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緊急性と重要性 [ひとりごと]

仕事などには

①緊急性もあって重要なこと

②緊急性はあるが重要ではないこと

③緊急性はないが重要なこと

④緊急性もないし重要でもないこと

の4つがあると思いますが、人はどうしても緊急性のほうに急かされてしまうため、③にあたることが先延ばしになってしまいがちなのです。
①はまあ先延ばしにできないのでする人はいないですし、④に関しては先延ばしにしても大して問題はありません。

でも、②と③では、本当は③のほうが重要なのですから、先延ばしにしてはいけないのです。
よくいう「時間がない」という言い訳をしてしまう人(私もそうです)は、②に捉われて③を先延ばしにしてしまうのです。そしてドツボにはまります。

私自身もそうで、大切な人から来たメールの返事などは私にとっては重要なのですが、緊急性はない(返事を即座に要求されていないので)ためついつい先延ばしにしてしまい、機を逸してしまってもはや「今更」感があるせいでどんどん返事ができなくなり、相手からすると私は誠意のない人になってしまうので距離を置かれることもしばしばあります。
一方、②にあたるのは、大して重要ではない人からのメールだけれどすぐに返事をしなければならない案件だったりするので、しかも割と長いメールだったりしてついつい面倒だなと感じつつも時間を取られてしまうためドッと疲れてしまいます(重要ではないからでしょう)。
そうして、③の大事なことがどんどん先延ばしになっていくという悪循環です。

実は③を先にして、②は後からにする勇気が必要なわけです。

最も先延ばしになりやすいこの③に当たる案件こそが、実はとても大事で、先延ばししてはいけないことなのです。
どうしてそうなるかですが、もちろん時間に追われてしまっているというのもありますが、大事なことだからこそ、ダメ出しとか反対意見や怒られたらどうしようというような不安がよぎります。
②のほうは、相手にどう思われても別にいいので、さっさとこなせてしまうのですが、③は、やはりそれなりに時間をかけて一生懸命考えようとするので逆にどんどん不安になっていくので、できないままになるわけです。

その不安とか自信のなさからくる行動なので、人間関係においても本当はすごく大切な人に対しての行動が遅くなってしまうことで、大事な人との関係性を損なうということが、仕事においては一番まずいことです。
緊急性にとらわれ過ぎず、やはりまずは重要だと思うことから手を付けるようにすべきなんでしょうね。
それができればもっと私は優秀な人材なのでしょうけど、大事だからと言って時間をかけすぎたり考えすぎることで随分損をしてきました。
自分で③だと思っていることを①にすればいいのですね。
大事だと思うことはすべて緊急性を伴うんだというように考えて自分自身にもっとプレッシャーをかけないといけないと思います。

そのせいで②にあたることが遅れてしまい、失敗につながったとしてもショックが少ないと思います。

せっかく連絡をくれたのに、3年も放置した人もいます。いつかしようと思いつついろいろ考えすぎた挙句タイミングを完全に逸してしまい、相手のほうから連絡をくれるだろうという驕りの気持ちがあったせいで相手も返事をくれないため、3年もたってしまったわけです。
「今更連絡してもきっともう怒ってるだろうな」

というこの思いにどうしても縛られてしまうからです。

仕事だけではなく恋愛などでもこういったことは起こりがちです。
イエスかノーかの返事を促された場合、大事な人に対してほど考えすぎて遅くなるということはあります。
「ちゃんとしなければ」
という思いがあるからだと思いますが、この「ちゃんと」ということ自体、自分で勝手に思っていることなので、相手は別に「ちゃんと」したものを求めていない場合だってあるわけですから、やはり
相手にどう思われるだろう

ということを気にしすぎると物事はうまくいかないんだろうなと思います。

緊急性に捉われることなく、重要なことをこなせる人が仕事のできる人だということでしょう。

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ジェネレーションギャップ [ひとりごと]

最近はもう、私より年上の人を鑑定するということはまずなくなりましたし、下手すると孫?ぐらいの年齢の子を観ることもあります。

なので、私の時代の価値観をそのまま伝えてしまうともはや時代遅れのとんちんかんになるので、時代に沿った鑑定というのも必要になってくると思います。

特に恋愛・結婚など、私の時代にはよく「クリスマスケーキ」と言って、25日までに売れなかったら売れ残りというように、女性が25歳過ぎて結婚していないと売れ残りだと言われたものです。
でも、今は25歳で結婚する人は早い方ですから、40代で独身の人もたくさんいるし、出産年齢も、医学の進歩で初産が35歳以上のいわゆる「マル高」であっても全然問題なく、40代過ぎて2人出産された方もたくさんいます。
なので若いうちはどんどん恋愛するなりして自由を満喫して、本当に結婚したいと思ったときがその人の適齢期なんだろうと思います。

