ポウラリティに関しての考察

ポウラリティというのは1宮と7宮、2宮と8宮のように、反対側のハウス同士は互いに関係性があるという考え方です。
例えば結婚は1宮（自分）と7宮（パートナー）がいてこそ成り立つものなので、7宮のみで結婚運を見るのではなく同時に1宮の状態も観ていく必要があります。

なので、確かに1宮に惑星が多い人は自我が強いし、意志も強いとは言えますが、7宮の状況を見て、7宮にも惑星が多く、1宮の星とオポジションを多く形成している場合は結婚を含めて人間関係においていろいろ葛藤が多いタイプだと言えます。自我が強いがために人とぶつかりやすいという感じでしょう。
ところが、私がそうですが、1宮は3個の惑星がありマジョリティと言えないこともないのですが（射手座と山羊座にまたがるので少し弱いですが）7宮は空っぽなのです。
私の場合だと、人とぶつかるというより、協調性に乏しいという感じになると思います。
7宮的な対人関係に疎くなってしまうので、あえてこういった人と接する仕事をすることで、共感力を身に着けているという感じです。

なので対極ハウスを見た時、一方のハウスにばかり惑星が偏っている場合と、両方のハウスに惑星があってオポジションを形成している場合と、あとはどちらのハウスにも惑星がない場合などがあるので、そのどれになっているかで読み方が変わってくると思います。

私はもともとオポジションがほとんどないため、偏っています。
9ハウスにも惑星が2個ありますが、対極の3ハウスは空っぽなので、どうしても何かを身につけた場合、専門的に活かしたいと思う方なので、いろんなことを同時進行したりすることは全くもって苦手です。これも、3宮と9宮のオポジションが多い場合は、知識欲旺盛でいろんなことを学びつつ何か一つを極めるといいという感じですが、どちらかに偏ると器用貧乏になるか、オタクになるかもしれません。

対極のハウスにどちらも惑星がないというハウスは私の場合は4-10ハウスなのですが、ドラゴンヘッドとテイルがありますので、家族関係運はどちらかというと、運命的に逃れられない環境をもたらすようです。（一人っ子なのと母一人子一人だったというようなこと）ただ、そこに悩みはあまりないのです。仕方ないという感じで受け入れざるを得ないので・・・。
気づきの遅くなるハウスでもあるため、母が亡くなってからその大切さに気付くかもしれませんが・・・。

厄介なのが6宮と12宮です。6宮にいくら木星や金星などの吉星があって先天的には健康に恵まれていても、12宮に凶星があってオポジションになっていたりすると隠れた病気なども気をつけないといけないし、後天的に何らかの厄介な健康面に悩まされる恐れもあったり、事故運を示すこともあります。
このポウラリティに関しては、12ハウスにはあまり凶星はないほうがありがたいですね。
私はほぼ6ハウス（カスプ5度以内）に火星があり、本来なら手術をする暗示なのですが、3回手術するかも、という状態から逃れていますので、12ハウスの木星のおかげだといつも思っています。

オポジションではないのですが、2ハウスの金星と8ハウスの天王星のおかげで、自力で稼いでも家族のために出ていくお金のほうが多く、いつもこの2-8ハウスの葛藤には苦しみ続けています。
そこそこ稼ぐ力も、蓄財能力もあるのにもかかわらず、8ハウスの天王星のおかげでいつも何かしらお金が必要になってしまうということになり、結婚後のほうが生活は苦しいですから、節約を余儀なくされるのですが、そうするとストレスで2ハウス金星の贅沢癖が出てしまうという悪循環です。

ポウラリティに注目してみるとなかなか発見があったりするものです。

コメント 5

お久しぶりです。　面白い記事ですね。
先生の例でいうと4－10のところが興味深かったです。私も同じで４－１０からっぽで…。
悩みはないけど父や母がいなくなったら同じようにありがたみを感じるのかも…。

あと金運。私はオポはないけど8ハウスが強烈すぎるので、どうすればいいのか手持無沙汰感が半端ないです。アングルの１－７。
月が負けてるオポジションですｗ
やっぱり冥王星がかかっていると弱小太陽（品位が悪い）とはいえダメですね。
インターセプトだし…。
自分軸を貫ける先生がうらやましい・・。
明日は春分なので切り替えていきたいと思います。





by いわ (2023-03-20 12:15) 

