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今年のドラマ総括 [ドラマ]

今年も残すところもう1日になってしまいました。

コロナ禍でおうち時間が多かった私にとって、母の介護に追われ、家事三昧でしたが、その分家事をやり終えて一息ついたらドラマを見るというのがお決まりの癒しになっていました。

特に今季のドラマはかなり面白いものが多かったので、ほぼ毎日のように何か見ていたように思います。

恋愛ドラマはあまり好きではないのですが、今季に限っては、意外とよかったです。

月曜日はフジテレビが「月ドラ火バラ」とうたっていたように、「ラジエーションハウス2」と「アバランチ」を続けて観ました。
ラジハは1ほどの面白さはなかったように言われていますが、私は窪田正孝さんが好きなので、あのホンワカした中にもシャキッと締めてくれる医療ドラマとして楽しめたし、本田翼さんの演技が云々という人がいますが、かわいいから別にOKで、メンバーが全員変わらなかったのが良かったと思いました。シリーズ化していくのかはわからないですが、私的には好きなドラマです。
「アバランチ」は映像が昭和っぽい感じで、綾野剛さんは、「コウノドリ」のようなホンワカした役もできるのに、こういったハードボイルド系もこなせるいい役者さんになったなと思います。このドラマは暗いとかいう人もいましたが、私はこういう重ためのドラマは好きなので、ずっと見続けていました。コミカルな役が最近多かった木村佳乃さんのシリアスな演技が久々に見れて、やはりこの人はうまいと思ったのと、高橋メアリージュンさんが、こういう蔭のある役が意外とよく、アクションも見事だったなと思いました。それにしても最近、渡部篤郎さんは、悪役ばかりですね。

水10の「恋です!」は最初はラブコメかと思っていたんですが、これがもう、見るごとにはまってしまい、実は一番感動したドラマでした。
杉咲花さんは実に演技がうまいなと思っていましたが、今回の髪形がものすごく似合っていて、かわいかったです。視覚障碍者のこともすごく勉強になったし、毎回お笑い芸人の全盲の濱田祐太朗さんが解説していたのも面白かったし、なんせ、「白杖」という名称を初めて知りました。「しろつえ」だと思っていたのですが、「はくじょう」と読むんだと、自分の無知さも思い知りました。
このドラマはみんないい人で、黒川役の杉野遥亮さん、今までイケメンさんの割にはあまり目立たない役柄が多かったですが、このヤンキー君の役はなかなか良かったし、今後演技の幅がかなり広がったのではないかなと思います。モデルのめるるちゃんこと生見愛瑠ちゃん、(この子の名前がどうしても読めない)意外と演技うまかったし、脇を固めていたお姉ちゃん役の奈緒さんや、鈴木伸之さんの金髪もなかなか見ものでした(ラジハではお医者さん役なのに180度違う役)。
最終回のラストシーンで、ユキコと黒川が思いを伝えあったシーンは泣いてしまいました。

木曜はまあ、お決まりのドクターX、相変わらず「失敗しない」大門未知子さんでした。最後は初めての未知子の恋模様かと思ったのですが、そうはいかなかったようです。
木10は江口のりこさんが主役ということで、お仕事ドラマだと思って期待して観た「スーパーリッチ」でしたがこれは一番期待外れでした。以前「彼女はきれいだった」ではすごくいいなと思っていた赤楚衛二さんでしたが、このドラマの役はすごくうざい男で、嫌いになっちゃいました。これはもう、お仕事ドラマではなく恋愛ドラマになってしまって、私の嫌いな方の恋愛ドラマの路線にいってしまい、尻切れトンボはいやなので見てしまいましたが、内容もあり得ない話だし、江口のりこさんの無駄使いだった気がします。彼女は恋愛ドラマ向きではないなと・・・。

金曜日の「最愛」これもまた、感動でした。出演者がすべて好きな人ばかりだったので一番期待していて、期待を裏切らなかったです。
「最愛」というと中島みゆきさんの曲がいつも頭にめぐるのですが、このドラマはそれぞれの「最愛」に向けてのメッセージ性があった、オリジナル脚本でとても楽しめました。
松下洸平さんは、この役はものすごくよかったです。赤楚さんと違ってこの役で好きになりました。
田中みな実さんがいつもの色気を抑えて、地味な役を演じていたのも新鮮で、なかなか頑張っていたのではないかと思いました。友人がこのドラマの出演者、朝ドラに出ていた人ばっかりだと言ってましたが確かにそうかも・・・。
でも、消えてしまった井浦新さんが気になる・・・。主人公の吉高由里子さんの飛騨の方言がすごくかわいかったです。弟役の高橋文哉君がイケメンで注目株だなとちょっとチェックです!(笑)