ただ、最近また少し結婚年齢が早くなりつつあるのかなというのを感じます。
これは、親子関係の変化もあると思います。
私などの時代は、結婚したらもう、「帰る家はないと思え」みたいな時代で、嫁いだら実家に戻るにも遠慮したものです(私は一人っ子で全く違いますが)。でも、今は共働きであることが普通なので、子供ができたら親に孫を見てもらいながら働き続けるというケースが結構多い気がしますので、親のほうもそれを喜んでいる場合もありますし、経済的にも一緒にした方が得という考え方になっているようにも思います。

私はかなり例外で、もし今後娘に子供ができても、一切面倒をみる気はないですが、親子が友達のように仲良しで、恋愛相談もなんでもするという方が結構増えているなと感じます。

息子を持ったことがないのでわかりませんが、男の子とお母さんも最近は友達みたいに何でも相談しあっているケースが多く見られるようです。

私の時代だと「過保護」「マザコンになる」と危機感を持ったものですが、今はそういう感覚も希薄で
親の近くにいた方が便利とかそういった考え方も強いようです。

うー-ん、私が古いのか、自分自身が一人っ子でずっと母親と住んでしまったから、かなり後悔していますし、友人でも、20代半ばになっている娘さんがちょっと困ったことがあるとすぐに大阪から東京まで飛んでいく人がいますが、娘さんにとってはまあ、お金をもらえるし、といった感じで比較的裕福な家の親子関係は良好?な場合が多いなと思います。

それでも中には若いけれど親には一切頼れないぐらい関係性が良くない人もいます。
私は自分自身が親離れできていない面があるので自分でも失敗だと思っていますから、娘には自立を促してきました。私ではなくお婿さんのお母さんと仲良くしてほしいと思っています。嫁いだのだから、できるだけ姑さんと懇意にした方が後々得だと思いますし(これも私ができなかったことなので)。
だからなのか、私が頼りないからか知りませんが、ドライでクールに育ちました。

母と娘が仲良しの方を最近よく見るので、羨ましいなと感じつつ、やはり時代なのかもしれないと思います。
私より10歳ぐらい下の世代のお母さんはかなり親子関係に垣根がない方も多いです。

娘さんと服や小物を共有するお母さんもいらっしゃるし、そういうのをうちは全くしないので、(旦那とはいつもペアでお揃いのものを買ってますが)親子がお互いに経済的に得するようにしているというのもあるのでしょうけど、ほほえましくは感じますね。

ただ・・・娘さんの結婚に関しても、お母さんが結構気にするケースが多く、私は最低限常識を持っていたらもはや好きにすれば~と思う方なので、婚活でも親子で参加するというのも実際にあるようだし(親子が同時に婚活するのではなく、娘の婚活に母親がついてくるというケース)価値観が同じなのかなぁとは思いますが、私は自分の価値観をつい押しつけてしまいそうになるので、そこはもう我慢でした。
でも、子供さんのほうも割とお母さんの意見を素直に聞き入れる子が多く、これもまた時代なのか、うちの娘など一切私の意見など聞きませんから、なんというか、親だからというような垣根が今はなくなってきたんでしょうね。

雷親父なんて言ったのはいつの話か、今のお父さんなんて娘にデレデレ過ぎてそれはそれで気持ち悪いんですが、やはり私が古いのかもしれません。

父親のいない私にとっては、父親と娘があまりデレデレしているのはどうも不快なのですが、仕方ないのかもですね。

ただ、やはり家族をテーマにしたドラマは人気ですね。私はあまり好きではありませんが。
4ハウスドラゴンテイルなので、あったかい家庭というものに憧れつつよくわからないので。
でも、子供をダシにして調子に乗っている親も結構いますから、そういうのはいやですね。古いと言われようと、やはりしつけはしてほしいです。

挨拶もできない子供、騒いでいてもそれを見ていても怒らない親・・・結構いますから。

「老害」と言われないように若い人とも接していますが、釈然としないことも多いのです。

ジェネレーションギャップがどんどん広がっていくんで、何とも現実は切ないなと思います。

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骨格診断とパーソナルカラー [ひとりごと]

友人がやってもらったそうで、やはりプロにやってもらったら自分自身を客観的に観ることができていいなと思います。

ネットを調べてちょっと自分でわかる範囲で見てみましたが、大きく分けて3種類になるようです。
もう少し分けると7種類あるようですが、確かに3つの種類にすべてが当てはまるわけではないと思うし、私自身も混合タイプのように思います。

