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ゴールデンヨッド [占星学]

皆さんのチャートには、惑星同士のクインタイルはありますか?72度のアスペクトですが、芸術的な才能を示すアスペクトです。
複合アスペクトにはいろいろありますが、YODというのは、一つのセクスタイルに対してそのセクスタイルを形成する2つの惑星の両方から150度のインコンになる惑星がある場合なので、インコンのせいでセクスタイルの穏やかさが消されてしまい、運命に逆らえないというどちらかというとハードなアスペクトになるのですが、(神の手と言われているものですが)ゴールデンヨッドというのは、72度のクインタイルを形成する2つの惑星の両方に対してそれを2倍にした144度のバイクインタイルという第三種アスペクトばかりで形成されるもののことを言います。
第三種なのでオーブは広くても2度ぐらいしかとらないのですが、72度もそれを倍にしたバイクインタイルも、芸術的な才能を示すアスペクトなので、たぐいまれなる芸術的なアスペクトです。

なのですぐに見つけることがなかなか難しいのですが、このアスペクトはすべて吉の意味合いのソフトアスペクトで形成されるため、純粋に良い意味合いになりますから、オーソドックスな芸術性を持っていると言えます。

なんと、天皇陛下御一家は全員この、ゴールデンヨッドをお持ちなのです。
天皇陛下の場合は冥王星とリリスのクインタイルに対して火星がともに144度なので芸術を示す惑星や感受点ではないのですがやはりこの国の象徴としての正当な使命をお持ちなのでしょう。
雅子妃と愛子さまはやはり卓越した頭脳をお持ちだと思いますので、どちらもとてもきれいなゴールデンヨッドをお持ちでした。

雅子さまはアセンダントと海王星のクインタイルに対して木星がともに144度を形成していますので、立ち居振る舞いそのものが美しい芸術のような方で、木星がありますから海外で生きてくると思います。
愛子さまも、太陽と水星の合に対して天王星がクインタイルでそれに対して木星がともに144度を形成するので、やはり頭脳明晰で、文才などにかなり長けていらっしゃると思います。
どちらも木星絡みのゴールデンヨッドであることがもう、天皇家の品格の高さに通じていますね。

皇室に特に関心はなかったのですが、愛子さまを見ているとなんとも立派になられて、神々しいなといつも思いますし、感じの良いたたずまいや話し方に、見ていて涙が出てしまうことがあります。
本当にこの方が天皇になるべきなのにといつも思います。

宮内庁のインスタグラムをフォローしてしまいました。

皇室の方はやはり特別なので観てみましたが、どの世界でも一芸に秀でた人は結構ゴールデンヨッドを持っています。(大谷翔平さんはASCとMCに対して太陽でゴールデンヨッドですからすごいですね。長嶋茂雄さんも太陽と木星に対して冥王星で持っています。やはりその道で名を成した人は太陽とか木星絡みですね)

ゴールデンヨッド、皆さんも見つけてみてくださいね。
私はもちろんありません。そもそもクインタイルがないので不器用極まりない人間ですから・・・。

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4月9日の日蝕図と4月21日木星天王星の合 [占星学]

4月9日3時20分(日本時間)に皆既日食が牡羊座19度で起きますが、アメリカを横断するらしく、アメリカだと4月8日14時20分になるので(NYで)何かと話題になっています。

日本の日蝕図は、次の日蝕までの約半年間何に焦点が当たるのかということを見るのですが、日蝕つまり太陽と月の合が2ハウスで起きるのでズバリ、経済的な問題に焦点が当たるということになります。
しかも、すべての惑星が東半球に偏っていて、さらには1ハウスから3ハウスまでに集中しています。
そこに12ハウスにポツンとある冥王星が何とも不気味だし、チャートそのものがかなり偏っているので何となく不気味です。

国民の意識を示す1ハウスに土星と火星(日食の起きる牡羊座のルーラー)が合になっているのもなんとも国民がもはや政治家など信用できないというシビアさを示すし、1ハウスに海王星までいますので、経済的なことに関して新たな改革があるかもですが、そこに期待していない感じです。
ただ、19度、20度当たりの惑星が非常に多く、
1ハウスの土星と火星の合に対して日蝕の太陽と月の合、3ハウスにある木星と天王星の合で30度と60度からなる小三角ができるので、国民の意識変革や考え方が変わってくると言えます。
自らの力で経済的なこと(新たな収入源など)を考えていくでしょう。

確かに、今のままでは一般市民の給料がアップしないままで物価ばかりが上がっていきますので、もはや副業などを自分自身で編み出すとか、いろんな方法を考えていかなければならないと思います。

