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「星占い」と「占星学」の違い [占星学]

未だに、巷では占星学をいわゆる「星占い」と同じように思っている人は多いと思いますが、
全く違うものだと、「占星学」を知っている人ならわかるのですが、
「星占い」は、太陽星座だけで分類して簡単に占っているものであって、山羊座だったらもうすべての山羊座は同じ運勢になってしまうわけです。
今日はたまたま月が山羊座ですので、山羊座の運勢はまあ、いいということになるのですが、実際に「占星学」で見ると、太陽以外にも月、水星、金星、火星・・・など冥王星までの10の惑星の配置によって、個人差が出てきますから、その人だけの運勢を知ることができるわけで、私のように1ハウスに太陽があり、月が乙女座で太陽と月がもともとトラインになっているようなタイプだと比較的「星占い」の運気も当たるのですが、山羊座で月が牡羊座の人はスクエアになるので、今日の月はその人の月とはスクエアですから必ずしもメンタルの調子がいいというわけにはいかないのです。
さらには、12ハウスに太陽のある人だったりしたら、月が合になったら12ハウスでの合なのでやる気・元気とはいかないのでむしろ内省的になるわけです。

そういった意味でいろんな人を鑑定していて、太陽星座だけでは全く当てはまらないようなタイプの人がかなりいます。
そういう人の場合、雑誌やテレビの「星占い」はまるでとんちんかんな結果になります。
で、そういう人のホロスコープを観ると、太陽星座は確かにその星座なのですが、他の個人天体がその星座と全く違う性質のものばかりだった場合、太陽星座の性質はほとんど出てこないと思います。
あと、太陽に対してのアスペクトが少ない場合もやはり太陽の性質は薄くなりますし、
太陽のあるハウスがキャデントハウスの場合も出方は薄くなります。

なので、そういう人のためにも正しい「占星学」の知識は有効なので、ぜひとも占星学を知ってほしいです。
私はこういう研究がもともと好きなので、太陽と月だけでも144通りの性格分析ができるので、それを冊子にしていますが、HPの「占星学の玉手箱」に、太陽と金星は各星座に対して5通りのタイプ分類ができるのでそれについても述べています。
あと、本当はやってみたいのは、太陽と月というのは結婚や人生に関してのその人の基本性質ですが、金星と火星は恋愛や身近な人間関係に対して出るものだったりしますから、太陽と月の星座と、金星と火星の星座が著しく異なる人の場合、人生に矛盾を抱えやすいのです。オフィシャルとプライベートで異なってくるし、結婚観と恋愛観が異なります。
こういうことも調べて冊子にしたいのですが、量が膨大すぎるのでなかなか難しいのです。

やはり個人天体の性質は非常にその人を知るのには重要なので、意外と水星も太陽星座に対しては3通りしかできないのでその違いを述べてみたいなというのもあります。

今、家でいろいろ勉強する時間はいやほどありますので、そういったことをちょっとまとめてみたいなと思っています。

占星学は実に奥が深いものなのです。


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