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アスペクトはコンジャンクションが最も大事 [占星学]

表題は、師匠に言われていることですが、コンジャンクションは、吉意も凶意も強めますので、
やはり一番強いため、私もトランジットやプログレスを見る場合はコンジャンクションを最も重視しています。

アメリカ大統領選は、トランプ氏とハリス氏のどちらが勝ってもおかしくないぐらいどちらも運気の強い時期だったのですが、結果はトランプ氏の圧勝ともいえるものになりました。

ハリス氏はもともと風のグランドトラインを持っていて、よく言えばバランスの取れた星ですが、悪くいうと面白味のない星でもあります。
一方のトランプ氏はあのキャラですので、良くも悪くもインパクトは大きいでしょう。

天秤座27度の太陽に対して月も牡羊座27度できれいなオポジションになります。このオポジションを
双子座24度のアセンダントと水瓶座28度の土星のグランドトラインでカイトを形成しますから、なかなか星の援護を受けていたのですが、彼女のアセンダント上になんとトランプ氏の太陽とドラゴンヘッドを結構タイトに載せていますので、同時にトランプ氏の運気を強めるような配置でした。

二人の決定的な違いは、現在山羊座29度にいる冥王星が、ハリス氏の太陽と月のオポジションに対してTスクエアを形成してしまったのに対し、トランプ氏のホロスコープには影響を及ぼさなかったということです。
さらに、トランジットの木星は双子座20度で、ハリス氏にとっては太陽とトラインでしたが、トランプ氏はもともと地位と名声を示す10ハウスに太陽とドラゴンヘッドの合があり、その上に木星がほぼタイトに載っていたことがやはり有利に働いたと思います。
コンジャンクションの前では、トラインは単なる怠惰な配置にしかなりませんので、ハリス氏はやや安心していたところがあるのではないかと思います。

トランプ氏はこういう勝負にはめっぽう強い星ですし、もともとの射手座の月の上にトランジットの金星が載っていた日が選挙だったことも有利に働きました。
これもまた、ハリス氏の月牡羊座に対してはトランジット金星はトラインなのですが、コンジャンクションほどの強さはないため、トランプ氏には勝てなかったと思います。そもそもハリス氏の太陽はバイア・コンバスト・ウエイにあるので一国を担うというような大物の星ではないようにも思います。

まあ、あくまでもホロスコープ上の分析ではあるのですが・・・。

日本もやはり国民が首相を選べるようになってほしいものだと思いました。

今月20日にはいよいよ冥王星は完全に水瓶座に移行します。
トランプ氏が勝ったことで、ウクライナのゼレンスキー大統領(水瓶座初期度数に太陽があるので)にとってはかなり厳しい状況になってしまうのではないかと思います。
冥王星は動きが遅い分、影響力が強いため、個人の運勢というより、やはり社会的な影響力を持つ星です。
日本も、これ以上物価が上がったりしたらもう、どうしたものかと思います。

やはりライツに対してのコンジャンクションは強く出るものだと思いました。


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土用の時期にしてはいけないこと [占い]

10月から11月というのは、バイア・コンバスト・ウエイに当たるとか(占星学では)もありますが、東洋の占いでは

10月20日から11月6日までは年に4回ある「土用」と言われていて、文字通り「土を休ませる時期」で、土いじりや掘り起こすようなことをしない方がいいと言われています。

土用というのはそもそも、立春・立夏・立秋・立冬の前にある各約18日間のことなので、年に4回ありますが、特に有名なのは「土用の丑の日」なる、いわゆる「うなぎを食べる日」ですが、土用というのはすべてにおいて土いじりはタブーとわれています。

土を司る神様である「土公神」(どこうしん)が支配している時期だから、土を動かすような、造園とかいわゆるガーデニングや、土を掘り起こすような大掛かりな工事などをしてはいけないと言われるのです。

私は来年の引越しに向けて、大阪市内にある主人の実家のリフォームをするのですが、10月20日から11月6日までには着工しないようにしなければならず、今年中に終わらせないといけないので間に合うのかどうかものすごく心配です。
バイア・コンバスト・ウエイのせいかどうかはわかりませんが、リフォームの見積もり金額が合わなくて(高すぎる)なかなかお願いする会社が決まらなかったりと遅々として進みません。

なんせ、9月も10月も、三連休とかが多すぎて、私たちにとってはあまり多すぎる休日というのはかえってだれてしまいますからあまりいらないのです。(平日に休みが取れる仕事柄でしょう)
なのでもう、こちらは暇でもお願いする会社のほうが休みだったり、今いる家と実家は結構離れているため、行き来するだけでも半日費やされてしまいます。

本当だったら今月の頭ぐらいから着工していたらよかったのですが、この調子だと11月6日以降、15日ごろの着工になりそうです。

正直、還暦すぎてからの引越しはものすごく疲れます。
これもまあ「終活」のひとつなのですが、体力も気力もだんだんなくなっていく中でいろんなことを処理していくのは結構なエネルギーがいります。

長く住みなれた豊中という大好きな土地を離れることは私にとっては一大事ですし、とても辛いことでもあるのですが、プログレスの太陽も月も3ハウスという移動の場所にあるので致し方ないことなんだろうなと思います。
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二人の「斉藤」さんと蠍座 [有名人]