まあ、概ね日本人に最も多いと言われる「洋ナシ体型」の「ウエーブ」だろうと思いますが、
筋肉がないのできっとそうでしょう。ただ、私はくびれもないのでメリハリのない体型だし、やはりきちんと診てもらった方がいいのかもです。

自分でやる限り、割と自分の好きな服装や髪形に合っているようですが、パーソナルカラーのほうは以前やってもらって違う結果だったので余計に迷います。

好きな色合いは完全にサマータイプ(ブルーベースの淡い色)なのですが、私は色白でもないし、日焼けすると赤くならず黒くなるし、イエローベースだろうと思うとスプリングタイプになるし、どっちなんだと思いますが、イエローベースはあまり好きな色ではないので・・・。

骨格も、ウエーブ以外の二つのほうがくっきりしているのでいいなと思いますが・・・。
長年同じような格好をしているので変化がないのですが、もしかしたら自分で思っているものと、きちんと診断した場合とはかなり違う場合もあるでしょう。

ダイエット法や健康法なども自分の骨格と違ったものをやっても効果はないでしょうし、自分の体ときちんと向き合うのは大事だろうなと思いました。

占星学によるアセンダントなどによる見た目というのも当てはまるのかどうかわかりませんが、それだと私はアセンダント射手座なのでナチュラルタイプとも言えますし、かといって骨や関節がくっきりとしているわけではないし・・・というところです。
占星学に当てはめてみればアセンダントでいうと

・ストレートタイプ・・・アセンダント牡羊座・天秤座・水瓶座
・ウエーブタイプ・・・アセンダント牡牛座・双子座・蟹座・乙女座・魚座
・ナチュラルタイプ・・・アセンダント獅子座・蠍座・射手座・山羊座

かなぁというのが勝手な判断ですが、これは単なる私見なので・・・。

こういったものも今後占星学と絡めて行くと楽しいのだろうなと思いました。

骨格診断、ちゃんとやってもらいたいなと思います。

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2025年7月の大災難 [ひとりごと]

先日、アンビリーバボーを見ていて、漫画家のたつき諒さんという方(1999年に引退されているそうです)が以前から予知夢のようなものを見ることが多く、しかも日付が合っていたり、何と言っても2011年3月に大災害があると予言していて、忘れもしないあの、東日本大震災を予言したということで話題になったそうですが、ご本人は引退していて漫画本も絶版になっていたのですが(私はまるで知りませんでした)番組内で、2025年7月5日4時18分、日本近海で大災難が起きるとたつきさんが予知しているということが語られていました。

ただ、表現が、2011年のときは「大災害」だったのに、今回は「大災難」となっていて、その夢では、日本人はきちんと避難したりして災害は未然に防げるというような感じだったのです。
災害というと、地震やその他の天変地異が考えられますが、災難ということは、日本に直接影響があるというより、フィリピンや台湾方面でひとつの島がなくなるぐらいのレベルのことが起きるということらしく、地震というより、人為的なものが考えられるのではないかということのようなのです。

いろんな憶測が出回っているようですが、占星学的にはどんな日になるのだろうと、チャートを作成したのですが、正直災害が起きる感じの日には感じられません。

ただ、トランジットの惑星がイングレスになったり、0度付近に多いなという気はしました。
この日、10天体のうち7天体が第一デークにあるため、その星座の意味合いが強くなりますし、天王星のみ牡牛座29度でした。東日本大震災は、天王星が牡羊座にイングレスしたとたんのことでしたから、その意味ではこの年の7月中に天王星は双子座に移行するので不気味ではありますが。

水瓶座に移行した後のトランジット冥王星がこの図をマンデン図と観るなら、8ハウスにあるのはいやな感じはしますし、MCとドラゴンヘッドの合に対して月(リリスとほぼ合で蠍座)と水星のスクエアに対してそれぞれ135度を形成するため、いわゆる「神の拳」と呼ばれるトールハンマーができています。政府が何か重要な声明を出すとかになるのか、何かの大きな力が働く日ではあると思われないことはないでしょう。

もちろん、予言を信じたうえでのことではあるのですが、東日本大震災の年と月まで当たっていますので話題になっていて、たつきさんご自身も、東日本をもっと知らせておけばあんなにもの犠牲者を出さずに済んだのではないかという気持ちから、今回この2025年のことを書き加えて再販したとのことです。

ただ、予知夢の中で当たったものだけをピックアップしていますが、富士山の噴火など、外れているものも多々あるようです。
たつきさんは別に預言者でもないですし、商売にしている方でもありません。

