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人を幸せにする笑顔 [有名人]

仏教用語に「和顔施」(わがんせ)と言って、笑顔でいれば幸せを呼び込むという趣旨の言葉があります。
私は好きな言葉でもあるので、いつも笑顔だけは絶やさないようにはしているのですが、この世知辛い世の中、眉間にしわが寄ってしまうような出来事が多すぎてもう、嫌になります。

そんな中で、先日までやっていた世界陸上を何気に観ていて、女子やり投げで日本人初の銅メダルを獲得した、北口榛花さんの笑顔はもう、みていてこちらまで笑顔になってしまうような素敵な笑顔でした。
以前からこの方の笑顔が好きだったので、応援していたのですが、テレビカメラに映っていない時もにこやかにしているのでホンモノの笑顔だし、こういう人は絶対に人を幸せにするだろうなという感じで、本当に好感が持てました。

だから、最後の投擲でメダル圏内に入った時に笑顔が涙に変わった時、こちらまでもらい泣きしてしまいました。
インタビューでもその笑顔は本当に自然で、「歴史上の人物になっちゃいましたね」とキャスターの織田裕二が言ったら「織田信長みたいだ」とおっしゃったのも可愛らしかったし、あどけない笑顔の中に優しさも漂っていて、水の星座かな?と思って調べたら魚座。ちょっと天然系のところも垣間見れて、人柄もきっといいんだろうなと感じました。

こういう、人を幸せにできるような笑顔って、作ってできるものではありません。

同じ笑顔でも営業スマイルのように、カメラワークの時だけにっこりしているようなタレントもいますが、やはり作られた笑顔というのは何となくわかってしまうし、決して好感はもてません。

嫌な事件ばかり起きて、天変地異も相変わらずあちこちで起きているような中、一生懸命頑張ってきた人が結果を出して努力が報われた時には本当にほっとします。

大相撲で初優勝した逸ノ城関も然り、今はちょっと不器用な感じで日本語も慣れていないし、急にメディア対応が増えて戸惑ったような表情が多いですが、以前はニコニコしていて優しい感じのお相撲さんでした。200キロ以上の巨漢ですが、取り組みで相手を倒した後も気にかけて起こしてあげたり、押し出す時も決して力任せに放り出さずそっと土俵の外に出すような気の優しいお相撲さんで、以前から結構好きだったのですが、本当に良かったと思いました。

北口さんのような和顔施のような笑顔もすごく好きですが、逸ノ城関みたいに不器用な武骨な人がにこっとする笑顔もまた素敵です。

パソコンがちょっと不具合でしたのでなかなかブログの更新ができずにいました。
と言っているうちに7月が終わりそうですが。

それにしても今年の暑さはちょっと湿度が伴っている感じで不快です。

笑顔になれるような出来事を見つけてなるべく笑いたいものですが、うちには癒し犬がいますので、
もう寝てばかりいるおじいちゃんですからボーっとしていますが、時々それこそ「好きだよ」と言わんばかりに目を細めてまるで笑顔のような感じで見つめてくれるのが本当に癒されます。

女は愛嬌と言いますがやはり言い得て妙だと思います。
形容でも「コロコロ笑う」という表現をしますがこの感じは何となく好きだったりします。
ケラケラ、でもないし、ガハハ…でもないコロコロという表現の似合う人の笑顔は人を幸せにするんじゃないかなと思います。
綾瀬はるかさんや橋本環奈ちゃんなどの笑顔はわざとらしさがないのでいいなと思いますし、やはり人気があるのもうなずけます。

顔の造作に関係なくやはり自然な笑顔はいいものだと思います。

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冥王星は最凶惑星ではないが・・・ [占星学]

冥王星というのはどうしても極端から極端に物事を変えてしまう、自らの意志に関係なくその変化を余儀なくされるだけに、最も恐れられる惑星のようです。
皆さんどうしてもネイタル冥王星とのハードアスペクトを持っていると、本に書かれているような文言がやはり極端で脅威になるようなことだったりするため自分の性格の中にそのような恐ろしい面があるのだろうかとか、大切な人がもしそのアスペクトを持っていたらということをすごく気にされます。