牡羊座から最も離れたところにある天秤座15度から蠍座15度までを「バイア・コンバスト・ウエイ」と言いますが、ここにある惑星は本来の良さを発揮できにくいと言われています。

確かに思い起こせば私自身、現在実家のリフォームの見積もりを取っているのですが非常に手間取っていてこちらの思っている金額と合わないため、遅々として進まないのです。今月9日には太陽が天秤座15度に来るので、蠍座15度に来る来月8日ぐらいまでの間の一か月間はなかなか思い通りに物事が進まないでしょう。早く見積もりを決めないといけませんが・・・。
15年前に今の家に引っ越してきたのもほぼ強制的な面があり、11月5日だったかと思います。
トランジット水星は現在まさに天秤座15度で、今月23日ぐらいまでバイアコンバストウエイにいますし、交渉事が進まないような時期なんだとげんなりします。

で、表題ですが、兵庫県の全知事の斉藤元彦氏が蠍座でしつこいぐらい自分の非を認めないまま、遂に兵庫県は知事選を再度行うことになりました。この方のチャートはもう、蠍座と獅子座と山羊座に星が集中していて「権力とプライド」で生きているようなタイプで、サイコパスの一面すら感じてしまいましたが、まさかいろんなことに紛れてこの人が再度当選したりなんかしたらとんでもないことだなと、隣の県だけに結構身近に感じたりします。

そこに今日飛び込んできたもう一人の「斉藤」さんの件・・・ジャングルポケットの斉藤慎二さんですが、なんと「斉藤メンバー」なる表記をされていて、以前の「山口メンバー」(元TOKIOの山口達也氏)のことを思い浮かべてしまいましたが、こちらの斉藤さんも少し前から体調不良でお休み中でしたが、なんと性的暴行の疑い?で書類送検とのこと。もはや復帰は難しいでしょう。

兵庫県元知事の「斉藤」さんも、こちらの「斉藤メンバー」さんも何と蠍座。
しかも、元知事のほうは金星・冥王星・天王星が、メンバーさんのほうは太陽・水星・土星・金星・冥王星と5天体も「バイア・コンバスト・ウエイ」にあるのです。

こんなにもこの領域に惑星が集中してしまうともはや通常の惑星の力は発揮されず、多分悪い面しか出ないと思います。
ただ、元知事のほうは太陽は蠍座22度ですので免れています。心を入れ替えるというか、きちんと自分自身の責任を取ればいいのでしょうけど、この方、絶対に自分は悪いと思っていませんし、確かに実績はあるのでしょうし、能力がないとは言いませんが、性格があまりにも自己中心的すぎます。
一方の斉藤メンバーさんはもはや、救いようがないというか、金星と土星と冥王星がこの配置だと、性的暴行というのがあまりにもはまってしまいます。

もちろんここに星があるからと言ってすべて悪いのではないですが、やはりそれを心して普段から言動には気を付けた方がいいのは確かだろうと思います。

先日から蠍座のある意味の執念はすごいなと、斎藤元知事のことを思いつつ考えてはいたのですが、バイアコンバストウエイに惑星が多い蠍座芸人二人もまたすごいなと感じていたところで、
一人はキンタロー。さんで、もう一人はゆりやんレトリィバァさんです。どちらももう、「売れるためだったら何だってやる」というある意味執念すら感じるタイプで正直苦手だったのですが、この根性はやはり岩をも通すなと実感していました。
キンタロー。サンの顔芸は正直不快だと感じてしまいますが、彼女が以前ダンスで頑張っていた時はすごいなと心底思いました。ゆりやんも、お笑い芸人としては正直面白いと感じたことはないのですがネトフリでやっている「極悪女王」をネタで見てしまったらなんとも役者としての心意気がすごいと思って感動すらしてしまいましたので、この二人もバイアコンバストウエイにどんな星があるのかとみるとまあ、キンタロー。は水星・土星・木星・冥王星・太陽と5天体、ゆりやんも金星・太陽・水星とすべて個人天体がありました。
二人ともどちらかというと芸人としての評価は好き嫌いが分かれるタイプですが、不断の努力で生き抜いている姿勢はやはり本人の努力として認めざるを得ないなと思いましたし、バイア・コンバスト・ウエイは自分に厳しい人であれば成果を出せると思いました。

やはり冥王星を主星にもつ星座だけに、ある種の執念はすごいと思います。

二人の「斉藤」さんがどのように今後なるのかは本人の真剣度がどこに向くかによりますが、自分の欲やプライドなどに執着した場合は良い出方をしないだろうと思います。


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総裁選を振り返って [占星学]

昨日は、予想では高市氏が有利だと思われていた総裁選ですが、21票差で石破氏が次期首相に選ばれました。
この日、投票が午前中だったら高市氏に有利だったかなと思ったのですが、月が獅子座に移行して、結果的には石破氏に有利に働いたようです。

獅子座の岸田首相がやはり最後に影響力を発揮したなという感じの結果でした。

一回目で一位になった高市氏は少し「勝ち」を意識しすぎた感が否めませんでした。
物事は最後までわからないので「驕り」の気持ちが言動に出てしまうとどうしても、タヌキだらけの政治家の集団においては、不利に働くことがあります。