土曜日は「2月の勝者」、これは、どんな役でも演じられる天才、柳楽優弥さんなので見ました。井上真央さんとの掛け合いは、二人ともうまいので、安心して観ていられました。

日曜日は「日本沈没」。うーん、これもちょっと期待外れだったかな。
小栗旬さんは好きなのですが、このドラマに恋愛要素は不要だったかも。官僚の顔ぶれがちょっと役不足だった気がします。なぜにウエンツ?中村アン?と思いつついつも見ていました。
どこかにも誰かが書いていましたが、比嘉愛未さんっていつも相手が死んでしまったりするような不幸な役柄が多いなぁと私も思いつつ見ていました。凛としていて正統派美人なので私は好きなんですが、なぜかいつも脇役が多いなぁと不思議に思います。
あとは「真犯人フラグ」、秋元康の原作だから見ないでおこうと思ったのですが、西島秀俊さんだし、と観たらなんかもう、話がとっちらかっていて、出演者全員怪しい。桜井ユキさんの怪演が面白くて見ていますが正直2クールもいらないだろうと思ったりします。

と言いつつしっかり作り手の意図にはまってしまっていますが・・・。

と、今季は「恋です!」と「最愛」が私の中では秀逸でした。

やはり役者さんがうまいと内容に関係なく安心して観れるというのが実感です。

と、ドラマの話で今年は終わろうと思います。

来年もよろしくお願いします。

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程よい運気 [占星学]

今年ももうあと10日足らずになりましたが、皆さんは今年はどんな一年でしたか?
よくある今年の一文字というので表せばどんな字になりますか?

私自身はどうも「遅」という文字かなという気がします。
すべてにおいて物事の進み方が遅く感じました。(月日の経つのだけは早く感じましたが)
ただ、良い意味では自分の本来のペースがわかり、ゆっくりでいいよと自分に言い聞かせた一年でもあったかなと思います。

ところで、程よい運気というのは何が大切かを考えてみました。
もちろんソフトアスペクトがトランジットの惑星から自分のライツに関係しているとは思いますが、
トラインというのは案外人を怠惰にするので、努力しようとはあまり思わないのです。
良いことが降ってわいてくるわけではないので、
悪いことは起きない
というだけになることが多いです。

「良い」ということが120度というきれいすぎる角度で意外とぼやけてしまいますので、具体的な良い事というのが実感として湧きにくいのです。
いわゆる「小三角」という角度を取る場合、それが起きるハウスで比較的はっきりと具体的に良いことが実感できたりします。

要するに「セクスタイル」という「程よい角度」がうまい具合にフォローしているからです。

セクスタイルはオーブは5度です。(この場合10度は取りすぎだと思います)

私自身は、9ハウスの月と12ハウスの木星と2ハウスの金星で小三角がもともとあるので、
「占い(12ハウス)を教えて(9ハウス)稼ぐ(2ハウス)」という形で発揮できます。
ネイタルのライツのいずれかに対してトランジットの大惑星がセクスタイルを形成し、もう一つの惑星で小三角を作った人が「程よくよい運気」だったように思います。

私は乙女座の月なので、セクスタイルを作るのは蟹座か蠍座ですが、トランジットの惑星は今年はどちらにもなく、山羊座の太陽に対してはトランジット海王星はセクスタイルにはならず、微妙にずれていましたから、ものすごく悪い年でもなかったけれど、特に良いことが思い浮かばない一年でした。
まあ、これが平凡という大事なことでもあるのですが、人間は平凡というのに満足しないところがあるので、どうも画期的な出来事を求めてしまいます。

もちろんこれだけでは程よい運気であると言い切れませんが、小三角に注目してみるのも結構面白いと思います。

これは相性でも言えることなのですが、セクスタイルというのは自分を1としてとらえた場合、11ハウス(友人)と3ハウス(コミュニケーション)のハウスですから、心地よい関係性になるのです。
トラインだと確かに共感力は生まれやすいのですが、深い友情というよりは、ホッとするとか精神的に楽であるという関係になりがちです。長期的な関係にはいいのですが、短期間で何かを成し遂げたい場合には案外ぼやけるので、セクスタイルだと目的意識が明確になるのです。

