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金星とランデブーするリリス [占星学]

今年は金星が長期にわたり獅子座に滞在しますが、同時にリリスも10月いっぱい獅子座にいますので、金星とともにランデブーする状態になります。
私自身は8-9ハウスというような精神性を示すようなハウスを動くので、内省するような時期なのかもしれませんが、金星とリリスが同じ星座にあり、時にコンジャンクションになる場合は特に女性の場合、色気が増したり、魅力的にはなるものの、悪くすると発情期のような状態になってしまう場合があります。
特にアングルを通過したりする場合は異性を意識しやすく、美意識は高まるのでそこはいいとしても、性的な魅力を醸し出すので、特に夏ですから肌を露出する機会も増えますし、気をつけないとどうでもいいような異性に惹きつけられてしまった場合厄介ですし、自分自身が逆に妙に恋愛に対して積極的になる場合もあるでしょう。

「色情因縁」なるものがありますが、どうもそういったことにも絡みそうです。

なので、刺激的な服装をしたり、異性の気を引くような思わせぶりな言葉を発するのは非常に危険でしょう。
幸い、トランジット火星はもうすぐ乙女座という自制心の強い星に移行しますので、相手を観る目は割と厳しくなりそうですが、9月から10月半ばまでは品位の良くない天秤座に火星が移行するため、好きでもない異性にしつこく言い寄られたりするケースも出てきそうです。

いずれにせよ、情熱的にはなりやすいこの夏です。
私は恋愛とは無縁なので、本気で断捨離をしていこうとは思います。
9月以降は、仕事にもっと精力的にならないといけないなと思っていますので、情熱を仕事にひたすら向けたいと思っています。

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水星と太陽星座 [占星学]

水星は、太陽とは28度しか最大でも離れないため、
例えば太陽が山羊座の場合

①太陽山羊座で水星射手座
②太陽も水星も山羊座
③太陽山羊座で水星水瓶座

の、その星座の前後の星座と合わせて3通りしかパターンがありません。

ですが案外これが違う性質を帯びてきますので、考え方とか知的分野、表現の仕方、ユーモアのセンスなどに影響を及ぼす水星と元の太陽との性質とが絡むと面白いのです。

私は山羊座月乙女座ですし、地の星座が個人天体のほとんどを占めていますから、まあ、生真面目で面白味のない人間ではあるのですが、ひとつだけ違うのが水星が射手座であることです。

だからなのか、文章を見た人は本当に山羊座っぽいとか乙女座っぽいと言われるのですが、実際に会って話すと面白いという形容をされることが多いのです。

アセンダントも射手座だし、ほぼ水星は合なので、意識的に射手座の水星を使うようにしているせいかもしれませんが、まあ、面白いと言えばそうなのですが、射手座は水星の品位は良くないので、余計なことも言ってしまいます。
これがもし水星が水瓶座だったらもっと論理的にビシッと言えるのに…とも思います。

なので、太陽が魚座の人の場合でも水星が水瓶座になりうるので、そういう人は決して感情的なもののいい方はせず、結構ロジカルです。私よりもいざというときに冷静だと思います。

普段の生活においてやはり水星は動きの速い星だけに、活躍します。

私の水星は自分の元の性格とはちょっと異なるのでそれが良く出ると明るいキャラに見えるのですが、おっちょこちょいになったり、考えずに口に出してしまうところも否めず、元の太陽も射手座の人の場合だったらあまり自己矛盾がないので「あ、ごめん」という感じで失言もすぐに切り替えるのでしょうけど、元が山羊座だから自分の失言に気づけないことも多々あります。
この年齢になるとどうも軽さのようになるので、もう少し落ち着きが欲しいです。

この、太陽と水星の関係もまたまとめて冊子にしたいなと思っていますが、太陽と金星は、48度しか離れていないため、こちらは太陽星座の前後2星座を入れた5通りのパターンができます。
これは恋愛面で出てくるし、人間関係においてもとても重要になるので、まとめたものを「占星学の玉手箱」にも書いていますし、少し加筆修正したものを冊子としてnoteで販売しています。

個人天体はやはり普段の生活においては出現率が高いし、その人の人となりがよくわかります。
火星になってくるともう、各星座に対して12通りありますから、なかなかまとめるのは難しいですが、前の記事にも書いたように、太陽は夫を示すし、火星は男性を示すので、これらが一致していると、自分の性格にあった相手を好きになる確率が高いのでしょうけど、不一致だと、どちらに比重を置くかで恋愛や結婚に対する接し方やエネルギーの出し方が変わるので、恋愛面では割と矛盾を生じやすいでしょう。

その場合、相手の水星と自分の水星が一致したエレメントだったり良い角度を取っていると、考え方や話のセンスが合うので、うまくいく場合が多いのです。

もちろん、色気とか情熱とはまるで関係のない惑星ではあるので、刺激を求めたい場合はあまり重視しないのですが、話が合う人というのは意外と長く関係を続けるには必要だったりしますので、私自身でいうと、太陽星座が地の星座とは矛盾する火や風の人でも、自分の水星が射手座なので、話が合うため友達にはなりやすいのです。

実際、話が盛り上がるのはやはり水星が火の星座の人だったり、太陽も火の星座に同性の友人が多いのはそのせいでしょう。逆に相手の太陽星座が火や風でも、水星が地の星座だったらまたそれはそれで合う面があるので、水星は案外侮れません。

