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BIG BOSS [有名人]

これは、新庄剛志さんが、日本ハムファイターズの新しい監督に正式に採用された時の就任会見の時に
自分のことを監督ではなくこの呼び名で呼んでほしいと言った、いかにも新庄さんらしい言葉でしたが、案外これ、トップに立つ人の名称として新しくはやりそうな・・・。

今の時代、社長とか会長とかの呼び名より、こういった呼び名のほうが面白いかもしれませんね。

新庄さんと言えば、常に話題を提供してくださる「ザ・水瓶座」のような人ですが、まさに木星・土星が水瓶座のこの年に旋風を巻き起こすためにやってきた、風の申し子のような人ですね。

出生時間もわかるのでいろいろ調べてみると実に興味深いホロスコープでした。

あれだけご本人も「目立ちたい」とおっしゃるので太陽星座が1ハウスとかにありそうに思いますが、何と実は12ハウスに太陽があります。目立ちたいというのはあくまでもメディア用の新庄さんであり、実はとても管理能力があり、バランスもよく、地に足のついた人なのです。

二つ前の記事で「人間力」について書いていますがまさに新庄氏は人間力の塊でしょう。
東半球に惑星が多いので、周りを気にしないところはさすがに水瓶座ですが、それ以外のポイントは案外持っていて、惑星も極端に偏りがなく、特に四区分のバランスはとても良く、ハウスも、アングルに5天体ありますから、運そのものが強い人です。
彼の言動だけを取り上げるとなんだか好き勝手に生きている自由人のようですが、確かにそういった一面は水瓶座の特性としてはあります。
でも、長期的な計画がきちんとできる人ではあるのです。
水瓶座は努力を人に見せるのが嫌いですから、人の見ていないところでは結構実は努力している人が多いのですが、ご本人はいつも飄々としていて、いい加減にも見えるような言動でしれっとしています。

新庄氏の強みは何と言っても運を引き寄せてしまうポジティヴさで、それが嫌味にならないところでしょう。ポジティヴというのは、あくまでも考え方であり、人に押し付けてしまうと反発を食らうこともあります。彼の場合一切人には押し付けないので、目立つのも別に自分が目立とうとしているのではなく、まっすぐな生き方をしているため、いつの間にか目立っているという感じです。

彼のホロスコープを観て監督にもなれると感じたのは
太陽・土星・冥王星のグランドトラインが形成されているということです。
これは管理能力の高さを示しており、ボスには有効なアスペクトです。
木星も10ハウスで射手座という本来の座にありますし、一見すると暴走しそうな火星と天王星の180度に対してMCで調停していますので、仕事となると案外ちゃんとできる人なのです。

ただ、好き勝手に見えるのは、アセンダント魚座に金星が載っていて、その主星海王星が9ハウスにあるため、海外に行ったりするのも唐突だったり、離婚したのも唐突だったり「カン」で生きているところもあるのです。

月は蟹座ですし、プライベートは水星座っぽい、「好きな事しかやりません」というタイプですが、仕事となるとしっかりと地に足をつけるのです。
太陽と月が150度のエイリアンですから、多面性は持っているでしょう。

先行日蝕のテーマがまさに夢追い人のような11ハウスですから、願望をかなえるためには努力する人なのです。
それはたぶん、ご自身が野球が大好きだから、野球の楽しさをもっと周りに知ってほしいという願いです。

彼のポジティヴさはまるで嫌味がないのはなぜだろう、彼のことをあまり嫌いという人がいないのはなぜだろうと思っていたのですが、ホロスコープを観るとなるほどと思いました。

人は、やるべきことをやっていたら誰からも文句は言われないのです。
そして彼は水瓶座特有のお金にはとてもきれいすぎるという一面を持っているのもいいところです。

2ハウス主星は火星だし牡羊座でルーラーだし、お金はどんどん出ていく星ですが、寄付なども積極的にしていて、そこがアセンダント魚座とか太陽12ハウスの隠れた善行につながっているのでしょう。
なんと、勲章ももらっていたんですね。ビックリしました。

来季の日本ハムがどんなふうになるのか、今からちょっと楽しみです。

こういうリーダーがいてもいいですね。BIG BOSS新庄のお手並み拝見です。



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人間力に必要な資質 [有名人]

昨今よく言われている「人間力」なる言葉ですが、ウィキペディアによると

社会を構成し運営するとともに、自立した一人の人間として力強く生きていくための総合的な力

ということだそうですが、総合的な力の中には
知的能力・対人関係力・自己抑制力
が含まれているとのことです。
確かにこれらすべてがバランスよく備わっている人は、人としての総合的な能力はあるんだろうなと思います。

ホロスコープでも、このような人間力の高さを感じるチャートがやはりあると思いますが、単にソフトアスペクトが多いとかそんな単純なものではないと思います。
やはり一種のカリスマ性のものは必要だと思うので、冥王星の働きは大事でしょう。
ただし、冥王星の場合、極端さを表すので、ハードアスペクトが多すぎるとこれはもう、周りから脅威を感じるだけであって、カリスマ性とは言わないでしょう。
冥王星に限ってはソフトアスペクトがある程度重要な個人天体に対してある方がいいでしょう。
極度な個性はあまり必要ないように思うので、やはり万人受けする要素は大事です。

自己抑制力は土星がつかさどると思いますがこれもまた、ハードアスペクトが多すぎるとストイックすぎて人を寄せ付けない人になりますし、厳しすぎる人は今の時代はあまり好感度は高くありません。

冥王星・土星に対してはソフトアスペクトが多いというのがやはり重要かなと思います。

最も重要だと思うのが「対人関係力」ではないかとは思うのですが、これは、やはり協調性という意味で、ホロスコープの西半球ないしは南半球に惑星が集中している人のほうが優れているでしょう。

あとは、やはり「赦す力」を持っていることも重要になるため、木星や海王星に対してある程度アスペクトがある(木星の場合はハードアスペクトであっても構わないと思います)ことも必要です。