でも、2025年は確かにイングレスも多い年ではあるので、海王星も魚座という本来の座から牡羊座というスタートの星座に移行するため、コロナの本当の意味での終息も考えられます。
土星が6月に牡羊座に移行したり、牡羊座0度付近は「牡羊ポイント」と言って意味合いが強いですし、木星も蟹座入りしますので牡羊ポイントです。

大阪人としては、この時期、大阪万博の最中ですが果たして無事に開催できるのだろうかという危機感もありますが・・・。

未来予測というのは難しいものですが、今回取り上げられたたつきさんのように、映像とかを夢で見るという能力は侮れないとは思います。

最近地震は各地で起きていますし、今年の春分図からは大災害レベルのものは出ていませんが、自然災害に備えておくということはやはり必要なんだろうなと思います。

ちょっと話題になったことでもあるので取り上げてみました。

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離婚は結婚の数倍エネルギーがいる [ひとりごと]

今まで、いろんな離婚相談を受けてきましたが、結婚は未来に希望を持ってするものなので比較的容易に決断できるし、やはり人生一人で生きていくより二人になるので安心感もあるし、責任や辛いことは二分割できるという思いもあると思います。
でも、離婚の場合はその後一人で生きていく必要(子供がいたらもっと大変)があるので、そこに対しての覚悟が結婚の数倍いるわけです。

だから、そこを乗り越えて離婚した人は、それだけでその後幸せになる資格があると思いますし、それだけ覚悟ができている強い人だと私は思います。

私自身、結婚生活が順風満帆だったわけではないので、何度も離婚危機はありましたが、離婚する勇気がなかった人間ですので、とどのつまり一人で生きていく勇気も責任感も持てず、覚悟がないのです。

もちろん、簡単に離婚してしまう人もいないわけではないのですが、物事に白黒はっきりつけることというのは意外と難しいものです。
相談者さんでも、離婚を実際にするところまで行った人はあまりいません。単純に相性が良くないから離婚とはいかないですし、相性が良くても離婚するケースも案外あります。

孤独に強い人はいますが、それでもやはり一人で生きていくことは本当に大変です。
今のような世知辛い時代は特に、人と人とのつながりも希薄になっているし、どちらかというと他人の問題には関知しない方がいいという考え方になっています。

そういう意味では占い師というのはある意味「余計なお世話」になり得ることも言う場合がありますから、その人の人生に責任は正直最後までもてないのだから、こういう離婚などの問題は、あくまでもチャートから読み解けることを冷静に判断するにとどめるべきだと思っています。

恋愛占いが難しいのと同様で、結婚や離婚に関しても、理屈では絶対に好きになってはいけないであろう人のことを好きになってしまう感情というのはチャートや相性などで計り知れないものです。

その点でいうと離婚を決意できる人というのはやはり自己肯定感が根底にある人だと思います。

本当なら結婚生活において、離婚したいと思うことが一度もないということが最も幸せなのですが、赤の他人が一緒に暮らすということは何かしらどちらも我慢したり妥協したりして程よい関係性を築くものです。好きだから自我をむき出しにしていいということでは決してないので、好きだからこそ距離を取らないといけないという場合が多いでしょう。

でも、自己肯定感が低い人はどうしても人との距離を取ることがうまくありませんので、「甘え」ではなく「依存」できる相手を求めてしまいます。
誰かを愛することでしか自分は愛されないと思ってしまうので、相手から愛されようとしてそれが相手への束縛になっていることに気づけないから、相手がそれを受け入れる人だと共依存関係が生まれてしまうのです。
本当に愛するということは相手を信頼することなので、いつも一緒にいるとか、同じことをするとかではなく、相手の個性を認めることなので、自分の価値観とは異なったことを相手がしていてもそれを見守れることなのですが、依存型の人は、自分の価値観と異なることを相手の言動から感じたら自分自身が否定された気持ちになってしまいます。

夫婦は価値観が似ている方がいいというのは確かにそういう意味では大事なことです。でもそれを付き合っているときに完全にわかることはなかなか難しいものです。

何かを断ち切ったりすることは本当に勇気のいることです。

でも、確実にそういう人はステージが上がっているのです。
少なくとも今後は同じ過ちを犯さないという学習ができるので、一つの経験としては現状に甘んじている人よりも勝っています。

自己肯定感は育った環境によるところが大きいので、親子関係でもこの「依存」は言えることなのですが、やはりすべての人間関係において、何か問題が起きたときは徹底的に話し合ってお互いを理解するという意思疎通ができるかどうかが今後一緒に人生を歩めるかどうかの重要課題だと思います。

