星・土星に対してはソフトアスペクトが多いというのがやはり重要かなと思います。

最も重要だと思うのが「対人関係力」ではないかとは思うのですが、これは、やはり協調性という意味で、ホロスコープの西半球ないしは南半球に惑星が集中している人のほうが優れているでしょう。

あとは、やはり「赦す力」を持っていることも重要になるため、木星や海王星に対してある程度アスペクトがある(木星の場合はハードアスペクトであっても構わないと思います)ことも必要です。

ただ、この二つの惑星は、ソフトアスペクトだらけだと単なるいい人になってしまうため、そこに土星や冥王星がエッジを利かせているとアクセントになると思います。

あと、自己肯定感があることも大事でしょうから、ここで重要になってくるのがサクシデントハウスです。サクシデントハウスにすべて惑星があるとグランドクロスになりがちなのですが、一部でトラインを形成しているとか、特に2ハウスという自己承認のハウスがアフリクトされていないことが条件にはなってくるでしょう。この場合意外と2ハウスカスプに対してトラインを形成する個人天体があることも重要です。いずれにしてもサクシデントハウスがアフリクトされているとやはり人間力ということで言うと欠落してしまいがちでしょう。

あくまでも自分自身の推測ではありますが、エレメントや三区分なども適度にバランスよく配置されていることも必要でしょうし、特に共感力を示す水の星はある程度必要ですし、さわやかさを示す風の星も必要です。あと、やはり重厚さも必要になるので、地の星に個人天体が何かしらある方がいいでしょう。1・5・9ハウスという生命宮に星が多い方がいいとも思います。

人間力を感じる人って有名人だと誰だろうと思い浮かべてみると、多分一般的に彼のことを大嫌いだという人はあまりいないであろう、ウッチャンこと内村光良さんが浮かびました。
彼の場合出生時間が定かではないのですが、情報によると17時ということなのでチャートを作成すると、上記のことを検証すると結構いい線行っていました。

エレメントは火が少ないですがあとはバランスが良いですし、三区分のバランスはいいです。
穏やかで爽やかで優しい…という印象のままだなと思います。
サクシデントにはすべて惑星があるし、グランドクロスにはなっていません。しかも太陽8ハウスなので、他者肯定感もあり、ライツはほとんどソフトアスペクトなので人柄の良さも表します。
かといって単なるお人よしではなく、月は山羊座ですから厳しさもあるし、アウトオブバウンスで、火星もまたアウトオブバウンズなので情緒も豊かで、エネルギーもあります。
惑星の配置も南西型です。
アスペクトそのものは多い方ではないのですが、ソフトとハードは同数ぐらいありますし、土星と天王星、木星と海王星がともにオポジションでエッジも利いていますし、天王星以外はすべてサクシデントハウスにあります。
総合的には人間力の高い人のチャートだと言えるでしょう。

人間臭さとかではなく、リーダーシップも取れる人というのが人間力なので、その意味ではウッチャンはなかなか優れた人間力を持っているのではないかとは思います。

考察をたてて、いろんなチャートを分析するのが好きなので、これはあくまでも私の持論です。


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マイペースは長所か? [ひとりごと]

マイペースと聞いた場合、良い意味合いで捉えられることが多いように思うのですが、果たしてそうなのかなといつも疑問に感じます。

マイペースとよく言われるのが12星座だと牡牛座ですが、この場合は確かに「おっとりしている」という意味合いで割と良い意味で捉えられていることが多いので、そのせいもあるかと思いますが、
マイペースつまり自分のペースというのはそもそも個人差があると思います。

マイペースがおっとりしていて周囲とかけ離れているというのはありますが逆にそのマイペースが非常に速すぎるという人もいると思います。

おっとりしている方のマイペースは、よほど時間に追われている時以外は確かにある意味笑えるものでもあるし、周りを不快にすることはないのですが、速すぎる方のマイペースの人の場合はいささか厄介だと思います。

