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偉業達成のとき [有名人]

松山英樹さんがマスターズで優勝しました。
ゴルフは全くやらないし、全然詳しくないですが、アジア人初のマスターズ制覇は、ものすごいことなんですね。
松山さんは若くして頭角を表していたから、名実ともに日本のトッププロですが、それでもなかなか勝てない日も続いていたようですね。

今年の春分図を観たとき、オリンピックがあるからかもしれませんが、5ハウスに木星・土星がいて、今年を象徴するような配置で、スポーツ界は結構活躍する選手が多いだろうとは思っていましたが、先日の池江璃花子さんがオリンピック代表に選ばれた件しかり、ここにきて活躍している人が多いなと感じます。コロナ禍で大変なことに変わりはないですが、ちょっと明るいニュースでつい、松山さんの優勝シーンを生で朝から見てしまいました。

偉業達成はやはり木星の影響ですが、松山さんのチャートを観ると、彼は現在、サターンリターンの真っただ中なのです。
サターンリターンは、通常試練を与えますが、彼に至ってはもともと努力を重ねてきた人だし、その成果が出たということになります。
なので、土星というのは普段から努力している人には大きな味方になることがあります。
水瓶座は風の星座の中ではやはり最もヘビーな星で、天王星が発見されるまでは守護星は土星でしたから、山羊座のほうが努力という意味では割と目立ちますが、実は隠れて努力をしているような人が多い星です。
去年もでしたが、今年も、木星と土星が同じ星座に滞在しているので(木星は一時魚座に移行しますが)、木星だけだと「タナボタ」のような幸運が舞い込む傾向がありますが、土星が同時にあることで、幸運が実力を伴ったものであるということが実証されます。

なので、彗星のごとく新星が現れるというよりも、普段から実力者と言われてきた人が努力を重ねて、大舞台で偉業を達成するという傾向が強いように思います。

池江さんは水瓶座天王星・海王星世代ですが(ミレニアム世代)去年の苦難を乗り越えたあとの偉業達成と言えます。個人天体は蟹座マジョリティなので、水瓶座に対しては特に良いアスペクトを持っていませんが、もともとアウトオブサインではありますが木星と土星の合つまりグレートコンジャンクションを持っています。並々ならぬ努力をした人には、やはり本来の星座に関係なく、木星のギフトは届くということを実証してくれたような気がします。プログレスの惑星が彼女には味方したところもありますが。

スポーツなどは勝負がつくのでわかりやすいのですが、どんな世界にいる人にとっても、やはり腐らずに努力をすることで報われるんだということです。

松山さんは魚座ですからこれから注目され続けることで普段の飄々とした姿勢を崩さずにいられるかどうか、わからないので、そこがサターンリターンの背負う重責かもしれません。
木星が太陽に来る時期ですし、より一層活躍されるとは思いますが、だからこそ、土星は気を引き締めるのに十分な役割と持つ星としてうまく使えば持続力として定着します。

松山さんの偉業に、力をもらった人も多いと思います。
私自身は2ハウスにずっとT土星がいますが、目に見える「財」にばかり目を向けず、心の中にある今まで継続してきたという力を財産にすべきだと言われている気がします。
人はどうしても目に見えた結果や表面に現れていることで評価をしがちですが、本当に大切なのは目に見えない努力や鍛錬などの「心の中にある宝物」なんだと思います。

それを磨いていかなければそれこそ「宝の持ち腐れ」になりますから。

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