いわさん、こんにちは。noteのほうは最近見てくれていないのかな？
オポジションやコンジャンクションは否が応でも気づきをくれますが、惑星がないハウスに関しては気づかない場合が多く、でも、トランジットの惑星が入った場合はアスペクトする惑星がない限りまともに影響を受けてしまうので自分で気づくしかありません。
私はポウラリティは惑星はあるのだけれど、オポにならないため、5-11ハウスなどはまるで気づかないことが多く、人生において重要なハウスなのに無視してしまっているのがダメなんだろうなと思います。
私は東半球型なので、自分本位なだけですよ。
年齢的にももう、ひとの思惑を気にしたところでどうしようもないというのもあります。
by selene (2023-03-23 10:31) 

僕もオポジションが無くて惑星は蠍座から魚座までの間にしかないので割と偏っているので専門的な感じになっちゃいますね。(勉強の方は9ハウスがあって3ハウスはないので、11-5ハウスは5ハウスの方が空っぽなのでちょっと自信がないというか、中々自分から個性を打ち出せないでいるような気がします)

母は割と散らばっていて4元素の方はバランスが良いので割と何でもそつなく出来るタイプですが(ライツは牡牛座で月が魚座です)
それが羨ましいと思っています。
by hiko (2023-03-26 13:59) 

hikoさんのお母様は牡牛座・月魚座なんですか。地と水の組み合わせのライツはとても羨ましいです。女性的なチャーミングな柔らかい印象になるので。
もちろん、金星・火星にもよるのですが、基本性質は女性としては得な配置だと思います。
オポジションがないと、何かあった場合に反応しづらいので自分の内面に抱え込みやすくはなりますね。私の場合はわけのわからないものに対して反発し続けている感じです。1ハウスマジョリテイなのに、7ハウスが空っぽなので、自我をどこに向けたらいいのかわからないし、パートナーに向けても受け止めてくれませんから。
あと、確かにオポがないと個性的ではないかもしれませんね。
by selene (2023-03-28 08:46) 

返信遅くなってしまいすいません。

>ハウスの配置
確かにどちらかかどっちにも無いという状態だと全体のバランスで言うと偏ることになるとは思うので自分の中に元々無い要素に関して何かあった時にストレートに対応出来る様になるのにちょっと時間や労力を使わないといけないみたいにはなるかもしれませんね。
対極のハウスに両方とも入っている組み合わせだと(天体にもよりますが)一応両方のエネルギーがあるっていう事になるので釣り合いが取れている状態であれば対応関係にあるペアの示す性質が両方上手に発揮されやすくはなると思うのでそれが二面性(多面性？)に繋がって魅力的にはなるのかもしれません。

>母のライツ
はい、母のライツは太陽が牡牛座で月が魚座の土と水の組み合わせです。
厳密には太陽は牡牛座の10度で月は魚座の28度なので角度だと45度に近いですがサイン同士では2つ隣の組み合わせになります。
確かに表面に出てる気質的には
(実際は僕から見れば割と気難しくてドライな面もありますが(感情移入をしたり同情するポイントが太陽が水星座の自分とは全然違っていたりして、本当にフォローしてあげた方が良いかなと自分では感じている場面ではあっさりと突き放したりする等)。本質的にはさっぱりしていると思います)情緒的な感じですがいざとなった時にはやることはしっかりとやって責任感もあるタイプだと思うので、
両方水の組み合わせや
反対のライツの組み合わせ(太陽が水星座で月が地星座)の人よりもそれぞれの星の性質を上手く発揮させやすくはなると思うのでよりそつない感じになるのと、表に出ている印象が柔和な感じにはなると思うので見た目では特をしそうですよね。

金星と火星はそれぞれ双子座と牡羊座ですが
金星は双子座なので確かに初対面の人とでも割と抵抗無く話せたり愛想は良い感じで人付き合いも良くて社交性はあるタイプなので良いなあとはいつも思いますね。
火星は牡羊座なので確かに怒るとかなり怖いですね(笑)。女性にとっては火星は好きな男性のタイプになる場合があるとも言われてますが
確かに母が良いなあと思っている男性陣(芸能人等)は太陽が火の星座の人が多いですね。
(山Pや斎藤工さん等が好みのようです)
by hiko (2023-04-02 23:38)