機敏に動ける人にとってはそれがマイペースになるのですが、それを無意識に周囲にも要求するため、周りが焦ってしまうし、圧にもなります。

私は昔はよく、一人っ子特有のおっとりした方のマイペースと言われていたのですが、それが決して良い意味合いではないと自覚したのが結婚してからです。
おっとりしているのは勝手を知った間柄では好意的に受け取れるでしょうけど、ともすれば「KY」ということにもなりかねないので、姑さんからよく私はマイペースだと言われていて、最初はさほど気にしなかったのですが、主人がどちらかというと機敏なタイプなのもあって「気が利かないね~」とやんわりと言われていることに気づいたのは数年後でした。

でも、この「マイペース」(おっとり型のほうの)をしっかり受け継いだ長女のそれはかなり主人の実家からは好意的に見られていて、本人も自分で「私はマイペースやねん」とまるで長所のように言っていたのですが、「それは違うやろ」ともはや私のマイペースよりもはるかにゆっくりな長女にはいささか辟易しました。マイペースというよりは彼女の場合はどんくさいというのが目立ったので・・・。

ただ、このタイプのマイペースが癒し系にはなることが多いでしょう。特に女性の場合はおっとりしているということイコール気が長いともいえるので、本人も周りもあくせくせずに済みます。

私も以前はそうだったのですが、結婚してからは遅いことはダメなんだろうなと思ったので、だんだん何事も早くしないといけないという焦りから、自分のペースがわからなくなっていき、今ではかなりのイラチだし、気が短い方だと思うので、ずいぶんと余裕がなくなってしまったんだろうなと思います。

その意味ではやはりマイペースは周囲に流されず自分のペースを貫けるのですから、いいことなんでしょうけど、行き過ぎるとやはりKYにはなると思います。

それでも、短気だったり常にばたばたしている人よりはやはり好意的には見えるでしょう。

スローライフやていねいな生き方が昨今推奨されているのも何となくわかります。
心に余裕のある人は言動が割とゆったりしているなとは感じます。

早口でイラチな自分自身を思い、昔はもっとおっとりしていたのになぁと、何となく余裕のなさが人のペースまで変えてしまうんだなと思いました。

仕事やその他、機転が利くという意味でのスピードはいいことでしょうけど、プライベートでもそれを持ち込まれたら相手は癒されないでしょう。

お育ちのいい人というのは概してバタバタとはしていないですから。
いいか悪いかは別としても、昨日の小室さんと眞子さんの結婚会見で垣間見えたのは、やはり元皇族としての眞子さんの「マイペース」さでした。
おっとりと話されてはいましたが、自分を決して曲げないぞという強い意志は見て取れたし、
「何が何でも結婚するんだ」という意地のようなものすら感じました。
眞子さんの月は牡牛座・・・さすがだなと思いました。

まあ、周囲がなんと言っても関係ないことです。
マイペースというのは、動じない強さのことも表すのだろうなと思います。
せっかちな人のほうがやはり余裕がないというのも自分を見ていて思いました。
マイペースでも気が利く人はいますので、そういう人になれたら最高なんだろうなと思いますが、
私には到底無理だなと思いました。


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恋愛に不必要なプライド [ひとりごと]

コロナ禍が少し緩和されつつあるせいか、やはり人との直接のつながりを求めようとする動きが強まっているようです。
最近は直接鑑定に来てくださる方も増え、水星逆行中だからか、何年か前に鑑定した方からの依頼も多いです。やはり人とは会って話さなきゃダメだなと思います。

その最たる例が恋愛だと思いますが、昨今、出会いの形も様々に変化していて、ネットでのいわゆるマッチングなどが普通に認められています。
私みたいな老齢の人間は、ちょっとそういった出会いは怖いのですが、必ずしも悪い出会いばかりではないし、実際コロナ禍で会えないのだから、ネットを頼るしかないでしょうし、この時期ならではの恋愛の求め方だとは思います。