タヌキの代表の麻生氏が高市氏支援をするということを公表したのも、高市氏に不利に働いたと言えます。
高市氏は経済政策に関してハッキリしたことをおっしゃっていたので国民の期待はあったと思いますが、もし首相になったら果たしてその通りに経済政策を実施したのかどうかはわからないですし、どうしても笑顔が冷たく、なんというか、目が笑っていないというのが気になっていました。
石破氏はビジュアルは決して良いとは言えませんが、人間味は感じます。
今回、水瓶座の冥王星の影響をまだ受けない時期だったため、良かったのでしょう。

ただ、これからは完全に水瓶座に冥王星が移行しますので、11月以降は解散総選挙があったりしたら前途多難であることは間違いないでしょう。
出生時間によっては月も牡羊座ですから来年以降土星と海王星がともに牡羊座に移行したらメンタル的にも結構重責を担うので、メンタルの強い水瓶座の石破氏でも、なかなか大変だとは予想できます。

石破氏のホロスコープはもう何度も見ているのですが、品位の良くない牡牛座の火星と海王星のオポジションがあり、それらが天王星とでTスクエアになっていてすべて不動宮ですから、水瓶座の冥王星が来ると(太陽こそ15度水瓶座でまだはずれますが)不動宮のグランドクロスになります。
なかなか大変な星をもともと持っているところに冥王星がばっちり影響しますから・・・。

あと、水星がノーアスペクトというのも特徴的です。言っていることは非常に正しいし、わかりやすいのですが、自民党内でなかなか結束力を作れないのはこういったことも影響しているのではないかなと思います。

来る10月3日は、天秤座10度で日蝕が起きます。(いわゆる新月の特別バージョンです)これは次の日蝕まで影響しますから(2025年3月29日、牡羊座9度で起きます)石破氏の太陽とはトラインになり、この日蝕図は太陽・月に加えて水星とリリスもすべて天秤座11度で1度以内でマジョリティになっていますし、五度内ルールで言うとほぼ2ハウスですから、石破氏が経済的な問題に直面し、いかに国民の信頼を得られるかということが最大の焦点になるでしょう。
石破氏が首相になったら、消費税はもっと上がるのではないかとか、物価はまた上がるとも言われていますが、私はそんなことはないだろうと思います。国民の最大の関心事が経済だということは元銀行員の石破氏は百も承知ですから、慎重なだけで、きっと国民の信頼を得るために努力をすると思っています(先日書いた秋分図で国民の意識がかなり楽観的な感じがしたので)。

果たして誰を要職につけるかによっても変わると思いますが、意外と進次郎氏を石破氏は評価しているようにも感じますので、どうでしょうか?
高市氏をどのポストに置くのかが気になるところではありますが・・・。


政治に関心のなかった国民にも、今回の総裁選は関心を惹きつけたと思うので、今度の解散総選挙は非常に興味深いと思っています。


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今日は中秋の名月です [占星学]

今年の中秋の名月は満月にはならないのですが(満月は明日の昼です)月見団子を買って、食べながら満月を見上げてちょっとお酒を飲む・・・というのが毎年恒例になっています。

今月はそのあとすぐ、9月22日には秋分になります。
自民党の総裁選や立憲民主党も党首選がありますし、日本においていろんな意味で変化が起きると思います。
そのほか、例を見ない、兵庫県知事の問題も・・・。
満月図も秋分図も、やはり南半球にさすがに星が集中していて、政治的変革を余儀なくされるんだろうなという感じですが、影響力がより強い秋分図において、アセンダントが双子座で1ハウスに木星があり、国民にとっては割と安堵感を与えるような印象ではありますし、アセンダントの主星水星が乙女座というルーラーにあって4ハウスにあるので、野党が意外と強くなるのかなという気はします。まあ、妥当な線で立憲民主党の党首は、元首相の野田佳彦氏がなるのだろうと思われます。

で、肝心の総裁選ですが、秋分図を見ると、MCが水瓶座、土星と海王星が魚座、ドラゴンヘッドとキロンが牡羊座と、運命的な惑星群が水瓶座(石破氏)、魚座(高市氏)、牡羊座(小泉氏)の有力候補の太陽星座にそれぞれあり、どの人が選ばれてもそれなりに今後大変そうだなという気はします。

まあ、国民には選ぶ権利がないため、落ち着くところに落ち着くようにできているんだろうとは思うのですが・・・。
ただ、野党を示す4ハウスに太陽と水星があるのに対して、与党を示す10ハウスにある海王星とでオポジションになっているのが少し気にはなります。

一方で国民はもはや、誰が首相になったところで別段国の経済が急によくなるわけもないということがわかっているので、自分自身で楽しむことを考えている気がします。

12ハウスに月があるのも少し気になるところですが、この月は太陽と冥王星とでグランドトラインを形成しますので、結果的にはホッとできるような情勢が露呈するかもしれません。

ただ、月を女性と取ると、初の女性首相になるのではと言われている高市氏の場合、ネット上では圧倒的な人気を誇り、演説等もわかりやすいとの評判なのですが、日本という国において、女性がトップになることがどうも難しい部分があります。
アメリカがたぶんハリス氏が優勢になると思われますが、日本もそれに乗じて女性首相で・・・という動きはないとは言えませんが、魚座の高市氏にとって、天頂にある土星とルーラーの海王星がともに魚座だし、もし選ばれたとしても前途多難であることには変わりはないでしょう。

