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占星学に癒された本 [娯楽]

帯の「極上のスイーツと占星術が疲れたあなたを癒します」
という文字に惹かれ、占星学のことが書かれていてしかもスイーツに猫・・・なんとも面白そうな
「満月珈琲店の星詠み」(望月麻衣)という本を一気読みしてしまいました。

作者の望月さんという方は占星学を結構勉強されたみたいで、初級レベルの知識は十分お持ちです。
なかなか面白かったのですが、満月の夜にだけオープンする(らしい)、猫がオーナーで店員で、メニューはホロスコープにちなんで出てくるものだけなので、お客のオーダーはできないという不思議なお店のお話です。

クロノクレーター(年齢域)の話も、その年齢域にちなんだ活動をしてこなかった場合、次の年齢域で苦労するというようなことも書かれていてなかなか興味深かったです。
私は金星の年齢域に恋愛をしてこなかったせいで、太陽期の結婚後に苦労が結構あったのかなという気がしました。
しかもチャート解説もちょっとしてあって、現在は水瓶座の時代つまりアクエリアンエイジであるということや、招かれた客の1宮のほとんどが水瓶座になっているのにそれが生かされていないということで、「水瓶座のトライフル」なるスイーツが登場したりしてなかなか乙でした。
やはりマジョリティになっているハウスは活かさなければいけませんね。
4ハウスに金星と月がある人が、インテリアに対して無関心になっていると運は拓けないとかもあって、本当にプロの私でも勉強になりました。

水星逆行についても書かれていて、確かにデータの消失や電車の遅延などもあるけれど、同時に懐かしい人に会うというギフトだってあるということも書かれていたり、
土星は、私もここでよく「土星先生」と書いていますが、課題というよりも土星は試練を与える星であるということもちゃんと書かれていて、1ハウス土星のお客さんに関して、「自分に厳しすぎる」ということが書かれていてまさに私自身もそうだなと感心しきりでした。

短編なのでもっと深い洞察で第二弾が出ることを期待したい本でした。

これ、初級をレッスンしている人にはちょっとお勧めです。
文庫本なので気軽に手に入ります。
2020年に出版された本のようなので、きっとご存じの人もいるのでしょうけど私は今になって知ったので、猫のイラストがかわいくて、これもまた桜田千尋さんという方のイラストで、このイラストを気に入った望月さんが直談判してできた本らしいです。

ここに出てくるスイーツのイラストもあって、実際に出てきたらおいしそうだなぁと思いました。

ちょっとしたファンタジーですが、なかなか面白い本に久しぶりに出会えて得した気分になりました。
今月の満月は25日、蠍座の月の日ですが、この日も満月珈琲店はどこかで開店するのかな?なんて思ったりします。

自分のホロスコープを見て、どんなスイーツが必要か考えてみるのも楽しいですね。
私だとやはり海王星をもっと生かしたいので、スイーツというよりもカクテルがいいかもですが。

想像力を豊かにしてくれるこういう星詠みをするのもなかなか楽しいと思いました。


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もしも猫展 [娯楽]

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江戸時代に活躍した浮世絵師の歌川国芳による擬人化した絵の数々を展示した「もしも猫展」に京都まで行ってきました。
国芳は私と同じ1月1日生まれで(1798年)ちょっと興味があったのと、もともとあの「鳥獣戯画」のような風刺的な絵が結構好きなものあって、猫が大好きだったという国芳のことを知る意味も兼ねて観てきました。

ここはなんと、撮影がほとんどOKだったのもあって自由に見学できました。

本当は絵のひとつひとつに細かく書いてある文章とかを読みたいぐらいでしたが、時間が限られていたので(自分自身の)写真に収めて、図録であとは楽しもうと思います。

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私が特に気に入ったのが、この、猫が温泉に入っている絵で、なかなか色っぽい猫もいたりして、国芳は山羊座なのにこういった風刺が効いた絵を描くのは一体どこから来ているのかと思ったら月が双子座だし金星が水瓶座なので、ウイットに富んでいるんだなと思います。
やはり地の星座だけではこんな面白おかしい発想はないので・・・。