恋愛相談を受けていて思うのですが、どうも、恋愛においてはある程度のプライドはもちろん必要ですし、淋しいから誰でもいいというような考え方をしていると恋愛依存症のようになってしまいますし、実際弱っているときには普段なら好きにならないような人が、白馬に乗った王子様のように輝いて見えてしまうというように、鑑識眼も狂いがちです。
ただ、プライドが高すぎるとこれまた、なかなか良い出会いには結びつかないということも多いのです。
プライドが高いというと、獅子座が一般的にはよく言われていますが、獅子座のプライドは長所でもあり、自分自身に信念を持っていてそれを曲げないという感じのプライドイコール誇りのようなものだと思います。なので獅子座の人は恋愛において、良いプライドを持っていて相手に嫌われたらどうしようというような、不必要な思い入れはなく、自分が相手のことを好きであるという能動性に対してのプライドを持っているため、相手に必要以上に好かれようと媚びたりもしません。

ところが、相手に愛されたいと願うばかりで能動的に働きかけることをカッコ悪いと思うようなプライドは不必要です。
これはプライドと言っても、自尊感情を傷つけられることに対して必要以上に反応してしまうもので、例えば相手からLINEなどの返事がなかったら別に自分が連絡したければすればいいのに、「自分から連絡してばかりだと重たいと思われないだろうか」というように考えてしまって連絡できずに悶々としているうちに自然消滅してしまうようなケースがあります。

要するに自分が相手に対してどうしたいか>相手がどう思っているか

という価値判断で動ける人は、余計なプライドは持ち合わせていないと思います。
もちろん、強引すぎるアプローチは相手に引かれてしまいますが、適度なアプローチは恋愛においてはやはりインパクトがあります。

恋愛相談では、相手の気持ちを知りたいという人が圧倒的に多いのですが、相手の気持ちを知ったうえで自分が動くというのはやはり自分が傷つきたくないというプライドが邪魔をしているように思います。

もちろん、経験則によるものなので、絶対にそうだとは言えませんが、射手座にライツを持つ人が意外とこのプライドが邪魔をするケースがあります。我が次女がそうなので実例としてわかりやすいのですが、自分から追いかけるのが好きなくせに、相手からのアプローチがないと動かないのです。そして悶々と悩む自分に腹が立つので余計に動かないという悪循環です。
射手座は文字通り弓矢を射るため、能動性はあるのですが、柔軟宮だからか、コントロールがうまいかというと割と適当なため、調子の良い時はまっすぐに弓矢は飛びますが、気乗りしない時は全く飛びません。火の星座は概してプライドそのものは高いですが、射手座のそれはややわかりづらいです。自分がその人を好きだという気持ちが相手にわかるということが嫌だというような変な屈折をしていたりします。なので案外本命に対してはツンデレで、どうでもいい人にはフランクなのでどうでもいい人から言い寄られやすいでしょう。この傾向はどちらかというと太陽よりも月の射手座の人に見られるかもしれません。

あと、かっこ悪いことが恥ずかしいと思う天秤座のプライドもいささか恋愛では厄介です。
恋愛など本能でするものだから、確固たる理由などないのに、自分の言動を俯瞰して観てしまうもう一人の自分がジャッジしてしまいます。理屈をこねているうちに時間が経過してしまうというパターンです。

逆に本能に素直に動けるのが意外と蠍座や牡牛座です。恋愛においては変なプライドは意外となく、好きだという思いがストレートに伝わりやすい星だと思います。
もちろん、月や金星火星などの星も絡むので、それらに射手座や天秤座があった場合はもう少し複雑化します。

水の星座はあまり恋愛にプライドが邪魔をしません。気づいたら動いているという感じですから、かっこ悪いとかあまりそういうことは気にしないと思います。なので、愛されやすい場合が多いでしょう。

自分自身の仕事や考え方などにプライドを持つことは大事だし、自分を必要以上に下げることはないのですが、協調することと迎合することは違います。
好かれようと思って行動すると不自然になるため、たいていうまくはいかないものです。

