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今季ドラマ総括 [ドラマ]

今季は割とドラマを観ました。コロナになって家にいることが多かったせいかもしれません。
まず、話題になったのはやはり「VIVAN」ですが、堺雅人さん主演のTBSドラマっていつも豪華なラインナップで、期待を裏切らないですね。
一見ダメダメサラリーマンに見える彼が実は凄腕の「別班」だったというのがまるで一昔前の「必殺仕事人」シリーズの中村主水みたいで、こういう勧善懲悪ものは日本人の琴線に触れますね。
最後のほうはどうしても父と子という感じで、スターウォーズみたいでしたが、最後までワクワクしました。
もう一つは「ハヤブサ消防団」ですが、これは中村倫也さん見たさで見たのですが、池井戸潤さんの原作なのもあり、ミステリー性がやはり面白かったのですが、川口春奈さんはあのヒロイン役はちょっと合わないなと感じつつ見ていました。彼女は健康的で憂いがないのに、以前の「Silent」といい、割とシリアスな役柄がなぜか多く、もっと天真爛漫な明るいコメディのほうが合うのになと思います。
消防団のおじさんたちが皆さんうまい役者さんぞろいだったので、安心して見ていられましたが・・・。

月9は「学芸会」として流しながら家事をしていました(苦笑)。間宮祥太朗さんの無駄遣いという感じでしたし、彼には恋愛ものはあまり似合わないなという気もしました。同じ恋愛だったら、以前やっていた「ナンバMG5」みたいな役柄のほうが絶対にいいです。
「転職の魔王様」はまだ現時点で最終回になっていないですが、私的にはなかなか良かったです。
出ている人が嫌いな人がいなかったので見やすかったし・・・。

「18/40」は、実際にはあんな状況はあり得ないのですが、ドラマとして見ていました。深田恭子さんの活舌がどうしても気になりながら、福原遥さんのほうが演技力があるという感じでしたが。
「シッコウ」も犬好きの私としては毎回犬が出てきて、伊藤沙莉さんが主役ではありましたが、織田裕二さんが主演のような感じでした。随分「おじさん化」したなという感じでしたが、今後はあの路線で行くのでしょうか?一話完結なので見やすかったのもあります。

意外とよかったのが「ばらかもん」で、こういうハートフルな内容はあまり普段は好まないのですが、島の子供を演じた宮崎莉里沙ちゃんがまあ、何とも愛くるしく、女の子はあまり好きではないのですがこの子はホントにかわいいと思いつつ毎回見てしまったというのがあります。ここでも普通の島の看護師さん役で登場していた田中みな実さんは演技はずいぶん巧くなったなという気もしました。

小田さんのテーマソング聴きたさで見た「この素晴らしき世界」も上質の大人のドラマでした。これもまあ実際にはあり得ない話なのですが、鈴木京香さんの代役で主演を務めた若村麻由美さんのプロ意識を痛感し、彼女はやはりうまい!とうならされましたし、内容もちょっと今話題のジャニーズ事務所の問題などとリンクするようなところもあったりで、奇しくも東山新社長の奥さんの木村佳乃さんがいつものカッコいい女性というより、割とおどおどした感じの役だったのも不思議な気がしました。脇役がなかなか良かったですし、円井わんさんという何とも言えない雰囲気の女優さん、今後注目だなと思いました。

「トリリオンゲーム」はこれもまたあり得ないような話ではあるのですが、目黒蓮さんはこういう役のほうが「Silent」のような役よりも生き生きしていて楽しんで演じていた気がします。風星座ばかりの彼にとっては面白いドラマだったでしょう。ただ、今田美桜さんはきつい化粧のこういう役はあまり似合わない感じがしました。

「最高の教師」は松岡茉優さんはどちらかというと苦手なタイプなのですが、このドラマでの演技は非常に本来の彼女のスに近いものがあるのではないかと思いましたし、バラエティなどで無理に明るく振舞うような感じではなく、こういったトーンを落としたような役柄のほうがきれいに見えるし、演技がうまいのだから、このドラマで新天地を切り拓い他のではないかと思います。このドラマは何と言っても芦田愛菜ちゃんと加藤清史郎君が出ていて、この二人は「溜め」の演技ができるし、間の取り方が実にうまいというのがやはり感想でした。これもまた実際にはあり得ない内容ですが、最終回、離人症のような役を演じた奥平大兼君という子は難しい、感情を入れない、下手すると棒読みになってしまう役なのですが、切なさ漂う演技が実にうまかったです。現代の学校などにあり得ることかもしれないという重たいテーマを良く描いていたとは思います。