相手に嫌われることを恐れて本音が言えないという場合や、自己防衛のために嘘を重ねてしまうというような場合は相手を心底信頼していないことになるでしょう。

紙の上では「離婚」したらしいですが、その相手と未だ同居していて、一体どこに向かっているのかわからない小林麻耶さんですが、もともとクレバーな人なのに本当に残念です。
大好きだった妹さんを亡くしてしまったことはお気の毒ではあるのですが、どうも共依存的な姉妹だったように思いますし、亡くなった麻央さんが今のお姉さんの言動を天国から見て、ものすごく悲しんでいると思います。

ただ、ご本人が気づくまでは周りが批判したり反論すればするほど彼女は「みんな自分に関心を持ってくれている」と思うだけですし、間違った方向性にエネルギーを使っているだけです。

離婚に関しても、周りが離婚しろというほど本人は頑なに逆に執着したりするものです。
本人も離婚したいというから周りは賛同するのに、そうなると今度は不安になるのです。

結局は自分自身との対話ができるかどうかが最終的には大事なんだと思います。

覚悟を持つことは本当に難しいと思います。
自分で決断したことに対して後悔しないことがいかに大変かということだと思います。

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時の流れは早い [ひとりごと]

2月もあっという間に半分すぎてしまいました。
1月は行く、2月は逃げる、3月は去ると言いますがこの3か月はとても月」日が経つのが早いと感じるようです。

私自身、1月は休みが多かったせいか異様に長く感じたのですが、2月は本当に早いです。

今日は獅子座の満月ですが、別名をスノームーンというそうです。
奇しくもあちこちで大雪になっているようで、悠長なことを言ってる場合ではないのですが、
獅子座の月だけに、インパクトの強いなかなか派手な満月の様相です。

それにしても月日の流れの早さに、私のようなロートルはついていくのが大変です。
アセンダント射手座なのでイラチではあるのですが、もともとの性質はどちらかというとぼんやりしているので、(信じられないと思うでしょうけど)現在の流れについていくのが結構大変だったりします。
家事と仕事を同時進行させることが下手なので、バランスを取るのに毎日翻弄されています。

近頃、なぜか2000年生まれとか、1990年代後半の方が来られることが多くなってきたのですが、私野中では2000年生まれはまだ子供だと思ってしまっていてどうも時が止まっていますが、実際はもう、2022年ですから、2000年生まれの人は成人しているのですね。

ミレニアム世代の方にしたらもう、おばあちゃんぐらいの年齢になってしまっているのですが、1990年代後半の人は実にしっかりしているのです。
90年代そのものが、トランスサタニアンが山羊座に集中するので、地に足がついている人が多いですが、後半になってくると天王星は水瓶座になり、冥王星は蠍座世代なので守護星になっています。
やはり守護星になっている場合その惑星の意味合いが強くなるので、天王星の個性や、冥王星の白黒はっきりした性質が出てきます。

世代の星というのは侮れません。

コロナ禍はまだ安心できませんが、満月のエネルギーを受けてちょっとエンジンをかけないと、時の流れに置いてきぼりになってしまいます。

山羊座祭りも終わりに近づきます。
3月6日以降は今度は水瓶座まつりになりますので、あと少し、ちょっと気を引き締めていこうと思います。
若い人と接していると気は若くなるというのはありがたいことです。

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愛想のいい人、悪い人 [ひとりごと]

思い込みとかイメージングというのは先入観につながりやすく、意外と当てにならないことが多いなとこの仕事をしていて思います。

いわゆる「愛想」ですが、接客業などをする人はどうしても愛想の良さというのが必須条件にもなり得ますし、不愛想な人が接客をしたら一般的には感じが良くないと受け取られることが多いでしょう。
私も一応接客業の端くれなので、にこやかに接していますから、社交的な人のように思われがちですが、実際は非社交的です。
でも、年齢を重ね、愛想笑いというものは比較的簡単にできるようにはなりました。
こういう、表向きの「愛想の良しあし」で人を計ってはいけないということです。

愛想がよく、ハキハキ喋る人は、一概に明るいとか社交的だとか外向性があると思われますから、感情表出も豊かつまり感受性も豊かなのだろうと思われがちですが、そうとは限らないのです。

占いには感受性が必要にはなります。特にタロットなどは感性が重要なので、物事に対して「感じる」ことがとても重要です。
私自身、以前は本当に愛想もないし、冷淡な人間でしたので、感覚を研ぎ澄ますためにタロットを始めてもう30年以上になりますから、今では感覚がかなり研ぎ澄まされたとは思います。
ただ、本質的に物事に対して「気にしぃ」ではありますがじゃあ感受性が豊かなのかと言われればそうとも言えません。