ただ、本能で動いて、ダメだった場合に縋り付くのは、プライドのない行動ですから、潔さや自分を顧みるということもまた、本当の意味でのプライドで、自分が好きになった相手に振られたら相手のことを貶めて「あんな奴、なんで好きになったんだろう」というような思い方をするのは不要なプライドだと思います。
こういう思い方をしていると次の恋愛に対してもそのプライド(自分は間違っていないという)は邪魔をします。
恋愛は必ず相手のいることなので、相手にも言い分はあります。
ダメだった場合は縁がなかったか、相手の良さがわからなかったか、自分の良さが相手に伝わらなかったというような場合が多いし、何かが合わなかったのですから、好きになったこと自体を恥じたり後悔したりする必要はないと思います。
過去に痛い思いを経験している人のほうが良い恋愛に出会えることが多いのですから・・・。

私みたいに、恋愛において痛い思いもしていない代わりに対して熱い思いもしていないようなのは、恋愛面では成長していないなと思います。
アセンダント射手座なのと、月の乙女座のスクエアのせいか、やはり嫌われたらどうしよう~と思って行動しなかったまま年を重ねてもはや恋愛などを語れない年寄りになってしまいましたが、これから恋愛したい人はぜひともうまくいきたい、という結果を求めるよりも、その人のことが好きなんだというシンプルな思いを大事にしてほしいなとは思います。
「やりたいと思ったことはとにかくやってみよう」というように、やはり行動することが大事だとは思います。

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大惑星のライツへの影響 [占星学]

大惑星というのは木星以降の動きの遅い惑星のことですが、その中でもトランスサタニアンと呼ばれる、天王星・海王星・冥王星とライツの関係性はやはり、長期間にわたって影響を及ぼしますので、個人の運勢には大きく関わる場合は強く出てきますが、普段はどちらかというと社会的な影響力を示したりすることのほうが多いかもしれません。

いつも思うのですが、太陽に対して影響する場合と、月に対しての場合とではどちらがより強く影響力を持っていると感じるかということです。

私は、太陽に対してはどちらかというと健康面や仕事面など、表向きハッキリ出てくる事象として現れる気がしますが、長期にわたって影響するなら、対策を比較的練りやすいのではないかと思います。
でも、月に影響を及ぼす場合は、メンタルに出やすいので、それが長期にわたってしまうと、ずっとモヤモヤしたような気分になったりしますので案外月に影響する方が厄介なのではないでしょうか?

山羊座の冥王星は相変わらずまだいますから、太陽山羊座の私にとっては確かに母の介護の合間に仕事をし、家事もしてという感じで肉体的にハードな面は否めないし、実際、冥王星が山羊座入りした2008年に今の家に引っ越して来たり、環境が大きく変わりましたし、そこからは仕事も出張を減らしたり、スカイプでの仕事が増えるなど、コロナ禍の前からスタイルが変わっていました。

2008年はそういえば本当に大変でしたが、トランジット天王星も魚座にあったせいか、月とオポジションでしたのでメンタルもきつかったです。むしろ、天王星が牡羊座入りした2011年以降のほうが気持ち的には案外楽だった気がします。

天王星は2019年には牡牛座入りして現在に至っていますが、本当だったら太陽とはトラインになるので、変化を楽しめると言いたいところですが、トランジット海王星が本格的に魚座入りしたのが2012年で、その後私自身の記憶でしんどかったのが2017年末から2018年でした。二度目のサターンリターンが1ハウスで起きたので当然ですが、母の介護度が一気に上がって家事一切を私がする羽目になった中で仕事をするという、まさに体力勝負はここから始まったと思います。
この年がなぜしんどかったかを思い起こせば、ネイタル月に対してトランジット海王星がはっきりと180度になってきたというのが大きいと思います。
何をしてもすっきりしない感じだし、どこかメンタルが安定しない感じです。
これは今でも続いていて、やはり海王星がルーラー魚座にある時期でもあるためか、じわじわと、そして長く続く感じがします。

今後の大きな大惑星の動きとしては、冥王星が完全に水瓶座に移行するのが2024年2月だし、2026年には天王星が5月に双子座に移行し、海王星も年初から牡羊座に完全に移行します。

