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ウチヅラ、ソトヅラ [占星学]

ホロスコープは、アセンダントが東になるのでMCが南(南中点ともいいますので)です。
なので、アセンダント軸(ASC-DES)で区切った場合、南北に分かれますが、南半球に太陽がある人を「昼生まれ」としていて、北半球に太陽がある人を「夜生まれ」と言います。ホロスコープの上半分が南半球で、下半分が北半球です。

一方、MC軸(MC-IC)で区切った場合、東西に分かれます。東半球は左半分で、西半球は右半分です。

その四半球のうち、惑星がどこに多くあるかでその人の特性を見る事がありますが、その場合、逆行する天体は180度反対側に移行します。
私は東半球型ですので、その場合個人的な領域が重要で、いわゆる自分の世界を持たないとしっくりこないケースが多いのですが、欠点としては協調性に欠けるので自分本位になりがちなところです。
その場合意識的に西半球の特性を生かしたり、協調性を必要とするようなことをするとバランスが取れます。
逆に西半球型の人は協調性があり、周りとうまくやっていくことはできますが、自分を抑える傾向があるので自分自身のことを後回しにしがちなので、東半球の意味するところである「自分」軸をもっと大事にするとバランスが取れます。
東と西でいうと、日本人はサラリーマン社会なので、西半球型の人が多いです。

一方、南半球型の人は社会性に富み、仕事に邁進すると生き生きするのですが反面自分の居場所がないとワーカホリックになったり社畜になってしまうところがありますから、北半球の意味する自分のパーソナルスペースを持つ事が大事なのです。
北半球型の人は、幼少期に何らかの心の傷を負っている場合が多く、内にこもりがちなので自分のテリトリーが安泰だと平和なのですがその分社会性が乏しいため、仕事に就きにくい面があります。なので社会に出て自分を磨く必要があります。
こちらは南半球型の人が多く、だいたいの人は二方向ぐらいの場所に惑星が多いので、西南型の人が一番多く見られます。

反対側の性質を補うというのは占星学では割と多い理論なのですが、これが意外と難しいため、意識して行わないといけません。

私も、自分が東半球型(南東型にはなりますが)なのもあって、仕事での悩みは自分の好きな事ができているせいかあまりないのですが、家庭や対人関係にはやや難ありの自分をしっていたのもあって、大学時代ぐらいから意識的に積極性を身につけようと接客のアルバイトをしたりしましたが、やはり本当は苦手です。次女も東半球型ですので本来自分の世界を持ちたいし、ワガママなのですが、社会人としてバリバリ働いているせいか、協調性ばかり身につきすぎてしまい、自分のことが後回しになる日々です。本来東半球型の人はある程度西半球型のことをする方がいいのですが、彼女の場合、東半球がかなり疎かになっているため、ウチヅラが悪くなっています。
なので、もともとの半球の意味する事はやはり疎かにしてしまうとフラストレーションがたまります。
もともと東半球型と北半球型の人は自分軸なので、ソトヅラよりウチヅラのほうがいい人が多いのです。(私自身はウチヅラもソトヅラも同じですが、特別ソトヅラを良くしようと思っていません)ですから、そこをあまり無視した生活をすると本来大事にしなければならない家族に対して暴言を吐くなどしてしまう場合があります。
西半球型の人は典型的にソトヅラのいい人が多く、周りに合わせることはあまり苦痛ではないため、会社員に適しています(会社員を示す6宮は西側ですし)。ところが、こちらもあまり社会の欲求に自分を合わせすぎると本当の自分がわからなくなってしまい、自分の内面を満足させないと最悪のケースだと病んでしまいます。
南半球型の人の場合も同じで、合わせるというより自分の仕事に誇りを持っている人が多いので、そうでない場合、とても厄介です。いわゆる「根無し草」状態になってしまうので、社会においても居場所がなかったりするとどこにも居場所がなくなるため、ウチヅラもソトヅラもどちらも悪くなります。
南半球型で西か東にも惑星がある場合はまだいいですが、極端な南半球型の人でもたまに主婦の人もいます。こういう人の場合、主婦業そのものが「仕事」で「居場所」になっているのでそこが充足できれば問題はないのですが、本当は仕事をしたいのに、家庭の事情等でできないままだったりすると、フラストレーションの塊になります。
逆に北半球にほとんどの星があるのに、仕事に邁進しているような人もいますが、こういう人は多分家庭が安定しているので不満が少ないと言えます。ただ、そうでない場合は最悪の場合引きこもってしまったり、人との関わりを一切拒否してしまったりすることもあります。

