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オポジションの大切さ [占星学]

アスペクトはコンジャンクションが最も意味合いが強化されるので、強く読むのですが、オポジションという180度離れた最も遠いところにある惑星や感受点同士も、同じぐらい大事だと思っています。

ポウラリティの考え方に基づいているので、ハウスを読む際にも
結婚は自分と相手とがいてこそ成立するので1ハウスと同時に7ハウスの状態も読みますし、
金運も、自分で稼ぐ金運は2ハウスですが、配偶者の金運とか、保険や税金、不労所得等は8ハウスでも読みますから、2ハウスの状態が良くなくても、遺産を相続したりとか、何らかの形でお金が入ってくる場合も金運にはなります。
そのように、180度反対側というのは非常に大切です。

太陽星座でも、反対側の星座は実は魂の望む性格特性を持っているためヘリオセントリック占星学の考え方だと重要視されますし、対極にある星座は二区分、三区分は同じですし、四区分でも相性の良いエレメント同士なのもあって、実は縁のある星座です。でも、離れているため、同族嫌悪が起きやすく、
「似て非なるもの」として実は憧れている部分なのに、自分にないのでうらやんだりして素直に認めがたいという気持ちが働きやすいのです。

同じく、ドラゴンヘッドが前世でできなかったことなので今世での課題になるのですが、180度反対側には必ずドラゴンテイルがあり、こちらは前世でもういやほどやってきたため、今世ではやらなくてもいいのですが、慣れているためにそこに逃げ込みやすい落とし穴にもなりますから、ドラゴンヘッドで新たな課題に取り組むことで人は成長するわけです。

さらには、アセンダントが人からどう見られるかというのに対して180度反対側に必ずあるディセンダントは、人に対してどう接するかを示します。これもまた反対ですが、すり合わせが必要です。

そして、MCとICもまた、180度反対側に必ずありますので、MCで示される職業に就くためには、ICでグラウンディングがないとできないわけです。

このように、180度の関係性というのは同時に観ていくというのが、占星学では非常に重要だと思います。
矛盾しているようでいて、実は根底にあるものは同じだったりするからです。

山羊座の人は確かに社会性が強いし、結婚後も仕事をしている人が多い方ではあるのですが、根底には基盤となるべき家庭があるからこそ仕事ができるという場合が多いのです。
私自身、もし結婚していなかったら占い師というような不安定極まりない仕事はしていなかったと思います。結婚したからこそこの仕事をすることで成長できたということになるので、山羊座にとって反対側の蟹座が示すところの家族、家庭というのは不可欠なんだと思います。
しかも私はドラゴテイルが4ハウスなので、前世ではきっと専業主婦だったのか、仕事をしなかったのだと思います。ですからドラゴンヘッドが10ハウスで、今世では天職を持つべくして生まれていますが、家族に感謝しなければならないわけで、前世で家事をさんざんしてきたから、今世ではあまり家事に喜びは感じないのだと思います。
アセンダントは射手座で社交性があるように見られますが、それはたぶんディセンダントが双子座なので、しかもその主星水星がアセンダントと合なのもあって、人に接する場合、必要以上に喋るのはそのせいかと思います。不特定多数の人を相手にする仕事だけに、やはり第一印象が明るい方がいいというのがあるからだと思います。本当はアセンダント射手座が示す、研究とか専門知識を用いたことが好きですが、いろんな人と広く関わることが得意ではないけれど、成長のためには必要だから喋っているんだと思います。

MCは乙女座ですから、細かい分析を用いるような仕事を現実的にはしたいですし向いているのだと思いますが、あまりにも現実的すぎる仕事のやり方だと、魂は喜びません。それはICが魚座で、本来現実逃避的な逃げ場が必要だからです。ただ、ふわふわしている自分を認めたくないので現実的な仕事をしていますが、占いという仕事はどちらかというと非現実的なことも扱うので、そうやって魂が喜ぶことを実際に分析的にホロスコープを用いて仕事にしているという感じです。

このように相反する性質をもつ感受点はホロスコープ上いくつもあります。
オポジションの多い人は自分自身のそういった部分に気づきやすいかもですが、私はオポジションが1個しかありませんから、感受点をじっくり見ると面白いなと感じたわけです。

バーテックスとアンチバーテックスもまた180度です。前者は役割でその目的が後者です。これもまた私はバーテックスは蟹座で、アンチバーテックスが山羊座なので、家庭が成長の場になるわけで、その維持のために仕事をするという感じなのだと思います。

だからなのか、わが家は相性的にはどちらかというと難しい相性のものばかりが集まった家族です。
要するに、仕事できるのは家庭があるからだということです。

このように、180度というのは同時に観ていくことで成長できるものだと思います。


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