12ハウスについて [占星学]
12ハウスに惑星が多かったり、人生のテーマが12ハウスだったりするとなんとなくあまりうれしくないと感じる人は多いのではないでしょうか?
私自身も、統治星は12ハウスにある木星なので、せっかく木星なのに12ハウスじゃ、自分のために使えないんだなぁと思ったりしてしまいます。
このハウスは要するに魚座のナチュラルハウスでもあるため、
自己犠牲とか隠れた善行、さらには秘密ごとなどを指すので、ひとことでいうと「縁の下の力持ち」的な役割を担いますので、確かに人生で表舞台に立つというよりは誰かを支えたり、誰かのために自分のことはさておき…という感じではあります。
ただ、12ハウスにある星は進行させると(1度一年法)だいたいは30歳ごろまでにはアセンダントに乗りますので、比較的人生の早い時期に表に出てきて使えるようになる星でもあります。
私の木星だと18歳、つまり大学入試の頃にようやく日の目を見るわけで、確かに私自身、中高生時代は自分でも封印したいぐらい暗く、面白味のない青春時代だったので、意図的に大学に入ったら自分自身を変えようと思っていました。
新しい環境下ですので、誰も以前の私を知りませんから、比較的キャラ変をしやすかったのもあります。
そしてそれから5年後、23歳の時に自分の水星とその、進行させた(ソーラーアーク)木星が合になったとき結婚しているのです。
水星は7ハウスカスプ主星なので私にとっては強い惑星ですから、木星で思い切ったことをしたのだと思います。
ただ、水星自体は品位が悪いし、アスペクトも結構アフリクトされていたりもしますから、やはり「若気の至り」「楽観的になりすぎた」みたいなことはありました。
あと、12ハウスにある惑星は、1ハウスつまり自分自身のアイデンティティを確立するために、その原因ともなる惑星でもあるのです。
私自身、もともと1ハウスに土星があるのでどうしても悲観的になりがちなところがあります。でも、12ハウスに木星があるということは、潜在的には楽観的な傾向があるはずです。
確かにトランジット木星がアセンダントに乗るような時期は自分でも普段とは異なる楽観性が生まれてしまい、逆にそれで失敗するケースが多かったりします。
また、12ハウスカスプ自体は蠍座なので主星は冥王星ですから、それが9ハウスにあって乙女座です。
私の12ハウスを生かすにはやはり徹底的に専門分野を研究するというようなことが大事なので、今の仕事に自ずと使っているようです。
なので、たとえ12ハウスが強調されたホロスコープでも、それらがアセンダントに乗る時期以降、自分自身の性格や行動を意識的に変えてみるとよい意味で転換できる場合があると思います。
確かに12ハウスに凶星があったりすると、先天的に事故運や病気が隠されているといった意味合いにはなりやすいのですが、その場合も、反対側の6ハウスに吉星がある場合は緩和されます。
そして、その惑星とアスペクトの良い惑星を利用することで凶意は回避できるのです。
私の木星はあいにくアスペクトはあまりよくないのですが、2ハウスにある金星が、火星とのオポジションで散財する傾向を調停しているため、「人様のために使うこと」で緩和しているように思います。
もちろん2ハウス金星なのですぐに洋服やアクセサリーを買ってしまうのですが、割と知り合いの人が作った作品を買うことが多いので、その方も潤うし私もうれしいしという相互作用を生むことで、お金を使ってもそれは満足できるので、嫌な思いが残りません。
さらにはMCや月とも調停を形成しますのでこの仕事をすることに生かせる配置です。
スクエアの場合は自己成長のためにそれらが三区分のいずれでスクエアになっているかで葛藤の仕方が変わりますから、そこを重視して考えればいいし、オポジションの場合は私のように調停になっている惑星を探すといいですし、もしなかったら調停の位置にトランジットの惑星が来る時期に動くといいわけです。
先日も、先行日蝕も先行月蝕もともに12ハウスにテーマのある人を鑑定したのですが、確かに自分自身をあまり大切にしないような人でしたが(特に恋愛面で)その人は自分が納得する恋愛しかしたくないという思いが強く、ある意味ナンバーツー的な役割がいつも多いですが、それがテーマになっているということは、自分が愛することのほうが重要なので、ご本人は確かに二番目にしか思われないのはこの前やっていたドラマ「
あなたのことはそれほど」ではないですが、何とも切なく悲しいですが、自分が愛する人が幸せであることのほうが大事だそうで、まさに12ハウスの使命を担っている人なんだろうなと思いました。
自我を抑えてあくまで黒子に徹することができる人はある意味すごいと思います。
私のように1ハウスに星が多いとなかなか難しいことですが、統治星12ハウスということは、こういう、自分を生かしながらも人様のために役立つ仕事をしてはいますので、ホロスコープは私に「自我を抑えること」を教えてくれていると思います。
癒し系のことに使えば非常に良い位置にもなりますし、嫌なことがあっても人を許せるのもこのハウスです。
使い方次第で生かすことができるし、自分を切り拓くためには非常に重要なハウスではないかと思います。