私の太陽にとっては蠍座と魚座がセクスタイルですが、確かに今年はコロナ禍でなかなか人に会えなかった中でも、久しぶりに会った友人は蠍座と魚座が多かった気がします。

私は特に太陽が1ハウスなのでそのまま蠍座は11ハウスで、魚座が3ハウスに当たりますから如実に出ますが、そうでない人にとってもやはりこのセクスタイルというほどよい相性の相手は助けになることが多いでしょう。

友達のような夫婦が程よい関係を維持できるというのはやはり納得できます。
好きになりすぎてしまうとやはりどうしても自我が出ますし自分の思いが先行してしまうケースが多いのです。
適度な距離感を取りつつ程よく関係性をキープできるということが、こういう世の中ではやはりとても重要だなと思った一年でした。

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ハーフサムの軸 [占星学]

ハーフサムは基本的には、トランジットの惑星やプログレスの惑星などが軸に絡んだ時にその力を発揮するので、時期の選定(日にちを決める時)に使うことが多いですが、もちろん相性とかに使うことも可能です。

普段あまり使っていないのですが、自分自身、人間関係を見直すことが多く、来年以降もう、
いい年をしているし、お人よしはやめようと思っています。

もともと損得勘定とか処世術と言ったものがほとんどないタイプなので、よく言えばすれていないのですが、悪く言うとなめられやすい傾向はなきにしもあらずです。
いわゆる「海千山千」とか「計算高い人」からすれば御しやすいのでしょう。

自分の海王星があまり働いていないというのはわかっているのですが、この海王星という星は、ハーフサムの中では最も悪い働きをします。
要するに「はっきりしないまま終わる」「蛇の生殺し状態」「カオス状態」
を示すので、白黒つかないまま延々続いてしまうので焦点ボケになるからです。
一度一年法で進行させた海王星がここ数年ずっと1ハウスにいますし、現在ネイタル太陽にタイトな合ですから、そりゃ、カオスになるだろうなとは思うのですが、
ハーフサムの軸にネイタルの海王星が載っているかなと調べてみると

木星とドラゴンヘッドの軸である「協調軸」にもともと海王星がタイトに合でした。

ネイタルの惑星が軸に載る場合、もともとの性質として持っているというだけなので、実際にはトランジットやプログレスの惑星が絡む時に発動しますが、私は東半球型だし、協調性に欠けるところがあります。そこに海王星ですから、だから一匹狼なんだろうなと思います。
しかも現在、ネイタル海王星に進行の冥王星が合、ネイタルドラゴンヘッドにも進行の天王星が合ですので、これが原因かと、ちょっと腑に落ちました。

さらにはプログレス太陽はずっと3ハウスにいますので、3,10,11ハウスというような社会における人とのかかわりに重要なハウスは海王星もしくは天王星によって侵されています。

しかもネイタルの月とトランジット海王星はずっと180度だし・・・。

海王星に見放されている自分のホロスコープをきちんと見直し、孤高を貫き通さなければ、自分を見失ってしまうだろうと思いました。

何かしらはっきりしないことが多すぎる人生ですが、今は家庭を中心にするべき時期ですから、本当に大切な人間関係だけを重視していく必要があるなと思います。やはり家族が大切だし、基盤ですから、そこがぶれてしまっては何にもならないです。

もともと社交性はないし、風の時代には生きづらいタイプですし、それでも生きていかなければならない人生は修業ですから、腹をくくらないといけません。

もともとのネイタル木星や金星がハーフサムの人間関係軸にたくさん載っている人がいますが、このような人は人に助けられる運命つまり前世において多分善行をし尽くした人なのでしょう。

私は残念なことに、ネイタルの木星も金星もほとんど軸に載りません。
今世では人助けをすることで多分自分の使命は終わるのでしょう。

ネイタルの金星、木星が載る軸は重要ですし、一方海王星の載る軸は一種のカルマです。
ただ、持っているというだけなので、時期を観て実際に使って行く必要があるでしょう。

自分のホロスコープを生かすも殺すも自分自身です。

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「で」と「が」 [ひとりごと]

最近、人間力についていろいろ研究したりするのですが、やはり人と会話をする際に使っている言葉は非常に大事だと思います。

特に占いは一対一での対話ですので、その人が納得できるような言葉を発していくのがこちら側の責任になります。
クライアントさんは何らかの不安や迷いを抱えてくる場合がほとんどですから、それをはっきりと取り除いてあげる必要があります。
もちろん、すぐには明確な答えの出ない問題もあります。
それでも、相手が少しでも楽になれるような言い方というのがあります。