そして4月21日に、木星と天王星がぴったり合になります。牡牛座に移行するサインイングレスのあとですし、牡牛座はまさしく経済を表す星ですから、何か先見の明ともいえるような経済的な何かが表明されるかもしれません。

牡羊座19度は私にとっては4ハウス、また家庭の問題かと思うともうゾッとします。
ただ、木星と天王星の合は5ハウスで起きますから、経済状況が少しでも上向きになってくれるといいのですが・・・。

日蝕図は偏ってはいるものの、国民一人一人が経済的なことに関して努力するという感じなので、少しずつでも国家の経済状況も上向いてくれるような気もしないではありません。

12ハウスにある冥王星が逆行中の水星とスクエアになっているので、テロとか何らかの秘密裡の問題が隠されているとも思えますので、楽観視ばかりはできないと思います。
2ハウスの日蝕にほぼタイトにキロンが合になっているのも気になります。

とにかくここまで2ハウスが強化されているので、経済的な問題がクローズアップされることは間違いないでしょう。

政治家が本当のことを言うかはわからないですが、何か言わざるを得ないような状況になっているのも確かだし、国民の信頼を失っているのも確かなので、経済的な何か国民にとって得になるようなことを決めてほしいと思います。




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4月から新メニューができます [占星学]

ちょっと精神的に落ちてしまうことが立て続けにあったので、そんなに悪い時期でもないのですが、やはりトランジットのリリスが乙女座にあるので私の月に作用してしまうからなのでしょうか・・・
と言っても4月です。気を引き締めていかないといけませんので、ちょっと新しいメニューを紹介します。
ブログの左にホームページも紹介していますのでホームページというところをクリックしてくださったら私のHP https://sacorin.com/
に自動的に飛びますのでそこで観てくださってもいいですがここでも紹介します。

相性は普通に占いますが、昨今占星学に割と詳しい方からの依頼が多いのもあって、
コンポジットチャート(合成図)の分析もオプションで入れました。
ただし、どちらの出生時間もわかる場合に限られます。夫婦とか恋人だけでなく、友人や上司と部下などでもできます。一応2人分のチャートを見ますので、オプションですが、他の依頼に加えての依頼のみ受け付けます。

後、出生時間のわからない人が結構いますのでどうしても正確さを要するには、出生時間が不明だとこちらもフラストレーションがたまります。なので、
レクティファイ(出生時間修正)も特別メニューに加えました。
こちらは、全く時間不明の場合はわかりかねますが、朝方とか夜とか午前中とか曖昧でもそのぐらい範囲を絞れたら、5個以上、人生での重要な転機(結婚とか離婚とか親の病気とか就職、子供の問題など)を時系列で書いていただいたらそれをもとに判定していくものです。
ただ、ものすごく時間がかかるのでお高い設定にはなっていますがご了承ください。

その他に
ドラコニックチャートによる分析と
プレネイタルチャートの分析もオプションに加えています。

ドラコニックチャートはいわば、魂のチャートと呼ばれるもので、心の奥底にある自分自身だったりします。
これだけの分析も可能ですが、ネイタルチャートとの絡みで分析することもできます。
なぜ好きでもないのにこの仕事をしているのだろうとか、気づいたらやっていたことなどがわかります。
プレネイタルチャートは生まれる前のチャートですが、先行日蝕と少しにていますけど、こちらが使命のようなものであるなら、プレネイタルチャートで示されるものは前世のカルマで、今世ではこういうことをするという宿命的なものだったりします。

レッスンでも上級コースのメニューにはあるのですが先日とても盛り上がったところでした。
私自身も、本来は社交性もなければ協調性もないのになぜ人と接する仕事を30年以上も続けているのかと思いますが、これらのチャートを見ると、魂的には結構ちゃらんぽらんでいい加減な人間だから、今世では真面目になれと言わんばかりの地の星座オンパレードになっているようで、会社員になれない意味もわかりました。

ただ、人によってはネイタルチャートとあまり変わらない人もいます。
そういう人はきっと魂レベルに見合った人生を今世でも生きられるのでしょう。

その他の鑑定料金などは特に変わりませんが、4月以降引き続きレッスンやセミナーも開催予定ですので、気軽に参加してください。

レクチャーつき鑑定や、占いでメール鑑定をしている方のために添削指導等もありますのでご利用くださいね。

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愛情面における月と金星の違い [占星学]

女性の恋愛運を観る場合、自分自身の感情や欲求としての月と、恋愛観を示す金星がやはり重要になるのですが(男性の場合だと太陽と火星です)、同じサインであってもやはり月と金星では出方がかなり違うものだなということを痛感することが多いのです。
特に男性から見ると月や金星は好みの女性の性質やタイプを示しますので女性の月や金星の星座に現れる性質などに引き寄せられるというケースが多くなります。