さらには、華があり、若いという意味で人気のある小泉氏ですが、彼は牡羊座ですので来年は土星と海王星がともに牡羊座に移行します。やはりなかなか大変な道であろうと思われます。応援する人も多い代わりに、まだ早いと思われることも多い感じで、まあ、いずれは首相になる人ではあるでしょうけど(月も獅子座だしリーダーシップはあるので)いきなり立候補して首相になるということが果たして前例がないのでそういうことがあるのかどうか。

国民には常に人気があるとされる石破氏ですが今後冥王星の影響を受けますので、やはり生活が一変し、責任とカリスマ性を発揮しなければならなくなります。

はてさて、どうなることやら・・・。

魚座の満月なのもあり、高市氏が意外と支持を得るということがありうるかもしれないですが、12ハウスにある月や天王星がどう働くのかは、自民党関係者のみぞ知るということでしょう。

日本も、このままだと本当に先進国とは名ばかりになってしまうと思いますが。

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キローンリターン [占星学]

キローンは、自分の努力ではどうにもならないようなことが前世にあって、それがトラウマとなっているため、癒しを得るためにはそのトラウマと向き合わなければならないという意味合いになっています。

あまり気にしたことがなかったのですが、キローンの周囲が約50年ということで、50歳ごろには必ずネイタルのキローンとトランジットのキローンが合になるつまりリターンするのです。

私自身、人生も後半になっていますが、確かに今まで一番つらかった時期はと問われたら、50歳前後、特に2008年ごろは本当にきつかったです。

リターン図ではまず重要になるのが29年毎ぐらいに起きるサターンリターンがあり、私はちょうど次女を出産した時期で、1ハウスでのリターンだったこともあり、当時本気で主人との離婚を考えていたこともあって自立するためにこの仕事をしようと決心してレッスンに通い、プロになった時期です。
次に来るのが最近では人生80年が当然となったので、だいたい84年周期の天王星がハーフリターン(180度になる時期)になるのがその半分の42歳ごろです。このころは、土星もネイタル土星とスクエアになるし、海王星もだいたいスクエアになりますのでいわゆる「ミッドライフクライシス」の時期にあたります。
確かにこの時期も、主人の父親が亡くなり、主人は鬱になり仕事も転々としたりしていたので、(私自身が40歳ごろがきつく、主人が42歳の厄年の時が最悪でしたが)子供二人がまだ学生で学費もかかる時期でしたから必死で仕事をしていたころです。
私は天王星が8ハウスにあるため、ハーフリターンは2ハウスにやってきます。自分自身の稼ぎと配偶者の稼ぎとの問題が出やすい時期だと言えます。

この時期からはもうずっと2ハウスの問題があったように思います。
そしてトランジット冥王星が山羊座入りした2008年、50歳の時、今の家に引っ越したのですが、その時はもう、私一人ですべての引越しなどの手続きをし、この家に決めたり大変でした。母も要支援になり、一緒に暮らすしかないようなときだったし、娘の受験が二年続きであったり(年子なので)して、本当にお金が必要な時期だったけれど仕事は40代のころのようには全盛期ではなくなっていたのもあり、減っていたし、年齢的に更年期もあってひどい子宮筋腫があったため、出張もできず、オペ適応でしたがオペしたら一か月ぐらい休まなければならず、自由業の辛さで一か月無収入になるわけにいかず体の不調を維持したまま仕事をしていたので人生で最高に体重が減った時期でもありました。

キローンにそのころはあまり気づいていませんでしたが、よくよく考えると私のキローンは3ハウス寄りの2ハウスです。3ハウスと読むと引っ越しになるし2ハウスはいつも通りお金の問題になります。
思い切りこの問題と向き合わざるを得ない時期だったなと今は思います。

娘たちは成人していたものの、自分のことで精一杯で全くもって娘と向き合うことをしない時期でもあったため、いろんなことで我慢を強いてしまったと思います。

人は、ピンチの時、自分自身のコンディションが悪い時こそ本当の自分が出てしまうものです。
1ハウス太陽(2ハウス寄りですが)の私はどうしても自分自身のコンディションが悪いと周囲に対して目を向ける余裕がなくなってしまうので、キローンリターンのことをもっと気づいていたら、自分自身の才能が何なのかをもっと真剣に考えて仕事も工夫できたのではないかと思います。

キローンは占星学とも大きく関係する彗星ですが、自分を癒すことをもう少しで来ていたらと思います。射手座の主星という説もあったり、乙女座の主星という説もあるので、アセンダント射手座、月とMCが乙女座の私にとってはとても大事なポイントだったんだなと今更ながら気づいています。

もう、15年経ったんだと思うとよく乗り越えてきたなとは思うのですが、私のキローンが母の太陽の真上にあるためか、母を癒すことにばかりどうしても物事が進みがちで、主人や子供たちのことは二の次になってしまっていたように感じます。
キローンの周期が一定していないため、今はトランジットのキローンは4ハウスにありますが、今年、母が施設に入らなければならなくなり、子供たちはもう独立し、主人ともいろいろありましたが、来年遂に主人の実家に戻ることになります。主人の両親はもういませんが、家があるため、これからリフォームをしてまたお金がいります。
なんとなく、私の晩年は2ハウスと4ハウスの問題ばかりですが、キローンを自分自身の癒しに使えるようになるのはきっとトランジットのキローンが5ハウスに移行してからなんだと思います。