タロットを教えてもらった際に、「物事に感動する事」ということを師匠に言われましたが、当時の私は感動することなどそう毎日あるはずもないだろうと醒めた感覚でした。
なので映画を観たり音楽を聴いたりして、芸術に触れることで感性を磨いてきました。
今もドラマを結構観ているのはそういう感覚を磨くためでもあります。

特にもう、今は家族の平均年齢が70歳以上の我が家において、会話が活発になることはないので、犬が癒しにはなりますが、その他は結構無機質で下手すると感動のない日々になります。
「お笑い」が人気があるのはきっとこういった感性が枯渇しないためだろうと思います。

意外とお笑い芸人さんなども、根っからの明るい人もいるでしょうけど、普段は寡黙だったり、不愛想だったりする人が多いように感じます。
でも、だからといって感受性がないのではなくむしろその感性は豊かすぎるぐらいだと思います。
俳優さんや芸術家も、愛想のいい人は、割と一辺倒の演技をしたりしますし、感情が表に出るタイプではあっても、感受性が豊かかと言えばそうでもない人もいます。
むしろ、普段は物静かで表情もあまり変わらないような人のほうがいわゆる「憑依型」というのか、それこそ「感じる力」が強いように思います。

お客様や生徒さんでも、パッと見がおとなしそうで笑顔満載ではないような人のほうが意外とハードロックが好きだったり、スポーツ好きだったり、内面には熱いものを持っていたりして驚く場合があります。
占星学的に言うと、火の星座が多いからと言って情熱家ではないし、風の星座が多いからと言ってクールでもないのです。
特に月星座は感性に通じるものですから、人知れず感動するような場合、意外な形で出る事が多いのです。
愛想がないということは照れ隠しの場合もあるので、案外愛想だけいいような人はあっさりしていて、確かに第一印象は悪くはないですが、だれに対しても同じ態度を取れる人であり悪くすると八方美人だったりしますし、表向きの顔が愛想良くしているというケースもあるので、お客様でも、
「また来ます」「絶対に来ます」「先生はすごいです」というような熱い言葉をくださる方にとってのこの手の言葉は社交辞令であることが多く、本心とは違うというケースがあります。
でも、鑑定中でも無表情だったりあまり何も言わないような方で、静かに帰っていかれる方が意外と感受性が豊かで、私の常連さんのほとんどが「愛想はあまりよくない人」なのです。

聞くと、「感動して何も言えなかった」という感じで放心状態だったとか、納得してしまったので黙っていたとか、心の奥底で感じてくださっていた方が多いのです。

これはもう、こちらとしては嬉しい誤算で、まだ占い師として経験が浅かったころは不思議だったのですが、今ではこれは結構確信になっています。

お世辞や愛想笑いやおじょうずが言えないような人こそ、本音しか言わない人なので、信用に値する人が多いのです。
ただ、第一印象で損をするので、どうしても恋愛などの場面では上手に立ち回れないという人が多いので本当にもったいないなと思います。

犬はさすがに動物的感性を持っていますから、愛想のあまりよくない人のほうが意外と動物好きであったりしますし、「わーかわいい」「きゃー」というようにテンションの高めの人より、静かに声をかける方をうちの子は好きなようで、犬の様子を観ていると、感性豊かな人かどうかわかるようになりました。
普段クールに見える人が感情を露わにしたとき、すごく魅力的ですし、やはり意外性というのはかなり魅力になるので、パッと見だけで人を判断してはいけないということは本当によくわかります。

私の親友二人も、どちらも愛想がなく、ぶっきらぼうですが、熱い人です。
ただ、愛想のない人は同時に遠慮深さもあるせいか、悩んでいてもなかなか打ち明けないでクールになってしまうのです。それが思いやりなんだろうと今はわかるのですが、こちらもそういう不器用なタイプの人を理解してあげなければいけないなと思います。
生きることが不器用な人こそ、私が癒したい人なので、そういう人が心を開いてくれた時、やりがいを感じます。


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「で」と「が」 [ひとりごと]

最近、人間力についていろいろ研究したりするのですが、やはり人と会話をする際に使っている言葉は非常に大事だと思います。

特に占いは一対一での対話ですので、その人が納得できるような言葉を発していくのがこちら側の責任になります。
クライアントさんは何らかの不安や迷いを抱えてくる場合がほとんどですから、それをはっきりと取り除いてあげる必要があります。
もちろん、すぐには明確な答えの出ない問題もあります。
それでも、相手が少しでも楽になれるような言い方というのがあります。

人は誰でも承認欲求があります。尊重されたい、誰かに大事にされたい、認められたいというのは当然だと思います。
占星学では自己承認は2ハウス、他者承認が8ハウスなのですが、これが葛藤している人は結構多いのです。