水星は動きも早く、他の惑星の影響を受けやすい惑星なので、自分の水星の上に海王星などを載せられてしまうと、自分が言った事があまり理解されなかったりするので困る場合があります。
以前、相手の水星の真上に自分の海王星が乗ってしまった人とは本当に意思の疎通が難しく、どうしても意図が伝わらずに疎遠になったことがありますので、海王星は境界線がなくなる星でもあるため、会話が焦点ボケになってしまうでしょうから、ビジネスなどの際にはなかなか意思疎通が難しいとは思います。

私の場合、個人天体で唯一矛盾があるのがこの水星なので、うまく使えば魅力にもつながるけれど、間違えるとどんどん話が違う方向に行く恐れもあります。

太陽星座と水星が同じ星座の人の場合この手の矛盾は意外と少ないと思いますが、上記のパターンの①と③のケースは、どの太陽星座の人も、本質と表現される言葉からくる印象が異なる場合がありますので、魅力になるか、誤解を生みやすいかということを踏まえて行動しないといけません。

相性を見る場合、水星も意外と大事だなと感じますし、仕事などを一緒にするような場合にはやはりとても重要な気がします。

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パートナーの浮気への対応 [占星学]

ここでは主に夫婦間のことについて述べたいと思いますが、パートナーの浮気を知った時にどんな対応をするかということが、やはりその人のもともと持っている性格や恋愛観・結婚観によるところも大きいのかなと思います。

一口に浮気と言っても、火遊び程度のものなのか、本気になってしまうぐらいのものなのかによっても異なりますが、パートナー以外の異性と一線を越えるか、精神的な浮気なのかによってもまた違うでしょう。

持論ではあるのですが、どちらかというと、女性星座に太陽や火星がある女性のほうが、男性に対しての接し方が受け身にはなるので、浮気を「された」「裏切られた」と思うパターンが多い気がします。
なので、自分自身が被害者だという意識を持ちやすいため、ひとえに相手が悪いと思いがちです。
特に、大好きな相手の裏切り行為を許せないのはやはり蠍座に太陽や火星がある人かもしれません。
一途な性格にはなるため、自分自身は相手のことを好きでいる限りは決して裏切らないため、同時に相手の裏切りがどんなに軽いものであっても許せない!と思う人が多いでしょう。
ただ、もはやパートナーに対して愛情が冷めきっている場合はほとんど気にしません。
非常に極端ではあると思います。

あと、牡牛座にそれらを持つ女性も、独占欲が強いので、パートナーに浮気されると悲しんでしまうでしょう。ただ、どうしても相手を「所有物」だと思いがちなので、相手にとっては重苦しくなるということもあるのです。そこから逃げたいために相手が浮気することもありますので気をつけたいところです。私は火星が牡牛座なので、今のところ相手の裏切りには遭った事がないのですが、もしそうだったら、やはり被害者意識は持ちやすいので、自分自身はどうなんだと問いかける必要はあるでしょう。

蟹座が主体になる人の場合も、「私がこんなに尽くしているのに」という、ヒロイン傾向は否めないので、良き妻である自分をさしおいて・・・となります。でも、母親のような愛情を好む夫ならいいですが、自由を好むタイプの夫にとっては実にうざい相手になってしまいます。

これらの女性はよく言えば女性性が強いのですがその分嫉妬心なども強いため、怒りが夫に向くより、浮気相手に行くケースが多く見られます。

山羊座・乙女座系は浮気した夫に対して幻滅するタイプかもしれません。浮気の内容によりますが、意外と精神的なものを求めるような浮気のほうが嫌だと感じるかもです。遊びのような、単なる肉体関係のみの関係の場合は夫を軽蔑するにとどまるかもですが、そういうパートナーを選んでしまった自分自身に対して嫌悪感を抱く場合もありそうです。

一方、男性星座に太陽や火星のある人は基本的にサバサバしていますので、矛先はあくまでも自分の夫に向く人が多いかもしれません。そしてむしろ軽めの浮気だったら「あほか」という感じでそのこと自体をなかったことにして、妻である自分自身よりもレベルが低い相手に違いないだろうと思うことで「妻」「母」(これが一番大事かもです)という立場の強みに自信を持っている場合が多いので、割とドンと構えているでしょう。ただ、表向きはそうかもしれませんが、射手座、双子座、水瓶座などに多い人は、自分も自由でいいという解釈になるので、夫が浮気したなら自分の自由もとやかく言われたくないし…と思うかもしれません。相手がその気なら自分だって、となり得ます。
牡羊座主体の人は相手の態度によって自分の対応は異なるかもしれません。相手が素直に認めたらもう、過ぎたことは仕方がないので二度とするなと言ってその話題はそこで終わりにすると思いますが、相手が逃げ腰だったり嘘をつきとおした場合は一気に反撃に出るかもしれません。と言っても陰険ではないので、単純に夫のことを嫌いになるだけですが。
天秤座主体の人は争いごとが嫌いだし、感情的に対処することが嫌なので、本当はすごく怒っていてもあえて何でもないように普通に振舞うことでかえって夫が気味悪がってしまうかもです。
賢い人が多いので、一時の気の迷いだろうと思うことにするかもしれませんが、夫が本気になった場合は裁判沙汰になるほど白黒はっきりつけようとするかもです。