そのころはもう70代になっていると思うので、一人になっているかもですが・・・。

キローンとの向き合い方をこれから50歳になる人には真剣に考えてみるといいと思います。

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暑い夏、スポーツも熱い! [娯楽]

今年の夏はもう、暑すぎて脳みそも溶けそうですが、ここにきて毎日のようにゲリラ雷雨になるのもまた鬱陶しいです。(雷が大嫌いなもので)

なので家にカンヅメにならざるを得ないことも多かったせいもあって、ひたすらオリンピックや高校野球を見ていました。

オリンピックは、何となく日本という国の特徴が出ていたように感じましたが、どうしてもパリでの開催だっただけに、ヨーロッパ主導の進め方は否めないような感じは受けました。
採点競技は本当に審査する人の主観に左右されやすいのが如実に現れていましたし、水泳や陸上みたいに結果がバシッと出る競技はしこりは残りませんが、レスリングの素晴らしい結果と違って、柔道はメダルを3〜4個は損した気分でした。それでも、やはり礼儀正しさを持った日本のスポーツ選手の方々は立派だったと思います。
ただ、今回のオリンピックを見ていて蟹座の多い事にびっくりしました。蟹座とスポーツって一見するとあまりしっくりこないのですが、活動宮だし、個人種目には向いているのかもしれません。ただ、大一番に強い星座かというとどうしても何が何でも勝つんだという気概がいざというときに優しさとなって出てしまう気がします。特に今回「連覇」「二大会連続メダル」のかかった人がことごとくプレッシャーに負けてしまった感じで、その多くが蟹座だったと思うので・・・。(阿部詩さんとか、楢崎智亜選手とか。卓球の張本お兄ちゃんのほうなど。早田ひなさんはけがをしたことでかえって変なプレッシャーから解放されて「土壇場」の強さに変わった気がしますが)

一方、高校野球でも今年は「飛ばないバット」のおかげ?か、投手戦が多く見られ、完封試合がかなり多かったように思います。
しかも、前評判の高いいわゆる「強豪校」が相次いで敗れる波乱もあり、見る側には興味深いものでしたが、今後高校野球のほうは昔のような本当に高校生たちが青春を賭けて頑張るというような姿に変わってくるのかなとも感じました。

そんな中でも、オリンピックでも連覇を成し遂げた人もいたし、プレッシャーを味方につけることのできた人がやはり結果を出したと思います。

高校野球にも言えることなのですが、スポーツのように勝敗の出るものは

・気負いがない
・ここ一番でミスをしない
・楽しむことができる

というようなタイプの人が結果として良い結果につながるように思いました。

気負いがないというのは風の星座に多い特徴ですが、特に双子座、水瓶座が顕著です。
水瓶座の選手もオリンピックには多かったですが、もともと勝負に対してそこまで必死にならないところもあってか、結果を出した人とそうでない人に分かれるでしょう。蟹座の性質としては、気負いというのがやはり「人気運」を持つ星座ゆえか、出てしまうと思います。

ここ一番につよいのは山羊座、蠍座でしょうか。二連覇を難なくやってのけた(ように見えた)堀米雄斗君などはまさにそうで、ガッツはきっと芯に持っているのでしょうけど、それが変な気負いになっていなくて、本番にのみ全集中できる精神力は見事だったと思いますし、彗星のごとく現れ、メダルを一人で4個も持って帰ってひょうひょうとしていた岡慎之介選手は蠍座、大怪我からの復帰とは思えないような堂々とした演技でしたしとにかくミスをしなかったのがすごいと思いました。
この「ミスをしない」というのは高校野球でも必須で、結果的に守備のうまいチームがいつも残っている気がしますので、ミスをしない限りは点を取られないわけですし、大一番に強いというのは常に精神状態がフラットで情緒が安定しているということだろうと思います。18歳とは思えない落ち着きの飛び込みの玉井陸斗選手も蠍座、堂々たるものでした)

楽しむということが純粋にできる星座と言えばやはり双子座、射手座などが主です。双子座は以前から書いていますがアスリートに多い星座です。楽しむということに長けているので、本番だからと言って緊張しないタイプが多いからだと思います。射手座はもともと楽天家ですし、ナルシストでもあるので根拠はない自信を持っていますし・・・。ミスは決して少なくない星座ではあるのですが、団体競技においては周りのカバーで補填されるし、一発勝負には強い星座だとは思います。

「自信」という本来の意味であるところの「自分を信じる」ということができた人も結果を出したと思います。自信という意味ではもう、獅子座の右に出る星座はないですが、その意味で阿部一二三選手や角田夏実選手は日本柔道界の鑑だと思いました。全般的に獅子座の選手の成績が良かった気もしましたし、土星に阻まれた魚座の選手は結構いたように感じました。(ブレイキンのシゲキックスさんとかサニブラウンさん、ウルフアロンさんなど)そんな中で努力を重ねて、土星を味方につけた北口榛花さんは見事でした。