ざっくり見て、あと5年ぐらいは私はメンタルは結構不安定なのだろうと思います。
ただ、太陽に対しては、凶座相がそこまでないせいか、大きな病気をせずに済んでいるのだろうとは思います。

今一つ印象の薄い感じがする岸田首相ですが、なんとこの方、8天体が獅子座と乙女座にあります。そのうち5天体が獅子座ですが、乙女座のイメージが強く感じるのは月が乙女座だからでしょうか?
現在、トランジット天王星は首相の太陽とはタイトなスクエアだし、トランジット土星と合わせるとTスクエアです。今月末の選挙の時期にはトランジット火星が蠍座に移行するため、なんと、グランドクロスになってしまいますが、大丈夫なんでしょうか?
月に対しても出生時間によっては、海王星が180度になるのでもはや、正念場以上の土壇場になるような・・・。

岸田さんは、太陽と天王星が、木星に対してセプタイルという、運命的なものを享受するアスペクトを形成しているので、この時期に首相になったのだろうと思いますが、野党がいまいちどころかなんらパワーがないため、保っているような政権ですけれど、それもまた運なのだろうと思います。

健康には気を付けて頑張ってほしいものです。

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本当の金運とは? [占い]

ある程度の年齢以降になってくると、「金運」「健康運」の二つしか重要ではなくなってくるケースが多くなります。
特に「金運」を聞く人がこんな世知辛い世の中になってくるとどうしても増えてきます。

私自身も今必要なのはこの二つの運しかありませんが、
「金運のいい人」
って、皆さんはどんな風に考えますか?

一般的には、やはりお金をたくさん持っている人
預貯金の多い人

という「蓄える」ことに主体を置いて考えると思います。

確かに貯金が上手な人はいます。徹底して貯めることに集中し、
節約したり、つまらないものを買わないとか、稼ぐことを考える人はそうでしょう。

ところが、私も何人もの金運を見ていますが、本当に金運のいい人というのは、

「お金と上手に付き合える人」

だと思います。
ということは、お金を使わない人というのは、金運があるというよりも、倹約上手とか下手するとケチとかしみったれという、人としてはいささかさもしい場合があります。
人づきあいすらお金が出ていくのでしないという人もいます。

でも、上記のように「お金と上手に付き合える人」は、お金を「使う」ことが上手なのです。
金運というのはそれイコールお金持ちになれる運というのではなく、お金をいかに上手に使うかということを示していると思います。

簡単に言うと2ハウスで金運を読みますが、2ハウスに木星があれば確かに金運そのものは悪くはありませんが、これは、どちらかというと、実家が裕福だとか、豊かな育ちの人に多く見られ、その人自身が稼ぐ力が強いとかというより、「お金にきれい」と言える場合が多いのです。
実際こういった星を持つ人は、割とお金は必要な時にはドーンと使います。
でも、ドーンと使える分だけお金があるということなのです。

逆に2ハウスに土星のある人の場合、節約家だったり、ケチだったり、働く割には実入りが少ないというケースが多く、金運としてはいささか不満が出やすい配置です。

でも、2ハウスカスプ主星が大事なので、やはりそこを見る必要があるでしょう。
要するに、いかに使うかということが、金運をアップさせるための秘訣なのです。

いくら金運があっても、大金をただ貯金しているだけで使わなかったら金運自体は生きてきませんし、枯渇すると思います。

これは別のことでも言えますが、恋愛運のいい人というのは恋愛の経験だけ多い人というのではなく、
実のある恋愛をいくらしているかという「質」の問題なのです。たとえうまくいかなかったとしても、
出会えてよかったと思える恋愛を数多く経験している人は恋愛運がいいと言えますが、ただ異性にもてるだけで、数か月つきあっただけで相手がコロコロ変わるというような場合は、恋愛運がいいとは言えないでしょう。