ただ、この二つの惑星は、ソフトアスペクトだらけだと単なるいい人になってしまうため、そこに土星や冥王星がエッジを利かせているとアクセントになると思います。

あと、自己肯定感があることも大事でしょうから、ここで重要になってくるのがサクシデントハウスです。サクシデントハウスにすべて惑星があるとグランドクロスになりがちなのですが、一部でトラインを形成しているとか、特に2ハウスという自己承認のハウスがアフリクトされていないことが条件にはなってくるでしょう。この場合意外と2ハウスカスプに対してトラインを形成する個人天体があることも重要です。いずれにしてもサクシデントハウスがアフリクトされているとやはり人間力ということで言うと欠落してしまいがちでしょう。

あくまでも自分自身の推測ではありますが、エレメントや三区分なども適度にバランスよく配置されていることも必要でしょうし、特に共感力を示す水の星はある程度必要ですし、さわやかさを示す風の星も必要です。あと、やはり重厚さも必要になるので、地の星に個人天体が何かしらある方がいいでしょう。1・5・9ハウスという生命宮に星が多い方がいいとも思います。

人間力を感じる人って有名人だと誰だろうと思い浮かべてみると、多分一般的に彼のことを大嫌いだという人はあまりいないであろう、ウッチャンこと内村光良さんが浮かびました。
彼の場合出生時間が定かではないのですが、情報によると17時ということなのでチャートを作成すると、上記のことを検証すると結構いい線行っていました。

エレメントは火が少ないですがあとはバランスが良いですし、三区分のバランスはいいです。
穏やかで爽やかで優しい…という印象のままだなと思います。
サクシデントにはすべて惑星があるし、グランドクロスにはなっていません。しかも太陽8ハウスなので、他者肯定感もあり、ライツはほとんどソフトアスペクトなので人柄の良さも表します。
かといって単なるお人よしではなく、月は山羊座ですから厳しさもあるし、アウトオブバウンスで、火星もまたアウトオブバウンズなので情緒も豊かで、エネルギーもあります。
惑星の配置も南西型です。
アスペクトそのものは多い方ではないのですが、ソフトとハードは同数ぐらいありますし、土星と天王星、木星と海王星がともにオポジションでエッジも利いていますし、天王星以外はすべてサクシデントハウスにあります。
総合的には人間力の高い人のチャートだと言えるでしょう。

人間臭さとかではなく、リーダーシップも取れる人というのが人間力なので、その意味ではウッチャンはなかなか優れた人間力を持っているのではないかとは思います。

考察をたてて、いろんなチャートを分析するのが好きなので、これはあくまでも私の持論です。


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対人関係には金星が重要 [有名人]

私自身、太陽星座と金星が同じなので、あまり矛盾を感じないため気づきにくいのですが、人間関係においては意外と太陽星座や月星座より、金星の星座が重要な意味を持つなぁと、いろんな人を見ていて思います。
金星は太陽とは最高でも48度しか離れないので、HPの「玉手箱」にもあるように、「金星の位置による恋愛論」を見ていただいたらわかりますが、どの星座も前後2星座にしか金星はないため、5通りしか太陽と金星の組み合わせはないのです。
男性にとっての金星は好みの女性を示すこともあるのですが、私はどちらかというと、金星に関しては男女問わず「人間関係総合」に出る性質だと思っています。
恋愛は、人間関係の最たるものであるということで、金星はやはり同性に対しても出るのではないかと思っています。

今月は割と惑星が風星座に多い時期なのですが、先月は新総裁が決まったり、いろいろ変化もあったのはひとえにトランジットの惑星が乙女座を通過していたせい(太陽とか火星とか)なのかはわかりませんが、やたらと乙女座の人に焦点の当たる月だったかなと思います。
岸田新総理をバックで支える(操るという方が正解かもですが)「AAA」と言われている安倍・麻生・甘利氏は何と3人とも乙女座です。
岸田総理は獅子座の太陽ですが月が乙女座ですし金星も乙女座なので、ビジュアル的にも乙女座の印象が強い人だなと思います。
AAAとうまくやっていけるのは、岸田氏が金星が乙女座であることも大きいのかなという気がします。
しかしこのAAA,全員金星の位置が違うのがまた面白い!

安倍元首相の金星は蠍座なので、表向きは温厚に見えますが嫌いな相手は徹底して潰そうとするところも感じますので、金星蠍座の人は、人間関係においては自分が好きな相手と嫌いな相手に対しては態度が180度違うでしょうし、常に人を俯瞰して観ているようなところもあるので実は敵に回すと怖いです。甘利氏は金星天秤座で、この配置の乙女座さんはそつがなく、割と仕事そのものはできる人が多いし、一種の「人たらし」的な魅力もあります。ただ、その分したたかかもしれませんが。
一方麻生氏の金星は獅子座。乙女座らしからぬ失言の多さや、どこか常に上から目線であるところは獅子座っぽいですが、意外と単純なところもお持ちのような・・・。
乙女座さんだけでもこんな風に人間関係における接し方は異なります。

いろんな人を見ているとやはり、太陽星座と金星の星座が異なる方が人としての深みはあるし魅力もあると思います。私のように同じだとあまり面白味がないし、つまらないです(苦笑)。
金星の品位が乙女座ではあまりよくないせいもあるので、乙女座で金星が天秤座だと特に魅力的な人間性は醸し出すように感じます(金星天秤座は本来の位置なので)。

と思うと、昨日ノーベル物理学賞を受賞した、真鍋淑郎氏もまた乙女座です。
氏の柔和な雰囲気は地象サインだろうと思いましたが、品もあるので金星を見るとやはり天秤座でした。奥様のことを本当にべた褒めされていましたが、あんな風に言われる奥様は幸せですね。

我が娘も、蠍座太陽ですが金星が天秤座です。普段の人間関係や物腰は蠍座っぽさは微塵もなく、天秤座の金星が11ハウスにあるのも良い位置で、博愛精神を嫌味なく発揮できるタイプです。これが金星も太陽も天秤座となると割と普通にいい人という感じで、ギャップがないためか、平凡なキャラになってしまいますが、やはり太陽星座とある程度違う性質を持つ金星のほうが、ギャップとして使えます。