スポーツが全くできない私にはもう、皆さん尊敬に値するのですが、
自分を信じて、気負うことなく、楽しみながら

ということが三拍子そろった場合、運が味方してくれるような、そんな気がしました。

スポーツができる人はやはりすがすがしいし羨ましいです。


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火星のエネルギーと月 [占星学]

運勢を観るのに、太陽と月が大事なのはもう当たり前のことなのですが、これは本質であって、常日頃意識的に使うというよりも、むしろ無意識に出てくるものだろうと思います。

普段の生活においてはむしろ、人間関係全般には金星の性質が強く出ると思いますし、自分自身が行動するためのエネルギーは火星によるものが大きいと思います。

私は割とパワフルな星ではあるのですが実際に行動力があるとはとても言えないですし、冒険しません。
月が乙女座なのもあって、あまり大胆なことができませんし小心者です。
月は欠損という理論もあながち間違いではないと思いますし、どちらかというとそのサインの悪い意味合いが出るようには確かに感じます。
乙女座の私の月で言うと、乙女座の長所としての分析力とか細かい配慮などは太陽星座の場合は割と出ますが、月の場合は乙女座の良くないところでもある批判精神とか、ネガティヴな部分、小さなことを気にしていわゆる「木を見て森を見ず」になりがちな面などのほうが出てしまうように思います。

そしてその月の性質を後押しするエネルギーが火星の役割だと思います。
私の火星は牡牛座で品位が良くないため、エネルギーそのものは鈍感ですし、形にならないようなことに対しては動かないところがあります。さらには割とものに対する執着が強いのでものを捨てられないというところも厄介です。
月と火星はトラインなので、矛盾はないのですが、大胆さとは程遠いので、どうしても行動が後手に回りやすいし、先陣を切って何かをするということは本当に苦手です。

なのに、大事な局面でいつも決断を下さないといけない羽目になります。
誰かの助けを得られることがほとんどないため、常に自分で考え、自分で決断するということになります。
そして、例の月と火星であとからグジグジ後悔することが多いのです。
要するに「往生際の悪い」エネルギーの持ち主だなと自分で思います。

普段はおとなしいのに、いざというときに大胆不敵な行動をする人がいますが、そういう人はやはり火星や月の星座が男性星座になっているケースが多い気がします。
太陽星座と関係なく行動がカッコいい人っていますが、すごく憧れます。

月は自分の星座と180度反対側にある星座の性質を意識して動くといいのですが、火星もある意味そうかもしれません。
私の場合、ウジウジしているだけでいわゆる「しつこさ」があまりないのです。
割とすぐに諦めてしまいます。牡牛座は頑固ですが変化を嫌うため、冒険はしようとしません。できないことはハナからしないというところがあります。(私の場合だと運動全般におけるエネルギーは皆無です)
で、反対側にあるのは蠍座でこちらは本来の座ですから強く出るのです。私にもう少ししつこさがあったらもっと大きなことをやってのけることができたかもですが、意外と物事に対しても人に対しても淡白な面があり、(冷淡ではないのですが)一旦疎遠になった人に自ら追いかけるということはしません。追いかけてNOと言われるのが怖いからです。
時間はかかりますがそのうち風化されていくまで何もしないでいるというのが大抵の場合です。
それか、火星と月のアスペクトがむしろハードアスペクトだったらもっと反発してシャカリキになるのになと思います。
最低限の努力はするけれどそれ以上はしないというところがあります。

火星はグランドトラインの一角にもなっていますが、グランドクロスの一角でもあり、ホロスコープ上のシングルトンで西半球にある数少ない惑星です。
人間関係を示す金星も太陽と同じ山羊座ですので、本当に貪欲さがありません。
小さくまとまってしまってそれでもういいやと思っているような人間です。

火星のエネルギーをもっと上手に使えたらいいのですが、ハードアスペクトは木星と天王星に対してなので、単に散財傾向があるというだけです。「安物買いの銭失い」みたいなところもあります。

どんくさいのに無理に突っ走ってけがをするというような感じですね。

なのでもうこの年になると余計に冒険はしなくなりましたので、晩年はせめて牡牛座の持つ穏やかで平和なエネルギーを使っていければいいのでしょうけど、天王星とのスクエアがそれを許さないでしょう。

火星に注目してみるのも面白いなと、日々生活をしていて思います。

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7月21日の満月図から感じる事 [占星学]

7月21日の19時16分、山羊座で満月を迎えますが、先月の満月も山羊座でしたので二か月連続で山羊座で満月が起きるというのも割と珍しいなと、山羊座の私としては思うところです。

先月の満月の日は偶然にも、孫のお宮参りに行きましたが、何とも感慨深いものでした。

そして来る7月21日の満月図を見ると非常に興味深いものなのでちょっと述べてみたいと思います。

アスペクト満載の満月図になっていて、少しずつではありますが日本の社会情勢が良くなってくれたらと願いたいような、そんな満月図です。ただ、物事は良くなる前には必ず何らかの刺激的な出来事はあると思います。

この満月図の月は山羊座とはいえ29度です。しかも水瓶座0度の冥王星と合、満月なので当然太陽とは180度です。これだけでもインパクトが強いのに、この月と冥王星の合は12ハウスで起きていて、アセンダントは水瓶座なので主星天王星は4ハウスで火星と合です。
うーん・・・大きな地震が起きなければいいなというような配置ですが。4ハウス主星が金星ですし、4ハウスには木星もあるので免れるかもですが。

