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愛想のいい人、悪い人 [ひとりごと]

思い込みとかイメージングというのは先入観につながりやすく、意外と当てにならないことが多いなとこの仕事をしていて思います。

いわゆる「愛想」ですが、接客業などをする人はどうしても愛想の良さというのが必須条件にもなり得ますし、不愛想な人が接客をしたら一般的には感じが良くないと受け取られることが多いでしょう。
私も一応接客業の端くれなので、にこやかに接していますから、社交的な人のように思われがちですが、実際は非社交的です。
でも、年齢を重ね、愛想笑いというものは比較的簡単にできるようにはなりました。
こういう、表向きの「愛想の良しあし」で人を計ってはいけないということです。

愛想がよく、ハキハキ喋る人は、一概に明るいとか社交的だとか外向性があると思われますから、感情表出も豊かつまり感受性も豊かなのだろうと思われがちですが、そうとは限らないのです。

占いには感受性が必要にはなります。特にタロットなどは感性が重要なので、物事に対して「感じる」ことがとても重要です。
私自身、以前は本当に愛想もないし、冷淡な人間でしたので、感覚を研ぎ澄ますためにタロットを始めてもう30年以上になりますから、今では感覚がかなり研ぎ澄まされたとは思います。
ただ、本質的に物事に対して「気にしぃ」ではありますがじゃあ感受性が豊かなのかと言われればそうとも言えません。

タロットを教えてもらった際に、「物事に感動する事」ということを師匠に言われましたが、当時の私は感動することなどそう毎日あるはずもないだろうと醒めた感覚でした。
なので映画を観たり音楽を聴いたりして、芸術に触れることで感性を磨いてきました。
今もドラマを結構観ているのはそういう感覚を磨くためでもあります。

特にもう、今は家族の平均年齢が70歳以上の我が家において、会話が活発になることはないので、犬が癒しにはなりますが、その他は結構無機質で下手すると感動のない日々になります。
「お笑い」が人気があるのはきっとこういった感性が枯渇しないためだろうと思います。

意外とお笑い芸人さんなども、根っからの明るい人もいるでしょうけど、普段は寡黙だったり、不愛想だったりする人が多いように感じます。
でも、だからといって感受性がないのではなくむしろその感性は豊かすぎるぐらいだと思います。
俳優さんや芸術家も、愛想のいい人は、割と一辺倒の演技をしたりしますし、感情が表に出るタイプではあっても、感受性が豊かかと言えばそうでもない人もいます。
むしろ、普段は物静かで表情もあまり変わらないような人のほうがいわゆる「憑依型」というのか、それこそ「感じる力」が強いように思います。

お客様や生徒さんでも、パッと見がおとなしそうで笑顔満載ではないような人のほうが意外とハードロックが好きだったり、スポーツ好きだったり、内面には熱いものを持っていたりして驚く場合があります。
占星学的に言うと、火の星座が多いからと言って情熱家ではないし、風の星座が多いからと言ってクールでもないのです。
特に月星座は感性に通じるものですから、人知れず感動するような場合、意外な形で出る事が多いのです。
愛想がないということは照れ隠しの場合もあるので、案外愛想だけいいような人はあっさりしていて、確かに第一印象は悪くはないですが、だれに対しても同じ態度を取れる人であり悪くすると八方美人だったりしますし、表向きの顔が愛想良くしているというケースもあるので、お客様でも、
「また来ます」「絶対に来ます」「先生はすごいです」というような熱い言葉をくださる方にとってのこの手の言葉は社交辞令であることが多く、本心とは違うというケースがあります。
でも、鑑定中でも無表情だったりあまり何も言わないような方で、静かに帰っていかれる方が意外と感受性が豊かで、私の常連さんのほとんどが「愛想はあまりよくない人」なのです。

聞くと、「感動して何も言えなかった」という感じで放心状態だったとか、納得してしまったので黙っていたとか、心の奥底で感じてくださっていた方が多いのです。

これはもう、こちらとしては嬉しい誤算で、まだ占い師として経験が浅かったころは不思議だったのですが、今ではこれは結構確信になっています。

お世辞や愛想笑いやおじょうずが言えないような人こそ、本音しか言わない人なので、信用に値する人が多いのです。
ただ、第一印象で損をするので、どうしても恋愛などの場面では上手に立ち回れないという人が多いので本当にもったいないなと思います。

