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三区分の良さがそろえば最強 [占星学]

引き続き占星学ネタです(占星学ネタだとなぜかアクセスが増えるので…(笑)

やはり時々基本に立ち返ってみるといろんな発見ができるので、基礎は大事だとつくづく思います。
いくら難しい理論を駆使したところで、基本ができていなかったらホロスコープは読めないので。

四区分のエレメントは性格分析などには大事な要素ですし、一般的には良く観る部分ですが、運勢を読む際には三区分はやはり侮れないと思います。
なぜなら、三区分が同じになっているサイン同士は相性的にはハードなのですが、社会生活においては「切磋琢磨」というように、常に仲良しごっこではいられないので、ぶつかりながらも良いところを受け入れつつうまい帰着点を見出していきます。

三区分が同じだとやはり特に外惑星などが絡む場合、その惑星の示す出来事が同じように起きやすいという、しかも試練が与えられやすいと思います。
冥王星のように10年以上も同じ星座に滞在するとやはりいろんなことが起きますし、それがいつ起きるのかがわからないから怖いのですが、来年はいよいよ冥王星は山羊座から水瓶座に移行します。でも、途中で山羊座の29度にだけ戻るため、活動宮(牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座)の第三デーク(太陽が20度から29度59分までにある人)の人にとってはまたもや影響をしますので、完全に抜けるのは来年11月になります。
来年は木星が5月27日に牡牛座から双子座に移行しますから、柔軟宮の人にとっては少し肩の荷が下りるような感じはあると思います。
ただ、土星はまだ魚座にいますので、柔軟宮の人は吉凶両面の出来事が起きる感じです。
天王星に今木星が同じ牡牛座にあるので不動宮の人にとってはやはり吉凶両面のハプニングは起きやすいですが、木星が移行すると天王星だけが残るため、不動宮の人にとってはどちらかというとあまり望ましくないハプニングが起きる場合が来年後半は予想されます。

でも、三区分はそれぞれ良さがあり、

活動宮は行動力
不動宮は意志の強さ
柔軟宮は文字通り柔軟性

これら三つが伴った人はもはや無敵だと思います。
要するにエレメントのバランスが悪い人は性格的な偏りはあるものの、それが魅力になることもありますが、三区分のクオリティに偏りが多すぎる人の場合は社会性のある面が欠落しているという感じになります。
私自身は活動宮は実は山羊座の太陽と金星だけなので、意外と行動力はありません。誰かの後押しが常に必要です。ただ、2つとも個人天体ですので、もっと動けばよいのにと思いますが・・・。
10天体もさることながらやはりアセンダントとMCは天体と同じぐらい重要ですのでこれも入れると私は柔軟宮が多いのでこれも多分見られにくいでしょうけど、意外と柔軟というか優柔不断です。
私は社会性において自主的な行動力と決断力に著しく問題があります。

日本はやはり何と言ってもサラリーマン国家ですので、三区分をうまく適応させることが大事なんだろうなと痛感します。私は自由業しかできないのはこのせいだと自覚しています。

ただ、あまりにも少ないクオリティがある場合(ゼロの人もいます)、むしろ意識してそのクオリティの意味することを心がけようとします。これはノーアスペクトと同じ原理です。
私も、わかっているため行動しようとして何かを始めますがたいていは「衝動」になってしまいます。
ここで持続力を発揮できるかと思うと不動宮は割とあるのですが個人天体は火星しかありません。火星は品位も悪いしアスペクトもあまりよくないのでこれまた意志というより「意地」になってしまう場合が多いのです。
でも、不動宮が多すぎる人というのは、変化を嫌いますので、自分で納得しない限りはてこでも動かないという人が多く観られ、そのためにチャンスを逸するという人もかなりいます。
逆に柔軟宮だらけの人は比較的生きるのに悲観しない場合が多いため、うまく立ち回ることはできますが、周囲に振り回されてしまうことが特にプライベートでは多くなってしまうのです。

三区分のバランスに注目してみるのもなかなか面白いです。
本当にこの3つのクオリティがうまく働く人になりたいものですがなかなか難しいのです。

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アスペクトが大事なわけ [占星学]

占星学でいうところの性格的な分析を言語化する場合、同じような意味合いのことであっても、表現の仕方で長所にも欠点にもなりえます。

たとえば、火星と土星という二大凶星が何らかのアスペクトを持っている場合、すべてにおいて
「努力家」であるとは言えます。
ただ、その場合、努力家と単に聞くと良い印象になる場合が多いのですが、そこで重要になるのがアスペクトです。
二大凶星なので、コンジャンクションは凶の意味合いが強くなります。
スクエアやオポジションでも凶意になります。

本当の意味で純粋にコツコツと努力する人の場合は、セクスタイルやトライン、セミセクスタイルなどのソフトアスペクトになる人ですが、凶意が強い場合の努力家は、
異常なほど頑張る(体を壊すほど)とか、勝つためには手段を択ばず周囲を蹴落としてでも自分がいい思いをするためには多少の抜け駆け的な努力をするというような人になります。

