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愛される人とそうでない人 [占星学]

「愛されるより愛したい」という歌がありましたが、確かにそういう人も割といますが、特に女性の場合はどちらかというと「愛されたい」と思う人が多いと思います。
私も能動的に働きかけることがあまり得意ではないので、できれば愛されたいと思います。

でも、何もしないで愛されたいと願うのはいささかワガママであり、やはり愛情というのは相互関係なので、愛するから愛されると思います。

ただ・・・愛されることを幼少期にきちんと受けて育った人は自然と人を愛することもできるようになりますが、その人のの望む愛され方をしなかった場合、人を純粋に愛するということがうまくできないケースがあります。
占星学では能動的な愛を5ハウスが、受動的な愛つまり「愛される」ことは11ハウスがつかさどります。11ハウスは友人とかグループなどのハウスじゃないかと思うでしょうけど、友人の多い人がやはり愛されるように、人に対して変なバリアを張らないで、フレンドリーな人というのは愛されると思います。
11ハウスにある惑星である程度愛されることに対する思いがわかりますが、私は海王星しかないため、やはり愛されることに対しては不本意だったりどこかしら悲しい思いをする傾向があります。もちろん、母一人子一人の中で母に愛されたとは思いますが、根本的な「そのままでいいよ」という自信が持てないままに来てしまったので子供を産んだ時に無条件に愛を与えるということに対する喜びがわかなかったのは確かです。
特に長女の場合、難しく、主人や主人の両親には溺愛されたのですが、彼女の11ハウスには冥王星があるため、「愛される」ということに対しての執着が強くなりますから、次女ができてどちらかというと私と相性が良かったのもあって、愛情が次女のほうに傾いたことは否めず、長女の中では執着が余計に強くなっていったと思います。
次女は金星が11ハウスにあるため、しかも天秤座でルーラーですから、非常に誰からも愛される容姿を持っていたのもあり、性格もフレンドリーでしたから非常に友人も多く得をしています。
主人とはあまりそりが合わず、どちらかというと愛されたという自覚はないと思いますが、友人や先生、私と母には紛れもなく愛されていたので、素直に育っています。大人になってからの恋愛観にも大きな違いがあって、長女は一人の人にこだわるので、振られても追いかけていきます。でも、次女は自分から特別働きかけなくてもお誘いが多く、うまく一人ひとりと関わっています(八方美人とも言いますが)。
私は11ハウス海王星ですがカスプの主星は金星でグランドトラインの一角なので、愛することをもう少し純粋にできたら、満足できたのかもしれませんが、5ハウスにはリリスと火星があるため、愛することに対してどうもうまくいかないですから、好きな人に対してワガママになってしまったり、かわいげのない態度を取ってしまいます。
2,5,8,11のサクシデントハウスはすべて人との関係に重要なハウスなのですが、私はこのサクシデントでグランドクロスがあり2ハウスにキロンがあるため、愛することにも愛されることにも今一つ自信が持てません。
主人は何と木星と冥王星が11ハウスです。実はまじまじと主人のホロスコープをあまり見たことがなく、(身近なので逆に見るのが怖い)父親に寵愛されましたから木星はわかりますが、冥王星があるから長女とウマが合うのかなと思いましたし、意外と愛されることに対して淡泊なのかと思ったら執着があるのか…とビックリしました。しかも5ハウス火星が私と同じなので、愛し方が横暴?というか、モノのいい方がきついし、結構言葉のDVまがいのことも言うのですが私も火星があるのでお互い様なんだろうと思います。
恋愛がうまくいかないと思う人の相談は多いですが、やはりサクシデントハウスに注目するといいでしょう。
主人のホロスコープを、先日卒業された元生徒さんの魔麻さんにちゃんと見てもらって、結構目からウロコだったのです。魔麻さんは蟹座で、主人の月が蟹座なのと、お互いに金星双子座で非常に理解しやすい星なんだろうなと思いましたが魔麻さんの太陽と金星は長女と同じですから長女と主人が仲良しだったのもうなずけましたし、主人に対しての私のふるまい方が間違っていることにも気づかされました(長女に対しても同じです)。
魔麻さんは私の講座など受けなくてもいいぐらい知識も実績もあるのに、受けてくださったので4か月で卒業しました。異例の速さです。月が射手座でこれは次女と同じなんで、何となく家族のことを理解するために引き合わせてもらったような感じです。
リンク集に彼女のブログをアップしていますので一度皆さんも彼女の鑑定を受けてみてくださいね。
なんと、彼女は11ハウスに火星とドラゴンヘッドがあるので、厳しい側面もありますがむしろ愛されることに対してぬか喜びしない強さがあり、今生ではドラゴンヘッドなので愛される方なのです。前世で愛をいっぱい注いでこられたギフトを受ける方ですが、それに甘んじず占い師として精進されると思います。

我が家でいえば長女の場合せっかく5ハウスに木星があるのに、自分から心底することをあまりしないため、なかなか良い人と巡り合えないのでしょう。木星というのは使わなかったら宝の持ち腐れだし、慢心が出ます。一方次女はやはり5ハウス火星ですので、情熱的に人を愛するからこそ、愛されるようです。私と主人も同じなのに、お互いに愛されたいと願う気持ちが強いのがたぶんダメなんだろうなと考えさせられました。
自分の望む愛され方にばかり固執しないことが大事なんでしょうね。


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