ソフトアスペクトの葛藤 [占星学]
一般的には葛藤というのは、ハードアスペクトにおいて起きるものなので、ソフトアスペクトにおいては葛藤というものはハッキリと出てこないし、ありません。
でも、ソフトアスペクトというのは、実はそれなりに困ることも多いのです。
長所に気づきにくいからです。
当たり前に持っている才能なので、その良い部分を当たり前としか思えないからか、ほめられても別に嬉しいと思わないし、当たり前なので当然感動もないわけです。
感性がやや損なわれる恐れがあるという葛藤があるのではないかと、私は思うのです。
私自身、地のグランドトラインがあるので、個人天体がほぼ地ですし、恋愛面などで熱くなるというか、好きで好きでたまらないとか、いてもたってもいられなくなるような情動に動かされることがほとんどないのです。
努力家だとか落ち着いているとか言われることが多いのですが、私にとっては「普通」なので、どちらかというと自分ではせっかちで怠惰な人間だとしか思っていないから、不思議だったりもするのです。
ただ、きっと普通に努力をしているのでしょうし、普通には落ち着いているのかもです。
何が普通やねんという感じですが・・・・(笑)
ハードアスペクトは否が応でもその矛盾に気づかされるので、直そうと思ったり、それこそ努力を意識的にすると思うのですが、そういう矛盾がないソフトアスペクトにおいては、なんというか、
履きなれた靴をずっと履いていると、足が馴染みすぎてしまって何も感じなくなるのと同じような感覚になってしまいます。
要するに冒険ができにくくなるのです。
私が冒険しているのは唯一射手座にある水星だけなので、話す事や書くことに対しては意識的にキャラ変をしていると思いますが、その部分とそぐわない地の星たちが「もっとゆっくりいこうよ」というので、そうなるともう、変に焦ってしまい、挙動不審になってしまうのです。
相性などもそうなのですが、いわゆるトラインとかセクスタイルの多い関係においては、いつ何時連絡をしてもOKみたいな暗黙の了解ができやすいのですが、下手すると相手がSOSを出しているのに気づかずに放置する恐れもはらんでいます。
相性がいいと、タイミングが合いやすいというのはあるのですが。
あと、自分と違う考え方や性質を受け入れにくい傾向もあります。
私は適度にハードアスペクトも多いので、社会的な気づきはあるので修正はしているのですが、個人天体にはソフトアスペクトが優勢なためか、プライベートでは細かい配慮を怠ってしまいがちなのです。
自己矛盾がないので気づかないうちにやはり相性がもともとそれほど良くない相手とは疎遠になることも多く、相手にしたら冷淡に見えるかもしれません。
いわゆる「KY」にはなりやすいのはむしろソフトアスペクトが優勢な人のほうだと思います。
あと、印象が薄いのも否めません。インパクトがあまりないので、「いい人だな」という印象のみで終わる場合もあります。
本当にソフトアスペクト「しか」ないような人がたまにいますが、自己肯定感はすごくあって、それがその人の「普通」なので、人が悩んでいても「なんでそんなことで悩むの?」と涼しい顔をしていますから、無神経に見えてしまう場合がありますが、本人はまるで気づかないので平和だったりもします。
その人なりに努力していてもあまりそれが周りに見えないから嫌味がなく敵を作りにくいという点では得ですね。
ホロスコープ上、ソフトアスペクトとハードアスペクトは両方あったほうが気づきがあるし努力もできるし反省もできますので、頑迷にならずに済みますし、いいとは思います。
ただ、ソフトアスペクトもそれなりに使いづらいというのはあるなと思います。
両方とも「悪くない」ため、矛盾があっても認めてしまうので、例えば蠍座の月と乙女座の金星はセクスタイルの関係なのでソフトアスペクトですが、恋愛観としてはほとんど共通項はないと思います。
方や本能的だしエロチックですが、方や禁欲的だしロマンチックだし・・・。
でも、ソフトアスペクトなので、どちらも長所として認め合うため、同じ人の中にそれが同居している場合、すり合わせがなかなか難しいだろうなというのはあります。
こういう場合だと、芸術性や感性は非常にアップすると思うので、ドロドロした感じにはなりにくいでしょう。程よい関係を築きやすい惑星同士の相性にはなるでしょう。ともすれば激しくなりがちな蠍座の情熱を乙女座の理性でコントロールするのですが、そこに自分でなかなか気づけないのが欠点なのです。なのでトランジットの惑星がこれらに対してオポジションを形成すると普段なら調停するはずなのに、トランジット天王星が今牡牛座にあるので、月を刺激して激しさを増します。そこに本来ならブレーキをかけるべき金星の乙女座はこの場合働き方が弱くなってしまうので、こういう場合は葛藤が起きやすいのではないかと思います。
衝動的になりやすい自分自身に気づけないということが起き得ます。
実際こういう星の恋愛観を急に持った相手の対応に悩む人の相談を受けて、ソフトアスペクトだから逆に相手自身が気づかないんだろうと思いました。
これって結構怖いし、誤解を生じやすいなというのがあったので、相手とのソフトアスペクトがあれば恋愛では理解しやすいけれど、自分自身で持っているソフトアスペクトに関しては案外それが相手とこじれる原因にもなり得るという皮肉を感じました。