私も、金星が水瓶座か魚座になりたかったです。前者だと論理的にもっとバシッと言えるし、後者ならもっとかわいげのあるタイプだったでしょうし・・・。

金星は必ずしも恋愛面においてのみ出るわけではないなということです。

ちなみに・・・最近わかったのですが、眞子さまと結婚する小室圭さんのお母様である小室佳代さん、
何と乙女座でした。でも、なぜ高飛車な感じを受けるのかと思ったら金星が獅子座で麻生さんと同じパターンでした。何となく納得してしまいました。もともと派手好きな面があるのでしょうね。
しかも、眞子さまと小室圭さんは誕生日が20日ぐらいしか違わない天秤座同士なのですが、小室さんもお母さんと同じ金星の獅子座です。「お金というか、華やかなものが好き」なところは遺伝しているのかも。一方眞子さまの金星は乙女座なので品位が良くないせいか、天秤座の品の良さはまあ生まれ持っておありですが、金星のせいか一途というか頑固さも出てくるのかもしれません。

まあ、当人同士が決めたことですし、外野がとやかく言っても仕方のない事ですけどね・・・。
ここまで貫いたからには、世間を見返すぐらい幸せになっていただきたいと思います。

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お金と自信 [有名人]

金運は、占星学をご存じの方ならわかっていらっしゃるとは思いますが、ホロスコープの2ハウスがつかさどります。ただ、2ハウスは同時に「所有物」ということを総体的に指しますので、モノだけではなく、才能とかその人の持つものすべてを示すため、親を示すこともあったり、自分自身の持っているもの(才能)による自己承認という意味合いもあります。

お金持ちはたいてい心に余裕があるので(少なくともその日どうやって生きていこうかという悩みはない)自分に自信があるため、2ハウスの状態が良い人は自己肯定感が高いといえます。

ただし、人は、金銭を多く手にすると大抵それと裏腹に失われていくものもあります。
謙虚さとか人に対しての感謝など、最も大切なものが割と失われていき、傲慢になったり、人を物質的価値観で観るので見下したりする場合があります。

本当のお金持ちと言われている人はお金イコール単なる物質でしかないので、別段当たり前と言えば当たり前なので、それが急に増えるわけではないし、傲慢にはなりませんし余裕があるから逆に嫌味もありません。
でも、いわゆる「成金」というような、もちろん努力はしているのでしょうけど、野心を持って成功して多額のお金を手に入れたような人の場合、どうも傲慢になる傾向はあるように感じます。
その中でも、自分自身の才能がたまたま秀でていてそれがお金につながったという人の場合は、お金そのものを稼ぐことに意義を持っていないので、傲慢さは見えません。
前澤友作さんとか、大谷翔平さんなどがそうだと思いますが、才能から成功につながったからお金が入っただけであり、お金が目的で仕事をしていないから、飄々としているし人柄も柔和ですし、傲慢さはかけらも見えないと思います。こちらのタイプは、自分の才能に自信があるからそれに見合ったお金を稼いでいるだけです。

一方で、お金を稼ぐことが目的になっていて、それでのし上がった人の場合はちょっと違ったタイプになると思います。こちらは、お金があるから自信ができるというタイプなので、価値判断の基準がお金のあるなし、になってしまうわけです。

世間を騒がせているメンタリストのDaiGoさんですが、彼は特別貧乏だったわけではありませんが、自分の頭の良さを生かして野心満々で今の地位を得たのでしょう。
同じ「だいご」でも北川景子さんの夫のDAIGOさんのほうは生粋のお坊ちゃんなので、全く持って嫌味はないし、傲慢さのかけらもないですが・・・。

DaiGoさんと似たようなタイプが、ホリエモンとか、石橋貴明さんのようないわゆる「這い上がってきた」タイプです。

お金があるから自信がある 人と、
自信があるからお金が入る 人との違いは何だろうと思うのですが、
前者は、お金が無くなると一気に自信もなくなるので卑屈になってしまうのですが、後者の場合は、もしも物質的なものがなくなったとしても自信は失われないのでまた違った方法で生きていけるのです。
まあ、前者の中でもホリエモンなどは「転んでもただでは起きない」というだけの根性があるし、それ相当の地頭の良さや努力家でもあるのでそれ自体は否定しないのですが、DaiGoさんは今回のことで、人間的な評価をかなり下げたと思うし、もはやメンタリストとしての需要はなくなったでしょう。

出生時間が不明ですが、彼のチャートを見ると正午の時点で月が獅子座0度ですし、傲慢さを考えると月が蟹座ではないと思うので、獅子座だろうと思います。(蠍座・月獅子座なのでホリエモンと同じライツです)この月がアウトオブバウンズなので、情緒が不安定な時はどうも余計なことを言うようで、
水星の角度自体は決して悪くないのに逆行しているのと冥王星と合なので、極端な思考に走るところがあります。メンタリストとしての才能にのみ発揮すればよかったものを、有名になって調子に乗ったのでしょうね。若気の至りというような年齢でもないし、「性格の悪さ」を露呈しただけになりました。

蠍座はソーラーチャートだと2ハウスは射手座になるため、守護星が「財」を示す木星でもあるので金運は割とあるタイプが多いのですが、彼の場合同時に土星と天王星もソーラー2ハウスですから、物質に対してのこだわりも強いようです。
蠍座は施しも好きなタイプが多く、(8ハウスがギフト、プレゼントのハウス)割とプレゼント魔もいます。前澤さんも蠍座ですが彼の場合は割と人に施しているので、うまくお金を循環させているといえますし、蠍座と言えばもう、大金持ちのビルゲイツ氏は、慈善事業をしているから、こちらのタイプになるわけです。

今の時代はDaiGoさんだけでなく、ネット社会ですのでそういったものをうまく活用して上手に稼いでいる人も結構います。ただ、そこに対して周りへの感謝や謙虚な気持ちを失ってしまうと、単なる金の亡者のようになってしまうのも事実で、彼がこのことをどう受け止めていくのかは魂レベルによるところですが、頭のいい人ではあるので、何か考えてはいるでしょう。

でも、無欲で稼いでいる人のほうがやはり好感は持てます。
そういう人は今までお世話になった人や家族などに必ず何らかの形で恩返しをしているからです。

お金というのはある意味人を変えてしまう力があるので考え方を間違えると非常に怖いです。

私など、人間ができていないので、何事も「そこそこ」でいいやと思ったりしますが・・・。


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堪忍袋の緒が切れる時 [有名人]