犬はさすがに動物的感性を持っていますから、愛想のあまりよくない人のほうが意外と動物好きであったりしますし、「わーかわいい」「きゃー」というようにテンションの高めの人より、静かに声をかける方をうちの子は好きなようで、犬の様子を観ていると、感性豊かな人かどうかわかるようになりました。
普段クールに見える人が感情を露わにしたとき、すごく魅力的ですし、やはり意外性というのはかなり魅力になるので、パッと見だけで人を判断してはいけないということは本当によくわかります。

私の親友二人も、どちらも愛想がなく、ぶっきらぼうですが、熱い人です。
ただ、愛想のない人は同時に遠慮深さもあるせいか、悩んでいてもなかなか打ち明けないでクールになってしまうのです。それが思いやりなんだろうと今はわかるのですが、こちらもそういう不器用なタイプの人を理解してあげなければいけないなと思います。
生きることが不器用な人こそ、私が癒したい人なので、そういう人が心を開いてくれた時、やりがいを感じます。


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慢心が招いた結果 [有名人]

ジョコビッチ選手が全豪オープンに出場できずに強制帰国になったという話題ですが、海外の著名人は割と出生時間もわかるので、調べやすいのです。

彼は双子座・月牡羊座ですから、もともと恵まれた身体能力やスピード感を持つことは容易にわかりますが、今回なぜ彼は自分が特別扱いされて当然というような慢心があったのか…を調べてみたかったので、観てみると、今、オミクロンが蔓延している原因とも思われる、金星と冥王星の合(金星逆行)が、ほぼ彼のアセンダント上で起きていたからだと思います。
彼はアセンダント山羊座で、トランジットの冥王星と土星がともに1ハウスにあります。

せっかく、ネイタル金星と火星、海王星と冥王星でミスティックレクタングルがあり、テニス界のカリスマでもあるのに、こういった慢心から、名誉や人としての評判を落とすようなことになったのは、彼にとって9ハウスの冥王星(海外でカリスマになる)はキープラネットで、「世界一」という彼自身の野心にこだわっていたことを示すのと、これは彼のせいではないですが、グルテンフリーでアレルギーがあるから、コロナワクチンを接種したくなかったというのはわからないでもありませんが、それならやはり海外に渡航することは断念すべきだったとは思います。

特例措置が、日本だったらきっと取られたでしょうけど、オーストラリアは特別扱いをしなかったことは素晴らしかったと思います。

それなりの偉業を達成している人はやはり行いも伴ってこそ本当のカリスマだと思います。

先日引退した体操界のカリスマ、内村航平さんにしても、フィギュアの羽生結弦さんにしても、
大谷翔平選手にしてもみんな、偉業を達成していますがそれに人格や品性、礼儀正しさが伴っています。

ジョコビッチは、先行日蝕のテーマが2ハウスで、先行月蝕が9ハウスですので、まさに
「海外で稼ぐ」という使命を持ってますが、木星が魚座入りして、彼の2ハウスに移行しました。
なので「自分なら勝てて当たり前」というおごりがどおかにあったはずです。
しかも先行日蝕はネイタルのドラゴンヘッドと合です。今世でお金に対する価値観を学ぶというテーマを同時に持っているので、確かに実力者だしそれ相応の稼ぎは既にありますが、だからこそ驕りはいけません。
来年は彼はジュピターリターンになりますので、まだ活躍できるとは思いますが、木星というのもまた、驕りを起こしやすい星ですから、今回の件は納得していないようですが、一つ反省して、いくら自分が優れたプレイヤーだとしても、やはりこういった時期にはそれなりの行動が必要であることを学んでほしいかなとは思いました。

強いのは確かですし、今回のことで腐ってしまっては欲しくはないので、さらなる精進を、という意味で今回は山羊座の惑星が彼のアセンダントという行動パターンに対してのいましめを与えたのかなという気はします。

それにしても北京オリンピック、開催して大丈夫なのかと不安ですが・・・。

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今季ドラマの特徴 [ドラマ]

今季のドラマはまだすべて見終わっていないのですが、何となく一つの特徴があるような・・・。

「笑わない主人公」がなぜか多い気がします。
要するにいわゆるドタバタ系のコメディーはほとんどないのではないでしょうか?
私は火曜日10時台のドラマは観ないので(ここはラブコメが多いし)すが、今観ているドラマに
共通しているのが、表情を出さない主人公が目立つような気がします。

月9の菅田将暉さんも、なかなか難しい役を演じていますが、飄々としていてほとんど感情的にはならないし、そのあとスタートした「ホワイトドクター」の浜辺美波さんも感情を失くしたヒロインだからほとんど笑わないし、木10の「ゴシップ」に出ている黒木華さんも、全くもって笑いません。
土曜日の逃亡医Fの成田凌さんも笑わないし、日曜劇場の阿部寛さんも、今までのような少しコミカルな役ではなく、傲慢ともいえる役なのでほとんど笑わないですし・・・。