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相撲が結構好きな私にはこれも面白かったです。猫たちのしこ名が完全に猫に関するものばかりで・・・。

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こんな風に猫の体を使った文字なんかもあって、とても楽しかったです。ちなみに「たこ」という文字で、他にも「かつを」なんてのもあって、すべて猫に関連したものばかりでした。

日々自由のなくなる毎日なので、少しでも癒しを求めてちょっと遠くに行くのが最近ではマイブームです。

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こんなふざけた絵もあって、まるでナンセンス漫画の赤塚不二夫さんの「ニャロメ」みたいでしょう?(笑)

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ネタばれOK? [娯楽]

ドラマにしても映画にしても、ネタバレを絶対に嫌がる人がいます(私の娘もそうですが)。

私は全く平気で、なんなら最初にもう結末を知ってからでも何でも楽しめる方なので、絶対にネタバレを嫌がる人の気持ちのほうが理解できなかったりもします(苦笑)。

本なども、推理ものだったらもう、途中で最後のページを見て犯人を知ってから読むなんてことも結構しますし、これってきっとアセンダント射手座のイラチなのかもしれませんが・・・。

コンサートに行っても、オープニングの曲が何なのかとか、セットリストなども絶対に教えないでという人がいます。これもまた私はすべて知っておきたい方だったりしますので、いろんな人がいるんだなぁという感じです。

先日、同じく鈴木亮平さんが好きな友達と「TOKYO MER」の劇場版を見てきました。
ドラマもずっと見ていたので、いろんな役に憑依するタイプの亮平さんですが、このドラマの
「喜多見先生」はもう、めちゃくちゃカッコいいです。
「喜多見といいます」という優しい声で登場した瞬間安心できるというお決まりのシーンが大好きだし、亮平さんの声がものすごく好きです。活舌が非常にいいので、セリフが鮮明だし、まさか関西出身(兵庫県西宮市)だとは絶対に思わなかったのでびっくりしました。
俳優を目指すと決めてから関西弁を封印したそうですから、彼の役者魂というか、もう、マジで役者オタクなんだろうなというプロ意識の高さにはこれまたビックリします。

「TOKYO MER」は「死者ゼロ」にこだわるのでまあ、結果は初めからわかるのですが、これまた憑依型女優の仲里依紗さん(彼女はコメディよりもこういったシリアスな役のほうがうまいと思います)と、夫婦の役で、この二人の演技がやはり光りました。

こういうハッピーエンドはまあいいなと思える方なのですが、昔はハッピーエンドは予定調和で嫌だったので、きっと年を取って丸くなったんだろうなと思います。

というわけで、なかなか面白かったし何より爆発シーンなどがやはり映画館なので臨場感があって大きな音にかなりビックリもしたし、それなりにスリリングでした。
昔の「ダイハード」や「アルマゲドン」にも似たような感覚で楽しめたし、映画としては十分に楽しめました。

今季もドラマが続々スタートしていますが、やはり「ラストマン」はおもしろいです。
日曜劇場のこの枠はだいたいはずれがあまりないので。
あとはやはり大好きな天海祐希さんが出ている「合理的にありえない」も楽しく拝見しています。

ただ、侮れないのが深夜枠のドラマで、小芝風花さん(この人もうまいし、昔から好きでしたが)がまさに新境地を演じている「波よ聞いてくれ」は毎回爆笑します。最初金髪ヤンキーみたいな彼女が誰かわからなかったぐらいで、彼女もまた憑依型なのか、何をやってもうまいです。この役はセリフを噛む人には絶対に無理ですから、彼女の代表作になるのではないかなと結構楽しみにしています。

あと、一昨日スタートしたテレ朝の日曜10時からの「日曜日の夜ぐらいは」は、何となく女性の友情もので前季の「ブラッシュアップライフ」にも通じるものがありそうで見てみたらなかなか面白そうでした。何気なく生きているだけの日々・・・そういう人って結構多いんじゃないかなと思います。
私も今は割とそんな感じで現実に向き合うしかないような日々ですし、そんな中で見つけるちょっとした幸せを描く、岡田恵和さんの脚本なので期待していたのですがなかなか良かったです。楽しいことを感じると後が辛くなるからと、あえてそこだけで終わらせようとする清野菜名さん演じるヒロインの気持ちが切なくて・・・。この感覚ものすごくわかるんですよね。
彼女の唯一の楽しみが、車いす生活のお母さんとコンビニに行って一番高いアイスクリームを食べる
という、些細なことですが、なんかそれっていいなと思ってしまいました。