人は誰でも承認欲求があります。尊重されたい、誰かに大事にされたい、認められたいというのは当然だと思います。
占星学では自己承認は2ハウス、他者承認が8ハウスなのですが、これが葛藤している人は結構多いのです。

自信など、生まれてすぐにできるものではないし、やはり誰かに承認されて初めて生まれるものです。
まず、子供が出会う存在は親ですが、子供はよく
「どっちが好き」
という二択を尋ねることがあります。
よくあるのはきょうだい関係の中で
「私と〇〇(きょうだい)とどっちが好き?」と聞いてきます。
たいていの親は
「どっち好きよ」
と答えると思いますが、これだと子供は割と納得しません。

「あなたのこういうところ好きだよ」

とはっきりと「が」を入れて答えてあげると喜ぶと思います。

これは大人でも同じで、大好きな人に
「あなたいい」
と言われて嫌がる人はあまりいないと思います。
「あなたいい」
と言われてしまうと、他の人でもいいんだなということになってしまうので限定感やお得感がありません。

「が」という限定をやはりすることが、会話の中のエッセンスだと思います。
占いでは時期を聞かれることも多いですが、この場合も
「〇月がとてもいい」というような限定をした方が説得力はあります。

プレゼントを贈るような場合も
「なんでもいい」と言われてしまうと意気消沈してしまいます。
むしろ「〇〇が欲しい」と言う方が明確にわかりますし、喜んでもらえますからいいと思います。

日本人は曖昧なことを言うのが美徳のようなところがありますが、案外はっきりと意思表示してもらった方が楽だという経験はないですか?

自信があることに対しては断定できるので、やはりこの「が」という言葉にはある種の説得力はあると思います。
似た感じで「〇〇は」という「は」がありますが、「は」にはほかに比べる対象があるように感じる場合があります。
「が」ほどのオンリーワン感はありません。

言い方一つでやはりニュアンスって変わるものです。

日本語ならではの言い回しだなと思います。

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大器晩成か早期大成か [有名人]

いろんな方のチャートを観ていて、人生における隆盛期がいつ来るかというのはやはり異なると思います。
そのポイントはやはり「一度一年法」で動かすプログレスの進行の太陽が、人間関係を示すドラゴンヘッドに対していつ頃転機となるのかを見るといいかと思います。

大器晩成の例でいうと、先日中居君の金スマに登場していたお笑い芸人「ずん」の飯尾和樹さんですが、ホントに普通のおじさんなのですが、最近いい味を出していて、いろんな活躍をしています。飄々としていて、本当に自然体なので、水瓶座だと思っていたらなんと山羊座0度(出生時間によっては射手座29度ですが、山羊座だと思います)でした。ただ、あの飄々とした感じはやはり月が水瓶座でした。あと、10天体のうち5天体が風星座だったので、自然体で誰からも嫌われないオーラを醸し出しているんだなと思いました。ただ、やはり山羊座ということで大器晩成を地でいくような人生で、今でも多分ご本人は売れているという実感など持たず、楽しみながら仕事をしている感じです。
彼の場合もともとドラゴンヘッドと太陽がスクエアなので、進行の太陽は30代にならなければドラゴンヘッドとは60度にならないですから、若いうちはあまり人脈に恵まれたりしないでしょう。
月や金星(ともに水瓶座)に、P太陽が追い付くのも30代になってからです。しかもドラゴンヘッドは太陽と、先見の明を示す木星・天王星の合とはもともとTスクエアになっていますから、「ブレイクする」というような衝撃的な売れ方はしない星です。もともとが山羊座だから、好きなことをただコツコツと長くやっているということで、もともとの性格が温厚かつマイペースで大物芸人さんに決して嫌われないタイプであるということもあっていろんなところに出させてもらって今があるように思います。
地象でも、風星座が優位な彼のようなタイプだと、決して敵を作ることはないので、典型的な大器晩成になり得ます。
一方、早期大成という言葉があるのかはわからないのですが、先日「億り人」という文言がなんだかおもしろかったので見てみると、元グラビアアイドルの杉原杏璃さんという人が、なんと、23歳で株を始めて、大成功して今や年収数億という会社を経営しているというニュースを観たのでビックリしました。この方のことは正直知らなかったのですが、一体どのような星かと思って見てみると、やはり双子座・月水瓶座の風の人で、ライツがタイトなトラインです。そして、進行の太陽を一度一年法で観ていくと、23歳時に見事にドラゴンヘッドと合になるのです。出生時間はわかりませんがきっとそこは2ハウスか5ハウスか、金銭に関係するハウスで起きているのではないかと思われます。きっと彼女に株を勧めた人がいて、その方の影響で始めたのかなと思いますが、彼女の場合、太陽・月・土星冥王星の合というグランドトラインがあるのでもう、これは、揺るがない金銭面での成功を表していると思います。金星が牡牛座で本来の座にあり、ドラゴンヘッドと60度なのもラッキーですね。