プライドの高い獅子座系の人が最も男性星座の中では厄介かもしれません。浮気をした夫と一緒にいることすら忌み嫌うようになるかもですが、自分が裏切られたことのほうが憤りを感じますので、長い時間をかけて圧をかける可能性があり、案外執念深いところがあります。

結婚した時点で「覚悟」ができているかどうかも大事でしょう。
育った環境も全く異なる他人同士が一緒に長期間暮らすということは相当の覚悟が必要なのが結婚です。相手の人生も背負うことになるので・・・。
お花畑状態で結婚に夢を見ていた人はどうしても覚悟が足りません。
女性星座のほうがその傾向は否めないので、男性星座の人のほうが結婚を現実だともともと捉えている傾向があるので「子供を大切にしてくれたらまあいい」「収入が安定していたらいい」という感じで納得させることができます。
でも、自分だけを一生女性として見てほしいと願う女性は、相手が他の女性にうつつを抜かした時点でその原因を考えるよりももう、「裏切られた」と騒ぎます。
夫が浮気をした場合、なぜそうなってしまったのかということも考えないといけないわけで、子供ができたとたん、子供に手がかかるからと、夫へのケアを怠る妻は要注意なのです。これは、母性の強い女性に多いでしょう。
あと、仕事に夢中になる女性も要注意です。安心しきって家族という間柄の中にいつしかあぐらをかいてしまい、「まさか自分の夫は浮気なんてしないだろう」とたかをくくっているととんでもないことになるのです。
そして、一番怖いのが、妻のほうが夫よりも収入が上回った場合です。
それでも夫への敬意が失われなければいいですが、たいていはそうではなくなりますので、ぞんざいな態度を取ってしまうなどして夫のプライドを傷つけてしまいますので、そうなると彼の心は離れていくでしょう。

男性星座と女性星座が混在している人の場合はいろんな可能性があるでしょうけど、夫を示す太陽と、男性を示す火星の状態に注目してみると、結婚というものに対する覚悟がどれぐらいあるのかということが見えてくるかもしれません。

あくまでも持論ですが、先日レッスンで生徒さん(男性星座が主体)と話していて、その人はものすごく潔い人で、夫の浮気など何度も経験しているけれど、本気になって「奥さんと別れて」というようなしょうむない女とだけは浮気するなと言い切ったそうです。要するに浮気の範疇なら、自分以上に大切な相手じゃないのだから気にしないとおっしゃっていて、カッコいい!と思った女性星座だらけの私でした。

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ホロスコープは柔軟に読めばいい [占星学]

先日のセミナー、アストロダイスを使っての「サイン・惑星・ハウス」の組み合わせを言葉にするというワークショップ形式のものは非常に有意義なものになり、私自身、ある意味参加者さんのおっしゃった言葉に目からウロコのことも多く、勉強になりました。

こういった形式でのワークショップはまたどんどんやっていきたいと思います。

参加してくださった方は本当に士気の高い方々で、ある程度の知識は既にお持ちですがそれでもなお勉強したいという方なので、こちらも教え甲斐があります。
こういう、やる気のある方には私の知識をどんどん提供したいです。

一人の方の出生時間があやふやだったので、惑星とサインは同じでも出生時間によってハウスが異なってきますから、それをどのように捉えるのかをご本人に聞きながらやっていき、納得のいく検証ができたことが特に良かったです。
レクティファイによる出生時間修正を施してもいいのですがこれはかなりの技量が要求されてきます。
上級コースではレッスンしていますが、6時から8時とか、比較的幅の狭い時間内での修正なら、ご本人に聞いていきながらこういう検証が案外できると思います。

さらには、先日「5度内ルール」についても触れましたが、宮区分法(ハウス・デビジョン)には54通りぐらいあるため、どの区分法を使うかはもう、その人の好みにもなると思います。私はプラシーダスを用いていますが、宮区分が極端になってしまいますので、高緯度で生まれた人の場合、コッホシステムを用いることも多く、自分自身のホロスコープもコッホにするとプラシーダスで5度内ルールになっている惑星がすべて次のハウスに移行しています。
なので、プラシーダスの5度内ルールはかなり有効だと思います。
特にライツなどの重要な天体の場合は、どのハウスにあるかを書いたものも昨今いろんなブログ等で調べられますし、自分で納得できるものを用いたらいいと思います。

あと、アスペクトでいうと、オーブをどの程度取るのかというのもまた、人それぞれで、広めにとる人もいれば、かなり狭く取る人もいます。
私はやはりライツや四大代表などに関しては比較的広く取りますが、(8度から10度)その他の惑星同士の場合は6度から8度ぐらい取ります。あくまでも第一種アスペクトですが。正直、ものすごく気にならない限りは第二種・第三種まではじっくり見ないことも多いです。

その他、相性の観方についても、シナストリーを重視する人もいれば詳しくアスペクトを見る人もいるし、ハーフサムで読む人もいます。これももう、その人の感性に委ねるところが大きいですし、どれが正解かというとどれも正解です。
研究者の場合は、すべてのやり方を網羅すればいいですが、鑑定の現場ではやはり時間制限があるので、鑑定士が一番しっくりくるやり方を採用したらいいでしょう。