楽しいことって無理にでも見つけて行かないと人生つまらないので、こういった小さな幸せは大事だなと思います。

この手のドラマは結末が今一つ読めないというのもいいかもしれません。

あとは意外と面白い「あなたがしてくれなくても」。これはネタバレを見てしまいました(笑)。
でも、漫画が原作なのでまたドラマは異なるかもですし、実際にあり得るであろう話なので、楽しめそうです。
金曜日の「ペンディングトレイン」も「猿の惑星」みたいな感じですがうまい役者さんがそろっているので見ようと思っています。

今季はそんなところでしょうか。

5ハウスに、トランジット木星が来たせいか、遊びたい気持ちが強くなっています。
今月末にはやっと小田さんの「こんどこそ、君と」ツアー参戦です。
相変わらずチケットが取れなくてもう、今回は友達の力を借りただけで自分のくじ運のなさにいささか凹みましたが、少しずつ5ハウス木星通過を感じつつ、何かに日々感動する事だけは失いたくないものだなと思います。

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社会見学は楽しい [娯楽]

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夏休みになる前に、コロナ禍も今みたいに大変になる前にと、大阪・吹田市にあるアサヒビールの工場のそばにある「アサヒビール博物館」に見学に行ってきました。

何と言っても出来たてのビールを2杯無料で飲めるというのが文字通り「おいしい」のです。

ビールの製造工程を画面や実際の工場の作業で見せてもらったりしながら、最後にアサヒで最も有名な
「スーパードライ」の出来たてとか他にもガッキーのCMで「お疲れ生です」という生ビールと黒ビールのハーフ&ハーフや、ピルスナーなどの海外のビール、さらにはウォッカを主にしているけれど、中にももとかゆずなどの三種類のフルーツから好きなフレーバーを選び、お酒のアルコール度数まで自分で選べるという、オリジナルカクテルまで作れるというコーナーもあって、楽しめました。
もちろん無料だから、おつまみ等はないし、所要時間も20分でビール2杯を飲み干さないといけないんで、なかなか大変ではあったのですが、私はもちろんオリジナルカクテルを作って楽しみました。
一杯目はもちろんスーパードライでした。
この前「チコちゃん」で
「ビールの一杯目はなぜおいしく感じるのか」というのをやっていましたが、脳が感じるようですね。
確かに一杯目がすごくのどごしがよかったです。

もともと社会見学は好きで、特に食品系の工場は食べるものをもらえるんでよく行きました。

皆さんお勧めの社会見学はありますか?

何と言っても無料で楽しめるのがいいですね~

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お花のサブスク [娯楽]

今日から太陽が双子座入りしました。

先日の12日の牡牛座新月は私にとっては6ハウスでしたがまさにその通りの毎日で、健康面がやや黄信号で、先日検査に行ったのですが血液検査上の数値にはさほど問題もなかったのにやはり湿気に弱い体質でもあり、こういうじめじめした季節は不調です。

6月10日の新月は日蝕でまたもや6ハウスですから、健康面に注意というのがここ半年ぐらいの課題になるんだと思うと、まあ、コロナ禍でもあるし仕方ないのかなと思います。

でも、さすがになんの張り合いもない生活も嫌なので、せめて彩りのある生活をしたいなと思っていたらなんと毎週もしくは隔週に500円でお花を届けてくれるという、いわば
「お花のサブスク」
なる「ブルーム」なるものを発見したのでちょっと玄関や仕事部屋に飾ってみたくて頼んでみました。
第一回目は5月7日に届いたのですが、母の日月間だからか、

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でカーネーションが主になる割とオーソドックスなものでした。
ただ、栄養剤も一緒に入っていてそのおかげか、写真は二週間経った今のお花です。
一種類はちょっと枯れましたが、カーネーションが元気いっぱいです。