自信など、生まれてすぐにできるものではないし、やはり誰かに承認されて初めて生まれるものです。
まず、子供が出会う存在は親ですが、子供はよく
「どっちが好き」
という二択を尋ねることがあります。
よくあるのはきょうだい関係の中で
「私と〇〇(きょうだい)とどっちが好き?」と聞いてきます。
たいていの親は
「どっち好きよ」
と答えると思いますが、これだと子供は割と納得しません。

「あなたのこういうところ好きだよ」

とはっきりと「が」を入れて答えてあげると喜ぶと思います。

これは大人でも同じで、大好きな人に
「あなたいい」
と言われて嫌がる人はあまりいないと思います。
「あなたいい」
と言われてしまうと、他の人でもいいんだなということになってしまうので限定感やお得感がありません。

「が」という限定をやはりすることが、会話の中のエッセンスだと思います。
占いでは時期を聞かれることも多いですが、この場合も
「〇月がとてもいい」というような限定をした方が説得力はあります。

プレゼントを贈るような場合も
「なんでもいい」と言われてしまうと意気消沈してしまいます。
むしろ「〇〇が欲しい」と言う方が明確にわかりますし、喜んでもらえますからいいと思います。

日本人は曖昧なことを言うのが美徳のようなところがありますが、案外はっきりと意思表示してもらった方が楽だという経験はないですか?

自信があることに対しては断定できるので、やはりこの「が」という言葉にはある種の説得力はあると思います。
似た感じで「〇〇は」という「は」がありますが、「は」にはほかに比べる対象があるように感じる場合があります。
「が」ほどのオンリーワン感はありません。

言い方一つでやはりニュアンスって変わるものです。

日本語ならではの言い回しだなと思います。

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本当の友人とは [ひとりごと]

こういう仕事をしていると、ついつい、人様の深い部分を見るため、相手との距離の取り方が問題になってくることがあります。

「お客様は神様です」
という三波春夫さん(現在の人は知っている方がどのぐらいいるか・・・)の名言がありますが、
これは、割とみんなはき違えていて、お客様のことを神様だと思って、という趣旨は正しいのですが、だからあがめたてて、お客様の要望をすべて聞かなければならないというような意味では決してありません。有難く思いながら仕事をさせていただくという意味合いでのこちら側の姿勢のことです。

私ももちろんこの心構えは持っているのですが、お客様の側からするとどうしても深い話をした場合、「友達感覚」になってしまうことがあります。
こちらも、やはり人間なので、頼られてると感じると親身になりますし、その頻度が多くなってくると
こちら側も自分のことを話さないとフェアじゃないのかなという感覚になるので、友達のようになってしまったりするのですが、お客様は友達ではない、というのはこちら側が絶対に守らないといけない距離感です。

こういう仕事なので逆に私自身は相談される側の大変さをわかるため、ほぼ人様に相談しないのです。
実際は一人で解決できるからではなく、自分で解決できるだろうと思われがちな仕事だからです。

なので、私は本当の友人というのは、相手を信頼しているからこそ距離を取るべき相手だと思っています。
なので、学生時代からの親友とは一年に2回ぐらいしか会いませんが、占いの話はしませんし、お互いの楽しい話題しかしないようにしています。
辛いことを話すのは私のような職業の人間にすることだと思っているし、しんどい話、重たい話を無料で友達に話すのはちょっと違うなと感じているからです。

もちろん、友達だからこそ話せることもありますが、それでも、重たい話はやはりなるべく避けたいものです。

自分がしんどい時にしか話題を振ってこない人や、こちらの状況を聞かずに自分の話ばかりしてくるような人がいますが、それはたぶん仕事をする私しか知らない人かなと思います。

占いを一旦離れた私は一人っ子でわがままで自我の強い人間なので度量も別に広くないし、自分の話が多くなりがちですから、これはよく家族に叱られるんで、気を付けているからです。

昔はもう、普段の自分と占い師としての自分に垣根がなさすぎて数々の失敗をしました。
なので今はかなり距離を取って人と接するようにしています。
占星学では友人は11ハウスですが、私は11ハウス主星自身は金星だから悪くないのですが、入っているのがバイアコンバストウエイにある海王星だけだし、これがまたアスペクトがほとんどないので、弱いのです。
なので、完全受け身だし、悪く言うと利用されやすいパターンにもなります。

しんどい時には何も言わないで、こちらの状況だけを聞いてくれる人がいます。そういう人が本当の友人だろうなと思います。
こちらに余裕があったら初めて相談をくれたりしますし、本当にありがたいと思います。