要するにバランスを取らないといけないので、極端にどこかの半球に惑星が偏っている人は、その反対側を充足させることがとても大事なのです。

私の場合は東南に多いので、仕事をしていますし人と関わっていますので割とそこの不満が少ないからウチヅラもソトヅラもあまり差がないのでしょうけど、つくづく自分が専業主婦には全く向いていないことがわかります。あと、会社員として自分を抑えて働くこともきっと無理です。
子どもが小さいころはパートをしていたこともありますが、本当に苦痛でしたし、ソトヅラなど全く良くなかったのです。もともと人にどう思われるかを、好きな人以外には全く気にしないので、いわゆるママ友などの付き合いや近所づきあいは意識的に避けて通ってきました。
これを無理してやってしまうときっとウチヅラも悪くなってしまったと思います。

家で仕事をするようになってから当初は出張やセミナーも多かったので非常に充実していたのですが(40代のころ)今は介護もあり、家にいることが多いのでまるで北半球型のようになっていますから、南半球が不満を感じてしまいます。

私は子供のころはオタクでしたが徐々にその気質がなくなって、今は全くありません。
なのに家にカンヅメになっている今、結構イライラします。

トランジットの惑星やプログレスの個人天体のほとんどが北半球にあるので仕方ないと言えばそうなのですが、やはり本来割と外に出ていきたいタイプなので(アセンダント射手座)現実と向き合いながらの日々は結構きついです。

皆さんはどの半球に星が多くありますか?

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同調と共感の違い [ひとりごと]

今月はちょうどコロナでもう、寝たり起きたりだった時期に甲子園での高校野球が開催されていたのもあり、否が応でもテレビを見ながら過ごす日々でした。なので結構野球を観ましたが、正直、慶応高校の選手や一生懸命頑張ってきた人には何の文句もありません。でも、決勝戦はあまりの「同調行動」に嫌気がさし、見ませんでした。何となく世間の風潮から、慶応が「持っているな」という雰囲気だったし、世間が「慶応を勝たせなければ」みたいになっていたし、まあ、優勝するのではないかと予想はできました。

ただ、あの応援の異様な雰囲気はちょっと高校野球というシチュエーションにはあまりにも「おとなげない」ように感じた人も多いと思います。
沖縄の高校を応援したり、関西(見に行きやすい)の学校に対しては応援団も多いしある意味歓声が大きくなりがちであるのはまあわかるのですが、昨年は「初めて優勝旗が東北に」ということも相まって、東北は震災被害も多かったし、そこでも同調行動はある程度あったのでしょうけど、目に余るというほどではありませんでした。
なので、その東北代表の仙台育英高校が同じように決勝戦に進出したにもかかわらず今年は相手が慶応だったために考えられないぐらいのアウエー感を味わうことになってしまい、本当に気の毒で仕方なかったです。
昨年の仙台育英に対しては同調というよりむしろ共感的にみんなが応援をしていたように思いますのでこれは見ていて気持ちの良いものでした。私自身も特別東北に思い入れはありませんが、仙台育英の須江監督の人柄や、インタビューでの名言が心を打ったので、何となく応援したいチームになったことは言うまでもないのですが、これは完全に「共感」ですので、仙台育英というチームに対して好感を抱いたからにほかなりません。