「何曜日に生まれたの」もまだ終わっていないですが、野島伸司さん脚本というのもあり、きっと重たい話かなと思い、重たい話が好きなので見ていますが、どこに着地点が来るのかなという感じです。飯豊まりえさんはもっとそれこそ陰のある役を演じたらいいのになという淋し気な顔立ちで割と好きなんですが、割とこの純粋なヒロイン役は似合っていると思います。ただ、溝端淳平さんは昔はもっと可愛らしい爽やかなタイプの役が多かったのに最近ダークな役が多いのであまり似合ってないような・・・。

文句のつけようのなかった「VIVAN」以外はミスキャストっぽい感じがする人が必ず重要な役を演じていたのは否めなかったのですが。

まあ、いつもの私見です。

その他、ドラマじゃないですが「ヤギと大悟」という、千鳥の大悟さんが白いヤギのポポちゃんを連れて田舎町を回り、急にどこかのおうちを訪ねてポポちゃんに雑草を食べてもらって助けるという、テレ東らしい番組で毎週癒されています。こういう、何にも考えずにただ見ていられる番組は好きですね。

そんなわけで、久しぶりにドラマ総括でした。


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ビジネスの相性 [占星学]

恋愛などの相性は、占星学では一応エレメント同士が合う(同じエレメントか、火と風、水と地)ものがライツや金星・火星に含まれている場合がいいとされていますが、こういう「波風の起きない」相性はプライベートで過ごすには波長が合うのでいいのですが、意外とビジネスには「生ぬるい」相性になってしまうため、成長を生まない相性になってしまうのです。

ビジネスではやはり考え方や行動パターンが異なる者同士がぶつかり合うことで意見をすり合わせていく必要があるので、仲良しごっこのような関係だと生産性がなくなってしまいます。

むしろ、三区分(クオリティ)が同じもの同士が組むと成果が出ることがあります。
活動宮同士、不動宮同士、柔軟宮同士は基本的にはスクエアやオポジションの相性になるため、ハードです。でも、その中でもオポジションはエレメント的にはぶつからないのです。
もちろん、オポジションというのは同族嫌悪が起きやすいため、常に一緒にいるとイライラするのですが、自分の中にないけれど実はほしかったりする性質を相手が持っていたりするので、仕事など効率よくするためには案外お互いを受け入れることでものすごくいい結果を生み出せたりしますし、スクエア同士は性質こそ異なりますが、行動の方向性などは似ているため、(活動宮は考えるよりもまずは動くい、不動宮は意志が強いし、柔軟宮は文字通り協調性があります)合わない点を議論することで結論を出すことができると思います。

社会というのはやはり考え方の異なる者同士が集まりますので(これは学校などでもそうです)自分と合わないからその人とは仕事をしない、というような幼稚な考え方は通用しません。嫌な面があったとしてもそれはお互い様なので、すり合わせていくことでどこかしら分かり合えたりするものです。

あと、水星というのもやはり考え方を示しますのでたとえ太陽同士や月が合わなくても、水星同士が合う場合は根本的な考え方や表現方法は合致する場合があるので、仕事面ではプラスに働きます。
性格そのものはまるで異なるし、考え方も似ていないのに、なぜか話をしていて波長が合う人がいますが、水星同士が合うケースが多いのです。知的レベルやユーモアのセンスが似ているからだと思います。こういう人とは一緒に仕事をするとお互いの得意分野が異なるため、タッグを組めば二倍の成果が上がります。
クラブ活動や趣味のサークル等の場合は確かにエレメントが合う人のほうが同じ方向性に進めるのでいいかもしれませんが、創意工夫とか新たな発想はわかないでしょう。

そういう意味では相性が合わないということは案外社会においてはそれを乗り越える方法を模索するという意味では有意義なことかもしれません。

風星座のない私はプライベートで風主体の人と関わるとたまに取り残された感覚に陥ったりして悲しくなりますが、仕事では風星座の持つ爽やかさや人とのかかわり方のうまさに結構感心することが多く、ためになります。
私は個人天体がすべて地なので極端ですが、水星だけが射手座ですから風星座の持つ爽やかさを仕事面では受け入れられるし自分も取り入れたいと思っています。

