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価値観の違い [ひとりごと]

昨日のセミナーは初回とはガラッと赴きが変わり、初回が大盛況で割と和気藹藹と楽しく進んで行ったのに対して、テーマが「お金」といういささかデリケートなものだったのもあってか、シェアするのは難しいなと感じるテーマで、考えさせられることが多かったです。

参加してくださった皆さん、ありがとうございました。

私はどちらかというと、すべてにおいて一対一の対面を好む方なので、どうも、団体とか人が集まるところは苦手です。でも、人の集まるところに出向くことで勉強になることが多いと思って実は「修行」しているところがあります。
そもそも、この仕事に就いたのも、人と接することが苦手だったのでそれを克服したくてあえて飛び込んだ世界でした。
今では社交性がないとか引っ込み思案だと言っても誰も信じてくれませんが、今でも結構勇気を出して人前で意見などを言っています。

シェアというのはもちろん利点もたくさんあるのですが、私はどうしても自分と価値観の違う人の意見を聞いた時、自分を否定されているような気持ちになってしまうところがあるため、そうではなく、その人は意見を言っているにすぎないのだと思うことから鍛錬が必要なのです。

その意味で、きのうは非常に鍛錬になる日でした。
まあ、180度価値観の違う人がいて、積極的にシェアに参加されていましたから、ちょっと圧倒されたところもあったのですが、講師の吉田真さんが
「価値観の違いを感じたら、自分の直感を信じればいいだけ」
と言ってくれたことが何よりもの収穫でした。

お金の設計図という話で、私自身、仕事運と金運が今一つ結びつかないのを悩んでいましたが、自分が
好き好んで主婦というスタンスを崩したくないので、主人よりも絶対に収入を得ないようにしたり、主人が休日には仕事を入れないとか、なるべくそのようにしてきた結果だという事なんだと気づきました。

要するに一生懸命仕事をしている人にとってはいささか甘い仕事のスタンスなのですが、私自身がそうありたいと願っているのでそれ以上にも以下にもならないんだということです。

しかも、天王星が8ハウスにあり、グランドクロスを形成している私は「人のお金」はあてにできない運です。要するに自分で稼いでいくことを運命づけられています。(玉の輿には乗れませんし、誰かスポンサーがいるという運でもない)ですから、そこに腹をくくらない限り、上記の不満はずっと続くんだと思います。

自分のスタンスで、自分の知識を用いつつやっている仕事自体には誇りも持っていますし、自分自身がここ数年でいろんな面で成長しているのは痛感していますが、心底楽しんでいたかどうかをちょっと考える機会にはなったなと思いました。

価値観の違う人の意見に少しハッとしてしまいましたが、その方は
「本当に心も豊かなお金持ちといかに出会えるかも大事だ」という趣旨のことを言ってて、最初は「?」と思いましたが、確かにここ数年で、そのように本当に豊かな人に出会っていないわけではないのです。
でも、自分とは相いれない人だと決めつけていたところがありました。

意見が違っても、単にそれだけであって一緒に仕事ができないというのではないはずです。
現に、セミナーには占いにはまったく関心のない人も参加されます。
そこだけでいうと価値観は全く合わないので、私自身やはり自分が受け入れられていない印象を持つのですが、そこは違うよと言われている気がしました。

あえて多人数でのセミナーをこのように開催させていただいているのが実状ですが、それによって私自身も、
もっと占星学の豆知識を用いたセミナーをすればいいのだということに、ようやく気づきました。

どうしても、違う性質の人が同時に集まるので、全員を満足させることができないのではないかという危機感から一対一にこだわってきましたが、違うと感じる事もまた勉強なんだなというのを知りました。

セミナー終了時には腑に落ちなかったのですが(私は気づくのはやや遅いので)反芻してみると、私自身が最も苦手である「森を見て木を見ない」ということの必要性を問われているんだと思いました。

テーマとは異なりますが、そういった気付きは必ずあります。

この手のセミナー(コラボ)を毎月やっていこうと思います。

毎回気づきがあると思いますし、ものごとには絶対に意味のないことなどないはずです。
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なごみ

記事があがってから日が経ってしまいましたが。

先生のお仕事へのスタンスやご家族へのご配慮などが伝わる素敵な記事だと思って、いつも頭の中において過ごしていました。

先生は、家事はあんまりのように書いていらしたかと思うのですが、家事とは何でしょうか?先生のように家庭のバランスをご配慮なさりながらお仕事され、ご家庭も切り盛りされるのは十分に家事と言えるような気がするのですが。

私は、お料理もお掃除も洗濯も大好きでした。でも、それは個人的な趣味かもしれません。もっと、家族のことを考えていたら、と思います。

正直、好きなことが障碍でできなくなってしまって、つらかったですが、仕事というスタンスでは特に、夫に対しても対等な感じで、現にお付き合いの頃から何でも折半ですし、家事だけが折半にならないのが不公平な感じがしていましたから。それでいて、できなくなると、感謝を通り越して申し訳なさになってしまって、生活費も今、あまり入れられないので、家庭内に居場所がない感じでいました。

でも、先生のこのブログでのお話で、腑に落ちた感じです。ありがとうございます。占星学の話題ではないせいか、他にコメントがないですが、私には、とてもタイムリーでありがたい話題でした。
by なごみ (2015-04-17 11:31) 

selene

なごみさん、こちらこそ、パソコンの不具合でなかなかレスできなかったんですよ。
この記事、結構自分では大きな気づきがあったのですが、確かに占星学の記事以外には反応がないんでこういう記事にコメント下さるのはすごくうれしかったです。ありがとう。
う~ん・・・私は家事そのものは嫌いなんですよ。(昔は結構好きだったのですが、要するに心の余裕がないということです)
ただ、年齢じゃないかな?主人よりも前に出ることは絶対にいやなんです。主人は獅子座ですからね。私がバリバリ仕事をしていたらきっと面白くないと思うんで・・・。
あなたはご主人に負い目を持つ必要などないですよ。好きで病気になるひとなどいませんし、ご主人はそれもまた自分の運命だと受け入れ、きっと楽しんでいると思います。
だから、あなたはただいるだけで癒しになってると思うので、笑顔だけは絶やさずにいてくださいね。ご夫婦仲がいいので羨ましいですよ。
by selene (2015-04-20 12:06) 

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