ソフトアスペクトも時には怖い場合があります。
でも、ソフトアスペクトというのは、実はそれなりに困ることも多いのです。
長所に気づきにくいからです。
当たり前に持っている才能なので、その良い部分を当たり前としか思えないからか、ほめられても別に嬉しいと思わないし、当たり前なので当然感動もないわけです。
感性がやや損なわれる恐れがあるという葛藤があるのではないかと、私は思うのです。
私自身、地のグランドトラインがあるので、個人天体がほぼ地ですし、恋愛面などで熱くなるというか、好きで好きでたまらないとか、いてもたってもいられなくなるような情動に動かされることがほとんどないのです。
努力家だとか落ち着いているとか言われることが多いのですが、私にとっては「普通」なので、どちらかというと自分ではせっかちで怠惰な人間だとしか思っていないから、不思議だったりもするのです。
ただ、きっと普通に努力をしているのでしょうし、普通には落ち着いているのかもです。
何が普通やねんという感じですが・・・・(笑)
ハードアスペクトは否が応でもその矛盾に気づかされるので、直そうと思ったり、それこそ努力を意識的にすると思うのですが、そういう矛盾がないソフトアスペクトにおいては、なんというか、
履きなれた靴をずっと履いていると、足が馴染みすぎてしまって何も感じなくなるのと同じような感覚になってしまいます。
要するに冒険ができにくくなるのです。
私が冒険しているのは唯一射手座にある水星だけなので、話す事や書くことに対しては意識的にキャラ変をしていると思いますが、その部分とそぐわない地の星たちが「もっとゆっくりいこうよ」というので、そうなるともう、変に焦ってしまい、挙動不審になってしまうのです。
相性などもそうなのですが、いわゆるトラインとかセクスタイルの多い関係においては、いつ何時連絡をしてもOKみたいな暗黙の了解ができやすいのですが、下手すると相手がSOSを出しているのに気づかずに放置する恐れもはらんでいます。
相性がいいと、タイミングが合いやすいというのはあるのですが。
あと、自分と違う考え方や性質を受け入れにくい傾向もあります。
私は適度にハードアスペクトも多いので、社会的な気づきはあるので修正はしているのですが、個人天体にはソフトアスペクトが優勢なためか、プライベートでは細かい配慮を怠ってしまいがちなのです。
自己矛盾がないので気づかないうちにやはり相性がもともとそれほど良くない相手とは疎遠になることも多く、相手にしたら冷淡に見えるかもしれません。
いわゆる「KY」にはなりやすいのはむしろソフトアスペクトが優勢な人のほうだと思います。
あと、印象が薄いのも否めません。インパクトがあまりないので、「いい人だな」という印象のみで終わる場合もあります。
本当にソフトアスペクト「しか」ないような人がたまにいますが、自己肯定感はすごくあって、それがその人の「普通」なので、人が悩んでいても「なんでそんなことで悩むの?」と涼しい顔をしていますから、無神経に見えてしまう場合がありますが、本人はまるで気づかないので平和だったりもします。
その人なりに努力していてもあまりそれが周りに見えないから嫌味がなく敵を作りにくいという点では得ですね。
ホロスコープ上、ソフトアスペクトとハードアスペクトは両方あったほうが気づきがあるし努力もできるし反省もできますので、頑迷にならずに済みますし、いいとは思います。
ただ、ソフトアスペクトもそれなりに使いづらいというのはあるなと思います。
両方とも「悪くない」ため、矛盾があっても認めてしまうので、例えば蠍座の月と乙女座の金星はセクスタイルの関係なのでソフトアスペクトですが、恋愛観としてはほとんど共通項はないと思います。
方や本能的だしエロチックですが、方や禁欲的だしロマンチックだし・・・。
でも、ソフトアスペクトなので、どちらも長所として認め合うため、同じ人の中にそれが同居している場合、すり合わせがなかなか難しいだろうなというのはあります。
こういう場合だと、芸術性や感性は非常にアップすると思うので、ドロドロした感じにはなりにくいでしょう。程よい関係を築きやすい惑星同士の相性にはなるでしょう。ともすれば激しくなりがちな蠍座の情熱を乙女座の理性でコントロールするのですが、そこに自分でなかなか気づけないのが欠点なのです。なのでトランジットの惑星がこれらに対してオポジションを形成すると普段なら調停するはずなのに、トランジット天王星が今牡牛座にあるので、月を刺激して激しさを増します。そこに本来ならブレーキをかけるべき金星の乙女座はこの場合働き方が弱くなってしまうので、こういう場合は葛藤が起きやすいのではないかと思います。
衝動的になりやすい自分自身に気づけないということが起き得ます。
実際こういう星の恋愛観を急に持った相手の対応に悩む人の相談を受けて、ソフトアスペクトだから逆に相手自身が気づかないんだろうと思いました。
これって結構怖いし、誤解を生じやすいなというのがあったので、相手とのソフトアスペクトがあれば恋愛では理解しやすいけれど、自分自身で持っているソフトアスペクトに関しては案外それが相手とこじれる原因にもなり得るという皮肉を感じました。
ソフトアスペクトも時には怖い場合があります。