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趣味のない人 [ひとりごと]

趣味は、占星学では5ハウスもしくは金星で観る場合が多いのですが、5ハウスはサクシデントという、人と関係することを示すハウスでもあるので、2,8,11ハウスとも関連性があります。
趣味を楽しむにはお金は必要ですから2-8ラインははずせないでしょうし、グループで楽しむということだと11ハウスも関係するからです。

昨日来られた方は金銭的にも余裕があるし、忙しい方ではありますがパワフルですし、何かしたいといつもおっしゃるのですが、趣味はないともおっしゃいます。
無理に何かしら忙しくしていないと余計なことを考えてしまって気持ちが落ちるそうです。
月が牡羊座の方ですからやはり「止まると死ぬんじゃ~」という感じはしました。

私も、その気持ちがわかります。趣味が仕事になっているため、純粋に趣味と呼べるものが正直ないと思います。
運動や読書は正直好きではないし、音楽は好きですがごく一般的な好きという感じで、情熱を掻き立てられるほどの趣味はないように思います。
コンサートに行くことは好きですが趣味かというと偏っているので・・・。
旅行も飛行機が嫌いなのであまり関心はないし、グルメでもないし、そう書いていくとすごくつまらない人間だなと思います。

5ハウスにリリスがあるせいか、火星もあるのですが意外と何に対しても「はまる」ということはないし、感情的ではありますが情緒的ではないというか、一人だと割と感情は出ますが人といると抑える傾向があります。
5ハウスを恋愛と考えると余計それは顕著で、恋愛に対して夢中になったことがありません。
好きで好きでたまらないとか、その人のことを思うと涙が出てくるとかご飯も食べられないというようなことは一切ないし、多分自信に乏しいからだと思いますが、5ハウスのリリスは11ハウスの天王星とオポジションなので、何かに夢中になる事を抑制する傾向があります。

ただ、昔はもっと「オタク」だったので夢中になる事も多かったのです。
やはり結婚すると現実生活に追われて心の余裕がなくなりますし、経済的な余裕がないと趣味を楽しむという気にはなかなかなれません。

5ハウスは「創造」のハウスでもあるので、何かを作るとか、表現することに対しても働くハウスです。私は文章での表現は得意ですが、趣味として作家活動をするとかではないですし、必要に迫られて書いているというだけです。ものを作るなどということは最も苦手です。

やはりサクシデントハウスが強化されているような人は、創造力に富んでいます。
3ハウスも多趣味ではありますが割と自分の中で楽しむという感じで、むしろ資格をたくさん持っている人とかに多い気がします。

「やってみたい」という欲求がそのまま行動に出るといいのでしょうけど、「どうせ無理だろう」という自制心のほうがどうしても勝ってしまいます。
しいて言えば勉強系のことは最後までやり抜くところはありますが決して楽しいとか趣味とかではないので、自分に喝を入れるためにやっているにすぎません。

もっと純粋に物事を楽しめる力はやはり必要だなとその方とも話していました。
5ハウスの主たる意味であるところの恋愛をもっと楽しんでいたらそういった趣味に対しての情熱も発揮されたのかもしれませんが、リリスというのはやはり厄介で、どこかしら「楽しんではいけない」というような部分が自分にあるようで、喜怒哀楽そのものは結構激しい方なのに、それを人前で表現するということが「恥ずかしい」と思ってしまいます。

やはり何に対してもその道のエキスパートは物事を楽しむ力に長けていると思います。

今トランジットの木星と天王星が5ハウスに滞在しているせいかもしれませんが、楽しいことを何かしら見つけようとしては結局閉じてしまう自分に辟易します。

友人でそれほどお金が有り余っているわけではないけれど趣味をとにかく楽しめる人がいて、実にいつも楽しそうで充実しているのですが、もともとが風星座のライツだということもありますが、5ハウス太陽ですからやはり基本的に何でも楽しめてしまう性格なのです。
こういう人は人生をポジティヴに生きられるし、彼女は決して幸せだけな人生ではないのだけれど、いつも楽しそうだからか、同い年ですがめちゃくちゃ若いです。

そういう意味では恋愛を楽しんでいる人が若いというのはある意味言い得て妙なのかもです。

自分の人生のテーマがどうしても「仕事」なので楽しいことはよそに置いてきてしまった感じです。
正直もっと恋愛を楽しんでおけばよかったなとその人と昨日は話していました。