ただ、占星学でいうところの最大凶星は火星と土星で、火星のハイオクターブであるところの冥王星や、動きの遅い同じくトランスサタニアンである天王星・海王星は確かに起きる出来事の大きさや衝撃は強いので、恐れられるのですが、準凶星であり、良い意味合いになる場合も割とあったりするのです。

動きが遅いため、影響力は確かに強いのですが、普段は個人の運勢にはさほど影響を及ぼさない、いわゆる休火山のような感じなのです。

ただ、冥王星(天王星や海王星も)は、ネイタルでのアスペクトを持っていたからと言ってもそれがそのまま使われることはあまりなく、むしろトランジットやプログレスの惑星とアスペクトを(特にハードアスペクト・コンジャンクションも含む)持った場合に、出方として強烈な出方をするので、どうしても怖いと思われるのだと思います。

現在トランジット冥王星はまだ山羊座にありますが既に第三デークにあり、私のような太陽第一デークの山羊座にとってはさほど影響力はもうありませんが、山羊座や活動宮第三デークに惑星のある人にはまだまだ影響力はじわじわあるため、なかなかスッキリと行かないものです。

このように、外部からの引き金になった場合、冥王星はやはり動きがものすごく遅い分「しつこい」ですが、ネイタルでアスペクトを持っていること自体を気にする必要はあまりないと思います。
よく言えば冥王星は「カリスマ性」「驚異的な集中力」を示すので、人としての魅力を増幅する惑星です。

今回きっと日本国民のほとんどがショックを受けたであろう、安倍元首相の襲撃事件による突然の死は、少なからず冥王星が引き起こしたものと言えなくはないと思います。
安倍さんは出生時間のわかる数少ない政治家なので、やはり仕事柄チャートを観ました。
1ハウスに冥王星があるのでやはりカリスマとしての魅力はある方だったと思います。
ただ、それが獅子座の冥王星なので、トランジット冥王星とタイトな150度を形成していたのと、トランジット土星ともタイトなオポジションを形成していたこと、さらにはトランジット天王星ともオーブはやや広いですがスクエアの範囲内にあったことで、ものすごく影響力を持ってしまったんだろうと思います。

それだけだったらカリスマ性という魅力を醸し出しただけのネイタル冥王星が、トランジットの影響力によるとどうしても他の惑星よりも威力が強くなったということなのですが、その意味では確かに怖いのです。ただ、常に意識しすぎてしまうことは普通の生活をする分にはかえってよくないので、安倍さんのような要人の場合はどうしても特殊な形で出やすいという可能性は普通の人よりは多くなるため、今回のように最悪の出来事になってしまったのですが、普通の人が例えば冥王星のハードアスペクトを多く持っているからと言って、同様の不幸な出来事に見舞われるというようなことはめったにありません。

冥王星には、やはり出来事の出方が一番激しいのでどうしても目立ちます。
ハードアスペクトの多い人はやはりどうしても外部からの影響を受ける確率も高くはなります。でも、ソフトアスペクトも作りやすいので、オポジションができたときは同時に調停になる惑星も探せばいいのです。でも、150度はやはり避けがたいアスペクトなので嫌なアスペクトではあります。

安倍さんはまだまだ生きていてほしい方でしたので、本当に残念ですが、冥王星というのは一気に冥界に誘い込む力のある惑星であることには変わりはありません。

その意味では本当に人間の意志などそこには無力なんだと思い知らされます。

ただ、普通の生活をする分にあまりネイタルのトランスサタニアンのアスペクトを気にしすぎない方がいいということは感じました。

今年の春分図で、10ハウスにある月が天秤座29度であったことと、その月と冥王星がタイトなスクエアになっていて、与党の人気のある人が何かあるのかとは思いましたが・・・。

まさかこんなことになるとは思ってもいなかったので、日本が今後どうなるのかと思うと・・・。

安倍元首相のご冥福をお祈りいたします。

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