冬だからなのか、シリアス系のドラマが多いなという印象です。
でも、今季実は一番期待しているのが、金曜日の深夜枠にしては俳優陣がなかなか人気のある人ばかり揃っているという、「愛しい嘘」というドラマです。
これもサスペンスなので、珍しく波瑠さんがおとなしい目の役で、登場人物全員実は闇を抱えているというドラマなのでコメディ要素はゼロに等しいですし、一回しか見ていませんが、絶対に続きが見たいと思ったドラマです。

時期柄、心の底から笑えるようなことが本当に少ないのですが、今日は満月です。
満月は太陽と月が180度になるので今日は太陽が山羊座なので月は蟹座です。
この、180度というのはなかなか注目に値する角度で、性質も反対ではありますが、エレメントは共感しあえるため、反発しながらも惹かれあうという、相性で言えばなかなか濃い相性で縁のポイントにもなりますし、ヘリオセントリック占星術などでは、太陽を中心にしますので、太陽星座とは必ず180度反対側の星座に地球が来るという理論になっています。
さらには最近「月は欠損である」という理論も話題になっていて、それ自体は全肯定はしないけれど全否定もできないなという感じで、月というのは意外と悪い部分のほうが出るものだったりはしますから、そういったとき、180度反対側の星座の良い面を取り入れるといいのではというのは頷けます。

乙女座に月のある私は、どうしても「きっちり物事をやらなければ」という変なプレッシャーを自分にかけがちで、その割には混とんとするところがあります(部屋の片づけなど)。
そんな時魚座的カオス状態を認めて「まあいいか」というように自分に対しての規制を緩めてやったら楽になれるかなというのは確かにあります。
逆に言うとうちの娘婿は月が魚座なので常に「まあいいか」というような姿勢です。でも、実際は気配りもちゃんとできるし、割と細かい部分に気が付く一面があったりするのです。
彼は随所に乙女座的な気配りをしているなと思うので、この、180度の関係性は非常に意味が深いなと思います。

と、ドラマの話が占星学の話に変わってしまいましたが、笑えない時期に笑わない主人公が多いドラマを観ているとどんどん心も寒くなりがちなので、火曜日10時は「華大さんと千鳥君」という本当にくだらないことを一生懸命やっているだけのバラエティを見て笑っていますが、こういった笑いが必要な世の中だろうなと思います。

相変わらず刃物による事件が多すぎますし、心に余裕のない人が多いのだろうなと思います。
私自身も決して余裕があるわけでもないし、そんな時こそ「まあいいか」という姿勢は大事だなと思うわけです。

満月には、不満はあっても家族で過ごせていることに感謝しなければならないですね。



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山羊座金星期とオミクロン株 [占星学]

昨年の11月5日に山羊座入りしたトランジット金星は、昨年12月19日から現在もですが、今月28日まで逆行を続けます。昨年のクリスマスごろにちょうどトランジット冥王星とぴったり合になったのですが、一見すると♀は吉星だし、悪い暗示ではなさそうなのですが、思えばちょうど金星が山羊座入りした昨年11月ぐらいから、オミクロン株がはやりだしているのです。
そして今月になってどんどん感染者が増えていて一気に蔓延防止措置を沖縄など3県で発令することになっています。
2020年、コロナ禍で大変だった時期、確かに木星・土星・冥王星がトリプルで山羊座にあった年なので、山羊座というのはしつこさというより、長引くという星なのもあって、木星が結果的にはコロナを膨張させた感じになってしまいました。
ただ、日本人の我慢強い性格と山羊座的要素は割とぴったりくるので、日本はワクチン接種率も高いですし、マスク等による予防も諸外国に比べると本当に徹底しているから、オミクロン株も非常に重症者は抑えられていると思います。
でも、昨年は木星も土星も水瓶座に移行し、ワクチン効果でオリンピック開催後もさしてコロナは威力を発揮しなかったということもあってか、徐々に楽観的になってきたように思います。
そこに、山羊座に居座る冥王星に対し、金星が同じ山羊座に長期滞在するこの時期、新たにオミクロン株が猛威をふるうようになってきましたが、金星は、3月6日まで山羊座にいます。
そして2月末にはまたもや今度は順行している金星が冥王星とタイトな合になるので、このころにはオミクロンはひとつの山を越えるのではないでしょうか?