やはり月はこと恋愛面だけではなく、生活全般において、大事な局面で出てくる性質ですし、金星は恋愛面において顕著に出てくる性質のように感じます。(異性へのアプローチの仕方などに出ます)

太陽・月・金星・火星はやはり恋愛運を観る際には不可欠な惑星なのですが、私のようにこのすべてが地象サインだったりするとあまり変化がないため、全く事例としては面白味がありません。
でも、この4つの惑星のすべてが火・地・風・水と分かれている人もいます。

月と金星のサインに矛盾がある人の場合、恋愛と結婚は基本的に分けて考えた方がいいと思います。
まずは今自分が結婚したいのかただ恋愛したいのか、そこを決めておく必要があると思いますが・・・。

恋愛というものは、現実的である結婚とは異なり、本能的なものなので、頭では自分がホッとできるような相手のほうがいい、相性のいい人のほうがいいとわかっていても、いわゆる「琴線に触れる」ということがなければ燃え上がらないものです。一言に「好き」と言っても、Likeの延長線上のようなものもあれば、身も心も焦がすようなLoveという感情もありますし、Respect というような尊敬の念が好意につながる場合もあると思います。
恋愛といえばどうしても情念のようなものをイメージさせる蠍座が出てきますが、確かにこの星に月や金星を持つ人は恋愛において情熱的だし、本能的です。
惑星の品位が月も金星も蠍座ではどうしても悪くなってしまうため、蠍座の良くない面が出てしまうことが多いせいで、恋愛面で悩みを抱える人の多くが個人天体が蠍座にある人が多いのです。

太陽星座が射手座や双子座のように割とサバサバした人でも、月が蠍座だとこと恋愛面では人が変わったように猜疑心の塊になります。ほかのことでは明るく生き生きしているのに、好きな人ができるともう、その人がちょっとでもほかの異性と話していると気になってしまい夜も眠れなくなります。
ところが、金星が蠍座の人の場合そういう猜疑心はそれほどありません。自分の情熱がひたすら好きな異性に向かうだけで、その多くがフィジカルなものを含むので、いくら相手に好意を持たれても、性的に響かない相手だと何とも思わないのです。ただ、月が蠍座の人のような「ほかの異性と関わってほしくない」「私だけを観てほしい」という思いは強化されなくて、どちらかというと自分がその人のことを好きでいることが大事だと思う人が多いため、相手によってはその愛情が重く感じられることもあるのです。

友人に、太陽と火星が蠍座にありますので本質や好きなタイプの男性にはやはり情熱的なものや色気を求めるのですが、月も金星も乙女座なので、頭で考えてしまうという人がいます。結果的に彼女の場合、地象サインの相手と付き合うことが多いのでどこかしら自分自身の情熱や本能が不満を抱えやすくなってしまいます。

また、別の人で太陽も火星も射手座なのに、月が乙女座で金星が蠍座なので頭で考える割には本能的なものが強いという矛盾を抱えて誰に対しても満足できない人がいます。人生のパートナーとしては現実的な月で選びたい、でも金星が満足できないといったところで、彼女を観ているとどうも大恋愛がしたいのかなという気がします。

品位のよい金星魚座、牡牛座、天秤座を持つ人は比較的恋愛面ではあまり嫌な思いをしなくて済むでしょう。ただ、結婚の場合はやはり月星座によるものが大きいと思いますから、好きだという思いだけで結婚すると「こんなはずでは」ということになりがちですから注意が必要です。
もちろんすべてアスペクトにもよるので、一概には決められないのですが・・・。

最近、昔書いたノートをよく見るのですが、言葉遊びを書いたものがあったので

          恋の言葉遊び.jpg

もちろん単なる言葉遊びなので「違う!」と思う人もたくさんいると思います。
ただの言葉遊びとして一つの例として面白がってください。

私なんて「繊細で誠実な恋」って・・・明治時代みたいで全然時代錯誤でしょうね。
そこまでおしとやかではないですが、まあ、恋愛においてはおくてなのでそうかもしれません。

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ネイタルチャートの読み方 [占星学]

昨日、間違えて12月にセミナーと書いてしまいましたが、
明後日
2月7日(水曜日) 10時半~12時 Skypeによるリモートセミナーをします。

日程的にあまり間がない告知ですので、今回は一人の卒業生さんからの依頼でいつもやっている
ネイタルチャートの読み方についてやります。

来月はアスペクトについてをやりたいと思いますが、アスペクトは大事ですし特に出生時間不明の人の場合はこれしか頼れないのもあって重要なのですが、意味を覚えるという感じで捉えるとわけがわからなくなります。
パッと見て気になるアスペクトを拾う必要があります。