人はある程度我慢できても、ある瞬間にプツンと音がするかのように、「堪忍袋」の緒が切れるときがあります。
特に、不動宮にライツのある人は、比較的我慢強く、辛い状況でも耐える力がありますが、その分一人で耐えるというか、誰かに弱みを見せることをよしとしない傾向があるので、辛いことや苦しいことをどこか回避しようとします。
牡牛座は鈍感力で気づかないようにするでしょうし、獅子座はマイナスの出来事を人に言わないで自分で我慢するのが信条だと思っています。蠍座はストイックさが売りなので、耐える自分自身も良しとしますし、水瓶座に至っては辛い事やしんどいことはなかったことにします。

最近になって、鈴木保奈美さんと篠原涼子さんという、獅子座の女優さんが立て続けに離婚してビックリしましたが、保奈美さんの場合はお子さん3人を育て上げたあとの離婚なのであまり批判はされませんが、篠原さんの場合はイメージがかっこいい女性という感じで非常に良かったし、お子さんがまだ小さいのに、夫だった市村正親さんに親権を渡してまでの離婚なのでイメージダウンは免れないし、同じように子供よりも自分自身の女優としての生き方を選んだ中山美穂さんがその後女優として大して活躍できていないように、同じような感じになっていくのではないかという気もします。

まあ、離婚そのものの本当の理由は当人にしかわからないのでここではあくまでも占星学的に離婚を分析してみようと思います。

保奈美さんは、太陽こそ獅子座ですが月、金星、火星がすべて蟹座ですので母性の人です。子供だけはしっかりと自分が育てたいという意思ははっきりしていたと思います。
一方、篠原さんのほうは太陽獅子座・月水瓶座ですので基本的に頑固一徹、自分の意思を貫き通すといえばカッコいいのですが、やや勝手な面もあり、自由奔放なところがあります。

ただ、このお二人はともに略奪愛の末に結婚したため、そこまでして結婚した相手とあっさりと離婚するという点が同じです。
獅子座は、とことんまで自らのプライドがあるので、耐え抜くでしょうけど、それこそ堪忍袋の緒が切れたらもう、その相手と同じ空気を吸うことも嫌だと感じると思います。
許容範囲そのものは比較的広いのですが、一旦ダメだと思ったらもう元には戻りません。

お二人の誕生日は一日しか違わないので太陽の度数はほぼ同じですから、トランジット天王星がきれいにスクエアになります。なので突然の変化というのはまあ、普通に読めるのですが、保奈美さんは出生時間不明ですが、篠原さんはわかりますのでホロスコープを観ると、
4年前からプログレス太陽が12ハウスに移行しているので何かを終わらせる準備期間、過去との決別の時期に入っていました。ネイタルの冥王星がもともと12ハウスにありますので、そこに合になった時期です。彼女の中でもしかするとこのころから堪忍袋は徐々にキャパオーバーになっていたのかもです。
ただ、今年に入って木星も水瓶座に移行したため、彼女の月を刺激して生活がどんどん派手になったかもしれません。でも、同時に土星もあり、ネイタルの月が4ハウスなのでそこに土星が来てしまったことで「結果」としてしんどい方の道を選んだ気がします。
さらに、ソーラーアークの土星はネイタル太陽と合なので、10ハウスですから仕事のイメージダウンになる恐れがあります。
来年は不動宮のグランドクロスになりますから彼女の場合太陽絡みなので、結構いばらの道ではないかと思いますが・・・。

一方の保奈美さんは、元夫の石橋貴明さんのほうが出生時間がわかるのですが、こちらはまさに石橋さんが三行半を突き付けられた感じでしょう。天秤座28度の太陽に対してトランジット冥王星はほぼスクエアなので運命がガラッと変わるという配置でした。でも、相性を観るとまあ、この二人はよくここまでもったなというぐらい最悪で、ひとえにお子さんのためにだけ保奈美さんは結婚生活を続けていたと言っても過言ではないような相性なのです。縁のポイントはゼロだし、スクエアが個人天体に対して8個もあるのですから・・・。
やはり結婚生活を何とか維持できるのは、60度のセクスタイルが必要なのですが、篠原さんと市村さんには一つもないし、一般人と違って芸能人は金銭的には通常余裕がありますので、いとも簡単に離婚してしまうのです。こちらは縁もトラインも多いので、男女としての相性はむしろ非常によかったのですが、セクスタイルがないと、大好きだった分大嫌いになるようにも思います。

略奪するぐらい好きだった相手が、何かの瞬間にもはや同じ空気を吸うのも嫌というようになってしまうのですから、男女の縁とは何とも不思議です。

やはりプログレスのハウスイングレスは要注意です。
主たるテーマがガラッと変わるのですから。

まあ、どちらも、リリスが絡んでいない分、変にドロドロすることはなさそうですが、保奈美さんのほうはあまりにも相性が悪いので、多分子供ができたから結婚しただけなんだろうと思います。
篠原さんの場合は母親になるより、もしかしたら恋愛したかったのかもしれませんが、結婚当時はまだ若かったとはいえ、元が25歳差ですから今や市村さんは71歳、後々介護になるかも…と思ったら、月が水瓶座の彼女はその現実をなかったことにしたかったんじゃないかなと思います。

とはいえ、一般人はいくら我慢できないほどの状況になってもなかなか奥さんの側に確固たる収入源が確保されていない限りはなかなか離婚というのは難しいのが現実かもしれません。

獅子座と言えば今は太陽獅子座期でオリンピック期間はずっとそうですが、日本のメダリストに何となく獅子座の人が多く見られます。
天王星とのスクエアも、このように良い結果に結びつく人もいるわけです。
土星の水瓶座が180度対極にあるせいか、持久力を要するような競技に力を発揮できている人が多い気もします。

このように、普段から努力をしているような人に対してはハードアスペクトは良い援護射撃にもなりえますが、慢心があると、やはり後々苦労するかもしれません。

余談ですが、土星が水瓶座に入ってから天秤座の運気が良い気もします。(石橋貴明さんも離婚後かえってよくなるかも)
オリンピックのメダリストには獅子座もですが天秤座が非常に目立つのです。
土星がトラインになっているので、冷静さを助長している気がします。

スポーツマンには熱くなるタイプとしれっとしたタイプがいますが、オリンピックのような特殊な環境ではどうも、後者の方が強いようです。あとは単純に楽しめる人というのも強いかもしれません。

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真面目イコール要領が悪い? [有名人]

