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フィラーって知ってますか? [ひとりごと]

私も初めて聞いたのですが、フィラーというのは、一般的には「詰め物」「間を埋めるもの」というような意味だそうで、よく荷物などが箱に入っていてスカスカで隙間が空いてしまう時、そこに新聞紙とかいろんなものを詰め込んで隙間を埋めているでしょう?ああいったもののことを言うそうです。

でも、美容系の用語では、ヒアルロン酸とか、注入するようなもののことを言うらしいです。

私が今回ここで注目しているのは、実は話の中で
「あの~」「えーっと」「えー」

というような言葉を多用してしまう(無意識に)場合のことで、こういう、「あの~」みたいな言葉を
「フィラー」というそうです。
これの多い人がいますよね?聞いていて何となく心地よくはありませんよね?
私も最近はスカイプ等で話をすることが多いので、なるべく「あの~」とかは言わないようにしているのですがそのせいでついつい早口になってしまいます。

でも、大阪弁なのでどうも間延びしてしまったり、ちょっと言いよどむ時にはついこの「あの~」とか「えっと」という言葉を言ってしまっていると思います。
昨今、本当はいやなのですがどうしてもという場合、レッスン等録音している方もいるんですが、あとから聞き返されたら多分「フィラー」だらけなんじゃないかと思うとぞっとします。

アナウンサーとかはさすがに「あのー」とかは言いませんが、普通にトーク番組などに出ている人とか、最近はコメンテーターみたいな人も多く出ていて、「あの~」を多用されると、非常に聞きづらいです。政治家さんでも結構フィラーの多い人はいますね。昔の田中角栄氏のよく物まねされる「まあそのー」というのもフィラーですね。アナウンサー出身の小池百合子都知事はさすがに流暢ですね。フィラーをほとんど使わないように思います。

フィラーは、文字通り解釈すれば「間」を埋めるものとして必要だそうですが、聞いている方としては説得力がなくなるように感じます。自信がないのかなと思ったり、もしかして言いづらいことをあえて言ってるのかと思ったりもします。
なのでやはりあまり多くの言葉を話す場合に一回ぐらい「あの」と言ってもいいかもしれませんが、センテンスごとにすべて「あのーあのー」と言いまくられると、ものすごく大切なことを話していてもなんかあまり心に響きません。
塾などの講義などでも、話し手があまりにフィラーを多用したらやはり聞く気になれないと思います。
あの林先生はなぜ聞きやすいのかなと思うと、ほとんどフィラーを使ってないですね。

先日、何かしらの番組でせっかくいい意見を言ってるのに、その人がもう「あの~」を数えたくなるぐらい毎回言うので、チャンネルを替えました。

ネット社会になって生身の会話がやはり減っているのか、プロのアナウンサーでも、フィラーはなくてもホントに何度も噛む人が多いなぁと感じます。

私自身も、話す仕事をしているので、本当に気をつけないといけないなと思います。

話し方教室にでも行かなきゃいけないかなと思うこともあったりで、人が話しているのを聞いて、何ともお粗末な人の多い事に自分自身も気をつけないと不快な思いをさせているんじゃないかと思いました。
早口というのも良くないですね・・・。嫌いじゃないのですが、コメンテーターの古市憲寿氏など、何を言ってるのかわからない時がありますので・・・。

私も大阪弁を何とかしたいですがこればっかりはもう、大阪に50年以上住んでいますのでどうにもなりませんが。(関西ローカル番組など、大阪弁が飛び交っていてもはや大阪人にしかわからない会話になっていますが)

書き言葉にはフィラーはないので、会話は本当に気をつけないといけないと思いました。

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