そういったコツのようなものが特にあるわけではないのですが、私はネイタルチャートを読むのは割と得意ですので、どこにポイントを置くかという基本中の基本ですが、アスペクトにこだわりすぎることでサインや惑星の本来の意味を見落としてしまう場合もありますし、何といってもネイタルチャートではライツ(太陽と月)や個人天体(ライツ・水星・金星・火星までの比較的動きの速い天体)が重要です。

ネイタルチャートはもともと持っている資質なので、冥王星のアスペクト等に捉われてしまうと本当の意味で読めなくなります。
トランスサタニアンは確かに運命や未来予測には重要な役割を示しますが個人の持っているもともとの運勢にものすごく影響があるかというとそういう側面を持っているということで、動きの遅い天体は生年月日が近い人は皆同じアスペクトを形成します。
世代的傾向はわかるかもですが、個人の運勢をまず見た上で、その人が例えば離婚運を持っていた場合それをいかに回避できるかは、トランジットやプログレスなどを合わせて時期を読む必要があります。
逆に先天的によい運を持っていても単なる宝の持ち腐れになる場合もあるので、どの惑星を効果的に使えばよりその人が生きやすくなるかをネイタルチャートから示すことが可能です。

私自身で言うと、仕事運にはあまり悩まない配置になっているものの、家庭運のほうは今一つです。
なので余計に家庭運を大事にしなければならず、そのためには自我を捨てる必要があります。
なので結婚運が先天的に今一つ良くないチャートの人の場合、逆にそこが課題にはなっていますが、努力することで幸せな結婚生活を送ることは可能なのです。

金運や健康運なども同様ですが、人はどうしても良くないものは回避しようとするため、そこに向き合うことを避けます。

でも、私は今まで、グランドクロスなど結構ハードな配置を持つ人のほうが努力して達観してその運命を受け入れることで成功しているケースをたくさん見ていますし、グランドトラインやミスティックレクタングルなどの比較的恵まれた配置であっても平凡な人生で不満を持っている人もたくさん見ています。

やはりネイタルチャートをいかに生かすかが大事だと思っていますので、その人自身が自分のチャートとどう向き合うのかは非常に重要だと思っています。

というわけで今回はあまり間がないため、希望者を募るのは難しいかと思いますが、今後も基本的なことを中心にセミナーをやっていきたいと考えています。

マニアックな理論がお好きな方も結構いらっしゃるのですが、やはり基本的なことを無視しては本当の意味でチャートを読むのは難しいと思います。

初めて参加される方は6000円ですが、一度でも私の鑑定を受けたり、レッスンを受けた方は5000円になっていますのでよろしくお願いします。



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相性のいい人を好きになる確率 [占星学]

占星学では、エレメント同士がソフトアスペクトになる者同士が基本的には相性が良いと言われていますが、実際の恋愛などの場面ではむしろ相性のいい人をはじめから好きになるというケースはあまり多くないような気がします。
むしろ、自分にないものを持った相手に惹かれる事のほうが常なので自分にないということは相手の星は自分の星とはかなり異なるケースが多く、そうなると一般的に言うところの相性で言うとそれほど良くない相手を好きになる事が多いと思います。

私みたいに個人天体がほぼ地象しかない人間は、占星学に忠実だと地の星座か水の星座に個人天体が多い人に惹かれそうなものですが、実際には地象の相手に対しては確かに理解できるし仲良くなることも共感することも簡単なのですが、それ以上のときめきや発見がないため、それこそもう私みたいな年齢になってから、茶飲み友達のような穏やかな関係性ならとても安心感を得られると思いますが、恋愛に発展する可能性は低いと思われます。
水のサインに個人天体のある人のことは好きになりますが、水の星座は蠍座を除けば重たいものはあまり得意ではないため、私の持つ地象の重さをつまらなく感じることが多いためたいてい振られます。

個人天体で唯一水星だけ射手座だしアセンダントも射手座なので火の星座の持つ明るさや行動力に惹かれることが多く、実際好きなのは火の星座が多いです。裏表のない人が好きだというのもあるため、思わせぶりな態度を取ったりしないでストレートに表現してくれるからです。

私は地象ばかりですがたいていの人はエレメントがいくつかに分散していることが多いと思います(個人天体)ので、そのいずれかにマッチする人を好きになるように思いますがそれ以外の矛盾した星に対しては合わないので葛藤が起きますし、それが恋愛の醍醐味のように思います。