二週間経った今日も、新しいお花が届きました

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で、色の違うカーネーションに、テマリソウと、ピンクの玉のような花がたぶんヒペリカムというので、赤いスターチスと四種類も入っていました。

花の名前も知ることができるので、なかなか楽しいし、かなり長持ちしてくれるので嬉しいです。

枯れないプリザーブドフラワーもいいのですが、やはり本物のお花はパワーがあります。

彩りのある生活をしつつ、心の健康面だけは崩さないようにしたいものです。

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好きなことを楽しみながら・・・ [娯楽]

https://youtu.be/5UXC3vZxwp0
このCM、以前からとっても好きで、妙にかわいくて癒されていたのですが、同じように感じていた人がかなり多いことに気づいて嬉しかったです。

キウイはそんなに好きではなかったのですが、このCMを見てから特にゴールドキウイが好きになり、見かけたら買ったりしています。

このCMソングで「好きなことを楽しみながら」というのがテーマになっていますが、本当にそうだなと思いました。
いくら頑張っても好きでないことは続かないのです。キウイたちも頑張っていることはやはり途中でめげてしまいますが、好きなことは何だってできますし何より楽しいですから・・・。

私がこの仕事を30年も続けられているのもひとえに「好きだから」です。

このCMソング、あの広瀬香美さんもちゃんと歌っていました。
まあ、楽しそうで・・・キウイのぬいぐるみを持ったままピアノを弾いていましたが(笑)

不快なCMもたくさんあるのですが、こういう、大好きなCMが時々あるのでついつい見てしまいます。キウイのぬいぐるみ欲しいなと思ったらなんと、オークションで1万円以上の高値が・・・。

ほっこりするCMなので本当に癒されますよ。

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ラストレター [娯楽]

この映画は、気になっていたので水曜日のレディースデイにたまたま休みができたのもあって、思い切って一人で観てきました。

岩井俊二作品を観たのは初めてだったのですが、私自身年齢的なものもあって、昨今のネット主流のコミュニケーションにはややついていけない部分も多く、昔は「文通」とか「交換日記」というような、実際に文字を書いて相手とつながるということが結構好きだったのもあってか、タイトルに惹かれたというのもあります。
文字フェチでもあるので、字のきれいな人が好きだというのもあるのですが・・・。

内容は詳しく書くとネタバレになるのであまり書けませんが、映像とか色彩がとっても情緒的で、演じている人がみんな上手だというのもあったので、セリフの一つ一つの「間」の取り方がとっても柔らかい空間を作り出していて、美しい涙が自然と流れてくる感じで、ほっこりしました。

ここでも感じましたが、この映画のヒロインは亡くなった姉の代わりにそのことを伝えるために参加した同窓会で姉と間違えられてしまい、言い出せずにいたら高校時代にほのかに憧れていた先輩と「文通」することになって、そのまま姉になりすましてしまったのですが、学生時代や若いころに華のあった子が意外とその後あまり幸せとは言えない恋愛や結婚をし、地味であまり目立たなかったような子のほうが普通に幸せになっているというケースは多々あります。
本来なら華のある役をする松たか子さんが今回はその、目立たなかった妹の役ですが、さすがに達者なので、本来の気の強さを抑えて普通っぽさを見事に演じていました。

高校時代を演じた広瀬すずさんは姉の方ですから、まあ、言わずと知れた華のあるタイプです。今回注目したのは高校時代の妹を演じていた(その後姉妹がそれぞれ産んだ娘の役もすずさんと同時にしていたのですが)森七菜さんという子です。

一見目立たないおとなしそうな顔立ちですが、こういう子は大化けしそうでそれこそ唐田えりかさんみたいな感じになるのでは?と思ったのでもしかして乙女座かなと思ったらやはり乙女座でした。蠍座はないので魔性系ではないですが、金星が獅子座ですから自分に自信はありそうで、昨年大ヒットした「天気の子」でもヒロインの声を演じていましたし、それ以前にもテレビドラマ「3年A組」で人質になった高校生の一人を演じていて、決して派手さはないのになぜか気になるというタイプでした。
実際にもこういうタイプの子のほうが実はもてるのではないかなと思います。
今やっている「白でも黒でもない世界でパンダは笑う」という妙なドラマでヒロインを演じている清野菜名さんと雰囲気が似ています。清野さんもまた、昭和っぽい顔立ちですがアクション女優ですし、今後も需要は増えそうですし、彼女は天秤座ですが金星が蠍座ですから男性にもてそうな要素満載です。
森さんとか清野さんはまだ伸びしろの多い若手ですが、変な恋愛をしないようにしてほしいものです。

