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シングルトン [占星学]

シングルトンというのは、ホロスコープでひとつの惑星だけがバケツのとってのように離れたところにあるという形になっている場合のそのとってにあたる惑星を示すのですが、私自身も火星がそれにあたりますが、そういう形を持つ人は案外います。

ひとつだけ離れている分、他の惑星に対して何らかのアスペクトを形成しやすくなりますので、影響力が結構強くなります。

惑星群の場合、トランジットやプログレスの惑星がそこに絡んだ場合、次々と影響していくので、一つの惑星の意味合いは相殺されますが、シングルトンの場合はまともに受けますから、これは、惑星が入っていないハウスにトランジット等の惑星が来た時にまともに影響を受けるのと同じで、案外はっきりと事象として現れることが多いのです。

私自身の火星はグランドトラインの一角でもあると同時に、Tスクエアの一角にもなるので、吉凶両方の意味が出てきますからかなり影響力が強いと思います。ただ、5ハウスの終わりなのでほぼ6ハウスになりますから、案外使い方が難しいなぁといつも思います。
しかも牡牛座にあるので品位が良くないためか、あまりよい意味で出てこないことが多い気がします。
一番顕著なのは「モノを捨てられない」という厄介な性格です。
あと、独占欲が強いのはあります。
良い方向性でいけば勤勉さや仕事に対してのエネルギーが真剣に向くのですが、年齢的に健康面で要注意という感じになってきました。

惑星やハウスの意味は臨機応変にいくつかの意味を組み合わせて考えていく必要があります。

もちろん、惑星がある程度散らばって存在している人はシングルトンは存在しないのですが、ぽつんと一軒家ではないですが、ぽつんと一つあるこのシングルトンに注目してみると何らかのアスペクトを形成しやすいので、運気を読みやすいかと思います。

私の火星はもともと天王星と木星とでTスクエアですが、来年は水瓶座に土星・木星がきますし、グラントクロスを形成しますからちょっと怖いんですけどね・・・。

マンデン図で見ると、今年の冬至図と来年の春分図はどちらもアセンダント(国民の意識)がシングルトンになるのです。しかも冬至はアセンダント主星が月で、来年の春分のアセンダント主星は金星ですから、明るい気持ちを持ち続けることで、社会も少し変わってくるといいなと思いますが・・・。

どうしても、マジョリティになっているところ(惑星群)を見る傾向があります。確かにこれは、強調されますし、性質としては強く出ているのですが、無意識にでも使えるものです。
シングルトンは意識的に使っていくことで、思考の癖みたいなものを脱却する一つの方法として使えるのではないでしょうか。


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