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病的な性質を助長するもの [有名人]

NEWSの手越君が活動休止になり、ジャニーズを退所するのでは?というニュースが昨日流れましたが、多分驚いた人は少ないと思います。
手越君こそ、どこに蠍座の要素があるのだろうかというぐらい、いくらキャラとはいえ、重厚さとか、深みがまるでない人だなぁとは常々思っていたのですが・・・。(次女と同じ誕生日なので余計に感じました)
太陽と月はタイトなトラインですし、別に性格がゆがんでいるとか、悪い子ではないのでしょうけど、ある種安定した非常識さがあって、
自由奔放という言葉を「自分勝手」ということとはき違えているところはありますね。
彼は出生時間がわかるのでホロスコープを観てみましたが、手越君とかぶるのがあのタイガーウッズです。
どちらもある種恋愛依存症のようなところがあります。
共通してどちらも若くして大金を手に入れてしまったというのもあり、自分が偉いという勘違いをしがちではあります。ウッズのほうはまあ、実力もモノを言うゴルフ界での成功なのですが、あまりに若い時期に頂点を観てしまうと、その景色を簡単にはあきらめきれませんから、そこで人間力が試されてきます。
手越君はきっと人なつこい甘えん坊のきかんぼうみたいなところが周囲に甘やかされる要因だったとも思いますから彼だけが悪いとも言い切れませんが、32歳ですのでそこはもう、大人の自覚が必要ではあるでしょうね。何より、影響力の強い芸能人ですからこういう世の中にあって手本ともならないといけない立場なのに、「自分らしい」ということを「自分勝手」なことをしても許されると思っていた慢心が過ぎたと思います(本人はきっとその自覚もないはず)
アセンダント水瓶座ですから個性的であろうとすることで人と異なる言動をするとカッコいいだろうと周りに思われることをひたすら求めて行動してしまうようになったと思います。
5ハウスにあるキロンはそれを物語っています。人から注目されたいがために破天荒なことをするという悪循環です。
しかも彼の蟹座の月は6ハウスにありますが、実際は繊細な面もあるためか、本人は超ポジティヴと言っていますが、物事を深く考える蠍座の太陽にはアスペクトが少ないのもあって、蟹座の月の子供っぽさが良い意味で出ているときはいいのですが、悪く出ると気まぐれ傾向になります。
木星・火星とともに月がTスクエアの頂点になるのでキープラネットとしての意味を持ちます。
大金を持つことによって性格もどんどん派手になっていったという感じでしょう。(火星の品位の悪さと8ハウスにあるのも起因しています)
しかも彼のアセンダントとリリスが180度ですから、極端なことをすることで「自分はすごいんだ」と思ってしまいます。リリスが7ハウスにあるというのもまた、人間関係に因縁を持っていることを示しますし、8ハウスのドラゴンテイルは過去世で多分女性関係でかなり派手に「やらかしていた」とも思いますから、もともと女性がいないとダメ…みたいなやや病的な面もあります。
優しくない性格ではないので、親切なのでしょうが、ルールや規範というものが彼には今一つ理解できていないようです。地の星が海王星しかないというのもそれを助長しているでしょう。
この時期、先に書いたTスクエアに、山羊座の木星・土星(水瓶座の初期度数ですが)・冥王星の固まりが絡み、グランドクロスになりますから、しかもそれは12ハウスにあるので、活動休止という形になったのもやむを得ないと思います。

一方、ウッズのほうは見事復活しましたが、そこはさすがに山羊座だと思います。土星・冥王星のパワーをうまく使った例でしょう。
ただ、世間をにぎわせた一時期の転落はもう、見るも無残でした。彼のキロンは8ハウスですしリリスと合です。もう、彼がセックス依存症だというのを物語っています。しかも手越君と同じで、ドラゴンテイルも8ハウスです。ただ、もともとの星に彼はミスティックレクタングルがあるのでカリスマ性があります。
彼にもTスクエアが2つありますが、その頂点は2ハウスの天王星と4ハウスの太陽です。
2ハウス天王星で大金が若くして入ったことで気が大きくなったでしょうから、もともと水星と土星の180度という鬱傾向を持つところにお金ですべて自由になる環境下で、いろんな女性と接して離婚して…という悲劇を生み、その後も低迷してしまいました。さらには1ハウスにT冥王星が来ていた2017年、薬の飲みすぎによる事故でさすがに目が覚めたと思います。そこからは4ハウスの太陽を自らのパワーとして使いました。そして月の射手座に木星が合になった去年復活しました。
単なる天才ではなく、やはり本人の努力もかなり影響していると思います。

手越君もウッズも、Tスクエアなどのハードアスペクトを持っていますが、ウッズはそれを努力で覆したのに対し、手越君は周囲に本気で叱ってくれるような人がいなかったのでしょうか。
どちらも火の星が多いのでどちらかというと「やんちゃ」系なのですが、ウッズは二度の事故を通して、「これではだめだ」と思ったのでしょう。一方手越君のほうは「自分は間違っていない」と思っているのでなかなか自分の行動を改めることができないのでしょう。
互いの太陽が自ら動いて結果を求めようとする活動宮と、変化を拒む不動宮の違いかもしれません。

ウッズがここまで復活しただけに、手越君も歌がうまいのにもったいない気はしますが、今の彼にはきっと誰の言葉も響かないのかもしれません。

キロンやリリスはやはり前世からの癖なので、本人が今生で努力をしないとなかなか抜けきれない問題だったりします。

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