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土星「先生」を味方につけるとすごい [占星学]

今年は一年を通して土星は水瓶座にいますので、一般的には水瓶座や不動宮の人にとっては「試練の多い年」ということにはなるのです。
体調を崩したり、辛い出来事があったりした水瓶座の人もかなりいるとは思います。

ただ、土星というのは確かに「逃げ場」はないかもしれませんが、その試練は何かということは割とはっきりしているので、そこから逃げずにきちんと向き合った人には、通常の努力をしている人以上にギフトが大きくやってくると思います。

土星は同時に永続性をも示す惑星なので、意外と結婚という一見すると楽しい事象にも影響を及ぼすので、実際に結婚生活というのはあくまでも現実であり、決してパラダイスが永遠に続くわけではないのですから、その意味では永続性を保証するという形で土星が絡む時期にあえて結婚する人もいます。

先だって結婚を発表したフリーアナウンサーの弘中綾香さんですが、確かにしたたかそうだしなかなか強いものを感じるんですが、水瓶座ですが月が山羊座でした。しかも1991年生まれなので大惑星も山羊座に多い世代です。山羊座の努力や忍耐と言った克己心をかなりおもちのようです。
しかもお相手の方も何と同い年の水瓶座の方です。このお二人は「土星」を味方につけた結婚だと言えるでしょう。水瓶座同士ですのでお互いに自由を尊重しながらも高めあっていくといういわゆる「野心」もちゃんと手に入れた感じでしょう。

一方、22歳にして三冠王と王貞治氏のホームランの年間記録を抜いたヤクルトスワローズの「村神様」こと村上宗隆選手もまた、水瓶座ですが月が山羊座でした。
実は水瓶座も、古典占星学では主星が土星だったので、弘中さんにんしろ、村上選手にしろ、ライツの守護星が両方とも山羊座だと言ってもいいわけです。

村上選手は水瓶座らしく飄々としている感じで気負いがありませんが、多分人の見ていないところで不断の努力をしていると思います。
T土星が水瓶座にある今年だからこそ、その努力が大きく実ったと言えるでしょう。

こんな大物と比べるのはおこがましいのですが我が母親もライツ水瓶座です。
今年はちょっと太陽の上に土星が載るので、コロナ禍でもあるし健康面はヤバイんじゃないかと危惧していたのですが、今年は大きな崩れもなく今のところ元気なので、土星をうまく「節制」という健康管理に使えているんだと思います。無理をしない(できないでしょうけど)し、私も気を付けているというのもあると思います。
このように土星のパワーは確かにマイナス面が強いのですが、うまくつきあっていくことで持続力や芯の強さにつながりますから、必ずしも悪い事ばかりではないのです。

ちなみに、ゼレンスキー大統領も水瓶座です。大変な状況になったというのは土星の示す試練というにはあまりにも大きすぎる問題ですが、かなり善戦しているのは、土星をうまく使っているからだろうと思います。太陽のほうは水瓶座の初期度数なのでT土星からははずれていますが、月が獅子座15度ですからT土星とは180度です。メンタル面での辛さはもう、かなりのものなのは連日のニュースでもわかりますが、それでも絶対に屈しない姿勢はまさに土星ならではの忍耐力と心の強さだと思います。

惑星というのは、良い惑星があるからと言って安心している方がむしろ思わぬアクシデントにあたふたすることのほうが多く、凶星の影響を受けることが初めから予測できた場合は、「転ばぬ先の杖」として心に留めておくことで、準備ができますのでむしろ最悪の事態を免れることも多々あるのです。

そして、弘中さんのように幸せをつかむ人もいるし、村上選手のような偉業を達成するということだってあるわけです。

少なくともお二人にとって2022年は「最高の年」だと思いますから、土星とうまくつくあえばこんなにいい事だって起きるんだという一つの例です。

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