ドラゴンヘッドはやはり「生まれ持っての人脈」なので、ソフトアスペクトを持っている方が有利だと思います。
もちろんこれはひとつの観方に過ぎないのですが、「なぜこの人は今ブレイクしているのだろう」と思ったときにふと調べてみると案外しっくりきます。
私などもともとドラゴンヘッドが太陽とも緩くスクエアだし、金星は2ハウスにあっても太陽とはタイトにスクエアになるせいか、「自分で運を切り拓くしかない」というようなところがあります。
しかも現在P太陽はドラゴンヘッドとは150度だし、今後はどんどん180度に近づくわけで、良い角度になることはたぶん今後ないんだなと思うと、自分の隆盛期は、P太陽が水瓶座にあった30代から40代で終わっているんだろうなと思いました。
若いころは苦労してもまだ体力も気力もあるので、頑張れますが、年齢を重ねてからの苦労はあまりしたくないものです。

静かな老後を過ごしたいだけなんですが、なかなか神様は楽をさせてはくれません。
よほど先祖が徳を積んでいないのだろうと思いますが、地道に努力していくしかなさそうです。


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経営相談 [占い]

先日、久しぶりにとても充実した鑑定ができました。
若いころはやはり恋愛相談が主でしたが、徐々に家族間のこと、仕事の相談などが増えていますし、私自身もこういった深い内容のほうがやりがいがあるし、時間をかける分いろんな側面から見ていくことができるので、その分中身の濃い鑑定ができるからです。

今回は、経営者お二人の相談でしたが、経営の場合、やはり雇う人との関係性も重要ですから、
従業員の相性などを観たり、さらには事務所の移転などに良い方角とか、新しいことをする時期などを選定するなど、いろんな方法が必要になります。

今後はこういった、経営者さんや個人事業主の方の、事業運をもっと細かく一か月ごとの運気などをもとに観ていったり、自分自身の年齢に合った内容の鑑定を主にやっていきたいなと思います。

恋愛運や相手の気持ちなどを読むにはタロットのほうが適していますが、占星学はやはり西洋版四柱推命のような感じで、全体の流れを読むということで、運気のバイオリズムのようなものがわかりますので、現実的な問題には非常に有効です。

あとはやはりずっとやっていますが、自分自身が子育てを失敗したという苦い経験を踏まえてこその、
子育てカウンセリングで、親子関係、さらには前世のカルマなども観ていきたいというのはあります。

以前は「質より量」みたいな感じで捉えていたところもありましたが、もう、そういったことをチマチマやる年齢でもないので、これからはもっと質の高い鑑定を提供していきたいというのが本音です。

そのためには、心に残る「言霊」をやはりこちらも発していく必要があるでしょう。

私には霊感はありませんので、やはり生年月日(出生時間はできれば必要)データがないと確固たる鑑定はできません。
ただ、やはりそういったデータ分析は、
たかが占い されど占い
なので侮れないのです。

経営者の方を観ていて思いますが、基本的に家族関係にはあまりカルマのない方が多く、金運はやはり生まれ持って恵まれていますし、ご家族の相性が良いケースが多いです。
ただ、現実問題ではなかなかシビアなことも多かったりしますので、相性がいいのに家族関係があまりよくなかったりというようなことも多いのです。