つまり、金運のいい人というのは、お金を愛し、大事にしているという人のことであって、それは、同時にお金に対して常にありがたみを感じている人のことです。
自分の欲しいものは買うけれど、人に対しては不義理な人というのは、金運がいいとは言いません。

友人のお母さんは、隣人が困っているとお金を貸してしまうような人で、しかもそれが返ってこなくてももはや取り立てたりもしないし、貸す時点でもう、あげる気持ちだそうです。だからなのか、ご自身の妹さんが生涯独身で亡くなった時かなりの財産を持っていて、兄弟が4人いたけれどその友人のお母さん以外は皆さん既に亡くなっていたため、お母さんが一人その妹さんの財産を受け継ぐことになりました。この時点で金運のある方ですが、それを、自分はもう老齢だから、使うこともないしと、孫のために数百万単位であげるなどしているそうです。
こういう使い方のできる人というのが本当に金運のある人と言えます。
でも、そのお金をもらった孫(友人の息子)は、お礼一つ言わないで当たり前のように受け取っているそうで、友人がその無礼を嘆いていました。この息子さんは自分の趣味にはお金をつぎ込むのですが、生活費などはものすごく「ケチ」です。なのでお金はもらうものという感覚なのか、有難いという気持ちが薄いのでしょう。せっかくの金運もきっと下げてしまうと思います。

運というのはいくら持っていても使わなければ宝の持ち腐れなのです。

よく、ギャンブルなど、努力せずに入ったお金は使ってしまう方がいいと言われるのはそういうことです。単なるラッキーで入ったお金なので、使うことで循環させるという行為でその人の運が上がるわけなので、それを私利私欲のためにだけ使ったり、ケチってしまったら、きっと運は落ちるでしょう。

もちろん、私利私欲のためにお金をつぎ込むような人でもお金自体まるで減らない人もいるとは思いますが、そういう人はお金に替えられない信用とか人徳のような大切なものを失っていると思います。

お金に感謝をしながら使って行くことが大事なんだろうなといろんな人を見ていて思います。
もともとの金運そのものはたいして良くなくても、努力してお金を得ている人はそれなりに使うこともしています。例えば、何事もプロになるには習うための先行投資は必要ですが、それを惜しむ人はたとえ技能を習得しても大成しにくいでしょうし「お金」そのものが手に入ったとしてもそれだけであって生きたお金の使い方をしていないと思います。でも、大成しているその道のプロの方はたいてい、それ相応の先行投資もしています。
知り合いで、ビジネスである程度の成功を納めてい人がいますが、プライベートは常に淋しく、いつも印象が暗いのです。金運自体も不安定だからか、それはそれは努力もしているし、お金を得るためにいろんな仕事で頑張っているのですが、使い方が「?」と思うことが多く、お金がかかるので、という理由で食事はほぼ安いものしか食べないし、遠方に出かける仕事の時は常に友達の家に泊めてもらうというスタンスを崩しません。で、友達の家にお世話になるからその家の人にお礼をしているかというとそうではないし、悪く言うと友達を利用している感じすら受けます。
確かにお金はあるので海外にもよく行くし、その際は常にファーストクラスを利用しているし、自分自身のためには惜しげもなくお金を使っているのですが、人には極力使わないし、メルカリ等に自分の使った中古の品物を出品する際にも元の金額よりも高く設定して売っています。

この人を見ていて金運があるようにはとても思えないのです。いわゆる「リッチ」な人ではありますが、心がリッチじゃないというか・・・。

同じようにお金を持っている人で経営者の知り合いもいますが、この人はもう、人に対して惜しげもなく使いますし、自分自身は意外とブランド品を身に着けることもないし、好きな車だけはお金をかけていますが、それ以外のところでは義理堅く、お金に対してきれいです。
心も外見もきれいな人ですし、プライベートではご苦労はありますが、将来はきっと笑えるだろうと思っています。

「もったいない」「お金がない」というようなワードを口走る人も要注意です。
金運を下げてしまうからです。これはお金の悪口になってしまうため、お金さんが逃げます。

お金さんに好かれるような人にならないといけないなと思います。


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対人関係には金星が重要 [有名人]