金銭的にゆとりがあっても物事を心底楽しむということは意外と難しいんだろうなと思ったらその人の5ハウスカスプは山羊座でしたので主星が土星、そりゃ仕事でストイックに自分を追い込んでしまうだろうと思いました。


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感じの良い話し方 [有名人]

先日の、大谷翔平さんのドジャース入団会見を聞いた人はかなりいらっしゃると思います。
かねてから彼の話し方は本当に自然体で、あれだけの偉業を成し遂げていても全く驕るところがなく、ナルシストのような感じもなく、本当に一言で言って「感じのいい話し方」だなと思っていましたが、会見でもその感じの良さは全く変わることはなかったように思います。

私も接客業のはしくれとして、あんなに感じの良い話し方ができたらと常日頃思うのですが、いかんせん
声が低く、早口というのがもはや致命的ですから・・・。

感じの良い話し方というのが占星学的にあるのかはわからないのですが、多分水星のアスペクトだとは思います。
大谷さんは水星に何と一つもハードアスペクトがありません。しかも水星は29度ですが双子座にあるのでルーラーですから強く出ます。
これだけアスペクトが良いと、やはり話すことに対してはいい印象しかないと思います。

アナウンサーなどは職業的にもちろん訓練しますので、感じの良い話し方をするのは仕事上ではできると思いますし、声はいいですから、聞き取りやすさや活舌の良さもあると思います。
ただ、プライベートでも感じの良い話し方ができるかというとそれはまた難しいでしょう。

一般的に「声」は牡牛座が喉を司るので、実際、アナウンサーや司会者は、牡牛座がかなりの数います。そして声の良さを示すのは、水星と金星のソフトアスペクト(大谷さんも持っています)です。
水星も金星も内惑星なので、76度以内にいますから、コンジャンクション、セミセクスタイル、セクスタイルしかソフトアスペクトはないのですが、歌の上手な人などのアスペクトを見ると結構当てはまります。

先日もとても声のきれいな方が来られたのですが、やはり聞いていて心地よく、女性の場合特にきれいな声の人は、ゆっくり目に話した方がより魅力的だなと思います。

ロッテ球団でずっとアナウンスをしていた谷保恵美さんが惜しまれて引退されましたが、この方の声も本当に感じの良い声でした。
やはり牡牛座の方でした。水星と金星はオーブを広く取れば30度ですが水星と木星のセクスタイルもお持ちですから、やはり感じの良さは出ていると思います。

友人にも、声が素敵だなと感じる人は何人かいますが、やはり人間関係において、声と話し方で随所で得をするように思います。

例えば怒ったりしても、声がかわいかったり言い方がかわいらしかったりするとあまり嫌な感じがしないので、やはりいいなと思います。

話し方と言えば、松下洸平さんの話し方も好きです。
彼もまた、水星は月以外すべてソフトアスペクトで、水星と金星が30度です。
今やっているドラマ「いちばんすきな花」はもはや彼の地でやっているかのようにすら思えます。

皆さんは感じの良い話し方するなぁと思う有名人はいますか?

大谷さんが嫌われない理由の一つは絶対にこの話し方もあると思いました。

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イベント、大盛況でした [占星学]

12月2日、大阪市で開催した、広島のミンナさん主催のイベントで、私は僭越ながらしゃべらせていただきましたが、リモートの方含め11名が集まってくださり、大盛況のうちに終了しました。

終了後ちょっと腑抜けのようになってしまい、なかなかPC前で文章をしたためる気力と体力がなかったので遅くなってしまいましたが、2024年の大体の運勢をソーラーチャートを用いながら各星座について話した後、特に今回は恋愛面に関してのことだったので、各星座の恋愛運を高めるラッキーカラーやアイテム、ラッキーな場所などを話しました。
ちょっぴりマニアックなところも少しお話しましたが、女性にとっては金星は一般的には恋愛観、恋愛した時の自分ということを示しますが、火星が好みの異性のタイプを示すことがありますが、これは必ずしもそうではなく、火星のアスペクトや品位、入っているハウスなどにもより、金星のほうがむしろ好みのタイプに当てはまるという人もいます。
私なども金星はグランドトラインの一角だし、アルムーテンでもあるので太陽星座と矛盾がなく同じだし、金星も火星も地の星座でトラインになっているので確かに恋愛面では嫌な目に遭うこともない代わり、情熱的な大恋愛をすることもなく、貪欲さもないので、必ずしもトラインだからいいというのではありません。
火星もグランドトラインの一角ですが同時にTスクエアの一角にもなるし、品位が良くないのもあって、私は好みのタイプが牡牛座的な温厚な人というより、地の星座過多なのでかえってそれ以外の人に惹かれるし、好きなタイプ=付き合えるタイプというわけではないと思います。