でも、今回来られた方がお菓子を持ってきてくださったのですが、その熨斗紙には
「心ばかり」

という文字があって、「お礼」とか「挨拶」とか「お歳暮」みたいなありきたりな言葉ではないこの
「心ばかり」
という言葉がすごく素敵だなと思いました。

人を率いる経営者の器はやはり普段の物腰や言葉遣いに現れるものだと思いました。

私自身も、心に余裕がないと、どうしても荒々しい言動になることが多いのですが、良い意味で
魂レベルの高い方と出会うことで自分自身を顧みる良い機会になりました。

会社に出向いてセミナーをしたり、そういったこともやっていきたいものです。
コロナ禍で出張もセミナーも2年ぐらいありませんが、やはり外に出て新しい「気」に触れることは
とても楽しいですから、時期的には大惑星がすべて北半球にあってなかなか外向性を発揮できにくい時期ではあるのですが、何とか、発奮したいものだと思いました。

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アセンダントとドデカテモリィ [占星学]

アセンダントは人から見た印象とか、普段の行動パターン、さらには外見的特徴などを示すこともあるし、非常に重要なポイントですが、ドデカテモリィというのは、いわゆる「裏キャラ」のようなもので、普段はさほど出ないのですが、いざというとき、ドタンバになって出てくる性質を指します。

私自身、確かに大阪弁でいうところの「イラチ」なので、信号は常に先頭で待っていないと何となく嫌だとか、何事も焦っては失敗することも多いし、せっかちですしその割にどんくさいのでそんな自分にイライラします。
それはアセンダントによるところが大きいでしょう。
ただ、イライラしがちなのはドデカテモリィが太陽・月・ASCの三点セットすべてが牡羊座だということが大きいかなとも思います。
地象サインが多いので、落ち着いて見られますが完全に「見掛け倒し」です。

現在土星(射手座)の年齢域だからか、余計に射手座度が強まっていて、そこに矛盾のないドデカテモリィがあるためか、火の星座の人間のようなふるまいになっているように感じます。

通常モードだと一体何が出ているのだろうと思いますが、穏やかな気分の時は山羊座の太陽が強いかもしれませんが、落ち込むと月の乙女座が強くなりますし、これらの性質は射手座のアセンダントとはいささか矛盾するので、結構コントロールがしにくい場合があります。

特に重要な決断が苦手でして、アセンダントで逃げてしまうことも多いのです。
でも、ドタンバになると結局は私が決める羽目になるので牡羊座でもう「エイヤッ!」と何も考えずに行動してしまいますのでまたあとから後悔すると言った事も多々あります。

基本的には単純な性格だと思いますが、アセンダントは、体質にも表れますので、私の場合は、骨盤が大きく、お腹周りから太ももにかけてが結構発達していますので、見た目が痩せて見えるのですが、太い部分を隠すためにスカートをはいているので、性質が女らしいというわけではないのです。

一般的には元気のない時にはアセンダントのラッキーカラーやラッキーアイテムを使うといいのですが、それで私は紫が好きなんだろうと思います。
ただ、射手座の良さである楽観性はあまりないので、ただ怠惰でせっかちというだけですが。

皆さんはアセンダントで普段どんな行動に特徴がありますか?
ドタンバでは、太陽のドデカテモリィが出るのではないかと思いますが・・・。
感受点や惑星というのは、どうもあまりよい方の出方をしない気がします。

人間は欠点のほうがやはり目立つのかなという気もしないではないですが、長所しか出ないような人が羨ましいです。

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通常タロットとジプシータロットの違い [占い]

私は、かつて30代ぐらいの時には、タロット占いを教えた生徒さんのほうが実は多かったのです。
今と違って対面での鑑定だけだったので、タロットは対面の場合教えやすいのと、比較的感性を扱うので、覚えるとかあまり難しいことを考えずにできるのと、絵がきれいだし、何となく夢があるような感じもしますので・・・。

ただ、ネット社会になってからはやはり占星学が主流になってきました。

遠方の方からもタロット講座の依頼があるのですが、来年からはちょっとリモートでもできる方法を
知ったので、開催しようと考えております。

ただ、グループでのレッスンだけになります。

金星が山羊座に滞在している間に何とかHPを更新しないといけないのですが、冬はどうもすべてにおいて動作が緩慢になるため、なかなか進みません。

で、タロットは、通常の78枚によるウエイト版を使ったレッスン(マルセイユ版は私は扱っていないので)と、22枚の大アルカナだけを使った独特のスプレッドと「術」が必要になってくるジプシータロットを実施していますが、これらはどう違うのかについてちょっと実例で説明したいと思います。