でも、今年の決勝戦、昨年仙台育英を応援した人も、どこか「慶応を応援しなきゃいけない」みたいな雰囲気が醸し出されていたのもあり、(選手にイケメンが多いとか、さわやかで明るいチームだったのもあります)あっさり乗り換えてしまった人もいたように思います。

問題なのは応援団は大の大人ばかりなのに、同調行動ばかりだったということです。
仙台育英の選手が三振したりアウトになったら大声で嬉しそうに歓声をあげるなど、非常識です。
でも、現地にいたら多分「みんながやっているから」ということで一緒になって拍手したりした人もかなりいるでしょう。
この、「みんながやっているから」という、自分の意思とは無関係な圧力に負けてしまう「同調」が問題なわけです。

プロ野球でも今年ぶっちぎりで強い阪神タイガースの応援はちょっと目に余るものがあります。阪神自体に何の恨みもありませんが、応援スタイルが好きではないので、私は関西人ですが正直そこに同調する気はあまりないので、もし甲子園で阪神対巨人の試合を観たら怖いだろうなと思います。
ただ、プロ野球は興行ですし、お金をもらってやっているので応援に差があってもある程度仕方はないと思います。でも、高校野球は須江監督の言うように「青春」の一こまです。
それが、今年の決勝戦には昨年も出場した子が数名いたと思いますが、まるで手のひらを返されたような応援を二年続けて受けたことで、下手するとトラウマになってしまう子もいたのではないかというぐらいのひどい応援だったと思います。

応援団の中に一人でも「せめて相手チームが攻撃しているときは静かに見守ろう」「相手がアウトになったからと言って喜ぶのは非常識だ」という人がいたらと思いますが、個人的にはそう思っていても集団心理の怖いところがそこで、いわゆる「赤信号 みんなで渡れば 怖くない」みたいな風潮が生まれてしまうわけです。

あと、問題はマスコミで、確かに有名人やマスコミ関係者には裕福な育ちの慶応出身者が多いのですが、だからといって決勝戦の前にどこのチャンネルをひねっても「慶応」一色の報道があったことも、この応援のすごさにつながってしまった気もします。

簡単に言うと共感は、思いやりのある行動につながりますが、同調は単に「御多分に漏れず」で、多くの人がやっていることを無意識にまねてしまっているだけですから、あとで冷静に考えた場合疑問に感じた人も実際は多いはずです。

高校野球が好きだったのに、なんだか哀しくなりました。

でも、やはり須江監督は人格者です。このことに対して批判めいたことは一切言わずに、彼に育てられた選手の子たちも本当は力を出し切れず悔しかったであろうに、優勝した慶応に対して拍手を全員で送ったというのは本当に感動しました。

慶応の子や監督さんを見ているとあの、青山学院の駅伝の原監督とその教え子たちに通じるものを感じるので、爽やかというのもありますし、屈託なく育ってきたある意味恵まれた環境というのも似ているとは思います。でも、例の応援は、彼らの爽やかさすら否定したくなるようなものだったので、彼らもある意味被害者かもしれません。

この「同調」は日本人の気質だと思いますが、どうしても人と同じことをしていると安心するのか、人に嫌われたくないがために多くの人がやっていることをついやってしまうという感じでしょうけど、コロナ禍のマスク信仰みたいなのもありました。
いろんな事情でマスクができない体質の人だっているのに、大勢の中にいたら少数派になってしまうので、まるで犯罪者のように見られてしまったりした人もいたようです。

今では人混みや「密」の中でもマスクをしている人はほとんどいなくなりましたがそれもまた恐ろしいことです。
私自身、まだマスクは密の時はしていますがそれでもコロナに感染したので、確かにマスクそのものの効果はあまり絶対的なものではないかもしれませんが、こういった判断の基準は自分が感染することよりも、誰かに感染させないようにするという思いやりが重要になってくる気がします。