あと、出会った当初だけどんどん連絡をしてくるけれど、別の楽しみができたり、別の人に夢中になったりした途端にご無沙汰になってしまうような人も、友人の範疇にはならないでしょう。

やはり同じ間隔で、同じように接してくれる人がこちらに対しての尊重とか思いやりを感じます。

友人はその数の多さよりやはり、いかに相手のことを考えられるかという質の問題だろうなと思います。
ネット社会では簡単に「友達」という言語を使えますが、風の時代の最たる怖さかなという気がします。
来年は水の星が入ります。思いやりという想像力がいかに大切になってくるか、まずは友人関係から見直してみたいなと思いました。


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マイペースは長所か? [ひとりごと]

マイペースと聞いた場合、良い意味合いで捉えられることが多いように思うのですが、果たしてそうなのかなといつも疑問に感じます。

マイペースとよく言われるのが12星座だと牡牛座ですが、この場合は確かに「おっとりしている」という意味合いで割と良い意味で捉えられていることが多いので、そのせいもあるかと思いますが、
マイペースつまり自分のペースというのはそもそも個人差があると思います。

マイペースがおっとりしていて周囲とかけ離れているというのはありますが逆にそのマイペースが非常に速すぎるという人もいると思います。

おっとりしている方のマイペースは、よほど時間に追われている時以外は確かにある意味笑えるものでもあるし、周りを不快にすることはないのですが、速すぎる方のマイペースの人の場合はいささか厄介だと思います。

機敏に動ける人にとってはそれがマイペースになるのですが、それを無意識に周囲にも要求するため、周りが焦ってしまうし、圧にもなります。

私は昔はよく、一人っ子特有のおっとりした方のマイペースと言われていたのですが、それが決して良い意味合いではないと自覚したのが結婚してからです。
おっとりしているのは勝手を知った間柄では好意的に受け取れるでしょうけど、ともすれば「KY」ということにもなりかねないので、姑さんからよく私はマイペースだと言われていて、最初はさほど気にしなかったのですが、主人がどちらかというと機敏なタイプなのもあって「気が利かないね~」とやんわりと言われていることに気づいたのは数年後でした。

でも、この「マイペース」(おっとり型のほうの)をしっかり受け継いだ長女のそれはかなり主人の実家からは好意的に見られていて、本人も自分で「私はマイペースやねん」とまるで長所のように言っていたのですが、「それは違うやろ」ともはや私のマイペースよりもはるかにゆっくりな長女にはいささか辟易しました。マイペースというよりは彼女の場合はどんくさいというのが目立ったので・・・。

ただ、このタイプのマイペースが癒し系にはなることが多いでしょう。特に女性の場合はおっとりしているということイコール気が長いともいえるので、本人も周りもあくせくせずに済みます。

私も以前はそうだったのですが、結婚してからは遅いことはダメなんだろうなと思ったので、だんだん何事も早くしないといけないという焦りから、自分のペースがわからなくなっていき、今ではかなりのイラチだし、気が短い方だと思うので、ずいぶんと余裕がなくなってしまったんだろうなと思います。

その意味ではやはりマイペースは周囲に流されず自分のペースを貫けるのですから、いいことなんでしょうけど、行き過ぎるとやはりKYにはなると思います。

それでも、短気だったり常にばたばたしている人よりはやはり好意的には見えるでしょう。

スローライフやていねいな生き方が昨今推奨されているのも何となくわかります。
心に余裕のある人は言動が割とゆったりしているなとは感じます。

早口でイラチな自分自身を思い、昔はもっとおっとりしていたのになぁと、何となく余裕のなさが人のペースまで変えてしまうんだなと思いました。

仕事やその他、機転が利くという意味でのスピードはいいことでしょうけど、プライベートでもそれを持ち込まれたら相手は癒されないでしょう。

お育ちのいい人というのは概してバタバタとはしていないですから。
いいか悪いかは別としても、昨日の小室さんと眞子さんの結婚会見で垣間見えたのは、やはり元皇族としての眞子さんの「マイペース」さでした。
おっとりと話されてはいましたが、自分を決して曲げないぞという強い意志は見て取れたし、
「何が何でも結婚するんだ」という意地のようなものすら感じました。
眞子さんの月は牡牛座・・・さすがだなと思いました。

まあ、周囲がなんと言っても関係ないことです。
マイペースというのは、動じない強さのことも表すのだろうなと思います。
せっかちな人のほうがやはり余裕がないというのも自分を見ていて思いました。
マイペースでも気が利く人はいますので、そういう人になれたら最高なんだろうなと思いますが、
私には到底無理だなと思いました。


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