ホロスコープを眺めていると気になる形とか配置、偏りなどがわかってきます。
ただ、どうしても偏っている部分だけに気を取られてしまうため、惑星の入っていないハウスに対しては疎かになるのでこれは要注意です。
惑星が入っていないハウスというのは、そのカスプ主星が重要なのですが、もしこのカスプ主星に対してアスペクトが多い場合は侮れないハウスです。
惑星が入っているハウスは具体的に気づきをもたらされやすいのですが、入っていない場合気づきがないため、トランジットの惑星がそこに来たらもろに影響を受けます。

私自身で言うと3ハウスや7ハウスに惑星はないのですが、人間関係に興味がないどころか、それこそが主たる課題だと思いますので、カスプ主星の水星が1ハウスですしかなり強く出ているのでやはり頷けます。ただ、人にどう思われるかということに対して疎いのはやはり否めず、人の評価こそ気にしないけれど、人に対して自分がどのように接しているのかに対しても気づきが薄いということにもなります。3ハウスというコミュニケーションのハウスも空っぽですので、自分本位な対人関係にはなりがちです。今そこにプログレスの太陽やトランジットの海王星がずーっといるせいで、対人関係に対する学びの時期なんだろうなと痛感しています。私の場合特に家族に対しての学びが多いです。

意外とステリウムを持っている人が多いなと感じるのですが、私は比較的惑星がばらけているので、ステリウムの人にとってはそのサインやハウスに関することが否が応でも重要ですが、ばらけている人の場合、よく言えばバランスはいいのでしょうけど、何かに集中したい場合には弱いという欠点もあります。

いろんなチャートを長年見ていると、本当にいろんな見方があるし、どれが正しくてどれが間違いかとは一概に言えません。

タロットカードの読み方なども、占い師の感性に委ねられる場合が多いように、ホロスコープも絶対にこうだというような法則はないので、あまり理論に縛られるより、ふっと浮かんだことを言葉にしてみるということも大事なのではないかなと思ったセミナーでの感想です。

ただ、語彙力はやはり必要だろうとは思いますが・・・。

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サビアンとドデカテモリィ [占星学]

サビアンは非常に不勉強な分野なので、全くもって詳しくないのですが、自分自身の運命を読み解くのに、タロットも使う私にとっては感覚で読むという意味合いでちょっと調べてみました。

意味不明だと思って毛嫌いしてきたのですが、確かに言葉の羅列だけを見たらさっぱりわけがわからないとは思います。
で、10天体と主な感受点、アセンダント、MCのサビアンをちょっと書きだしてみました。

共通して出てくるイメージを分析してみようと思ってやってみると、どうも、私はやはり運命を読む場合は、地象に関係したような言葉ではなく、風や水といった、非現実的ないわゆる「形のないもの」に関したワードが多いのです。
ヘリオセントリックでもそうですが、風や水が少なく、地象が多いのはきっと、本来は浮世離れした人間だから、逆に地に足をつけた生き方を要求されているのかもしれません。

サビアンのワードを統合するとどうも鳥が良く出てくるのですが、鳥は空を飛ぶので風象サインの象徴です。あと、川とか橋といった、水に関するワードも良く出てきます。
しかも霊感を用いるとか、(私には一切霊感はありません)古いものを大事にするというワードも出てきます(これは地象のものかもしれません)。
私は、ライツとアセンダントの三点セットのドデカテモリィが全て牡羊座という火の内面を持つ人間なのですが、サビアンを読むには、ドデカテモリィの意味合いも合わせて読むといいようです。

自分で感じたこととしては、深く物事を追求するためには古い理論を用いつつも、不特定多数の人を相手にどうも自分が率先して何かをやる立場になるという感じがします。

特に意味深だったのが
パートオブフォーチュンの意味する
「自分の使命を果たす伝書鳩」や、
ASCの示す
「旗が鷲に変わる、その鷲は夜明けを告げる雄鶏になる」
という鳥シリーズで、どうやら何かを人に伝える役割を持っているようです。
しかも、私の太陽のサビアンはこれが嫌で毛嫌いする原因になったという
「アホウドリが船員の手から餌をもらっている」
というもので本当に鳥ばかりでしかも、結構人なつこいし、警戒心があまりないというようなイメージを受けます。

MCなど「力をつかまえた禿げ頭の男」
という、まるで意味不明なものですが…(苦笑)
「頭」というワードも結構目立ち、ドデカテモリィに牡羊座が多いところも重なってやはり
自分が何かしらの頭になるという感じになっています。

あまり素敵なワードはないのですが、自分のホロスコープではあまりよくない天王星のサビアンが一番言葉としては素敵で
「風が止み、自然のすべてが輝くばかりの陽光に歓喜する」
というもので、これが一番明るい言葉でしたがこれだけです。
天王星をうまく使えということなのでしょうか・・・。

勉強不足ですので、勝手な想像ですが、サビアンを読むのが得意な方に読んでほしいです。

まあ、占い師をやっていることが納得できるようなサビアンシンボルでした。

そこにドデカテモリィを加えて、イメージしていくことはなかなか有意義かもしれません。
アストロダイス.jpg

という、アストロダイスを転がして、言葉のトレーニングをすることがよくありますが、
占星学の基本は
ハウス・サイン・惑星
の3種類を総合的に読むことです。

これ、意外とやってみるとできないもので、トレーニングとして語彙力をつけるには必要だったりします。
5月26日(金)10時半~12時

Skypeにてこの、アストロダイスを用いたワークショップをやりたいと思います。
とても一生懸命学んでくださっている生徒さんとプロの占い師の方(卒業生さん)がいつも取り組んでくださっています。
アストロダイスは私のほうが転がすので、必要でない限りは特に購入していただかなくてもいいですが、もし参加希望の方がいらっしゃったらメールをくださいませ。