なのでいわゆる占いで「相性がいい」と言われて参考にすべきなのは結婚の場合だと思います。
結婚は、惚れた腫れたではすべきではない「現実生活」ですし、育った環境もまるで違う他人同士が何十年も同じ空間に暮らすのですから、あまりにも相性が刺激的すぎる場合は居心地がいいとは決して言えませんし、ホッとできないでしょう。
結婚生活にドラマはあまり必要ないからです。

若いころは情熱があるので刺激的な生活を希望したりしますが、そんなものが何十年も続く筈はないので、疲れてしまいます。
結果的に結婚というのはやはりホッとできるかどうかが重要だと思います。

なので、「好き」と思えるだけではダメなのです。
「理解」し合える関係でないと生活はともにできません。

生理的に無理とかそういった場合は論外ですが、ただ好きという感情だけに従って相手を選ぶと、冷静さを欠くのです。

なのでやはり結婚相手としては「安全パイ」になってくれる人とか「生活力のある人」というような現実的な理由で選ぶ方が賢明だろうと思います。

私はよく「好きな人」より「嫌いじゃない人」を特に結婚相手には選んだ方がいいということがあります。
「嫌い」というのは非常にエネルギーのいることなので、そんなことにエネルギーを費やすような相手は選んではダメですが「嫌いじゃない」という相手に対しては冷静になれます。

「大好き」からスタートした相手に対してはいやな面を発見するごとに評価はダウンしていきますが、「嫌いじゃない」からスタートすれば最初から期待値が高くないため、一つ良いところを見つけたら評価はうなぎのぼりになるのです。

やはり安心感をもたらす地象の人を結婚相手には選ぶべきだったかなとこの年になると思います。

好きというだけではなかなか思い通りには行かないのが恋愛ですが、だから永遠に恋愛占いというのが求められるのかもしれません。

総じて人に対して過剰な期待をしないということはとても大事でしょう。
そして結婚と恋愛はやはり違うものだというのも現実には大きく関係する事だと思います。

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今日は満月の日のセミナーでした [占星学]

今日の未明、獅子座の満月でしたが、現在トランジットの太陽と冥王星が合になっているのでそこに月がオポジションになるという、なかなかパンチの利いた配置です。

今日のセミナーは「開運法」でしたが、初めて参加してくださった方もいて、とても締まりのある時間を作れたなと思い、前の文章のように「余計な事」はあまり言わずに済み、時間通り進行できました。

私自身のチャートでは月が8ハウスを通過するため、どちらかというと良い配置でもないのですがその分気を引き締めてしっかり下準備をしたのが良かったのかもしれません。

「開運法」と一言で言っても、幸運が舞い込んでくるというようなことではなく、幸せな気持ちになるとか、何となくホッとするというようなことなのです。

今回の参加者さまは皆さん活動宮と不動宮の方だったせいもあり、サクサク進んで行って私の柔軟宮のアセンダントや水星、月やMCのすべてをカバーしてもらえました。

いつもダラダラとやってしまい、後から反省しきりなのですが、今日はきちんとどの方にも発言の機会をあげられたし、皆さんちゃんと話してくださったし、質疑応答の時間も十分に設けることができました。

今日のセミナーこそが私にとっては開運法だったなと思いました。

どうしても個人鑑定をするせいで、個人レッスンに慣れているのですが、自分自身の課題としてやはりグループレッスンやセミナーの良さをもっと皆さんと共有したいので、今日は本当に助かりました。
参加者さん同士で意見交換ができたのもあり、いろんな意見が飛び交うことで互いに勉強になったと思います。

10数人ぐらいの方のレッスンをしたのが最高記録だったので、今後もっと多くの方にわかりやすいセミナーを貸会場などでやってみたいです。

テーマを募集したいので、もし何かこれだというのがあったら出張もいたします。
もちろん、宿泊はなかなか今困難なのですが、近畿一円でしたら行けますので・・・。

有意義な仕事ができた日はとても気持ちがいいですね。
まさに開運法の効果というのがもろに出た満月でした。

感謝しなければ・・・。

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イベント、大盛況でした [占星学]

12月2日、大阪市で開催した、広島のミンナさん主催のイベントで、私は僭越ながらしゃべらせていただきましたが、リモートの方含め11名が集まってくださり、大盛況のうちに終了しました。

