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T火星長期滞在は怖い [占星学]

トランジットの火星は二年に一度は同じ星座に長期滞在するのですが、今年はもう、8月21日から何と来年の3月25日まで、ほぼ7か月間も双子座に滞在します。(今月30日から来年1月12日までは逆行します)

双子座がその人のチャートの何ハウスにあるかによって影響力は異なりますが、アングルに当たっている人の場合やはり影響力は強くなります。

私自身、この火星のおかげでもう、9月中旬ぐらいからいろいろあって大変です。
自分自身はそれほど今年は大きな問題もなく、母が比較的元気なので(これもT火星がライツと角度が良く、4-5ハウスを通過しているからだと思います)割と安心して出かけたりもできたのです。

ところが、7ハウスにT火星がずっといるので、どうも対人関係における災い、特に主人に何かあるのかとずっと気になっていました。
主人とまたつまらないことで喧嘩するのかなという感じで見ていたのですが・・・。

先週末、主人が仕事中に転倒し、左足のかかとをひどく打ち付けてしまい、当初はひどい捻挫かと思っていたらその後骨折(骨がずれていた)がわかり現在入院中で20日オペをしました。
命に別状はなかったのはよかったのですが、いかんせん大黒柱が仕事できない状態がここ数か月は続くと思います。しかもしばらくは松葉づえ生活なので歩行も困難ですからどこにも行けないでしょう。
ストレスというのは本当にあちこちに影響を与えますのでその後私自身も、背中の痛みが続き、なかなか集中力を保てない中で家事の負担が半端じゃありません。

そんなときに限って外出の予定が多く組まれています。じっとなどしていられない状況が続くのです。
しかも年末には逆行しているT火星が6ハウスにやってくるので私自身が壊れるのかなと・・・。

私は守護星のせいか、土星との付き合いは比較的得意なのですが、火星とか天王星のような急な出来事にはどうも精神と肉体の調整を取ることがなかなかできず、もともとこの二つはスクエアですから、本当にアクシデントには弱いなと思います。
自分自身が耐えればいい事は別に耐えますが、人の災難をかぶってしまう場合、その対処法に冷静さを欠くのです。

松葉づえを使ってのリハビリが今後続く主人ですが、本人も骨折などしたことはないので、慣れるまでは入院させられますから、しかも、コロナ禍で面会は一切できないのでそれもまた厄介です。

皆さんは火星はどのハウスを通過しますか?
自分自身が災難に遭うのもいやですが、やはりパートナーが災難に遭うというのもなかなか嫌なものです。
私の場合は当面6-7ハウスになるので、まさに自分自身を犠牲にしつつ誰かの役に立つために働くという感じで、パートナーとの互いへの責任を果たすことで公平な関係性を築けるかということが課題になってきます。
人は病んだりすることで謙虚さを得る場合がありますが、主人にとっては体が不自由ということで母の身体的な不自由さからくる苛立ちなどを少しでも理解してもらえたら私たちの関係性ももう少し安定すると思います。
隣り合ったハウス同士の関係性というのはとても重要なのです。

私自身は自己犠牲を「嫌だ」と思うのでなく、自分が家族のために役立っていることで成長できると考えた方がいいかもしれません。一方主人自身はほぼ8-9ハウスですので、今回の事故で死の恐怖を味わってしまったと思います。本能的なものを受け入れざるを得ない状況で、精神的に成長するかもしれません。幸い、事故時には火星は9ハウスにありネイタル金星とほぼ合だったので、命に関わらなかったように思います。こだわりを捨てていかに柔軟性を身に着けるかということが今後の課題だと思います。
これだけ長期にわたって火星が滞在すれば何かしらみんな学ことがあるとは思います。
来年は冥王星も一時的に水瓶座に移行しますし、土星も魚座に移行します。流れはガラッと変わると思いますが、個人の運勢に影響を与えるのはやはり個人天体です。
火星は個人天体の中では最も長期にわたって影響力を与える惑星なので、事象そのものはいやな事ですが、そこから学ぶことも大きいように感じます。

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