占星学は奥が深いのでいつまでたっても勉強することは出てきます。
難しい理論を知ることも必要なのかもしれませんが、シンプルに読むことのほうが実践では大事だと思っています。
意外と抜け落ちているのがこのシンプルなイメージングなので、感性を磨くためにも面白いと思います。

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縁について考える [占星学]

人が一生のうちに会える人の数っていったいどのぐらいなのかなと考えることがあります。

私は不特定多数の人と会う仕事なので、一期一会的な出会いを含めるとかなり多いかもですが、それでも学生時代などは陰キャらでしたので、どちらかというと人と大勢で会ったりすることが嫌いだったし、みんなで一緒に何かをするというようなことにもあまり感動を覚えなかったのですが、そんな自分ではだめだと思ってあえて接客の仕事をしてきました。

今でも社交的ではないし、この仕事は基本的に一対一での仕事だから私でも成り立つので、大勢の人を相手にするというのはどうしても不得手です。

ただ、年齢を重ねて、こんな私とご縁ができた人との出会いってすべて奇跡なんじゃないかと思うようになりました。
私と同じような仕事をしている人だって昨今かなりの数いますし、ブログなども限りなくあります。
そんな中で私のこのブログを見て依頼をくださる人ってもう、海岸の砂浜から一つの貝殻を選ぶぐらい貴重なことかもしれないなと思うのです。

仕事の内容から、クライアントさんは自分があまり人に言えないようなこともこちらを信頼して相談してくれるわけですから、誰かほかのお客さんを紹介してくれるということが比較的少ないのです。
なのでもう、こちらからのこういったブログ等での言葉の投げかけに対して受け取ってくださる人としかご縁はいただけない事のほうが圧倒的に多いので、本当に縁ってそれだけで奇跡なんだと思います。

占星学では縁を見るのにはドラゴンヘッドやリリスなどの感受点を主に使いますが、これらは同世代だと同じ位置にあるので、同じ学年というのはそれだけでやはり縁ができるということで当たり前と言えばそうなのですが、それでもみんな出生時間は異なるので、感受点の入るハウスは異なります。
その人にとって今世での努力の方向性を示すものがドラゴンヘッドですから、サインだけで言えば同世代の人の場合その方向性が示す事柄は同じになります。でも、ハウスによってそれぞれ具体的にどのようにその努力をするかということは個人差が出てきます。

私はドラゴンヘッドが天秤座(ドラゴンテイルが牡羊座)ですから、多分前世では我が道を行くという自己主張をしたことによって失ってきたものも多いはずです。
今でも大勢で何かをすることが苦手なのもきっとそのせいでしょう。
ただ、私たちの世代はドラゴンヘッド天秤座ということで、多かれ少なかれ人と何か関わっていくということが大事なのでしょう。
私の場合ドラゴヘッドは10ハウスにあるため、仕事において人と接するということだろうと思います。
しかもそれは天職になるので、使命としても持っています。
だからなのか、仕事でご縁をいただいた人との方が関係性が長く続くことのほうが多いのです。

その分家族など身内との縁はあまり濃くないのですが、ドラゴンテイルが4ハウスなので、前世できっと家族との縁が濃すぎて社会性を身につけられなかったからではないかと思います。
家族と家にいて共依存のように生きていくほうが多分楽なんだとは思います。
ただ、それだと成長できなかったため、あえて仕事をすることで多くの人とご縁をいただくということで成長できたのかなと思うと感慨深いです。

それでも前世で比較的簡単にできてしまうことが4ハウス的な事柄なのもあって私は一人暮らしをしたことがなくここまで来たのでこれは今後一人になった際のものすごく大きな課題のように思います。
簡単だからこそ、家族に対しての感謝があまりないかもです。
いつもいて当たり前になっているところは否めず、仕事でのご縁には感謝できるのに、身近な人に対しては照れも手伝ってか、なかなか素直になれなかったりします。

ドラゴンヘッドやテイルは意識していくことで成長につながりますがリリスのほうの縁は因縁というような「悪縁」になるので、避けて通れない問題を示します。

さらにはキロンという前世のトラウマを示す感受点もあるので、これはまた逃げてしまうと大事なことに気づけないまま終わってしまいます。

私の場合リリスは牡牛座ですが、これは真位置と平均位置というのがあり、人によっては異なる隣同士のサインにまたがる人もいます。サインは同じでも、ハウスがまたがる場合もあり私はそれで、5ハウスと6ハウスの両方になります。これは両方見て行かないといけません。
牡牛座はサインの意味で言えば物質的な価値観に対しての因縁があるということでしょう。
そして5ハウスは恋愛では決してないので、私の場合は子供でしょうし、6ハウスは仕事です。
要するに私がいくら子供は欲しくない(どちらかというとそういう考えでした)と思っても子供を持つ事がある意味宿命だし、(だから自分にとっては決してやりやすい子供は存在しない)仕事をしたくないと願ってもきっと一生仕事をしていると思います。お金の宿命を背負うというのもある意味そうです。
キロンに至っては2ハウス水瓶座で、母の太陽の度数と合です。風星座のない私にとって、風星座だらけの母はある意味反面教師でもあり、向き合わなければならない相手です。2ハウスという自己価値を母によって認識していく必要があるわけです。