終了後ちょっと腑抜けのようになってしまい、なかなかPC前で文章をしたためる気力と体力がなかったので遅くなってしまいましたが、2024年の大体の運勢をソーラーチャートを用いながら各星座について話した後、特に今回は恋愛面に関してのことだったので、各星座の恋愛運を高めるラッキーカラーやアイテム、ラッキーな場所などを話しました。
ちょっぴりマニアックなところも少しお話しましたが、女性にとっては金星は一般的には恋愛観、恋愛した時の自分ということを示しますが、火星が好みの異性のタイプを示すことがありますが、これは必ずしもそうではなく、火星のアスペクトや品位、入っているハウスなどにもより、金星のほうがむしろ好みのタイプに当てはまるという人もいます。
私なども金星はグランドトラインの一角だし、アルムーテンでもあるので太陽星座と矛盾がなく同じだし、金星も火星も地の星座でトラインになっているので確かに恋愛面では嫌な目に遭うこともない代わり、情熱的な大恋愛をすることもなく、貪欲さもないので、必ずしもトラインだからいいというのではありません。
火星もグランドトラインの一角ですが同時にTスクエアの一角にもなるし、品位が良くないのもあって、私は好みのタイプが牡牛座的な温厚な人というより、地の星座過多なのでかえってそれ以外の人に惹かれるし、好きなタイプ=付き合えるタイプというわけではないと思います。

あと、やはり太陽と金星の関係性は5種類しかないため分類しやすいので少し述べましたが、自分の太陽星座を1とした場合、金星は11番目から3番目までのいずれかのサインに入ります。このうち、11番目だと友達のハウスに当たるため、友達のような関係になりやすいので恋愛面であまり矛盾はないし、3番目だとコミュニケーションのハウスになるので話が弾みやすいという意味でやはり矛盾は少ないです。自分の太陽星座と同じ星座に金星がある場合は私のように矛盾はないですが面白味もあまりありません。ただし、恋愛と結婚をあまり分けて考えずに済みます。

あとの二つ、金星が12番目のハウスにある場合と2番目のハウスにある場合が太陽星座としての自分の本質と恋愛した場合の自分とに矛盾を生じやすいのでちょっと恋愛に関しては厄介なのです。

ただし、12番目にある場合は自分の恋愛観が謎めいているので、あまり自分から積極的に相手を求めず、相手の様子をうかがって、うまくいきそうなら動くというような感じで自分が得をする形での恋愛を求めようとしますから、もてる場合が多いのです。場合によっては恋愛の達人になるかもですが、それほど大好きな相手でなくても、自分が楽だとか、経済的に得だと考えて現実的に結婚を選ぶ人も多いのです。恋愛だと相手を結構振り回す場合があります。(星座の組み合わせにもよりますが概して太陽が男性星座なのに金星が女性星座の人のほうがこの傾向は強いかも)

最も厄介なのが2番目に金星があるケースで、自己価値を高めるための恋愛つまり恋愛をすることで成長しようとするので努力はするのですがその分相手に合わせたり、尽くしすぎたり、ダメンズを好きになるなど、どちらかというと自分自身が恋愛した場合自分を抑える場合が多いのです(太陽星座が金星から数えて12番目になってしまうため)。
一生懸命だし、努力家の人に多いのですが、こちらもやはり太陽が男性星座で金星が女性星座の人のほうがご本人は本来は強い意志を持ったカッコいい系の人が多いのに、恋愛だけダメダメのようなタイプの人が多いのです。

あとは、太陽と月の星座と金星と火星の星座が著しく異なる人は、恋愛と結婚は完全に分けて考えた方がいいでしょう。
特にこちらはライツが女性星座なのに金星と火星が男性星座だと、ちゃんと現実的には結婚を望んでいても、好きになるタイプが「一緒にいて楽しい」とか「面白い」というような理由で選びがちなので結婚向きではないような人を好きになりがちでなかなかうまくいかないのです。
逆にライツが男性星座の人の場合はむしろ金星と火星の女性性を封印して、サバサバしたもともとのキャラで接した方がうまく結婚まで行く場合が多いかもしれません。

でも、たいていの女性はやはり愛し愛される、ドラマチックな展開を経て結婚したいと思うので、結婚を現実だと割り切ってハナから取り組む人は少ないと思います。

あと、一緒に暮らす場合やはり月星座同士が相性がいい方がいいです。
フィーリングや価値観があまりにも違う者同士が一緒に暮らした場合、長い年月を経るにつれ、その溝はどんどん深まってしまう可能性があります。
ただ、男性の月星座と女性の太陽星座がソフトアスペクトになる場合は、補い合えます。
隣同士の星座は30度のセミセクスタイルでソフトアスペクトなので意外といいのです。

結婚は縁がなければいくら好きでもできないので、互いの個人天体にコンジャンクションかオポジションがないと難しいですし、実際にはなかなか星の通りにはいかないものですが、やはりある程度参考にはなると思います。