真面目で要領のいい人というのはいるのでしょうか?
もちろんいないことはないし、そうだとしたらそういう人は成功者になる確率が高いでしょう。

またもや物議をかもしている大坂なおみさんですが、以前も書いたと思いますが、彼女は10天体のうち9天体が男性宮なので、スポーツの世界において活躍できるし、一見さばさばした性格に思えます。
ただ、ここまで男性宮が多いと「反動形成」というものがやはり出てきます。

彼女は常に男性の存在があるし、ファッションなどはむしろ女性的なものを好んで着用しているように思います。
うつ病だということですが、テニスの試合後の会見を拒否すると宣言する前にうつ病だと言っていたらきっとここまでいろいろ取りざたされたりしなかったのではないかと思います。

で、なぜ順番を間違えたのか・・・意図的ではないと思うので、要するに彼女こそ

「真面目で要領が悪い」
のだろうと思います。
天秤座なのでどうしても周りの目が気になるタイプでしょうし、プライドの高さゆえ、自分がうつ病だとカミングアウトして同情されるのも嫌だし・・・と頑張ってしまったのでしょう。
そこが月の牡羊座の負けん気で、天秤座のいいかっこしぃな面と相まって、挑発的なことを発言してしまったのだろうと思います。

向こうっ気は強いのかもですがまだ23歳で、幼さの残るタイプです。自分の精神的な成長と、テニスにおける成績やランキングなどが追い付かず、自分でもランキングを維持しなければならないというプレッシャーや、若い女性としてもっといろんな自由を楽しみたいという思いなど、いろんなことがごちゃごちゃになったんだろうなとは思います。

芸能界とかこういったプロスポーツの世界などは有名になればなるほどメディアに出る機会が増えますし、外部から作られたイメージと本人との間に乖離が起きやすいと思います。

そういう時「真面目」なタイプの人はどうしても頑張ってしまうのです。
周囲の期待に応えたいと思ってしまうからです。

さらに彼女はシャイで内向的な性格なのに、目立ちたい願望はなきにしもあらずで、自己矛盾を抱えていたと思います。

もちろん誰かに相談したりしていたはずですが、お金というのは怖いもので、彼女の獲得賞金のすごさはもうけた違いです。もはやお金で最上級のものが何だって手に入ってしまう環境になり、もともと天秤座は高級志向ですから、どんどん生活も華美になっていき、それを生意気だの、派手だのと揶揄もされるようになり、ねたまれることも増えてくると自己価値をお金やステイタスなどに執着するようにもなるという悪循環でどんどん実際の小動物のようにおどおどした本人と乖離してしまいました。

確かにプロ意識がやや欠落しているしわがままな面は否めないと思います。
でも、うつ病などは誰だってなりえるものです。

深田恭子さんもあのおっとりした外見からはもっと緩い性格なのかなと思いましたが、彼女もまた月が牡牛座なので確かに言動はおっとりしてはいますが、太陽が蠍座で月とオポジションなのは大坂選手と同じです。実はとてもまじめで責任感が強い人なんでしょう。
エネルギーそのものは強いため、外側に発散しないと耐えられなくなると思います。
(有名人にはライツのオポジションは多いです)
ライツのハードアスペクトは「真面目」だと思います。
融通が利きにくいからです。

そして真面目さ故、自分の弱さを人に露呈したくないと思ったり、人に迷惑をかけてはいけないと自分で自分を縛り付けてしまいます。
真面目な人は必ず「~しなければならない」とよく言います。

誰かに強制されているのではなく自分で勝手にそういうのです。

「まあいいか」「なんとかなるさ」というような柔軟宮の得意なセリフを言うことを嫌います。

でも、鬱にならない方法の第一がこの「まあいいか」「なんとかなるさ」なのです。

年齢的なものもあるとは思います。若いほど融通が利かないものです。
私も昔は大まじめで、冗談の通じないところがありましたし、「まあいいか」などとは思ったらいけないと思っていました。

でも、そうすることでしんどいのは自分だけなのです。
ただでさえ重たい荷物を背負っているところにどんどん荷物を積んでいくのですから・・・。

タロットカードの「ワンドの10」という、棒を10本背負っている人が描かれたカードを見るといつも「真面目で要領の悪い人」だと思います。
棒を背負っているなら降ろすか誰かに持ってもらうかすればいいのですが、そういう人はできないのです。
自分の仕事を誰かに任せられないと言って一人で背負いこむ人などに多いですね。

少しぐらい楽をしたっていいのです。誰かに委ねる事イコール相手を信頼していることになるため、相手との関係性が良くなるのですから。
一人で背負いこむ人は、誰かの手を借りようとしないので余計に孤立するのです。

このタイプの人、結構いるんですよね。

友人にもかなりの数います。皆真面目ですが、要領が悪いし、頑張りすぎます。

私自身も年齢の経過と、アセンダント射手座がなかったら鬱になっていたかもしれません。

大坂さんも深田さんも、今はゆっくり休む時期でしょう。

「まあいいか」「なんとかなるさ」という姿勢の人は決して不真面目ではないのです。
そのようにして自分を楽にすることができるだけなのです。
あとは、周囲の意見とか人の目を気にしすぎない事、これが大事だと思います。

批判的なことを言う人がいてもその人は別になにもしてはくれないのですから、雑音だと無視すればいいのです。
分かってくれる人の存在があればいいのです。

もともとが動くのが好きなタイプの人はどうしても今は動きを止められてしまいますから、余計に辛くなるのでしょうけど、忙しすぎるというのもまたストレスにはなります。

やはり何事も適度なのがいいのでしょうけど、難しいことですしね。
極端に走りやすいオポジションをライツやアセンダントなどの影響力の強いポイントで持つ人は、概して真面目なので、とにかく

頑張らないでください

と言いたいです。

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爽やかな風同士の結婚 [有名人]