出生時間がわかる人の場合はアセンダントもとても大事です。
普段の行動は太陽よりむしろアセンダントが出てくるからです。
私のように地の星座主体の人間でも、アセンダントが射手座ですから、文章はいかにも「先生」的つまり地象のお堅いイメージを持たれますが、実際に会うと大抵面白いと言われます。
性格は射手座の要素は全くありませんが、行動や話し方などは射手座なのです。
なので、火の星座でアセンダントが地の星座というような人とは仕事がサクサク進むと思います。
あと、仕事だともちろんMCも重要です。

ドラゴンヘッドとキロンだけが風星座になっている私にとって、アセンダントともMCともぶつからないのが天秤座と獅子座ですが確かに関わる人が多かったりします。
太陽星座だけで見れば決して相性はいいと分類されませんが、天秤座の公平性や冷静さ、品性などを見習うことが多いし、獅子座の場合はやはり堂々とした行動力や自信に満ちた面は羨ましく思います。
ただ、主人が獅子座ですのでプライベートを共にする場合は趣味も合わないし、話も合わないですが・・・。

このように、個人天体のすべてもしくはほとんどの星とぶつからない星を見つけるといいでしょう。
オポジションが多い人は調停を取る星の人がいい考えをくれることがるでしょう。

あとは木星がライツに絡む人と一緒に仕事をするとやはり利益を生むので効果的です。

エレメント同士はまるでぶつからないのに、お互いに嫌いあっている人が職場にいて困るという相談を受けましたがなまじ相性がいいだけにお互いに自我が出てしまうのでしょう。職場でも家と同じようなふるまいを相手に求めるからしんどいのかもしれません。
どちらも職場でおばちゃんトークを展開するそうですから、喫茶店で友達同士で会話するのならいいのでしょうけど、仕事をするにあたってはやりたくない事や苦手なことも一緒だったりするため、お互いに変なところでぶつかってしまうのだろうと思います。
このようにエレメントが相性がいいと相手に期待する部分が多くなるのでかえって職場などの理性を必要とするところでは邪魔になってしまいます。

相性が合わない場合は違うものとしてとらえるので期待をしないから、かえって合理的に振舞えるのです。
片方は事務系が得意で片方は営業が得意だったりと、得意分野も異なるためぶつからないですし、互いに協力し合えばいい仕事ができます。

企業で採用する人の生年月日を観たりすることもありますので、こういった相性というのは結構役に立ちます。
企業の採用に当たって、セミナーとかをやってみたいなという希望があります。
占星学はこういったことに本当は活用したいのですが・・・。
(この人とこの人を組ませるといいとか、この人はこういうセクションが向いているとか)
どうしても恋愛とかで需要が多いのはやはりまだ敷居が低いからですね。

恋愛はむしろ個人の主観が入るので、いくら相性が悪いと言っても好きなことに理屈は通用しません。
でも、仕事に関しては客観的な意見としての占星学の見地は案外通用します。

もっとこういったことに活用してほしいなと思ったりします。


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冥王星は自覚すれば怖くない [占星学]

冥王星は、土星や火星のような凶星ではないのにどうしても恐れられることが多いですが、多分それは、冥王星が自分の意思ではどうにもならないようなことが起きる惑星だからだと思います。

土星などはある意味自覚できることで、原因もはっきりしているので対処法がありますが、冥王星によって起こった出来事に対しては対処法がないからかもしれません。

天王星も予期せぬ出来事ですが、一過性のものなのでショックは大きいですが、時間がある意味解決してくれます。(長期間苦しむことはありますが)でも、冥王星に至っては下手すると20年近くその星座に居座るので(山羊座に冥王星が入ったのが2008年ですし、完全に水瓶座入りするのは2024年1月22日ですから16年いるわけです。しかも冥王星の軌道は楕円なのでひとつの星座に滞在する期間は一定しません)かなりの長期間にわたって影響力がものすごく強烈で、威力としてはものすごく大きいから怖いと思うのでしょう。

