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大惑星のライツへの影響 [占星学]

大惑星というのは木星以降の動きの遅い惑星のことですが、その中でもトランスサタニアンと呼ばれる、天王星・海王星・冥王星とライツの関係性はやはり、長期間にわたって影響を及ぼしますので、個人の運勢には大きく関わる場合は強く出てきますが、普段はどちらかというと社会的な影響力を示したりすることのほうが多いかもしれません。

いつも思うのですが、太陽に対して影響する場合と、月に対しての場合とではどちらがより強く影響力を持っていると感じるかということです。

私は、太陽に対してはどちらかというと健康面や仕事面など、表向きハッキリ出てくる事象として現れる気がしますが、長期にわたって影響するなら、対策を比較的練りやすいのではないかと思います。
でも、月に影響を及ぼす場合は、メンタルに出やすいので、それが長期にわたってしまうと、ずっとモヤモヤしたような気分になったりしますので案外月に影響する方が厄介なのではないでしょうか?

山羊座の冥王星は相変わらずまだいますから、太陽山羊座の私にとっては確かに母の介護の合間に仕事をし、家事もしてという感じで肉体的にハードな面は否めないし、実際、冥王星が山羊座入りした2008年に今の家に引っ越して来たり、環境が大きく変わりましたし、そこからは仕事も出張を減らしたり、スカイプでの仕事が増えるなど、コロナ禍の前からスタイルが変わっていました。

2008年はそういえば本当に大変でしたが、トランジット天王星も魚座にあったせいか、月とオポジションでしたのでメンタルもきつかったです。むしろ、天王星が牡羊座入りした2011年以降のほうが気持ち的には案外楽だった気がします。

天王星は2019年には牡牛座入りして現在に至っていますが、本当だったら太陽とはトラインになるので、変化を楽しめると言いたいところですが、トランジット海王星が本格的に魚座入りしたのが2012年で、その後私自身の記憶でしんどかったのが2017年末から2018年でした。二度目のサターンリターンが1ハウスで起きたので当然ですが、母の介護度が一気に上がって家事一切を私がする羽目になった中で仕事をするという、まさに体力勝負はここから始まったと思います。
この年がなぜしんどかったかを思い起こせば、ネイタル月に対してトランジット海王星がはっきりと180度になってきたというのが大きいと思います。
何をしてもすっきりしない感じだし、どこかメンタルが安定しない感じです。
これは今でも続いていて、やはり海王星がルーラー魚座にある時期でもあるためか、じわじわと、そして長く続く感じがします。

今後の大きな大惑星の動きとしては、冥王星が完全に水瓶座に移行するのが2024年2月だし、2026年には天王星が5月に双子座に移行し、海王星も年初から牡羊座に完全に移行します。

ざっくり見て、あと5年ぐらいは私はメンタルは結構不安定なのだろうと思います。
ただ、太陽に対しては、凶座相がそこまでないせいか、大きな病気をせずに済んでいるのだろうとは思います。

今一つ印象の薄い感じがする岸田首相ですが、なんとこの方、8天体が獅子座と乙女座にあります。そのうち5天体が獅子座ですが、乙女座のイメージが強く感じるのは月が乙女座だからでしょうか?
現在、トランジット天王星は首相の太陽とはタイトなスクエアだし、トランジット土星と合わせるとTスクエアです。今月末の選挙の時期にはトランジット火星が蠍座に移行するため、なんと、グランドクロスになってしまいますが、大丈夫なんでしょうか?
月に対しても出生時間によっては、海王星が180度になるのでもはや、正念場以上の土壇場になるような・・・。

岸田さんは、太陽と天王星が、木星に対してセプタイルという、運命的なものを享受するアスペクトを形成しているので、この時期に首相になったのだろうと思いますが、野党がいまいちどころかなんらパワーがないため、保っているような政権ですけれど、それもまた運なのだろうと思います。

健康には気を付けて頑張ってほしいものです。

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