タイトルでお分かりの通り、星野源さんとガッキーこと新垣結衣さんの結婚、やはり仕事柄触れないわけにはいかなくて・・・。

どちらも好感度が高かったのですが、さすがは風星座同士のさわやかカップルで、まさに「逃げ恥」が契約結婚ではなく本当にリアルでも夫婦になったのですね。

風星座の二人は、噂にこそあまり上らないですが、恋愛経験は結構豊富だと思います。そこが風星座のうまいところで、すべてにおいて「爽やか」なのです。
ガッキーは出生時間もわかるので、相性を調べるともう、恋愛より結婚向きの相性であることがわかります。縁こそ「運命の人だ!」というような感じではないのですが、ある程度の恋愛経験を経ているからこそ、結婚するならこういう人がいいということがお互いにわかっている者同士の、クレバーな選択をしたのでしょうね。
個人天体同士でトラインが6つもありますし、太陽同士がトラインで、月同士もオポジションなので、一緒に生活して何ら違和感のない相性と言えます。
むしろ恋愛をあまりに長期間していたらきっと別れていたでしょうけど、そこが風星座同士ですので、ただダラダラと付き合うということはなかったようです。
しかも、どちらも比較的インドア派のところも合うんでしょうね。

私はどちらかというとガッキーロスのほうが強いのですが、娘と同い年なのに本当に落ち着いていて、あれだけかわいいのに嫌味なところがまるでないし、何より媚びたところが一つもない。でも、そんな彼女が星野源さんを選んだ理由も何となくわかります。
星野さんは音楽もさることながら、文才もある方で、多才です。
ものすごく好感を持てたのは、ガッキーの報告文で、
「現場で試行錯誤する日々はそれはそれは刺激的な毎日で、いつしかその分、私生活は低刺激な時間を求め心がけ過ごしてまいりました。
そんな私が、皆様に私生活についてこのような報告をする日が来るとは。」
「とはいえこれからも変わらず、共に穏やかに、
ささやかながらも豊かな毎日を送ることができたらと思っています。」
という、飾りっ気のない中にもちょっとウイットに富んだ書き方になかなか文才があるんだなと感じたのもあります。まるで逃げ恥のみくりがそのまま書いているかのような文章です。

ある意味オタク傾向があるのでしょうね。読書などもきっと好きなのか、文章にも人柄が感じられます。

星野さんもそういった彼女のオタッキーな本質に共感できたのかもしれません。
40歳、ある程度遊びもしてきたでしょうし、こういった方が年貢を納める場合、真面目な女性を選びますから、観る目はあると思います。

ガッキーの嫌味のなさは、「穏やかに、豊かに」とあるように、月の牡牛座そのものを示すワードの選択だなと思います。
品位の非常に良い牡牛座の月は、地に足がついていて決して派手さはないけれど堅実です。
紗栄子さんのように、お金大好きな方もいらっしゃいますが彼女もシングルマザーとして頑張っている姿勢はやはりぶれていないものがあります。(すぐに再婚するのかと思っていましたが)
あとは残り少ない大物独身女優でもある、綾瀬はるかさんも月が牡牛座です。今は仕事に邁進したい牡羊座ですが、きっと将来いい奥さんになると思います。
そして、私が大好きな、元乃木坂のエース、まいやんこと白石麻衣さんも月が牡牛座。あれだけの美女なのに、奢った部分や嫌味もないし、わざとらしさがありません。彼女はお仕事を必死ではされていないようだし、きっと早く家庭に入りたいんだろうなといつも思います。
他にも盤石な結婚生活を送っている松嶋菜々子さんなど、月の牡牛座女性は皆さんぶれずに堅実な私生活を送っている気がします。仕事より家庭重視という姿勢を貫いているのも月牡牛座の良い意味での頑固さがあるからでしょう。

亡くなった樹木希林さんもそうです。皆さん浮ついたところがありませんね。経済力もありそうだし。

星野源さんも月が蠍座ですから、本来気難しいタイプでしょうけど、水瓶座特有の爽やかな魅力があるため、人に嫌われないキャラだと思います。8歳年下のガッキーのすべてがかわいいでしょうね。

ガッキーはアセンダント獅子座ですが、今年は7ハウスにT木星が来て、まさに結婚のタイミングはその通りでした。

これからは女優さんなども、仕事と家庭を両立しやすく、それこそ「働き方改革」をする方が多いと思います。上記の月牡牛座の芸能人の方は皆さん家庭に支障をきたさない程度の仕事の仕方をするタイプでしょう。

風星座ってやっぱり爽やかで、文句のつけどころがないこの二人の結婚だなと思いました。



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ケジメなさい、愚か者 [有名人]

このタイトルだけで誰のことかわかる方もいらっしゃると思いますが、マッチこと近藤真彦さんが、ファンや事務所の人、いろいろお世話になった方々に何の連絡もなく、先月末で40年以上在籍し、みんなから「マッチさん」とあがめられてきた?ジャニーズ事務所を退所したことで、それをテレビの報道番組で「薄っぺらい人」とバッサリ切り捨てた同じジャニーズ事務所の後輩でもあるヒガシこと東山紀之さんのことが話題になっています。

まあ、どちらが人格者で筋が通っているのかは、今までの二人の言動を見ていたら一目瞭然ではあるのですが、この二人、ヒガシのほうは出生時間もわかっているので、ホロスコープで分析してみたいと思います。
マッチと言えば明菜さんの一件から、私自身はそのころから「責任を取らない薄っぺらい男」だとは思っていましたが(ファンの方はすみません)この事務所のやめ方も、「やっぱり…マッチらしいな」と言えます。蟹座・月蠍座でこのライツは本来割と心優しい人も多いし、ライツがトラインなので、人間が悪いというわけではないのでしょうけど、時期的に、デビューしていきなり売れっ子になったりして10代にしてちやほやされすぎたことで同時期に「たのきん」として活躍したトシちゃんこと田原俊彦さんも一時期ビッグマウスで事務所をやめて干されていたような時期があるように、当時のジャニーズは飛ぶ鳥を落とす勢いでしたから、その中で「裸の王様」になってしまったし、それを注意する人も周りにいなかったことも、彼を調子に乗せてしまった一因でしょう。彼だけが悪いとも一概には言えないでしょうけど、あまりクレバーな人でないことは確かかもしれません。
ただ、ホロスコープを観ると、ヒガシとまあ同世代(2歳差)なので、土星以降の星はほぼ同じ位置にあり、アスペクトも同じです。
この世代の特徴は土星が魚座にあり、天王星・冥王星が乙女座にあるため、これらが180度になる場合が多くなります。ヒガシの場合は4-10ハウスでの180度なので、仕事にはもう、義理人情を欠かせないし、同時に家庭と仕事とのバランスをきっちりとるためにはどんな苦労もいとわないという覚悟が見えます。
なので、恋愛観・結婚観が全く違うし、太陽星座同士もオーブを広く取ればスクエアだし、もともとそりが合わないというのはあると思います。
ヒガシが結婚したのは年齢域で言うと火星から木星への移行期の44歳ですし、人間として一人前になったからというのがあったと思います。しかも彼の火星も木星もともに獅子座ですから、男気を示す「ケジメ」としての結婚だったと思いますし、現に今でも奥さんの木村佳乃さんとはオシドリ夫婦だと思います。
一方マッチは明菜さんとのことがあって、30歳の時にどこかの令嬢としれっと結婚しています。太陽期で蟹座ですので、もともとこの人のホロスコープでは金星と土星のスクエアも目立つし、何より金星と火星がともに双子座ですから正直異性関係には割と軽さを露呈します。金星と土星のスクエアは、肉体関係のみの恋愛も可能だったりすることが、男性にはあり得る配置ですからここにまず「誠実さ」「責任感」は存在しません。(金星も火星も土星も柔軟宮)
ですから、昨年20歳以上も年下の女性と不倫したわけで、「やんちゃ」をするにしてはいささか子供っぽすぎる無様さだと思います。