http://sacorin.com/
私自身も、統治星は12ハウスにある木星なので、せっかく木星なのに12ハウスじゃ、自分のために使えないんだなぁと思ったりしてしまいます。
このハウスは要するに魚座のナチュラルハウスでもあるため、
自己犠牲とか隠れた善行、さらには秘密ごとなどを指すので、ひとことでいうと「縁の下の力持ち」的な役割を担いますので、確かに人生で表舞台に立つというよりは誰かを支えたり、誰かのために自分のことはさておき…という感じではあります。
ただ、12ハウスにある星は進行させると(1度一年法)だいたいは30歳ごろまでにはアセンダントに乗りますので、比較的人生の早い時期に表に出てきて使えるようになる星でもあります。
私の木星だと18歳、つまり大学入試の頃にようやく日の目を見るわけで、確かに私自身、中高生時代は自分でも封印したいぐらい暗く、面白味のない青春時代だったので、意図的に大学に入ったら自分自身を変えようと思っていました。
新しい環境下ですので、誰も以前の私を知りませんから、比較的キャラ変をしやすかったのもあります。
そしてそれから5年後、23歳の時に自分の水星とその、進行させた(ソーラーアーク)木星が合になったとき結婚しているのです。
水星は7ハウスカスプ主星なので私にとっては強い惑星ですから、木星で思い切ったことをしたのだと思います。
ただ、水星自体は品位が悪いし、アスペクトも結構アフリクトされていたりもしますから、やはり「若気の至り」「楽観的になりすぎた」みたいなことはありました。
あと、12ハウスにある惑星は、1ハウスつまり自分自身のアイデンティティを確立するために、その原因ともなる惑星でもあるのです。
私自身、もともと1ハウスに土星があるのでどうしても悲観的になりがちなところがあります。でも、12ハウスに木星があるということは、潜在的には楽観的な傾向があるはずです。
確かにトランジット木星がアセンダントに乗るような時期は自分でも普段とは異なる楽観性が生まれてしまい、逆にそれで失敗するケースが多かったりします。
また、12ハウスカスプ自体は蠍座なので主星は冥王星ですから、それが9ハウスにあって乙女座です。
私の12ハウスを生かすにはやはり徹底的に専門分野を研究するというようなことが大事なので、今の仕事に自ずと使っているようです。
なので、たとえ12ハウスが強調されたホロスコープでも、それらがアセンダントに乗る時期以降、自分自身の性格や行動を意識的に変えてみるとよい意味で転換できる場合があると思います。
確かに12ハウスに凶星があったりすると、先天的に事故運や病気が隠されているといった意味合いにはなりやすいのですが、その場合も、反対側の6ハウスに吉星がある場合は緩和されます。
そして、その惑星とアスペクトの良い惑星を利用することで凶意は回避できるのです。
私の木星はあいにくアスペクトはあまりよくないのですが、2ハウスにある金星が、火星とのオポジションで散財する傾向を調停しているため、「人様のために使うこと」で緩和しているように思います。
もちろん2ハウス金星なのですぐに洋服やアクセサリーを買ってしまうのですが、割と知り合いの人が作った作品を買うことが多いので、その方も潤うし私もうれしいしという相互作用を生むことで、お金を使ってもそれは満足できるので、嫌な思いが残りません。
さらにはMCや月とも調停を形成しますのでこの仕事をすることに生かせる配置です。
スクエアの場合は自己成長のためにそれらが三区分のいずれでスクエアになっているかで葛藤の仕方が変わりますから、そこを重視して考えればいいし、オポジションの場合は私のように調停になっている惑星を探すといいですし、もしなかったら調停の位置にトランジットの惑星が来る時期に動くといいわけです。
先日も、先行日蝕も先行月蝕もともに12ハウスにテーマのある人を鑑定したのですが、確かに自分自身をあまり大切にしないような人でしたが(特に恋愛面で)その人は自分が納得する恋愛しかしたくないという思いが強く、ある意味ナンバーツー的な役割がいつも多いですが、それがテーマになっているということは、自分が愛することのほうが重要なので、ご本人は確かに二番目にしか思われないのはこの前やっていたドラマ「
あなたのことはそれほど」ではないですが、何とも切なく悲しいですが、自分が愛する人が幸せであることのほうが大事だそうで、まさに12ハウスの使命を担っている人なんだろうなと思いました。
自我を抑えてあくまで黒子に徹することができる人はある意味すごいと思います。
私のように1ハウスに星が多いとなかなか難しいことですが、統治星12ハウスということは、こういう、自分を生かしながらも人様のために役立つ仕事をしてはいますので、ホロスコープは私に「自我を抑えること」を教えてくれていると思います。
癒し系のことに使えば非常に良い位置にもなりますし、嫌なことがあっても人を許せるのもこのハウスです。
使い方次第で生かすことができるし、自分を切り拓くためには非常に重要なハウスではないかと思います。
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