まあ、本当に相性だけいいからと言っても努力を怠ればうまくはいかないし、最悪の相性であってもお互いに努力をすることでうまくやっていけるケースもあります。

ということで、とても盛り上がって楽しいイベントになりました。

やはり何人かで集まって話をすると楽しいですね。
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三区分の良さがそろえば最強 [占星学]

引き続き占星学ネタです(占星学ネタだとなぜかアクセスが増えるので…(笑)

やはり時々基本に立ち返ってみるといろんな発見ができるので、基礎は大事だとつくづく思います。
いくら難しい理論を駆使したところで、基本ができていなかったらホロスコープは読めないので。

四区分のエレメントは性格分析などには大事な要素ですし、一般的には良く観る部分ですが、運勢を読む際には三区分はやはり侮れないと思います。
なぜなら、三区分が同じになっているサイン同士は相性的にはハードなのですが、社会生活においては「切磋琢磨」というように、常に仲良しごっこではいられないので、ぶつかりながらも良いところを受け入れつつうまい帰着点を見出していきます。

三区分が同じだとやはり特に外惑星などが絡む場合、その惑星の示す出来事が同じように起きやすいという、しかも試練が与えられやすいと思います。
冥王星のように10年以上も同じ星座に滞在するとやはりいろんなことが起きますし、それがいつ起きるのかがわからないから怖いのですが、来年はいよいよ冥王星は山羊座から水瓶座に移行します。でも、途中で山羊座の29度にだけ戻るため、活動宮(牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座)の第三デーク(太陽が20度から29度59分までにある人)の人にとってはまたもや影響をしますので、完全に抜けるのは来年11月になります。
来年は木星が5月27日に牡牛座から双子座に移行しますから、柔軟宮の人にとっては少し肩の荷が下りるような感じはあると思います。
ただ、土星はまだ魚座にいますので、柔軟宮の人は吉凶両面の出来事が起きる感じです。
天王星に今木星が同じ牡牛座にあるので不動宮の人にとってはやはり吉凶両面のハプニングは起きやすいですが、木星が移行すると天王星だけが残るため、不動宮の人にとってはどちらかというとあまり望ましくないハプニングが起きる場合が来年後半は予想されます。

でも、三区分はそれぞれ良さがあり、

活動宮は行動力
不動宮は意志の強さ
柔軟宮は文字通り柔軟性

これら三つが伴った人はもはや無敵だと思います。
要するにエレメントのバランスが悪い人は性格的な偏りはあるものの、それが魅力になることもありますが、三区分のクオリティに偏りが多すぎる人の場合は社会性のある面が欠落しているという感じになります。
私自身は活動宮は実は山羊座の太陽と金星だけなので、意外と行動力はありません。誰かの後押しが常に必要です。ただ、2つとも個人天体ですので、もっと動けばよいのにと思いますが・・・。
10天体もさることながらやはりアセンダントとMCは天体と同じぐらい重要ですのでこれも入れると私は柔軟宮が多いのでこれも多分見られにくいでしょうけど、意外と柔軟というか優柔不断です。
私は社会性において自主的な行動力と決断力に著しく問題があります。

日本はやはり何と言ってもサラリーマン国家ですので、三区分をうまく適応させることが大事なんだろうなと痛感します。私は自由業しかできないのはこのせいだと自覚しています。

ただ、あまりにも少ないクオリティがある場合(ゼロの人もいます)、むしろ意識してそのクオリティの意味することを心がけようとします。これはノーアスペクトと同じ原理です。
私も、わかっているため行動しようとして何かを始めますがたいていは「衝動」になってしまいます。
ここで持続力を発揮できるかと思うと不動宮は割とあるのですが個人天体は火星しかありません。火星は品位も悪いしアスペクトもあまりよくないのでこれまた意志というより「意地」になってしまう場合が多いのです。
でも、不動宮が多すぎる人というのは、変化を嫌いますので、自分で納得しない限りはてこでも動かないという人が多く観られ、そのためにチャンスを逸するという人もかなりいます。
逆に柔軟宮だらけの人は比較的生きるのに悲観しない場合が多いため、うまく立ち回ることはできますが、周囲に振り回されてしまうことが特にプライベートでは多くなってしまうのです。

三区分のバランスに注目してみるのもなかなか面白いです。
本当にこの3つのクオリティがうまく働く人になりたいものですがなかなか難しいのです。

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アスペクトが大事なわけ [占星学]