タロットカードは大アルカナと呼ばれる絵札にローマ数字で0から21までの記号が描かれている22枚のカードと、絵札ですが、ワンド・カップ・ソード・ペンタクルの4スートにそれぞれ1から10までの40枚と、ペイジ(カードによってはプリンセスだったりします)・ナイト(カードによってはプリンス)・クイーン・キングがそれぞれ4スートあるので16枚あり、これはコートカードと言いますが、人物カードです。大アルカナ22枚と、小アルカナ56枚を合わせた78枚で構成されています。

そのうちの22枚の大アルカナだけを使うジプシータロットは、通常のタロットよりもより感性を働かせて、全体のイメージでとらえていくものなので、意味を覚えることはあまり重要ではなく、全体の流れをそのスプレッド(形)からつかみ取っていきます。
通常のタロットでも、よく使われるのがやはり

恋愛で相手の気持ちを知りたい場合

ですが、相手の性格によっては、気持ちはあるけれど非常にクールで冷たく感じられるような出方をしたりもします。でも、ちゃんとその人は相手のことを好きだったりするのですが、やはり相談者は
「愛されている」という実感がわかないということで、ジプシーで検証してみたりします。
すると、ジプシーの恋愛スプレッドだと、ちゃんと愛情を持っているということがより一層はっきりと表れて出てくるのです。

大アルカナというのはやはりはっきりとした意思が出やすく、事細かにどこがどう好きなのかということは78枚のほうが出ますが、心情的に愛しているかどうかということが、ジプシーのほうがより明確にわかります。

いつも、愛されているのかどうかわからないと不安になる人を鑑定した時、通常のタロットでやっていたので、気持ちはあるけれど確かにクールだし、感情があまり入っていないようなカードしか出ないため、相談者さんは不安がなかなかぬぐえなかったのですが、ジプシーで検証してみると、いわゆる「恋人」「女帝」などの愛情を表すカードがストレートに出てきたので、「ちゃんと愛されているよ」
とわかり、相談者さんはようやく納得できたということがありました。

タロットはどちらも物語になっていますが、具体性を持たせたい場合はやはり78枚のカードすべてで占う方がいいですが、イエスかノーか、愛しているのかそうでないのか、というような、物事をはっきりさせたい場合には、ジプシーは非常に有効です。

人によっては愛情をちゃんと持っていても、照れ屋さんだったり、素直じゃない人もいますし、そういった場合、そのように出てしまうことがあるので、その神髄を知りたい時にはジプシーはお勧めです。

来年以降は、通信でも、スカイプを使ったら実践でお相手に対してタロットを使うことができるようになりそうです。

楽しみにしていてくださいね~

まずは、12月21日(火)10時から12時、78枚の通常タロットのグループレッスンを直接自宅に来ていただける方を対象に始めたいと思いますので、参加希望の方はメールをくださいね。
あと2名受付OKです。



占星学やタロットについてもっと知りたい方、占い鑑定や鑑定レッスンをご希望の方はセレーネ・沙湖のホームページへどうぞ

★セレーネ・沙湖の占星カウンセリング
http://sacorin.com/

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暴力事件に関わる星 [有名人]

暴力事件と一言で言っても、事件性のあるものから自分が起こす暴力もありますし、DVなどの被害に遭いやすいといったものまでいろいろありますが、11月は火の星がないから刃物による事件は減るかと思ったのに一向に減らないし、悲しい事件が最近は多いです。

そんな中で、鬼束ちひろさんが救急車を蹴って逮捕されたというニュースを聞いて、彼女の才能はかねてから認めているし、曲も歌詞もどちらかと言えば好きですし、一度コンサートに行ったこともあるし、一種の天才だと思っていましたが、彼女はどうもアンガーコントロールがあまりできない人のようで、この世に生きづらいタイプなんだろうなと思いました。
今までにも結構暴力事件に関わったことが多いみたいですから、逮捕にそれほど驚きはなかったのですが、何となく不器用な人なんだろうなと思います。

もちろん、足でモノを蹴るという行為自体は決して認められることではないのですが、あれだけの楽曲を書く人が何とももったいないという方が強いです。

出生時間がわかっているので、彼女のホロスコープを観ると、バイオレンス系であるとは、パッと見ただけでは感じられませんし、西半球に惑星がほぼありますし、6,7ハウスにほとんどの星があり、最近注目している包囲星とバイアコンバストウエイに両方とも太陽と冥王星がほぼ合で入っているということや、1ハウスのキロンと水星の180度などが彼女の性格を複雑にしている気がします。