なんだかもう、こういった宿命的なものは、下手に逆らっても無駄ですし、だったら向き合っていく必要があると考える方がいいと思っています。

私の場合、多分社会的成長のためには風星座の人との縁が必須であり、地の星が多い自分自身の背負っている因縁がまた地のリリスということもあって、身近な人との関係性においてはどうも物質的価値観に縛られやすいのかなということを最近思います。

ドラゴンヘッド(テイル)・リリス・キロンは縁を見るのには絶対に必要なポイントですから、深く考察するにはとても重要だと思っています。

後どのぐらいの人とご縁ができるのかと思うとすごく意味のある仕事をしているんだなと思います。

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木星が移行する前は威力を発揮する [占星学]

18日には木星は牡牛座に移行しますが、あと数日間で牡羊座の第三デークを駆け抜けます。
冥王星もそうだったように(現在水瓶座0度にいますがまた山羊座に逆行します)、移行前というのはやはり次のサインの影響をかなり受けるせいか、惑星の威力が増すように感じます。

以前アッパースクエアとロアースクエアの記事を書いたと思いますが、木星は現在蟹座にとってアッパースクエアになっていて、山羊座にとってはロアースクエアです。

どうも、周りの蟹座の人が絶好調だと感じます。特に第三デークの人は影響を受けると思います。
木星なのでスクエアと言っても、決して悪い影響を及ぼすのではなく、今まで努力をしてきた人にとってはそれが集大成のような感じで出てくるような気がします。
げんに、アッパートラインなどとは言いませんからトラインの場合はいい事が起きるというより、悪いことが起きないという解釈を私はしています。

大谷翔平さんのニュースは否が応でも毎日話題になるので、彼の好調さはさすがですし、吉田尚高さんがもう、絶好調ですね。彼は蟹座の第3デークなのでまさに木星の援護射撃を受けています。しかも彼の月は牡牛座なのでもう、今年の活躍は約束されたようなものです。
ただ、この二人はもう、ポテンシャルがすごいし、今までの努力が形となって出ているにすぎず、一般的には木星はどうしても怠慢になる星で、努力しなくてもまあ何とかなる、というように考えやすくなります。でも、そこがスクエアの良さというか、頑張れとお尻を叩かれるので、蟹座の人は頑張らざるを得ないし、仕事や名誉などやはり活躍の場を与えられやすいのでそれなりに頑張れると思います。

でも、山羊座はロアースクエアなので、木星の幸運を実感しづらく、どちらかというと家庭に縛られる感じはあります。私自身ここ数年ずっと母の介護で自由がないので、まさに実感しています。
ただ、コロナ禍真っただ中だった2020年から2021年に比べると私は太陽が第一デークなので、今は家に縛られてはいますが、母の健康面が安定しているせいか、そこまで不安はないのです。
ただ、やはり木星は怠慢を呼びやすいため、自由がない不満が出てしまいますし、仕事に邁進したくてもなかなか時間を作れないというところがあるので、元気とは言えません。

野球選手と言えば、村神様ことヤクルトの村上選手が不調に苦しんでいますね。
彼はまさに水瓶座の初期度数に太陽があるので、冥王星がしっかりと居座っていてどうも辛そうです。
もう、開き直る方がいいのかもですが、本人のプライドとか意地とかもあいまって余計に苦しそうです。
初期度数にある惑星はやはりそのサインの意味合いが強く出てしまいますが、第三デークになると、今ある木星牡羊座第三デークはデカネートで言うと射手座の要素が出るので木星は射手座の主星でもあるせいか、その意味合いが明るい方に出やすいかもしれません。

土星も魚座入りしましたが、双子座にとってアッパーで、射手座にとってロアーですね。
どちらも柔軟宮なので、割と状況に逆らおうとしないタイプですが、射手座は現実としっかり向き合わされる感じで地に足をつけないといけないとか、結構自分の内的環境が重要だと気づかされるでしょうし、何かしら結果を出す必要があるかもです。
一方の双子座は比較的穏やかです。どうしても楽しいことが好きな星なので、遊びたい欲求が膨らみすぎると現実逃避しがちですが、あまりそういう欲求が起きていない時期になります。仕事面で割と重要なポジションを担ったりしそうですが、いつになく責任感が生まれているような感じでしょうか。
私の場合は木星だったので、自由を求めたい自分の欲求と現実がかみ合いませんでしたが、双子座の今は割とそれが一致していたりします。
絡む惑星により出方がやや異なると思いますが、アッパーとロアーの出方を考えてみるのも面白いなと思いました。

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ネイタル火星の出方 [占星学]

私自身、ネイタルチャートにおいて火星が強く出ます。グランドトラインとグランドクロスの両方にかかってくるということと、西側にある唯一の惑星であること(シングルトン)、さらに品位が良くない戸いうことなどあまり良い兆候のない惑星ではありますが、アスペクトが最も多く、キープラネットにもなっているため、どうしても自分の運勢を読む場合はずせないものの一つにはなります。