仕事の時はなるべく換気をし、マスクをするようにはしているのですが、暑い中しゃべり続けるとどうしても息苦しくなりますし、一定時間インターバルを求めるかもですが(水を飲んだり)やはり誰かを思いやる心が根底にあれば、同調行動に惑わされなくなると思うのです。

今年の高校野球は、私的にはやはり仙台育英というチームのすばらしさが光ったという感想です。
大阪代表の履正社高校と戦ったときにも、仙台のほうを応援してしまったぐらいです。

他にも、高校生らしい学校がいくつもあり、思い出深い大会にはなったなという感じです。
慶応高校の皆さんは、107年ぶりの優勝ということもあり、さぞ感慨深かったと思うし、勢いがありましたし投手力があまり点を取られないというのはすごかったですね。

それにしても、集団になると人というのは常識を失う行動をしてしまうんだなと思うと怖かったです。

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まだ完全復活とはいきませんが・・・ [ひとりごと]

コロナは本当に手ごわいです。ただの風邪ではないなというのがやはり、かかってみないとわからないですね。
皆さんにたくさんお見舞いメッセージいただいたのですが、一人ひとり返せなくてすみません。

熱は3日ほどで下がったのですが(それでも私は普段平熱が35度台なので、36度台半ばが続いていますので微熱状態です)とにかく咳がしつこいのでこういう喋る仕事をしているため、結構辛いのです。
来週からは仕事も復帰しますので、なんとか咳から解放されたいのですが・・・。
これもコロナの後遺症かもですが、少し動くと汗ばんできてしまい、体全体がだるくなります。
幸い味覚障害はないですが、食欲はあまりありません。
その割にたいして痩せていないのが年齢のせいなのかなと思いますが・・・。(苦笑)
体重と筋肉だけが減るだけで、かえってリバウンドが怖いです。
毎週生協のチラシを見て購入するのですが、食べ物の写真のオンパレードで、見ていてもなんか食欲がわかず、気持ち悪くなってしまいます。
なので料理をする気にもなれずにいます。

もともと怠惰なのにそれに拍車がかかってしまいます。

知り合いは円形脱毛症になったそうですから、後遺症も人によって違うのですね。

とにかく、徐々にしか復活できないと思いますが、リモートやメール鑑定は普通にできますので
またよろしくお願いします。

それにしても金星逆行で8ハウスにあるというのはやはり生命力を削いでしまいます。

無理の利かない年齢になってしまったんだなと痛感しました。

取り急ぎご挨拶まで。


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2023年8月4日 [占星学]

は、わが家のイベントで言うと主人の誕生日だったので、犬も一緒に行けるテラス席のビアガーデンでBBQをしました。
この日は、天赦日、一粒万倍日、大安と良い日の暗示が3つもそろっていました。
なので誕生日記念?に、主人は宝くじを買いました。(くじ運は私と同じぐらい悪いのできっと当たらないと思いますが)

なのに・・・いい日の筈だったのに・・・羽生君が結婚というビックリ仰天ニュースを聞いたころ、熱がだんだん上がって、38.8度に・・・(私は38度台が最高記録なのでもう、死ぬほどしんどいのです)

次の日病院で検査を受けたらなんと、コロナの陽性反応が!!

ここでも金星逆行現象が起きたようです。

なので今週いっぱい仕事ができません。通信鑑定がものすごくたまっているのですが、頭痛がひどく、
3日目の今日になっても熱が下がりません(37.8度~38.1度ぐらいの間を行ったり来たり)。
なので思考回路もぶっ飛んでいますので、何が一粒万倍日で天赦日なんだ・・・!

家族がコロナ(デルタ株)になっても一緒に住んでいた私だけならなかったし、ワクチンも打っているのに・・・。

風邪とは違ってやっぱりかなり辛いです。
熱・咳・のどの痛み・頭痛・だるさ・・・という風邪の症状のすべてがかなり大きなダメージで来たという感じなのです。

特に喉がもうひどく、話もできません。

とんでもない日になってしまいました。
ということでしばらくはここにも来れないと思います。
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