日本人はあまり変化を好まない民族だし、「無難であること」を好む傾向にあるかなとは思いますが、そうも言っていられない社会情勢です。このところずっともう、政治不信は募っていて国民は自分で自分を守るしかないと思っていますが、大阪人の私には直接影響はなかった七夕の日の東京都知事選で、多くの都民はやはり「無難」?とも言える小池都政を選ぶだろうとは思っていましたが、石丸伸二さんという、ニューリーダーのような人の登場は少なからず日本全体に影響を与えているとは思いました。
もちろん好き嫌いの分かれるであろうタイプの人だとは思いますが、頭の良い、物事を非常にロジカルに言う人だし、良く聞いていれば非常にわかりやすい説明をしてくれる、あの、池上彰さんのような感じすら受けました。
池上さんは獅子座ですし、結構熱い人だし、石丸さんのロジカルさには風星座的なものは感じられず、もっと熱い人ではないかと思ったらやはり彼も獅子座でした。
月が牡牛座でタイトな太陽とのスクエア、しかも不動宮のスクエアなので、確かに頑固だし言い切るのできつく聞こえることもありますし、一つ間違えると傲慢さしか見えてこないタイプなのですが、私は割と好きな配置です。
変化を嫌う不動宮ですが、彼の場合は自分の性格自体は頑固でしょうけど、彼の水星が乙女座でロジカルに聞こえるだけであって、その水星はほとんどがソフトアスペクトですから、それほど毒舌というのではありません。本当にクレバーな人とはきちんと話ができる人だと思います。

満月図と石丸氏が関係性が深いというのではないのですが、つい考えてしまいました。
この満月図はライツを含んで、天王星(火星と合)、海王星、MC,さらには天秤座にあるリリスと合わせると「グランドセクスタイル」(ハーモニックコンコーダンス)という、非常に有益かつ器用さを示す良いアスペクトを形成しているのです。
ただ、すべて女性星座の最終度数付近で作られていますので柔らかい配置になっています。

私自身も、自分のMCと合わせるとこのグランドセクスタイルに絡みますから、仕事運が徐々に上昇気流になるきっかけになればいいなと思ってはいます。
ただ、友人のご主人は実は私と同じ生年月日(出生時間はわからない)なのですが、昨日連絡があり、どうも胃がんの疑いが濃いとのことで、手術をすることになるだろうということでした。
私自身も健康面には不安があったので先日人間ドックに行ったのですが、結果はまだなので、ちょっと怖くなったのです。でも、この御主人の星は私と同じですから月は乙女座です。なので私よりも出生時間があとだったら満月図のもともとあるホームベースと月を合わせたらグランドセクスタイルになるかもしれないので、この時期に結果がわかったということはむしろ早期発見につながったんじゃないかなと思ってそのことを友人に伝えたところだったのです。

要するにこの満月図は「災い転じて福となす」というようなイメージです。

アメリカでもトランプ氏が銃撃されましたが幸い命に関わらなかったことでかえって追い風になった気もします。トランプ氏はもともと双子座と射手座のライツで満月生まれです。彼のMCの真上にT天王星と火星の合があったため、銃撃事件に遭ったと思われますが、この満月図は彼にとっても追い風になるような印象を受けます。

男性星座の第三デークに生まれている人にとっては、大きな転換期を迎えるのではないかと思いますし、女性星座の第三デークに個人天体や四大代表などのある人にとってもまた、決断を促されそうな印象です。

そんなことをいろいろ考えさせられる満月図だなと思いました。



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朝ドラ「虎に翼」を見て考えさせられること [ドラマ]

「虎に翼」はこれからの、男女格差のない時代に女性がもっと社会的地位を確立しやすくなるであろうその先駆者のような、実在した初の女性弁護士として活躍した三渕嘉子さんの生涯を描いた朝ドラですが、主人公の寅子はあまり魅力的な人物ではないなといつも思いつつ観ています。

確かに努力家だし頭もいいし、そして誰もが欲しいものを全部持っている、いわば「勝ち組」の女性です。でも、どこか杓子定規で正しいけれど面白味がないというのか、自分にも他人にも厳しいし、あまり情緒的とは言えないタイプで、いわば「かわいげのない」女性だと思います。
小柄でキュートな小動物系の伊藤沙莉さんが演じているから割と可愛らしく見えますが、実際の三渕さんは元祖キャリアウーマン(すでに死語ですが)だと思います。

ただ、私はこういう女性は好感が持てるし、カッコいいと思いますが、まあ、妻とか母とかには不向きなんだろうなとは思います。

見ていて何となく私自身にも通じるところがあるので余計に好感度が低いのかもしれませんが・・・。

ただ、私と大きく違うのは、実際に寅子の家庭は非常に裕福で、環境に恵まれているという点です。
戦前に女性がまず女学校に通い、そこから大学にまで通えたこと自体、裕福でなかったら難しいと思います。(ドラマに出てくるカッコいい「山田よね」のような境遇ではなかなか大学に行けたかどうか、実際には謎ですし)
しかも、結婚して確かに寅子は戦争で夫を亡くしますが、子供が生まれてもバックに家族がいて、母親だけでなく、兄嫁ももともと友人だし、ほぼほぼ同居状態だったから子育てをしたのはほとんどドラマでいうところの花江です。
私自身も、子供が小さいころから仕事をしているので、うちの娘たちの面倒を見たのはほぼうちの母親です。なので、今思えば私も子育てをきちんとしてこなかったので、寅子みたいだなといつも思っては反省しています。(時すでに遅しですが)