火星が女性にとっての好みの男性のタイプというのは本にもよくありますが、これだけではないことはきっとここを読む皆さんならわかると思います。
確かに火星の記号が「オス」なので男性を示す惑星ではありますが、火星はむしろエネルギー、しかも、普段の行動に出やすいエネルギーを示すと思います。
怒りの感情なども司りますが、それが起爆剤になって頑張れるということにもなるし、使い方次第ではプラスにもマイナスにも働くと思います。
ただ、土星とともに大凶星と言われていますので、やはりどうしてもマイナス面の出方が多くなってしまいます。
現在もトランジット火星が蟹座にありこれまた品位がよくないので刃物を用いたような変な事件が多発傾向にあります。
怒りをコントロールできにくくなっている人が多いのかもしれません。

実際、ネイタルの火星も、やはり使い方が大事だと思います。
金星が人間関係に対して重要であるように、火星もまた人に対してのエネルギーや仕事に対するエネルギーなど、多方面へのエネルギーの向け方を示すでしょう。

私自身も、怒りのコントロールが決してうまくないので、最近、若いころにできていたことがだんだんできなくなってきていて、ちょっとしたことでモノを落としたり、変なところで躓いたりとか、自分自身の行動の「どんくささ」に対してもうイライラしてしまうのです。
アセンダントやドデカテモリィが火の星座のせいか、どうしても迅速な行動をしたがるところがある割には行動が実際にはついてこない(火星が牡牛座)のでそういう自分にいら立つのです。

メンタル的なものも大きいのでしょうけど、現在トランジットの天王星がもう、ネイタル火星にぴったり合になっていますから余計にその傾向があるのでしょう。
しかも火星は6ハウスにあるため、仕事や健康に連動します。
自分自身の鈍さに辟易しているという感じです。
一番困るのが8ハウスの天王星ともタイトなスクエアになってしまうので、衝動をどこに向ければいいのかがわからなくてさまよってしまうからです。
それで結果的に12ハウスにある木星とのTスクエアなのもあり、衝動買いということにつながっていきます。このパターンからの脱却をいつも強く願うのに、結局は意思が弱いので抜け出せずまた堂々巡り・・・。

ただ、火星は金星と月とのグランドトラインにもなっていて、12ハウスの木星はカイトになります。仕事でもっとこれをうまく使えないものかといつも思うのですが、やはりハードアスペクトのほうが勝ってしまうというのが常です。

牡牛座の火星なので意思が弱いわけではないのでしょうけど、いかんせん品位が良くないので、自分の意思と行動があまり合致していない気がします。

あまりじっくり自分のチャートを見たりしないのですが、詳しく見ていくと、火星と天王星は、土星とで「トールハンマー」(神の拳)を持っているのでした。
1ハウスの土星で怒りや衝動を無理に抑えてしまうような感じになるのでこれをもっと効果的に使わないとなかなか自分自身が納得できないのだろうなという気がします。

次女も同じように火星がシングルトンになっていますし、ハードアスペクトも多いのですが、私と違って1ハウスにある射手座の月と7ハウスにある双子座の木星に対して調停を取っていてしかも火星はルーラーの牡羊座ですから良い意味でエネルギーを使うことができるようです。実際怒りのコントロールも上手ですし、東半球型なのにうまく社会に対応できています。

私みたいにトールハンマーだとかなりきつい出方になりますから、衝動を無理に抑えてしまうとまずいでしょう。ストレスがたまったらもっと外向けの発散をしないとやはりダメなようです。
ただ、品位がやはり重要で、どんくさい牡牛座の火星だとやはり衝動はあっても動きが鈍いのでなかなか実行できないのだと思います。

良い例が運動嫌いなことで、何かしようと思いつつエネルギーが全くもってそこには向かないということがここ数年続いています。
肩こりとか頭痛はどんどんひどくなっていくのに、しかも年齢はどんどん重ねていくのですから、もっとハードな運動をしないといけないのかなと思ったりもしています。

火星の使い方の上手な人がいたら教えてほしいです。



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やはりハウスは大事だと痛感 [占星学]

出生時間不明という方も結構いますので、どうしてもその場合はソーラーチャートで読み、アスペクトを頼りに観るというやり方になってしまいます。

ただ、その場合ハウスを正確に割り出せないため、やはり宿命的なことはなかなか確実には読み切れません。ハウスをまるで見ないという人もいますが、私は一応太陽のあるハウスを1ハウス(その人のアイデンティティ)として観ますし、太陽のあるサインを1ハウスとして、12のハウスをざっくりとは見ます。

相性など、太陽星座同士はトラインであっても、シナストリーを作った場合、相手の太陽が自分の12ハウスに入ったり、6ハウスや8ハウスに入ったりした場合は手放しで「いい」とは読めません。
もちろん、12ハウスイコール隠れた敵という意味ではないのですが、自分のほうが強くなりがちではあるため、我を出さないように気をつけなければならない相性にはなってきます。

私の親友は蠍座の第一デーク生まれですが、彼女の太陽は私の11ハウスに入りますし、彼女のチャートでも私の太陽は11ハウスに入りますのでお互いが友達だと認識できる良い相性です。彼女とは月も乙女座同士ですし、ウマが合うのは大学時代からで、初対面でもう「この人とは絶対に仲良くなれる」と思いました。