ジャニーズ事務所は、故・ジャニー喜多川さんも天秤座で、今、副社長としてジャニーズを支えているタッキーこと滝沢秀明さんが牡羊座、現社長の藤島ジュリー景子さんも蟹座、とまあ、活動宮のオンパレードで、相性としてはなかなか相いれないものが多いところにヒガシさんは天秤座・月牡羊座なのでそれを助長するかのような星で、マッチは蟹座ですし、それぞれが自己主張してぶつかるという感じにはなりえます。
マッチの今回の退所の仕方は、山ピーこと山下智久さんの退所とも少し似ている気がして、ハッキリとした説明もなくいつの間にか消えた…みたいな印象です。山ピーも牡羊座ですし、ホントに活動宮だらけだと思いますが。

ただ、マッチの場合、ジャニーズの後継者だとずっと言われてきた「長男格」だっただけに、何の説明もない退所だとやはり「逃げた」「飛ぶ鳥跡を濁す」の印象はぬぐえないでしょう。
そこにたいしてヒガシさんは苦言を呈したのだと思います。
ヒガシさんは今年はまさに転換期で、昨今、ジャニーズは対処する人が続出していますし、何とか自分が立て直すのに一役買わなければ、ジャニーさんに申し訳が立たないという気持ちが強いのでしょう。
イメージよりずっと男性宮が多いので、天秤座のバランス感覚とシュッとしたスマートさはありますが、内面は奥様の木村さん同様熱い人なのでしょう。
4-10ハウスの葛藤が強いので、生い立ちは決して楽観できるものばかりではなかったようですし、ジャニーさんを一生の恩人だと思っているはずです。(ライツが180度ですから芸能界には向いていますが葛藤も多かったはず)
一方、マッチは時代に恵まれたせいか、周りへの感謝の気持ちより、自分が偉いという勘違いを起こしてしまったでしょう(そのあたりがライツのトラインの「ついている」ところです)。
2歳しか違わない二人ですが、いきなりトップスターになったマッチと、それなりにいぶし銀の様な活動を経て今の地位になったヒガシとの違いは、結婚してからの生きざまに現れています。

ヒガシは54歳でプログレスの太陽が射手座にイングレスするので、アセンダント射手座3度ですからここ数年でアセンダントと合になります。これはもう、自分発信の責任を持つという決意を示すような配置です。
マッチのリリスが射手座なので、ヒガシとしてはどうしても何かしらマッチに対して前世からの因縁があったようです。そこにP太陽が来たわけですからもう、何か言わずにはいられなかったのだと思います。「自分がここで言わなければ」と思ったでしょう。
世代的に魚座に土星とキロンが同時にあるので、本来、人のためになることをしていくことが宿命なのですが、マッチも、人命救助のようなことはしているようですが、カーレースに夢中になって芸能活動はほぼ「趣味」のようになりつつあり、もともと正直歌唱力もないし演技力もないし、レーサーとしての活動ばかりだったので、事務所としても「お荷物」だったかもしれないのです。だからなのか、事務所も彼の退所に誰も引き留めることはなかったみたいですね。

マッチのプログレスのイングレスは64歳までないので、このころになって、P太陽は天秤座まで移行しますから、「常識的な行動」がやっとできるのかもしれません。
現在乙女座のP太陽で、先に書いたように天王星・冥王星と土星との180度に乗ってしまっていますので、「勝手な行動」を起こしやすいかもしれません。本人が自分の言動の無責任さにあまり気づいてないような気もします。踏ん反りがえっているわけでもないのでしょうけど、彼の中での常識と一般常識にずれがあるのでしょう。

出生時間不明の場合、プログレスの太陽のイングレスで大体の変化期がわかります。このぐらいの年齢になると結構変化もありますし、そこに年齢域などを重ねて読んでいくと概ねわかってきます。

マッチの曲のタイトルがまさに「ケジメなさい」「愚か者」なのであまりにも自分の行動と一致するタイトルだったりしたので、私見ですが述べてみました。

ジャニーズも世代交代なんでしょうね・・・。

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偉業達成のとき [有名人]

松山英樹さんがマスターズで優勝しました。
ゴルフは全くやらないし、全然詳しくないですが、アジア人初のマスターズ制覇は、ものすごいことなんですね。
松山さんは若くして頭角を表していたから、名実ともに日本のトッププロですが、それでもなかなか勝てない日も続いていたようですね。

今年の春分図を観たとき、オリンピックがあるからかもしれませんが、5ハウスに木星・土星がいて、今年を象徴するような配置で、スポーツ界は結構活躍する選手が多いだろうとは思っていましたが、先日の池江璃花子さんがオリンピック代表に選ばれた件しかり、ここにきて活躍している人が多いなと感じます。コロナ禍で大変なことに変わりはないですが、ちょっと明るいニュースでつい、松山さんの優勝シーンを生で朝から見てしまいました。

