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呼応するホロスコープ [占星学]

私は、ホロスコープを観るとき、まず「形」に注目します。
いわゆるコンフィギュレーションで、グランドトラインやグランドクロス、Tスクエアやミスティックレクタングル、さらには小三角など特徴的な形があるかどうかを見てそこから観ていくようにしています。

いろんなホロスコープを観ていると、なぜか形が似通ったホロスコープに出会うことがあります。
アセンダントが同じだとまあ、ハウス配置は同じようになりますが、それ以外でも、形が似ている(半球の強調など)場合があります。

こういう、似た形のホロスコープの人はやはり運勢体系も割と似ているから不思議です。

私自身は地象に確かに星は多いのですが、じゃあ地象の人とばかり仲が良いかというとそうでもなく、
むしろ、地のグランドトラインを持っている人とか、2・6・10の物質宮でのトラインを持っている人とは気が合うと思います。例え星座自体は異なる星座でも、形が呼応している場合は何となくウマが合いやすいのです。
私は不動宮でのグランドクロスもあるので、同じように不動のクロスを持っている人とも理解しあえると思います。
あと、前にも書きましたが私は1・5・9の生命宮に惑星が多いので、同じように生命宮に惑星の多い人とも共感しあえるでしょう。

ただ、ウマが合うということと、成長するということは違うため、成長するには真逆の形を持つ人も必要です。
風星座にも惑星がなく、3・7・11宮の関係宮にも星がない私にとって、このハウスに惑星が多い人や、風星座に個人天体の多い人は、私に「目からウロコ」の気付きをくれるし、何よりも人づきあいが爽やかなので、そこに学びがあると思っています。

さらには、アセンダントは自分自身が柔軟宮にあるせいか、やはり柔軟宮のアセンダントを持つ人と出会うことが圧倒的に多いのです。

家族や血のつながりのある人のホロスコープはどこかしら共通項があることが多く、やはりコンフィギュレーションも似ていたりします。(もちろん全員がそうではないですが)

私は東半球型なので、西半球型の人からの学びは多いですが、西半球の人はなぜ人にそんなに合わせるのかなぁと不思議に思ったりもしますので、同じように東半球型の人とはお互いにマイペースを貫けますから楽です。

ただ、わが家はみんな東半球型なので、理解はできても、ぶつかる場合はみんなが自己主張します。

自分と似たような相手を、占星学上は「相性がいい相手」という判断をしていることが多いですが、経験上、反対のものを持っている人のほうが成長できるかなという気はします。
でも、異なる性質を感じたときにどこかしら寂しさを覚えるのも事実ではあるので、どちらのほうがいいのか、正直わからなくなることもあります。

私的には、異なる星座で同じような形を形成しているホロスコープの人が、一番合うように思いました。
生命宮か物質宮にグランドトラインがあり、西半球に星が多い人などは、私に気づきもくれて、理解もできるように思います。

星座の相性よりも形って大事なんじゃないかなぁと思った次第です。

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