強制的な変化を余儀なくされる惑星ですので、天から地に落ちてしまう人もいれば逆に地底から天上に上がる人もいます。

今年は山羊座にとっては決して悪い惑星配置ではないのですが、6月12日に山羊座に逆行してから10月11日に順行に戻り、2024年1月22日まで山羊座の第三デークをうろうろしています。だからなのか、私の太陽星座に影響はしないのに、もともとの威力が強いせいか、何となく不調です(特に体調が)。
山羊座21度にある金星には影響しますが、金星と冥王星の合は通常それほど悪い暗示ではなく、私が若ければ女性として魅力を増す時期と言えるのですが、悲しいかな還暦すぎなので、むしろ感情が激しくなってしまったり、もはや更年期はとっくに過ぎているのに二度目の更年期のような感じなのです。
人に対してイライラすることはないのですが、いろんなことが衰えていく自分自身に対して苛立つことが多いのです。

冥王星の意味することに「執着」というあまりいい感じのしないワードがありますが、これは「しつこい」とか「執念深い」といった、冥王星を主星にする蠍座を示すようなワードですから余計怖い印象になるのでしょうけど、この「しつこさ」がなければ人は努力もしないし、徹底的に何かを成し遂げることもできないのですからある意味大事な性質ではあるのです。

私自身、冥王星が9ハウスにあるので、「専門知識」を要するこの占星学に対しては「執着」があります。だからこそこの仕事を30年以上も続けてこれたと思います。しかも冥王星にはソフトアスペクトしかないので、手段を択ばないほどの野心はなく、地道にコツコツ続けてきたことがまあ、結果を結んでいるというだけなのです。

冥王星1ハウスの人は性格そのものがしつこいので、「はまった」ことに対してはものすごく頑張ると思いますし、2ハウスの人はお金に対して執着があるのでアスペクト如何では裸一貫で大金を得る人もいます。3ハウス冥王星の人はコミュニケーション力や好奇心が半端ないので、マニアックな感じですが奇才を生み出すことも。4ハウス冥王星は自分の居場所に対しての執着が強いので、その居場所がよければ支配力を持ちますが、悪い場合は極端な形で出てくることもあります。5ハウスは趣味や楽しいことに対しての執着ですので恋愛などの場合かなりマニアックな趣味趣向になることもあったり、享楽的な人生を送ることもあるかもです。6ハウス冥王星は仕事に対しての執着がありますので、ワーカホリックになったり、嫌な仕事でも意地で頑張ってしまう場合もありますし、健康に対する執着もあるので健康オタクの極みのようになる場合も。7ハウスは結婚やパートナーシップに対する執着があるため、常識にとらわれない結婚をしたり、好きになった相手に対してものすごく執着する場合もあります。一筋縄でいかない人間関係を構築しそうです。このハウスで離婚すると思う人が多いのですが、これだけではそうはいえないのです。離婚運というのももっと多角的に見て行かないといけないからです。
8ハウスは一人の人に対する執着が強いため、本能的な生き方に執着します。そのためには手段を択ばないかも。9ハウスは私の事例で書いたような感じですがアスペクト如何では宗教や思想的なものにのめり込む危険も。10ハウスは地位や名誉に対する執着ですので、安定よりも自分の意思が重視され、社会的に求めるものが独自の仕事を掴んだらカリスマになり得ますが、極端なので全く働かない場合もあります。
11ハウス冥王星は友達やグループに対する執着が強いため、所属するグループや友人のために犠牲になる事を厭わないケースも。12ハウス冥王星は奥に爆発的なパワーを秘めているので、本気で怒ったりした場合何をしでかすかわからないところがあります。特に「トールハンマー」などのアスペクトを冥王星で持っていたりする場合はいわゆる冥王星が最も恐れられる原因になっているような行動を伴うこともあるでしょう。

なので冥王星のあるハウスがわかっていれば自分が何に対してこだわりや執着を持っているのかがわかるので、そこに向かって努力をすればいいのです。もちろんアスペクトが良くない場合手段を択ばないこともあるのですが、自分が手に入れたいものをゲットするためにはある程度必要な場合もあります。

私はソフトアスペクトしかないせいで、もう少し自分が野心を持ったリしつこさがあればいいのにと思うことがしばしばありますから、逆に冥王星にハードアスペクトがある人の根性が羨ましくもあります。

とにかく「諦めない」という性質は冥王星によるところが大きいので、人に対しての執着は相手にとってはあまり嬉しくないでしょうけど、それ以外のことに対しては案外大事だったりします。
2・5・8・11ハウスというサクシデントハウスにある場合は人間関係に対して執着を持つので、コントロールが必要にはなってくるでしょうけど、それ以外のハウスに関しては自分自身の中での問題なので、成果を生んだ時には大いなる自信になるでしょう。


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