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調停 [占星学]

これは、いわゆる離婚裁判のような意味ではありません。
あくまでも占星学用語です。
メディエーションと言われているもので、HPの「占星学の玉手箱」にも以前記事を書いています。
(調停を組む星が吉星かどうかで、良く出る場合もあり、そうでないこともあるということが、略奪愛の例で書かれています)

オポジションになっている惑星の両方に対して、一つの惑星(感受点も含む)が片方に対してはトラインを形成し、もう片方に対してはセクスタイルを形成することで、3つの惑星(感受点)が直角三角形を形成する形になることを言います。
要するに、オポジションに対して、もう一つの惑星ないしは感受点がそのオポジションの意味合いを緩和するという意味での「調停」です。

これが意外と気づかない場合が多く、もう一つの惑星はトランジットやプログレスの惑星だったりするケースもあるからです。

私自身、オポジションが非常に少なく、火星と木星しかないのですが、2ハウスの金星と、9ハウスの月で調停しているんだとあらためて気づいたぐらいなので、この仕事をすることで、本来持っている火星と木星の180度で意味されるところの散財傾向が調和されているのか・・・と納得しました。
私はあまりお金に欲がなく、いつもどちらかというとお金はないんですが、生活に困ったことはないのです。ケチでもないし、結構「安物買いの銭失い」ですが、それでも何とかなります。

金星や月で調停されているなら確かに吉星ですし、本当の意味での「貧困」を味わう星ではないと思います。
このように、調停を持っていると、オポジションの強烈な衝動性は抑えられます。

ただ、気づかない場合もあるのでやはり意識しておく方がいいでしょう。

ハードアスペクトの一つであるオポジションですが、もともとはエレメント的にも調和しているけれど、反対側で引っ張り合うため、同族嫌悪が起きやすいものではあります。
でも、調停によってむしろソフトアスペクトになってきますから、私の唯一のオポジションが
6-12ハウスですが、大きな事故にも遭わず来ているのは調停のおかげでしょう。
さらには今、ネイタルの月とT海王星がオポで厄介ですが、これもまた、2ハウスの金星で調停されていますので、適度な購買行動や、おしゃれ用品を買うとかは、私の精神面を保つために有効なんだと思います。ネイタルの月が海王星でやられてしまうとどうも焦点ボケになりがちなのですが、好きなものを買ったり、食べたり、プチ贅沢をすることが私には必要なんだと思うとちょっとうれしいです。

次女も、1-7ハウスで月と木星のオポジションがありますがこれが唯一のものです。
でも、4ハウスの火星で調停していますから、ウチヅラがワガママではあっても、エネルギーがそこに行くので、社会的にはほとんど友好的にふるまえるのだと思います。

このように、オポジションのある人は、調停を探してみてください。

開運のポイントになります。



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