寅子の娘の優未を見ていて、本当に「いい子」を演じているので見ていて辛くなりました。
82点を取ってもほめることなく「もう少し頑張ったら100点ね」という寅子・・・私自身も娘に対して同じようなことを言っていたなと思いました。
私は寅子ほど忙しかったわけではないですが、常に子供のことを考えるような優しい母親では決してなかったし、次女に今でも「私が帰宅したらいつも家にいたのはおばあちゃんだった」と言われます。
「ほめられた記憶があまりない」とも言われます。
実際、次女に関しては顔がかわいいとか、絵が上手とか歌がうまいというようなことは褒めたつもりなのですが、勉強面ではあまり頑張らなかった子なので、ほめた記憶は確かにないかも・・・でも、もっと褒めていたら勉強をやる気になったかもしれません。
大して勉強しない割に成績が良かったものだから、期待して塾に入れてしまったけれどまかせっきりだったので、塾をさぼって遊んでいたことも知らなかったのです。

私自身が母に「勉強しなさい」と一言も言われたことがなく、かといって別段100点を取ってもほめられた記憶もないのですが、なんせ勉強にあまり母が興味がなかったからなのか、かえって不安になって自分で勉強していた気がします。

やみくもにほめればいいというわけではないですが、寅子の家系もまあ、実際に父親は東大卒だし、弟も頭がいいですから、もともとDNA的に勉強のできる家系ではあったと思います。
実際の三渕さんには兄はいなかったようですので、あの、味のあるお兄さんはドラマ用のキャラ設定のようですし、花江に当たる人のモデルも実在ではないかもしれません。

ただ、うちの娘たちはどちらも感性豊かな水の星座ですから、情緒的ではない実利主義の私は彼女たちの気持ちをあまり理解できてはいなかったと思います。
つい、自分ができることは娘もできて当然と思ってしまいました(寅子も多分そうでしょう)。
外国のお土産に英語の本・・・あくまでも自分の感性で選んでいて、「あの子は何だったら喜ぶだろう」というような思いは全くないその選択には辟易しました。
私も寅子ほどではないにしても自分の好みの服装を子供にさせたり、自分本位で何事も選んでしまったように思います。

他人さんには寄り添う仕事をしているのに、自分の子供のことは観ていないという、まさに寅子も同じだなと思います。

今後ドラマでは遂に優未ちゃんがブチ切れ、花江もブチ切れるみたいですから、ちょっと見ものですが・・・。

反抗期というのは絶対に早い時期に経験させるべきではあると思います。
ドラマの優未にはいとこがたくさんいるし、家族がみんな寄り添っているので比較的淋しさは回避されていますが、それでもやはり一番ほめてほしいのは母親なんでしょうね。
うちも、次女はまあ、感情豊かで思ったことをハッキリ言える月射手座のせいで、反抗期は高校時代にしっかりありましたので今では良好な関係性を築けています。
でも、長女はこの優未のような、いわゆる手のかからない子というか、どこか冷めた子だったので、
何を考えていたのか今となってはわからないのですが(言わないし、疎遠なので)既にどこかで親を見限っていたのでしょう。勉強はできたので褒めたつもりなのですが、それ以外のことは全く不得手なことが多すぎていつも怒っていた気がします。でも、怒っても泣かないし、口答えもしないし、私も忙しさを言いわけにして、あまり気に留めてこなかったと思います。
月が双子座で風星座なので、流すことで解決していたのか、それともそれが反抗の仕方だったのかもしれませんが・・・。

寅子は周りに注意してくれる人もたくさんいるのと、元が賢いので軌道修正はできる性格でしょうけど、私の場合は、母はあまり人に関心のないタイプで、よく言えば教育ママとは程遠い自由なタイプですが、悪く言うと放任主義で「勝手に育つだろう」という感じでしたから、私の育て方が悪いと注意するわけでもなかったし、主人はもはや家庭に関心がなく、長女を甘やかすだけだったのもあって寅子のところとは環境がまるで異なるのですが、母親のタイプとしては私と寅子は似ているなと思いました。

それでも実際の三渕さんは二回も結婚できるのですから、女性としての魅力もあったのでしょうね。

ドラマではありますが、働く女性の在り方をなかなかリアルに描いているので楽しく拝見しています。
次の朝ドラは見るかどうか(朝ドラを毎日見るのは結構時間的に大変なので)わからないですが、ここ3作ぐらいは、男性が主人公だったり、あまりビジュアル重視ではない女性が主人公だったりしますから、リアリティを感じて観ています。

やはりドラマは、リアリティがある方が私的には共感できますが、フィクションに徹するならもう、とことん現実離れしている方がいいです。

何事も中途半端はダメということでしょうね。

その意味では寅子さん、なかなか突き抜けているからそこが魅力なのかもしれませんね。

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