あと、やはり太陽と金星の関係性は5種類しかないため分類しやすいので少し述べましたが、自分の太陽星座を1とした場合、金星は11番目から3番目までのいずれかのサインに入ります。このうち、11番目だと友達のハウスに当たるため、友達のような関係になりやすいので恋愛面であまり矛盾はないし、3番目だとコミュニケーションのハウスになるので話が弾みやすいという意味でやはり矛盾は少ないです。自分の太陽星座と同じ星座に金星がある場合は私のように矛盾はないですが面白味もあまりありません。ただし、恋愛と結婚をあまり分けて考えずに済みます。

あとの二つ、金星が12番目のハウスにある場合と2番目のハウスにある場合が太陽星座としての自分の本質と恋愛した場合の自分とに矛盾を生じやすいのでちょっと恋愛に関しては厄介なのです。

ただし、12番目にある場合は自分の恋愛観が謎めいているので、あまり自分から積極的に相手を求めず、相手の様子をうかがって、うまくいきそうなら動くというような感じで自分が得をする形での恋愛を求めようとしますから、もてる場合が多いのです。場合によっては恋愛の達人になるかもですが、それほど大好きな相手でなくても、自分が楽だとか、経済的に得だと考えて現実的に結婚を選ぶ人も多いのです。恋愛だと相手を結構振り回す場合があります。(星座の組み合わせにもよりますが概して太陽が男性星座なのに金星が女性星座の人のほうがこの傾向は強いかも)

最も厄介なのが2番目に金星があるケースで、自己価値を高めるための恋愛つまり恋愛をすることで成長しようとするので努力はするのですがその分相手に合わせたり、尽くしすぎたり、ダメンズを好きになるなど、どちらかというと自分自身が恋愛した場合自分を抑える場合が多いのです(太陽星座が金星から数えて12番目になってしまうため)。
一生懸命だし、努力家の人に多いのですが、こちらもやはり太陽が男性星座で金星が女性星座の人のほうがご本人は本来は強い意志を持ったカッコいい系の人が多いのに、恋愛だけダメダメのようなタイプの人が多いのです。

あとは、太陽と月の星座と金星と火星の星座が著しく異なる人は、恋愛と結婚は完全に分けて考えた方がいいでしょう。
特にこちらはライツが女性星座なのに金星と火星が男性星座だと、ちゃんと現実的には結婚を望んでいても、好きになるタイプが「一緒にいて楽しい」とか「面白い」というような理由で選びがちなので結婚向きではないような人を好きになりがちでなかなかうまくいかないのです。
逆にライツが男性星座の人の場合はむしろ金星と火星の女性性を封印して、サバサバしたもともとのキャラで接した方がうまく結婚まで行く場合が多いかもしれません。

でも、たいていの女性はやはり愛し愛される、ドラマチックな展開を経て結婚したいと思うので、結婚を現実だと割り切ってハナから取り組む人は少ないと思います。

あと、一緒に暮らす場合やはり月星座同士が相性がいい方がいいです。
フィーリングや価値観があまりにも違う者同士が一緒に暮らした場合、長い年月を経るにつれ、その溝はどんどん深まってしまう可能性があります。
ただ、男性の月星座と女性の太陽星座がソフトアスペクトになる場合は、補い合えます。
隣同士の星座は30度のセミセクスタイルでソフトアスペクトなので意外といいのです。

結婚は縁がなければいくら好きでもできないので、互いの個人天体にコンジャンクションかオポジションがないと難しいですし、実際にはなかなか星の通りにはいかないものですが、やはりある程度参考にはなると思います。

まあ、本当に相性だけいいからと言っても努力を怠ればうまくはいかないし、最悪の相性であってもお互いに努力をすることでうまくやっていけるケースもあります。

ということで、とても盛り上がって楽しいイベントになりました。

やはり何人かで集まって話をすると楽しいですね。
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