一方の広瀬すずさんは朝ドラ女優として世間的好感度が高いですが、美人ですが色気はないように思います。杏さんと逆のライツで双子座・月牡羊座ですし、個人天体に水の星はないですから正統派ですし意外とサバサバ系でしょう。この配置は数々の恋愛を経て、案外大女優の道を歩みつつある長沢まさみさんと同じですから、すずさんも、恋愛をしても意外と息の長い大女優になるのではないでしょうか。

今年は双子座に金星が長期滞在する(4月から8月頭まで)からなのか、双子座にライツを持つ女優さんが結構活躍しそうです。
すずさん然り主演の松さんもだし、長沢さんもそうだし、ガッキーなどもそうです。

なんでもそうですが、トップレベルになる人は、恋愛をばねにはしても決してスキャンダラスなことで落ちぶれないでしょう。

と結局は星の話になってしまいますが、「ラストレター」で少しだけですが出てくるトヨエツさんの存在感はもう、引き込まれました。やはりうまい!あと、ちょこっと出てきた中山美穂・・・普通のおばちゃんの役をすべきだなと感じました。こんな役がもう似合う年齢ですから、今後もヒロインは無理があるなと思いました。中山美穂とトヨエツさんは岩井監督の昔の映画「ラブレター」の主演ですから、その意味で参加したのかなと思いましたがこの二人はこの映画ではものすごく印象深かったです。
あとは、脇役がなかなか私たちの世代には「知ってる!」という人が多く、松さんの姑さん役が昔「ほほにキスして」などのヒット曲を出した水越けいこさんだったり、母親役が木内みどりさんでそういえば去年急逝されたんだなと思ったり、小室等さんが出ていたり・・・。

ただ、主人公のあこがれの君の役は、高校時代の神木隆之介さんはすごくよかったのですが、大人になってからの役が福山雅治さんというのは別に彼がどうこうではないのですが、松たか子さんとホントに合わないなと感じてしまい、ちょっと年齢的にもう少し若い俳優さんで、オタクっぽいイメージの人のほうが似合ったのでは?とは思いました。でも、憧れの君だから、かっこよさも必要だったのでしょう。福山さんが小説家っぽさを出すためにひげを生やしていたり、服装がダサかったりと工夫はしていましたけど・・・。

内容的には突っ込みどころもあるのですが、(亡くなった姉のことが今一つ分からない点が多かった)映像の美しさと間の取り方の良さを感じて何となく感傷に浸れそうな気分にはなりますので、観終わって嫌な感じは与えない映画だと思います。
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問題提議のドラマ [娯楽]

久々にドラマネタを・・・。

今季のドラマはこれといって魅力的なものがあまりなかったように個人的には感じましたが、中でも
「3年A組 今からみなさんは人質です」というドラマは、演技力に定評のある菅田将暉さんが主役だったということもあり、昔から3年B組金八先生を見てきた世代なので、かなり期待できるなと思って最初から注目はしていました。
観てみたらさすがに前評判通りで、展開が読めない内容だったのもありますが、菅田さんの迫真の演技は、
まさに現代版金八先生ともいえるぐらいのもので、毎回感動しました。

最終回は久々にドラマで涙しましたが、主人公のブッキーこと柊一楓は、末期がんで余命を宣告された状態の中、まさに命がけで10日間、生徒を人質にして学校に立てこもり、一人の自殺した女子生徒がなぜ心を病んで命を絶ったのかというテーマを生徒みんなで考え、そして世の中に問いかけるという物語でしたが、最終回まで本当の目的がわからなかったのです。