いわゆる「したたか」というのはあまりよい意味に使われないことが多いですが、世の中を生き抜くためには必要な処世術でもあると言えます。
なのでこの「したたか」と言われる人の場合、やはりハードアスペクトが、個人天体に絡む人のほうが多いと思います。

「不器用」というのもどちらかというとありがたくない表現ですが、正直であるがゆえの不器用さもあると思います。

要するにソフトアスペクトというのはもともと持っている才能のようなものなので努力をせずとも使える惑星同士の特性を言います。
その代わり打たれ弱いので、使わないままだとただの宝の持ち腐れのようになります。
私の金星と火星はトラインですがまさにこの「宝の持ち腐れ」です。恋愛面で確かに嫌な思いをしたこともない代わりに、ドラマチックな恋愛をしたこともありません。もともと恋愛に対しての欲求が低めなのもあって、自らそこに努力しようと思わないでここまで来てしまいました。
なので、トラインだから何もせずとももてるという意味では決してありません。

むしろ、金星と火星がスクエアなどの人のほうが恋愛に対して貪欲だし、確かに傷つくこともあるけれどそれをばねにしてよい恋愛だってできるわけですから、ハードアスペクトは刺激的でかつ頑張りを与えてくれるものでもあるのです。

いつも書いていますが、ハードアスペクトは決して悲観するものではありません。
逆にソフトアスペクトだと気づかないことも多いので(刺激の少ない人生になりがち)否が応でも気づかされてしまうのがハードアスペクトです。

ネイタルにソフトアスペクトの多い人の場合むしろトランジットやプログレスでハードアスペクトを形成した際の耐性がないため、ドカーンとショックを受けてしまい、意気消沈するケースが多いのです。
ところがネイタルにハードアスペクトの多い人は転んでもただでは起きないという根性があるため、少々の困難には負けません。

私は個人天体にはソフトアスペクトが多いので根性なしです。
今のように介護があるような状況下ではほかのことになかなか頑張れませんが、同じく介護をしている人でも、難なくできている人だっています。むしろそれが励みになるという人すらいます。

同じような状況に置かれた人でも、考え方次第でそれを活かせる人もいれば、ネガティヴになってしまう人もいますから、試練が来た時に乗り越えるために強くなれるのだからと頑張れるような人でありたいものです。

ただ、ハードアスペクトが多い人は、やはりソフトアスペクト優勢な人よりも「ツキ」そのものは弱い場合が多く、人よりも努力しなければ同じ到達点に達することができないのです。

個人天体に対してアスペクトがほとんどない人もいますが、そういう人は目の前で起きた出来事に対して割と俯瞰してモノを見れるように思います。
先日友達とドラマ「いちばん好きな花」の話をしていて、彼女は2人も好きだけれど3人も好きだというので私は2人は好きだけど3人だと自分が一人になるのが辛いので好きではないというと、なんと、彼女は3人になったら自分が一人になればいいので楽だというのです。
そういう考え方があるのかとびっくりしました。
初めからそんな風に考えることができたら楽ですよね。
彼女は個人天体にほとんどアスペクトがない人で、いつもどこか俯瞰してモノを見ていますがその見方が鋭いのです。
私は個人天体がソフトアスペクト主体なのでどうしても自分を守ります。傷つくのが嫌なので合わせるのではなく、離れるという手段を取ります。
このドラマに出ていて、あまり嫌いだという人を聞いたことがない松下洸平さんですが、絶対にソフトアスペクトの多い人だろうと思ったらやはり、魚座月牡牛座ですから温厚で人に対してきっと垣根のない人なんだと思うし、ドラマで演じている椿さんと似ているのではないかなと感じるのです。

もちろん同じソフトアスペクトでも、私は太陽1宮ですから自分軸の人間ですが、他人軸の人の場合はホンワカしたタイプになるんだろうと思います。

アスペクトはうまく使えば人生がもっと楽になるのになと思います。

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こんなイベント開催することになりました [お知らせ]

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ずっと親しくしていただいている広島在住のミンナさんからこんな依頼を受けまして、私には珍しく
恋愛のことを語るというイベントを開催します。
ミンナさんは恋婚活アモルという婚活ビジネスを立ち上げたので、出会いを求めている人に対して私が占星学の見地からアドバイスをすることになりました。

2024年の恋愛運中心の運気を星座別にお話しして、各星座のラッキーカラーやアイテム、ラッキープレイスなどもお教えします。
質問コーナーを設けて、個人的な質問も承るので(時間内で)生年月日データをくださいませ。
(出生時間はわからなくても構いません)

今回は特に「出会い」を求めている方に参加していただくとありがたいのですが、それ以外の方でも、
例えばお子さんが婚活中とかの方が代わりに聞いてくださる形でもいいです。
既に6名様が参加表明されていますので、あと数名で満員御礼になります。
尚、リモートでも参加していただいて構いません。
Zoomでの参加になると思います。