私自身、太陽星座と金星が同じなので、あまり矛盾を感じないため気づきにくいのですが、人間関係においては意外と太陽星座や月星座より、金星の星座が重要な意味を持つなぁと、いろんな人を見ていて思います。
金星は太陽とは最高でも48度しか離れないので、HPの「玉手箱」にもあるように、「金星の位置による恋愛論」を見ていただいたらわかりますが、どの星座も前後2星座にしか金星はないため、5通りしか太陽と金星の組み合わせはないのです。
男性にとっての金星は好みの女性を示すこともあるのですが、私はどちらかというと、金星に関しては男女問わず「人間関係総合」に出る性質だと思っています。
恋愛は、人間関係の最たるものであるということで、金星はやはり同性に対しても出るのではないかと思っています。

今月は割と惑星が風星座に多い時期なのですが、先月は新総裁が決まったり、いろいろ変化もあったのはひとえにトランジットの惑星が乙女座を通過していたせい(太陽とか火星とか)なのかはわかりませんが、やたらと乙女座の人に焦点の当たる月だったかなと思います。
岸田新総理をバックで支える(操るという方が正解かもですが)「AAA」と言われている安倍・麻生・甘利氏は何と3人とも乙女座です。
岸田総理は獅子座の太陽ですが月が乙女座ですし金星も乙女座なので、ビジュアル的にも乙女座の印象が強い人だなと思います。
AAAとうまくやっていけるのは、岸田氏が金星が乙女座であることも大きいのかなという気がします。
しかしこのAAA,全員金星の位置が違うのがまた面白い!

安倍元首相の金星は蠍座なので、表向きは温厚に見えますが嫌いな相手は徹底して潰そうとするところも感じますので、金星蠍座の人は、人間関係においては自分が好きな相手と嫌いな相手に対しては態度が180度違うでしょうし、常に人を俯瞰して観ているようなところもあるので実は敵に回すと怖いです。甘利氏は金星天秤座で、この配置の乙女座さんはそつがなく、割と仕事そのものはできる人が多いし、一種の「人たらし」的な魅力もあります。ただ、その分したたかかもしれませんが。
一方麻生氏の金星は獅子座。乙女座らしからぬ失言の多さや、どこか常に上から目線であるところは獅子座っぽいですが、意外と単純なところもお持ちのような・・・。
乙女座さんだけでもこんな風に人間関係における接し方は異なります。

いろんな人を見ているとやはり、太陽星座と金星の星座が異なる方が人としての深みはあるし魅力もあると思います。私のように同じだとあまり面白味がないし、つまらないです(苦笑)。
金星の品位が乙女座ではあまりよくないせいもあるので、乙女座で金星が天秤座だと特に魅力的な人間性は醸し出すように感じます(金星天秤座は本来の位置なので)。

と思うと、昨日ノーベル物理学賞を受賞した、真鍋淑郎氏もまた乙女座です。
氏の柔和な雰囲気は地象サインだろうと思いましたが、品もあるので金星を見るとやはり天秤座でした。奥様のことを本当にべた褒めされていましたが、あんな風に言われる奥様は幸せですね。

我が娘も、蠍座太陽ですが金星が天秤座です。普段の人間関係や物腰は蠍座っぽさは微塵もなく、天秤座の金星が11ハウスにあるのも良い位置で、博愛精神を嫌味なく発揮できるタイプです。これが金星も太陽も天秤座となると割と普通にいい人という感じで、ギャップがないためか、平凡なキャラになってしまいますが、やはり太陽星座とある程度違う性質を持つ金星のほうが、ギャップとして使えます。