でも、衝撃だったのが、生徒の自殺の原因は「SNS」だったということでした。
昨日のニュースでも、女子高生がSNSによるいじめで自殺したということが言われていましたが、本当に
便利な時代になり、顔の見えない凶器としてSNSは時に人の命すら奪うということを、ブッキーは命がけで伝えたかったわけです。
特撮シーンが出てきたり、ちょっとありえないシーンもありましたが、この最終回で訴えたかったことは、本当に今の時代ならではのテーマだと思いました。

もちろん、SNSは時にはよい影響を与えることもあるので今の時代には必要不可欠ともいえるツールですが、顔の見えない相手を匿名で攻撃するということができるため、無責任な発言がどんどん拡散してしまい、事実がどんどん捻じ曲げられてしまうという恐ろしさも含みます。

芸能人でも、何か意見を書くとすぐに「炎上」してしまう世の中です。
イメージでその人を勝手にとらえられてしまうがために起こることのようにも思います。

そうして、どんどん本音が言えなくなっていくことがとても恐ろしいですし、実際、私もネット社会には年齢的になかなかついていけない部分も多いのですが、実際に顔の見えない人と相対することも多いですから、責任を持って言動に注意はしているつもりでも、相手には違う意味合いで伝わってしまうことも多々あるので、本当に怖いのです。
本当はすべて直接鑑定にしたいですが、遠方の方とやりとりするにはネットという便利なツールを用いなければ今の時代仕事もできません。
その分、直接顔を合わせて「対話」するということが億劫になっていき、私自身、いつしかネット中心の生活に傾きつつある自分もちょっと顧みないといけないなと思いました。
もともと、相手が何をしているかわからないため、電話はあまり好きではないのですが、ネットだと24時間いつでも見ることができるため、どうしても頼ってしまいがちです。
でも、一つの発言を見る人は必ず何人かいるわけですから、見た人がすべて同じ感覚でその発言をとらえるかどうかは、全くわからないわけですから、そこが怖いです。

いろんな考え方の人がいて当然だという柔軟性を持った人ばかりだったらいいですが、それを一切許さないというタイプの人もいますし、その人本人にしかわからない事情もみんな抱えていたりします。

そんな、インターネットの功罪について今まではっきりと打ち出したドラマはあまりなかった気がします。

いろんなことを考えさせてくれるこの「3年A組」のドラマでしたが、これからの世の中を担っていく若い人たちには熱いタイプの人とか、熱血漢のような人は、松岡修造さんぐらいしか受け入れられないのかなと思っていましたが、なかなかどうして、ブッキーが遺したものはとても大きかったように思います。

と、久々にかなり感情移入できるドラマでした。

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ボヘミアンラプソディ [娯楽]

観た人みんなが感動したというので、先日のレディースデイに一人で観てきました。

確かに・・・感動しました!

むしろクイーンのファンでない人や、クイーンを知らない人のほうが感動すると言っていたのもわかりました。
私は洋楽はあまり知らないし、クイーンもヒット曲は知っていますが、知ってるという程度で、フレディーマーキュリーがどんな人だったかとかそういったことまでは知らなかったので、純粋に1100円でクイーンのライブを観たようなお得感がありました。

やはり日本とはスケールが違います。
ライブエイドの会場を撮影するためにいったい何人のエキストラを用意したのだろうというぐらいの人で、それがみんな本当に感動している感じだったし・・・。(CGを使っているにしても)

何よりもメンバーの「そっくりさん」なんでしょうけど本当に立ち居振る舞いもすべて似ていてビックリ。
特にブライアン・メイは背格好までそっくりで、本人はまだご存命だし、本人が若作りをして出ているのかと思ったぐらいでした。

フレディの孤独さがとてもうまく表現されていて、何度も泣かされました。
人種差別・外見のコンプレックス(歯が出ている)・バイセクシャルであったこと・エイズにかかってしまった・・・と本当に彼は人生を駆け抜けたのですが、それだけ凝縮されていたような人生で、あの繊細さはいったい何座なんだろうとまた職業病で調べてみました。

