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惑星のマイナス面が出るということ [占星学]

包囲星(火星と土星に挟まれている惑星、ただし火星と土星は60度以内ぐらいに限ります)やその他いろんなポイントにある惑星は、その惑星にマイナス面が出るということで、「ペリグリン」(すべてのエッセンシャルディグニティに該当しない場合)を見てみると私自身も、太陽・金星・火星・木星がそれにあたり、割と大事な星のマイナス面が出るんだなということがわかりました。

ペリグリンやエッセンシャルディグニティは調べれば出てきますのでここでは詳しく述べませんが、
例えば太陽だと、本来の座である獅子座と高揚の座である牡羊座に関しては品位が良いため、ペリグリンには当たらないのですが、その他の星座の場合は、度数によってかなりの割合でペリグリンになります。

じゃあ、太陽がペリグリンだと惑星のマイナス面が出るから性格や運勢が悪いのかというと別にそういう意味ではありません。
牡羊座や獅子座は自己主張を割とはっきりする星でもあるので、自分の意思が通りやすいというような感じになりますが、その他の星座だとTPOによっては自我を抑える場面が多くなりがちで、あまり自分の思い通りにはなりにくいことが多くなってしまうという感じになるでしょう。
特に牡牛座・蟹座・天秤座(転落の座)・夜生まれの射手座・水瓶座(放浪の座)・魚座に至ってはすべての度数において太陽はペリグリンです。
言いたいことが言えなかったり、遠慮しすぎたり、もしくは大事な局面でふざけてしまったりとか、本来の自分らしさを割とカムフラージュしたり、抑えたり、繕ったりする傾向のある星なので、よく言えば子供っぽさは少ないですが、マイナス面という意味では太陽のエネルギーがストレートには出にくいというような感じでしょう。

私自身、水星は品位も良くないし、アスペクトも結構ハードが多いので、きっとマイナス面が出るのだろうと思っていたのですが、水星の度数が、占星学に向いている17度で、タームにもなっているため、実はペリグリンを免れていました。なので、射手座水星の良い面であるスピード感やユーモアなどが割と出やすいのだなとちょっとうれしかったです。
お喋りでつい脱線しがちな自分の水星があまり好きではなかったのですが、これで仕事できているんだなと痛感しました。

で、ペリグリンなど、惑星のマイナス面が出るということに関しては、それを知っておけば太陽の場合だともう少し自分が思っていることをストレートに主張してもいいんだという感じに捉えるといいかもしれません。蟹座や魚座などが太陽ペリグリンになっているのは意外でしたが、どちらも好きな人に対しては割とストレートに感情が出る星ではありますし、マイナス面がもし出るとしたら好き嫌いがはっきりしているので苦手な人に対してはハッキリ出すぎる蟹座と、避けてしまう魚座はどちらも損をしている気がします。そこをもう少しコントロールすれば、本来の良さが相手に伝わるのではないかという感じに捉えるといいかもしれません。

私が恋愛音痴なのも、金星も火星もペリグリンだからだと納得でした。
金星はグランドトラインの一角だし、2ハウスにあるので「お金」という意味では悪くないのでしょうけど、こと愛情面に関しては好きな人に対してとてもじゃないですが自分からアプローチなどできないので、こういうのが惑星のマイナス面ということになります。

このように、もし自分の中でどうもイマイチ使えていないなと思う惑星があれば、ペリグリンや包囲星になっているなど、品位以外にも調べてみると案外面白いかもしれません。

そして、できるだけプラス面を出すように努めていくことが大事なのかもしれません。火星と木星もペリグリンの私は、お金の使い方にも問題がありそうです。

ちなみにペリグリンは太陽から土星までにしかありません。


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