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木星が移行する前は威力を発揮する [占星学]

18日には木星は牡牛座に移行しますが、あと数日間で牡羊座の第三デークを駆け抜けます。
冥王星もそうだったように(現在水瓶座0度にいますがまた山羊座に逆行します)、移行前というのはやはり次のサインの影響をかなり受けるせいか、惑星の威力が増すように感じます。

以前アッパースクエアとロアースクエアの記事を書いたと思いますが、木星は現在蟹座にとってアッパースクエアになっていて、山羊座にとってはロアースクエアです。

どうも、周りの蟹座の人が絶好調だと感じます。特に第三デークの人は影響を受けると思います。
木星なのでスクエアと言っても、決して悪い影響を及ぼすのではなく、今まで努力をしてきた人にとってはそれが集大成のような感じで出てくるような気がします。
げんに、アッパートラインなどとは言いませんからトラインの場合はいい事が起きるというより、悪いことが起きないという解釈を私はしています。

大谷翔平さんのニュースは否が応でも毎日話題になるので、彼の好調さはさすがですし、吉田尚高さんがもう、絶好調ですね。彼は蟹座の第3デークなのでまさに木星の援護射撃を受けています。しかも彼の月は牡牛座なのでもう、今年の活躍は約束されたようなものです。
ただ、この二人はもう、ポテンシャルがすごいし、今までの努力が形となって出ているにすぎず、一般的には木星はどうしても怠慢になる星で、努力しなくてもまあ何とかなる、というように考えやすくなります。でも、そこがスクエアの良さというか、頑張れとお尻を叩かれるので、蟹座の人は頑張らざるを得ないし、仕事や名誉などやはり活躍の場を与えられやすいのでそれなりに頑張れると思います。

でも、山羊座はロアースクエアなので、木星の幸運を実感しづらく、どちらかというと家庭に縛られる感じはあります。私自身ここ数年ずっと母の介護で自由がないので、まさに実感しています。
ただ、コロナ禍真っただ中だった2020年から2021年に比べると私は太陽が第一デークなので、今は家に縛られてはいますが、母の健康面が安定しているせいか、そこまで不安はないのです。
ただ、やはり木星は怠慢を呼びやすいため、自由がない不満が出てしまいますし、仕事に邁進したくてもなかなか時間を作れないというところがあるので、元気とは言えません。

野球選手と言えば、村神様ことヤクルトの村上選手が不調に苦しんでいますね。
彼はまさに水瓶座の初期度数に太陽があるので、冥王星がしっかりと居座っていてどうも辛そうです。
もう、開き直る方がいいのかもですが、本人のプライドとか意地とかもあいまって余計に苦しそうです。
初期度数にある惑星はやはりそのサインの意味合いが強く出てしまいますが、第三デークになると、今ある木星牡羊座第三デークはデカネートで言うと射手座の要素が出るので木星は射手座の主星でもあるせいか、その意味合いが明るい方に出やすいかもしれません。

土星も魚座入りしましたが、双子座にとってアッパーで、射手座にとってロアーですね。
どちらも柔軟宮なので、割と状況に逆らおうとしないタイプですが、射手座は現実としっかり向き合わされる感じで地に足をつけないといけないとか、結構自分の内的環境が重要だと気づかされるでしょうし、何かしら結果を出す必要があるかもです。
一方の双子座は比較的穏やかです。どうしても楽しいことが好きな星なので、遊びたい欲求が膨らみすぎると現実逃避しがちですが、あまりそういう欲求が起きていない時期になります。仕事面で割と重要なポジションを担ったりしそうですが、いつになく責任感が生まれているような感じでしょうか。
私の場合は木星だったので、自由を求めたい自分の欲求と現実がかみ合いませんでしたが、双子座の今は割とそれが一致していたりします。
絡む惑星により出方がやや異なると思いますが、アッパーとロアーの出方を考えてみるのも面白いなと思いました。

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