私も、金星が水瓶座か魚座になりたかったです。前者だと論理的にもっとバシッと言えるし、後者ならもっとかわいげのあるタイプだったでしょうし・・・。

金星は必ずしも恋愛面においてのみ出るわけではないなということです。

ちなみに・・・最近わかったのですが、眞子さまと結婚する小室圭さんのお母様である小室佳代さん、
何と乙女座でした。でも、なぜ高飛車な感じを受けるのかと思ったら金星が獅子座で麻生さんと同じパターンでした。何となく納得してしまいました。もともと派手好きな面があるのでしょうね。
しかも、眞子さまと小室圭さんは誕生日が20日ぐらいしか違わない天秤座同士なのですが、小室さんもお母さんと同じ金星の獅子座です。「お金というか、華やかなものが好き」なところは遺伝しているのかも。一方眞子さまの金星は乙女座なので品位が良くないせいか、天秤座の品の良さはまあ生まれ持っておありですが、金星のせいか一途というか頑固さも出てくるのかもしれません。

まあ、当人同士が決めたことですし、外野がとやかく言っても仕方のない事ですけどね・・・。
ここまで貫いたからには、世間を見返すぐらい幸せになっていただきたいと思います。

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新調したタロットで占った今月の運勢 [占い]

ヘブン&アースタロット②.jpg

という、絵柄自体は基本のウエイト版なので非常にわかりやすいのですが、絵がシックで色合いもモノクロっぽいし、何よりも人物のビジュアルが美しいのです。
ひとめぼれして買ってしまいましたので、このカードで今月の運勢を占いました。

ヘブン&アースタロット.jpg

の通りですが

牡羊座 ソードナイト・・・思い立ったらまずは行動あるのみです。今月はフライングは少な目で割と冷静な判断力も兼ね備えていますのでやらずに後悔するよりやってから反省してもいい

牡牛座 力・・・精神力がモノを言う時なので、自分の才能や今までやってきたことに自信を持ってください。それをひけらかす必要はないのでいざというときにきっと役に立つでしょう

双子座 ワンド5(逆)・・・何かしら葛藤はあるのは当たり前なのだから、迷う自分を責める必要はありません。ただ、誰かのせいにしてはダメ。あくまでもあなた自身の問題ですから

蟹座 カップ8(逆)・・・未練があるのなら、無理にそこから目をそらさないことです。自分の中では何をすべきかわかっているはず。過去を振り切って前に進む大きなチャンスかも

獅子座 金貨7・・・骨折り損のくたびれもうけ、という気分になっているかもですが、自ら選んだことだと思ってください。むしろ目に見えない努力こそが後に結果を生むと信じること

乙女座 ワンド6(逆)・・・負けるが勝ち、ということを落とし込むことです。表向きは謙虚に振舞っていきましょう。負けん気は奥底に隠してください。今月は目立った言動は叩かれます

天秤座 星・・・美と健康が後押ししてくれるので、自分自身を心身ともに高めていくことができるでしょう。誰かのためではなく、自分のために自分磨きをすることで気分も新たになります

蠍座 ソード8・・・何かに縛られているのか、罪悪感で身動きが取れなくなっているようです。秘密を持つことは好きですが、大事な人に対しては厄介。ふと正直になってしまう場合が

射手座 カップキング・・・優しい人の助けがありそうです。年長者やハートで仕事をしているような情のある人と出会える暗示。今までの疲れが吹っ飛ぶような出来事がありそうです

山羊座 ワンド10・・・ストレスをそのまま受け止めてしまうと重圧にしかならないので、できることから一つずつクリアにしていくこと。何もかも一度に決断しようとすると無理が生じる

水瓶座 ソード7・・・後ろめたい部分が何かしらあるのでは?こっそり何かをしようと思っても割とばれてしまいますので、正直に胸の内を相手に伝えた方がかえってうまく事が運びます

魚座 ソード10(逆)・・・傷つくことを恐れるとかえって余計傷が深くなります。思い切ってショックな結末であっても下手に抵抗しない方がいい。夜明け前の闇の深さだと思うこと

今月は水星逆行だし、風星座に星が集中するせいか、良い星座とそうでない星座にはっきり分かれています。私は・・・何となく図星をさされた感じです。
終わりのほうの星座がなぜかソードばかりなのですがなぜだろう???

まあ、当たるも八卦ということで。
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