金星が逆行してしまうと、人間の美意識や物事を楽しむパワーは内向しますから、オミクロン株の流行により、旅行をキャンセルする人が増え、不要不急の外出も抑えようという動きになっています。
今年の冬は非常に寒いというのもあって、その兆候は強まるでしょう。

なので、オミクロン株は確かに気を付けるべきではありますが、以前のデルタ株のような驚異的な力はないと思います。これがもし、土星や火星などの凶星が冥王星と合になっていたら大変だったと思いますが、金星はやはり優しい星です。良い方に動けばいいのですが・・・。

それにしてもやはり冥王星が地の星座に居座るとどうも、何事も長引く傾向はあります。
完全に水瓶座に冥王星が移行するのは2024年2月ですので、そこでコロナはようやく終息するのではないかと思いたいですが。

今年はもう、コロナとの付き合い方も慣れてきていますし、そんな中でいかに物事をプラスに考えられるかが大事でしょう。
ただ、水瓶座は主星は天王星が発見されるまでは土星でしたので、やはり長期化させるサインでもあるのです。不動宮だけにパワーそのものは強いのです。
そこに今年は土星だけが残りますから、気をつけなければならないことには変わりありません。

感染防止策としてはやはり人間一人一人の努力も必要です。
山羊座冥王星と金星のランデブー状態は、そこに活路を見出せるのではないでしょうか。

内なるパワーを発揮して、底力をためておくということがカギになるかもしれません。

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タロットで占う1月の運勢 [占い]

明けましておめでとうございます

今年もよろしくお願いします。

元旦早々一つ年を取るので、メリハリはあるのですが、年とともにどんどんいろんなことが億劫になっていくのでとにかく休みが長いと家事が面倒で仕方がありません。

さて、4日になって皆さんもそろそろ仕事始めだったり通常モードになりつつあると思いますが、
私の今年の仕事始めは7日です。

それまでに、今月の運勢をタロットで占ってみました

牡羊座・・・ワンド8(逆) 焦ってはいけません。どうしても早く結果を求めたいところがありますが、気持ちだけ先走りすると中身が伴わなかったり雑になるので気をつけましょう。

牡牛座・・・ワンドペイジ(逆) 動作が鈍くなっているのは休みボケかもしれません。そういう時は好きな事ややりたいことから始めよう。嫌なことを無理にするとやる気がなくなる。

双子座・・・カップクイーン(逆) 自分から発信することがなぜか億劫になっています。相手からの動きに対しても反応が乏しかったり感性が枯渇しているので感動することを求めて。

蟹座・・・金貨10 新年早々大きな仕事が舞い込んでくるなど金運が好調です。ただしそこで欲を出しすぎると足元をすくわれますので丁寧な対応を心がけることで信用が増すでしょう。

獅子座・・・ワンドナイト(逆) 気持ちと行動が反比例しています。弱気になってしまうと途端にメンタルが落ちるので体を動かしたりして活気を取り戻すようにしてください。

乙女座・・・カップ8 何かに未練のあるまま年越ししているようです。問題解決できない自分自身を責めてしまうかもですが、そういう時もあると認めることで楽になる場合も。

天秤座・・・ワンド3(逆) 選択肢が多くなるほど迷ってしまうので、あまり自分に対して課題を出さない方がいい。今のままでいいという思いが案外自分自身を解放してくれる。

蠍座・・・ソード6 内的環境を変えたり何かを新調することで気持ちが新たになってやる気が出てきます。気まぐれな自分自身を楽しむことが物事に対して楽しめることにもなる。

射手座・・・カップナイト 人の優しさに触れることができそうです。自分がされて嬉しかったことは誰かにもしてあげましょう。損得勘定がないところがあなたのいいところです。

山羊座・・・ワンド6(逆) エネルギーの使い方を覚えましょう。間違ったことに一生懸命になるより、普段の力を発揮すれば十分に底力はあるのだから自分を信じてほしい。

水瓶座・・・ワンドクイーン 元気です。明るいあなたは周りを楽しませるだけのパワーがありますから、何でも率先して動くことが大切。その分責任もきちんと担うことが大事です。

魚座・・・太陽 能動的で活発な運気ですから、迷っていることがあるならとにかく動いてください。考えても仕方のないことは考えず、シンプルな生き方を求めることが発展のカギです。

魚座木星効果か、水の星座が比較的良い年明けになっているようです。
トランジット火星が射手座のせいか、山羊座の私は金星を生かせずどうもエネルギーが出ないです。
水の中で全力疾走して疲れている感じなので、やはり泳ぐのが上手な水の星を見習って、そういう自分を否定せずに流れに任せる方がよさそうです。
概ね、無理に頑張らず自分自身に伴なっているパワーを自然に活かす方がよさそうな一か月でしょう。


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