太陽だけではなく月やドランヘッドなどが絡む場合もやはりどのハウスに入っているかで関係性を見ることはできます。
さらにはもともと太陽と月が私のようにトラインであまり自己矛盾を抱えないタイプの場合は、サインの相性通りになるケースが多いのですが、ライツが矛盾している場合は、太陽とは相性が良い相手でも月が良くないなどの事態になりやすいと言えますので、必ずしもサイン同士の相性は当てにならない場合が多々あります。

恋愛の場合だったら女性にとっては特に金星は恋愛した時の自分自身を示すし、総合的な人間関係を示すこともありますので、太陽と金星が48度しか離れないということから、太陽の前後2星座を加えた5通りの太陽と金星のパターンが各星座において生まれるのです。

私はこれもまた両方山羊座で矛盾がないため、本当に面白みのない星ですが、アセンダントとドデカテモリィが火の星座なのもあってか、割と男性星座の人のほうが男女問わず友達が多いのです。
長く付き合っているのはやはり女性星座のほうが多いのですが、男性星座で月が女性星座の人であれば、かなりの確率で合うことも多いのです。
いわゆる「気が合う」という関係になってくればもう、金星も山羊座ですので相手の太陽や月が男性星座であっても、金星が女性星座の場合はOKです。

親友とか、本当に自分が困ったときに相談できる相手になると確かにライツがやはり重要になるとは思いますが、一緒に遊んだり他愛ない話をして癒されたりするのは案外金星星座との相性に注目してもいいかなという気はします。

「金星における恋愛論」なるものをまとめましたので、冊子として1500円で販売します。
恋愛のみならず一般の人間関係にも当てはめられますので、もし興味のある方はぜひメールをくださったらメール添付いたします。
noteのほうでもマガジンとして販売していますのでよかったら見てください。
内容は牡羊座の部分だけ見れるようにはなっています。

ただしこれはあくまでも基本的なものであり、やはり確実に相性を見る場合は、ハウスはものすごく重要だなということがわかります。

出生時間はやはりレクティファイをしてでも、計算したいものです。

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人生何周目? [占星学]

前季のドラマは面白いものが多かったですが、「ブラッシュアップライフ」はもう、バカリズムの脚本が秀逸で、出演者もみんななんというか、どこにでもいるようなフツーの人の役をうまく演じるような人ばかりで、会話ももう、「あるある」とうなずけるものばかりでめちゃくちゃハマりました。

そこで「人生〇周目」みたいな話が出てきて、占星学でいうところの前世と似てはいますが、前世の場合、ほとんどその記憶は持って生まれてきませんが、ここでいう「〇周目」は、本人は記憶があるわけで、前世でできなかったことを「徳を積む」という形でやり直すという話です。

ただ、誰彼なく災いが起きる前に助けるというのではなく、自分にとって一番大切な人を救うことが本当の徳なんだと気づかされるのです。

そして、そのために頑張って得た仕事も、目的が達成されればすぐにもう捨ててしまうわけです。
お金や名誉などというような「欲」に駆られるのではなく、一番大切な人と楽しく過ごす事こそ、一番尊いことだと教えてくれたドラマでした。

そしてこのドラマを見て、やっぱり友達っていいなと思いました。
仲良しの友達と年を取ってみんなで老人ホームで過ごす・・・これって結構最高じゃないかなと思います。
このドラマのせいか、人生何周目なんだろうというような人ってやはりいると思ったりもします。
その言動が年齢の割には達観しているし、それでいて嫌味がないというような人っていますね。
羽生結弦さん、大谷翔平さん、藤井聡太さん、芦田愛菜さんとか・・・。

皆さん実年齢の割にはいわゆる「失言」というようなものがないし、その行いがすがすがしいぐらい爽やかですし、若くしてある意味かなりの偉業を成し遂げています。

チャートを見ると皆さん結構ハードアスペクトや、セプタイルとかバイクインタイルのような第三種アスペクトを多く持っており、YODなどが形成されやすい傾向があります。どことなく悟っているようなチャートなのです。

一昨日亡くなったムツゴロウさんこと畑正憲さんも、ある意味動物と同化するぐらいの人ですし、人生何周目かと言ってもおかしくないような人だと思います。
もしかしたら動物だったのが進化して人間に生まれ変わったのかもですが・・・。

思うに、個人天体よりも、動きの遅い惑星同士のほうにアスペクトが多い人は生まれ変わりの回数が多いように感じます。
私など、個人天体に対してのアスペクトがほとんどなので、生まれ変わりの回数はものすごく少ないと思うし、人生は確実に一回目でしょう。
徳を積むどころか、修業中の身のように思います。

先行日蝕と先行月蝕の角度の形式は4種類しかないのですが、非常にまれな角度になる方が20人中1人ぐらいいます。こういう人も人生〇周目かなと思います。
徳を積んでいるので、人生において成功しやすいわけです。

やはり深く人生を刻むには、第三種アスペクトまで観ていく必要はあるでしょうけど、一般的にはそこまで観ることは少ないのでなかなかわかりません。

複合アスペクトはやはりいろいろ調べていくと面白いものです。

皆さんのまわりに人生〇周目だろうなというような人はいますか?

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