出生時間は残念ながら不明のようですが、乙女座生まれでだからマーキュリーなのかとも思ったんですが・・・。月は射手座か山羊座ですが、いずれにしても月と天王星がオポジションでそこに太陽で調停を取っているので、自由恋愛とか破天荒な振る舞いもありますが、実際は繊細な完璧主義者だったんだろうなという気がします。天王星のアスペクトが多いので、やはりチャンスも多いけれどハプニングやアクシデントも多い、波瀾万丈な人生だったと思います。ソーラー6ハウスが水瓶座でその主星天王星は免疫疾患のエイズにかかったことも何となく運命的なものも感じます。出生時間はわかりませんが、彼の星はすべてソルスティスポイントで見ると見事に蟹座土と山羊座0度を結んだ線で分かれているのでこの線上にある月と天王星はアセンダントとディセンダントになっているような気がしないでもありませんが・・・。しかも、水の星が一つもないので、愛し方が下手だったと思います。父親に対してもだし、生涯の友だったと言われているメアリーに対しても、最期をみとったと言われているジム・ハットンに対しても複雑な気持ちを抱き続けていたように思います。

観た人の感想でもあるように最後の20分間のライブ映像はもう、圧巻です。

何度も観たくなるというのもわかります。日本のことも大好きだったと言われているフレディですが、古風な一面があったんだろうなという気もします。常に愛を求めていたけれど求め方がへたくそだったために誤解されることも多かったでしょう。
でも、最後にメンバーと和解できた時のシーンとか、レコーディングのシーンなども私的にはすごく好きでした。バンドでなければ味わえないグルーブ感というのが非常にうまく描かれていたと思います。

平日でもう、映画公開から6週目だったにもかかわらずすごい人で、高校生がいっぱいいたのが印象的でした。
この映画はおすすめです。
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ボーっと生きてんじゃねぇよ! [娯楽]

表題のように私も喝を入れてほしいですが
NHKの「チコちゃんに叱られる!」という雑学クイズ番組?が実に面白くて、はまっています。

金曜日の8時前に本来はやっているそうなんですが、この時間帯はまずテレビを見ないので、
再放送が土曜日の8時15分からで、これを見るために最近は土曜日早起きできるようになりました。
事実、視聴率がすごいそうで、再放送のほうが視聴率が高いというのもうなずけます。

めちゃくちゃ顔のでかい人形のチコちゃん(5さい・笑)なんですが、MCのナインティナインの岡村隆史さんと、ゲスト2人に対してまずは
「この中で~」から始まって「〇〇だと思うのは誰?」という感じで数々の疑問に対して答えを導くのですが、この数々の疑問というのが実にためになるのです。

「新幹線はなぜ青と白なのか」とか「トランプの絵札は誰?」とか
一瞬「え?」と思うようなことばかりでまず答えられないのです。

そして、タレントさんたちがみんなトンチンカンな答えを出すとこの
「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と、CGで突然真っ赤になった怖い顔のチコちゃんに叱られます。

まあ、屁理屈は言うし、口のたつ5さいですが、ボイスエフェクトで声が変わっているせいで、この声は
いったい誰なんだ?と思っていたらなんと、木村祐一さんだったんですね。

あのままのいでたちで木村さんが出てきたらちょっとこわもてだし、地味な顔なのもあってあまり良さが目立たないですが、木村さんは非常に多才だし、実はなかなかしゃべりもうまい人ですから、チコちゃんというキャラになって、ものすごく生きていると思います。
岡村さんも、民放のバラエティでの顔とはやや違い、本来やりたかったんじゃないのかなというような感じで番組を進行させていますので、なかなか良い構成の番組だなと思います。

これを見ていると、雑学に詳しくなれそうだし、妙に童心にも引き戻されるし、チコちゃんワールドに魅せられています。
最後に出てくるカラスのキャラクターのキョエちゃんも、ちょっと底意地の悪そうな顔をしているしなかなかこういう「エスプリ」を織り込んだ番組は今までありそうでなかったと思います。

朝からホッコリできてそれでいてへぇ~とうなってしまうような内容だったりするので、ドラマ以外に楽しみができました。

朝が弱いので、チコちゃんの声で「ボーっと寝てんじゃねーよ!」と起こしてほしいので、チコちゃん目覚ましとかあったらいいのになと思います。

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