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ハウスの意味はいくつもある [占星学]

私はやはり、ホロスコープにおいてはハウスの分析が好きというか大事だと思っているので、出生時間はものすごく大事だと痛感します。

例えば私の場合5ハウスにリリスがありますがパッと見てこれが5ハウスの意味する何に対する因縁を持っているのかを判断する際に、ハウスの意味に対応させたアスペクトを見ていく必要があります。

5ハウスには恋愛・娯楽・こども・ギャンブルなどの意味合いがあるのですが、私の場合だと金星と火星はトラインですし地象サインという地味であまりドラマ性のないアスペクトですから、恋愛が因縁ということはありません(そもそも恋愛経験自体がほとんどないので)。娯楽というほど楽しいことを求めるタイプではないし(山羊座・月乙女座ですので)趣味も大してないし、ギャンブルなどもってのほかだし(8ハウス天王星ですのでするだけ無駄)、やはり子供です。もともと月と水星のタイトなスクエアがありますので子供運自体が良くないですし、月は不妊星座、5ハウスカスプ主星火星が5ハウスにありますので子供とあまり穏やかな関係を築けません。
このようにアスペクトを分析していきつつ、ハウスにある惑星やハウスのカスプ主星の意味するものなどを分析するわけです。

最近思うのは8ハウスというのはなかなか手ごわいハウスだということです。
これもまた先祖・人と深くかかわること・死・本能・セックス・借金・遺産・他者信頼などかなり意味の異なる意味合いがありますが、私みたいに天王星しかなくそれがグランドクロスの一角ですから8ハウスそのものがアフリクトされていて、主星は月でアスペクトは悪くないのですがいかんせん先にも書いたように水星とのスクエアがかなり強調されます。アスペクトが多い場合、やはり一つでもタイトなハードアスペクトがあるとそこは強調されてしまいます。
私の8ハウスはかなり破壊されていますから、人生において借金だけはしないように心がけていますが、その分他者からの施しは全くにして期待できない配置です。(木星とのスクエアがあるので)

私は本当に本能的な部分が弱いので、時にコントロールできなくなってしまいます。この8ハウスをうまく使える人というのはやはり芯が強いですし、いざというときに本能が強く働くのですが、私の天王星は水星とのトラインのみ、この仕事に活かせていますが、火星とのスクエアに対して1ハウス土星でトールハンマーになるため、本能的なことに対してとか衝動的な動きを異常なほどに抑制する作用が働いてしまいますので、この土星もまた厄介です。離婚の危機なども何度もありましたが、その都度土星で我慢してしまうので、ここまで来てしまったという感じでしょうか。

7ハウスには惑星はないですが、これもまた結婚だけではなく人間関係総合的な意味合いがあります。私の場合主星水星も1ハウスで上昇星ですから、仕事における人間関係はいいのですが、プライベートになると自我が出やすいためどうしてもうまくいかないということがあります。

このように、自分のことはまあハウスの分析がしやすいのですが、ハウスの意味を間違えて読んでしまうと全くピンぼけた鑑定になりますから、ここが最も難しいけれど、納得できた場合の満足度も非常に高くなるのです。

ハウスはやはり柔軟にかつ的確に把握できないと根底から読み違える原因になります。
そこにはある程度の「カン」も必要になってくるので、占星学は奥が深いといつも思います。

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