占星学でいうところの性格的な分析を言語化する場合、同じような意味合いのことであっても、表現の仕方で長所にも欠点にもなりえます。

たとえば、火星と土星という二大凶星が何らかのアスペクトを持っている場合、すべてにおいて
「努力家」であるとは言えます。
ただ、その場合、努力家と単に聞くと良い印象になる場合が多いのですが、そこで重要になるのがアスペクトです。
二大凶星なので、コンジャンクションは凶の意味合いが強くなります。
スクエアやオポジションでも凶意になります。

本当の意味で純粋にコツコツと努力する人の場合は、セクスタイルやトライン、セミセクスタイルなどのソフトアスペクトになる人ですが、凶意が強い場合の努力家は、
異常なほど頑張る(体を壊すほど)とか、勝つためには手段を択ばず周囲を蹴落としてでも自分がいい思いをするためには多少の抜け駆け的な努力をするというような人になります。

いわゆる「したたか」というのはあまりよい意味に使われないことが多いですが、世の中を生き抜くためには必要な処世術でもあると言えます。
なのでこの「したたか」と言われる人の場合、やはりハードアスペクトが、個人天体に絡む人のほうが多いと思います。

「不器用」というのもどちらかというとありがたくない表現ですが、正直であるがゆえの不器用さもあると思います。

要するにソフトアスペクトというのはもともと持っている才能のようなものなので努力をせずとも使える惑星同士の特性を言います。
その代わり打たれ弱いので、使わないままだとただの宝の持ち腐れのようになります。
私の金星と火星はトラインですがまさにこの「宝の持ち腐れ」です。恋愛面で確かに嫌な思いをしたこともない代わりに、ドラマチックな恋愛をしたこともありません。もともと恋愛に対しての欲求が低めなのもあって、自らそこに努力しようと思わないでここまで来てしまいました。
なので、トラインだから何もせずとももてるという意味では決してありません。

むしろ、金星と火星がスクエアなどの人のほうが恋愛に対して貪欲だし、確かに傷つくこともあるけれどそれをばねにしてよい恋愛だってできるわけですから、ハードアスペクトは刺激的でかつ頑張りを与えてくれるものでもあるのです。

いつも書いていますが、ハードアスペクトは決して悲観するものではありません。
逆にソフトアスペクトだと気づかないことも多いので(刺激の少ない人生になりがち)否が応でも気づかされてしまうのがハードアスペクトです。

ネイタルにソフトアスペクトの多い人の場合むしろトランジットやプログレスでハードアスペクトを形成した際の耐性がないため、ドカーンとショックを受けてしまい、意気消沈するケースが多いのです。
ところがネイタルにハードアスペクトの多い人は転んでもただでは起きないという根性があるため、少々の困難には負けません。

私は個人天体にはソフトアスペクトが多いので根性なしです。
今のように介護があるような状況下ではほかのことになかなか頑張れませんが、同じく介護をしている人でも、難なくできている人だっています。むしろそれが励みになるという人すらいます。

同じような状況に置かれた人でも、考え方次第でそれを活かせる人もいれば、ネガティヴになってしまう人もいますから、試練が来た時に乗り越えるために強くなれるのだからと頑張れるような人でありたいものです。

ただ、ハードアスペクトが多い人は、やはりソフトアスペクト優勢な人よりも「ツキ」そのものは弱い場合が多く、人よりも努力しなければ同じ到達点に達することができないのです。

個人天体に対してアスペクトがほとんどない人もいますが、そういう人は目の前で起きた出来事に対して割と俯瞰してモノを見れるように思います。
先日友達とドラマ「いちばん好きな花」の話をしていて、彼女は2人も好きだけれど3人も好きだというので私は2人は好きだけど3人だと自分が一人になるのが辛いので好きではないというと、なんと、彼女は3人になったら自分が一人になればいいので楽だというのです。
そういう考え方があるのかとびっくりしました。
初めからそんな風に考えることができたら楽ですよね。
彼女は個人天体にほとんどアスペクトがない人で、いつもどこか俯瞰してモノを見ていますがその見方が鋭いのです。
私は個人天体がソフトアスペクト主体なのでどうしても自分を守ります。傷つくのが嫌なので合わせるのではなく、離れるという手段を取ります。
このドラマに出ていて、あまり嫌いだという人を聞いたことがない松下洸平さんですが、絶対にソフトアスペクトの多い人だろうと思ったらやはり、魚座月牡牛座ですから温厚で人に対してきっと垣根のない人なんだと思うし、ドラマで演じている椿さんと似ているのではないかなと感じるのです。

もちろん同じソフトアスペクトでも、私は太陽1宮ですから自分軸の人間ですが、他人軸の人の場合はホンワカしたタイプになるんだろうと思います。

アスペクトはうまく使えば人生がもっと楽になるのになと思います。

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