偉業達成はやはり木星の影響ですが、松山さんのチャートを観ると、彼は現在、サターンリターンの真っただ中なのです。
サターンリターンは、通常試練を与えますが、彼に至ってはもともと努力を重ねてきた人だし、その成果が出たということになります。
なので、土星というのは普段から努力している人には大きな味方になることがあります。
水瓶座は風の星座の中ではやはり最もヘビーな星で、天王星が発見されるまでは守護星は土星でしたから、山羊座のほうが努力という意味では割と目立ちますが、実は隠れて努力をしているような人が多い星です。
去年もでしたが、今年も、木星と土星が同じ星座に滞在しているので(木星は一時魚座に移行しますが)、木星だけだと「タナボタ」のような幸運が舞い込む傾向がありますが、土星が同時にあることで、幸運が実力を伴ったものであるということが実証されます。

なので、彗星のごとく新星が現れるというよりも、普段から実力者と言われてきた人が努力を重ねて、大舞台で偉業を達成するという傾向が強いように思います。

池江さんは水瓶座天王星・海王星世代ですが(ミレニアム世代)去年の苦難を乗り越えたあとの偉業達成と言えます。個人天体は蟹座マジョリティなので、水瓶座に対しては特に良いアスペクトを持っていませんが、もともとアウトオブサインではありますが木星と土星の合つまりグレートコンジャンクションを持っています。並々ならぬ努力をした人には、やはり本来の星座に関係なく、木星のギフトは届くということを実証してくれたような気がします。プログレスの惑星が彼女には味方したところもありますが。

スポーツなどは勝負がつくのでわかりやすいのですが、どんな世界にいる人にとっても、やはり腐らずに努力をすることで報われるんだということです。

松山さんは魚座ですからこれから注目され続けることで普段の飄々とした姿勢を崩さずにいられるかどうか、わからないので、そこがサターンリターンの背負う重責かもしれません。
木星が太陽に来る時期ですし、より一層活躍されるとは思いますが、だからこそ、土星は気を引き締めるのに十分な役割と持つ星としてうまく使えば持続力として定着します。

松山さんの偉業に、力をもらった人も多いと思います。
私自身は2ハウスにずっとT土星がいますが、目に見える「財」にばかり目を向けず、心の中にある今まで継続してきたという力を財産にすべきだと言われている気がします。
人はどうしても目に見えた結果や表面に現れていることで評価をしがちですが、本当に大切なのは目に見えない努力や鍛錬などの「心の中にある宝物」なんだと思います。

それを磨いていかなければそれこそ「宝の持ち腐れ」になりますから。

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誰からも祝福される結婚 [有名人]

有吉弘行さんと夏目三久さんのエイプリルフール入籍は、皆さん少なからずビックリしたと思いますが、芸能界からここまで祝福されるカップルも珍しいぐらい、みんながこの二人を祝福していますね。

有吉さんを嫌いな人は芸能界にはいないのでしょうね。
さすがは双子座・月天秤座のトライン、風のライツのトラインは本当に「感じのいい人」が多いのです。
こればかりはもう、生まれ持っているものなので、醸し出す雰囲気そのものが感じがいいのですから致し方ないですが、こんな人気者の有吉さんを伴侶に選んだということで、夏目三久さん自身の好感度もアップするわけです。

夏目さんもまた、獅子座・月射手座の火のライツのトラインです。「明るくていい人」なんでしょうね。
こんな二人が築く家庭にはきっと笑顔が絶えないように思います。
このお二人の出生時間がわかりませんが、相性をざっくり見るとセクスタイルが多いので、やはり友好的で爽やかな関係性ですから、セクスタイルが多くできる夫婦はいつまでも上下関係なくうまくいくケースが多いように思います。
さらには二人ともリリスにはまるで関わっていないので、変な因縁めいたものもありません。
一番いいと思ったのは、お互いのドラゴンヘッドが、有吉さんのヘッドは夏目さんの月と合だし、夏目さんのヘッドは有吉さんの太陽と合ですから、お互い前世でも夫婦だったんだろうなというような縁の強さを感じるからです。
これがテイルでも縁にはなりますが、テイルだと悪縁になるため今世ではカルマの修復が課題になってきますが、この二人は運命的に離れられなかったのでしょう。
5年ほど前に変な噂が(夏目さんが妊娠という)たちましたが、その後も愛を育んでいたというのはまさにドラゴンヘッドの良縁を示していると思います。
夏目さんは華やかな外見通り、金星も獅子座ですから華やかなアナウンサーという世界に向いていますが、36歳ですしもう、華やかな世界は堪能したと思うので、結婚を機にメディアへの露出は減らし、家庭中心の生き方をされるように思います。火星期に入り、火星は蠍座ですから、有吉さんの金星が牡牛座で本来純朴な彼は、華やかな女性は敬遠すると思います。その有吉さんに合わせて、彼だけのために生きていくようなそんな決意を感じます。

あと、夏目さんのキロンが双子座なので、有吉さんを癒す役割を持っています。
10歳の年の差があるし、今の有吉さんはもはやお笑い界だけでなく、芸能界すべてにおいて地位を確立していますから、お嬢様育ちの夏目さんにとって全く引けをとらないと思います。
双子座は周りを楽しませる話術を持っていますが、結構周囲に気を使いますし神経も繊細です。
そんな彼を太陽のような笑顔で常に包み込むのが夏目さんのようです。

この二人は水星同士もセクスタイルなので、考え方やユーモアのセンスも一致しています。
夏目さんのように、外見が割とはっきりしたタイプの女性が意外と男性に尽くし、一歩引いた考え方ができるような人が多いのです。
もしかしたら夏目さんはアセンダントが地象サインだったり、地に足の着いた感じなのかもしれません。
でないと46歳まで独身を貫いた有吉さんが結婚を決意しないと思います。

晩婚の男性芸人さんは女性を観る目はあると思うので、奥様になった方は皆さんプロ彼女の様な方が多い気がします。
やはりコロナ禍は独身男性にとっては孤独感を増していたようで、ここ数年で独身の芸人さんたちがかなり結婚されていますね(岡村隆史さんやバカリズムさん、若林正恭さんなど)。
あとは、今田耕司さんと、アンガールズの田中卓志さんが大物芸人で独身を貫いていますが、この二人も結婚するのでしょうか?

とにもかくにも皆に愛される有吉さん、おめでとうございます。

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