参加希望の方は私のほうまで連絡をください。
もしくは「恋婚活アモル」さんのHPから申し込んでくださいね。


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年を取ったなと思うこと [ドラマ]

自分自身が結構複雑な家庭環境だったのもあって、どうしてもほのぼのとしたホームドラマとか、ホンワカ系のドラマなどは避けてきた方なのですが、年を取っていろんな意味で少し丸くなったのか、最近ではこういったあたたかい「気」が流れるような番組を好むようになってしまいました。

今やっている朝ドラ「ブギウギ」は毎回涙なしで見れないというか、関西人には結構琴線に触れる場面が多いのです。
趣里さんは以前はちょっと猟奇的な役柄が多かったし、決して美人とは言えないし、さほど好きな女優さんではなかったのですが、このスズ子の役は彼女の真骨頂だなと感じます。
正直、関西弁も実は好きではないのですが、このドラマで流れる関西弁は響きがあったかいのです。

そして今日はその流れで初めてサンドイッチマンさんの「病院ラジオ」ある番組をそのまま見ていたらもう、号泣でして・・・

私自身も母の介護やらでなかなか余裕のない日々ですが、ここで登場する患者さんたちは皆さん壮絶な病との闘いにも、くじけず前を向いている方ばかりで、特に小さなお子さんはもはや達観しているような精神力で、一人の脳腫瘍を患っている9歳の男の子はまさに何か悟りの境地のような感じすらあって、本当に明るいのです。サンドイッチマンさんを見つけて開口一番「ダジャレ言って」と言ったり、でも、目の奥は強い意志(生きるんだという)を感じるようなお子さんで、「人生は楽しむためにある」なんて9歳の子ではとてもじゃないけど言えないのに、そういってみているこちらが逆に励まされてしまいました。
自分の辛さなどここに出ている人たちに比べたら塵のようなものだなと・・・。

今やっているドラマも、今季はやはり静かで、緩やかな流れを醸し出しているものが好きです。
あの話題作「Silent」と同じ脚本家さんということで注目していた「いちばん好きな花」ですが、もちろんツッコミどころは数々あるのですが、セリフの流れがとてもきれいなのです。
私は「Silent」は主人公には共感せずむしろ脇役のセリフや流れが好きだったのですが、この「いちばん~」は主人公が4人なので、(しいて言えば松下洸平さんかもですが)それぞれの奏でるセリフや行間の描き方が好きです。
誰かがこの脚本家、生方美久さんは若干30歳の方ですが、私の大好きな脚本家、坂元裕二さんの世界を彷彿とさせると思ったらやはり似ていると言われるようで、坂元さんは山羊座ですが、生方さんもきっと地の星座の人だと思ったらやはり牡牛座・月も山羊座でした。
流れはゆっくりだけれど、芯を感じる言葉を紡ぐ人だなと思いました。
松下洸平さん演じる椿という男性は、自分の魅力に気づいていないような人で、非常にその言語体系が「かわいい」のです。おにぎりを「おむすび」と言ったり、ポケットを「ぽっけ」と言ったり、かたつむりを「でんでんむし」というような人で、そういう表現がまた松下さんの飄々とした風情に合っていて妙にほっこりします。

朝ドラ「ブギウギ」も、きのうの「いちばん好きな花」も奇しくも母子の複雑な心情を描いたものでしたので、娘を持つ母として上手に接することができなかった自分自身の後悔もよぎり、どちらも泣けて仕方がなかったのです。ただ、どちらも娘が優しい。特に「いちばん~」の夜々ちゃんはあんなお母さんの愛情では息が詰まるだろうし、もっと反発されてもおかしくないのでしょうけど、夜々ちゃんのように、母親に気を使って生きている娘は結構いるんだろうなと思いました。

あと、何気に日曜10時の朝日系のドラマは当たりが自分の中で多かったので、「たとえあなたを忘れても」はベタな恋愛ものかなと思ったら、ここに出てくる言葉の流れもまた穏やかできれいなので、結構好きになりました。堀田真由さんは最初に見た時からきっとブレイクするだろうと思っていましたが、上品なこういった役は非常に似合います。でも彼女、牡羊座なんだなとちょっと意外でしたが。
前回の同じ枠でやっていた「何曜日に生まれたの」の最終回は素晴らしかったので、恋愛ものでもこういった生々しさがあまりないようなものは結構感動します。
今後ちょっと期待したくなるドラマです。

以前ならこういったドラマの観方はしなかったと思うので、やはり年を取ったのと、本当はもっとゆったりした流れが好きなんだと思います。
仕事柄どうしても人と話すのである程度の指針を示さないといけませんから、ベラベラと喋り倒してしまう癖がつき、実際の自分とどんどんかけ離れていくのが結構きついのです。

本当はもっとゆったりとした流れの中で生活できたら、イライラすることもなくなるのになと感じました。
まだまだ達観できるような魂レベルじゃないんだろうなと思います。

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