蠍座の太陽自体はいわゆる「狂暴な星」と言われるものではありますが(凶星が主星で、蠍という狂暴性のある動物が描かれている)7ハウスだし、人の目を気にするところも大きく、どちらかというと以前書いたHSPに近い傾向があるように思いますので、人と関わる芸能界そのものにあまり向いていないかもです。愛想笑いをしたり、当たり障りのないことを言わないといけないというような規制が納得できないでしょうし、そもそも不動宮のスクエア(太陽蠍座・月獅子座)なので、不器用極まりない性格ですから、誰彼なく好かれるようにふるまうなど、彼女にとっては非常に苦痛でしょう。

ただ、その言動がやや常軌を逸しているというのは否めません。

クリティカルディグリーという度数には、統治星の金星乙女座29度しかないので、これだけで危険人物とは言えませんし、その他、暴力事件に関係する恒星を調べてもぴったりの度数はないし、やはり、
逆行している水星とキロンの180度が、彼女の言語体系は一般的には理解されにくいものだったりするので、あのようなすごい歌詞で表現するのだろうなと思います。

若干20歳で彼女が歌っていた「月光」という曲の冒頭部分

「I am god's child この腐敗した世界に堕とされた~」
というのを聞いた時はなんというか、頭の中でシンバルが鳴るような衝撃を(良い意味で)受けましたから、今でいうところの「ヤバイ!」という感覚でした。

このほかにも結構好きな曲はありますし、本当に一時期はすごいなと思ったのですが、その後パンクロックみたいなファッションになったり、数々の奇行?とも言われるようなものがいろいろ報道されました。

でも、どんな人も、心の奥底には狂暴性や破壊的なものなど、ダークな感情を隠し持っていると思うし、それが理性でコントロールされている人がほとんどであるというだけです。
彼女同様、タイプこそ違いますが、やはり稀有な才能があるにもかかわらず、芸能界にはあまりにも向いていないのか、一向に表舞台に出てこない中森明菜さんなども、何とももったいない気がしますし、
未婚のまま子供を産み、最近結婚したけれど、ずいぶん体型も変わり、言動も「?」というものが多くなりがちな華原朋美さんなども、ちょっぴり危ない系の人だけれどやはりあれだけ歌もうまいのに勿体ないです。最近はどこに向かっているのか今一つわからない浜崎あゆみさんも危なっかしいです。

ただ、こういった才能のある敏感すぎる人に共通するのは、やはり愛し愛されることが正常な形で必要であるということだろうとは思います。

鬼束さんの先行日蝕は5ハウスですし、先行月蝕は11ハウス、つまり
「愛されることで愛する事を知る」
ということなので、なかなか人特に異性を信じる事ができにくくなってしまっているとは思います。

8ハウスの火星と海王星の合が、もともとの言葉のきつさを示しますし、切れやすい性質も示していますが、それは諸刃の刃で、自分自身にも向けている気がしてなりません。暴力事件に関係する恒星アンタレスにやや近いというのもありますし、射手座なので足・・・モノを蹴るという衝動性に出るのかなとも。

蠍座はその毒で相手を刺しますが、自分が殺される前に相手を殺すという防御からくるもので、実は沼の底に潜んで人を観察しているというとても臆病な性質も持っているからでしょう。

鬼束さんはハードアスペクトがそこまで過剰なタイプでもないですし、育った家庭環境そのものは別に愛情に恵まれなかったわけではないですから、ただ人よりも感受性が優れていたために、どうしてもイメージを作り上げられるのが芸能界ですから、そういった中で心を蝕んでいったかもです。

薬物だとか言われていますがそういうことはしない人だと思います。お酒は飲むかもですが、理性はちゃんとある人だろうとは思います。

才能のあるこういった人が生き残れないで、そつのない人がうまく世渡りをしていくのは、芸能界に限らず社会全体に言えることですが、なんだか哀しく感じます。

彼女の4ハウスにはドラゴンヘッドがあるので、本当は幸せな愛をつかんで家庭でただ一人の愛する人に尽くすというのが今世での課題なのですが、月が4ハウスにあるにも関わらず獅子座なのでどうしても自己表現力を表に出したい願望があるせいか、悪目立ちしてしまうという悪循環なのでしょう。

構ってほしい、でも放っておいてほしいという非常に矛盾した性質を同居させていますから、非常に彼女を理解するのは難しいでしょうし自分自身でもコントロールが大変なんだろうと思います。

どうも、世の中は、「鈍感力」「図々しさ」のある人がうまく生きていけるようです。

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