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今年の総括①大惑星の調停最強説 [占星学]

もう、今年もあと2か月ちょっとになってしまいましたが、本当に今年は例の一文字が何になるのか・・・「コロナ」という文字があるならきっとそうですが、また、なにやらあまりよくない文字になりそうですね。「疫」とか・・・もしかしたらすべて流れが止まったので「留」「静」などかもしれませんが・・・。

ということでいろいろと2020年を振り返っていますが、
山羊座に木星が来たのに、土星と冥王星とでトリプルパンチを食らい、特に土星と冥王星に木星が挟まれる時期もあり、木星の効果があまりない年だったようには思います。
特に山羊座をはじめ、牡羊座、天秤座の活動宮にとっては、火星の牡羊座長期滞在もあったりして否が応でもTスクエアになってしまいますから、特に活動宮の第二、第三デークあたりの太陽や月、さらにはアセンダントのある人にとっては何らかの抑制力が強く働いてしまったと思います。

ところが、もう一つの活動宮である蟹座だけは木星の援護射撃を受けた人が多いように感じました。
これはなぜだろうと考えてみたのですが、蟹座にとっては山羊座の惑星群は180度になります。
180度というのは、エレメントとしては相性が良い星同士になりますから、吉凶両方の作用があり、必ずしも悪いアスペクトではありません。なので、太陽と木星の180度でエネルギーが強化され、逆にブレイクした人が多いように感じます。
筆頭はもう、社会現象ともなっている「鬼滅の刃」の主題歌を歌っているLiSAさん。
結構下積みも長かったようですし、私も去年まで知らなかったですが、去年一躍「紅蓮華」でブレイクし、今年さらなる大躍進を続けています。
あとは、藤井二冠もしかり、あと、絵にかいたような優等生の芦田愛菜さん、などなど…もちろんこれらの方々は普段から努力している成果が形になって出ていますから、大して努力もしていない蟹座の人は木星の良くない方の影響力であるところの「怠慢」「自分に甘くなる」といった現象になるケースも。まだまだブレイクしてはいるものの、お酒のトラブルもあった田中圭さんなどはそういう例かもしれません。
まあ、もともと蟹座には芸能人や著名人が多いのですが(というのは以前書いたかと思います)、
この、太陽と山羊座群の180度に対して、牡牛座の天王星が60度になり、魚座の海王星が120度となって「調停」になるので、良い影響が出ているのではないかと推測します。

山羊座に至ってはオポジションはできないので、海王星とは60度で、天王星とはトラインですがそれらは単に別々に働くだけで、人によっては良い現象ももたらしますが、総じて大変な年、という印象は否めないですし、牡羊座はもはやルーラー火星がとどまっているところで今月は天秤座に惑星が通る時期で山羊座群とTスクエアを形成しましたし、いくら前向きでもかなり厳しい時期だったと思います。天秤座はやはり火星と180度ですが、そこに対して調停になる惑星はありませんからまともに180度の衝撃を食らいますし、キロンまでが牡羊座にあるので、牡羊座は自分自身のトラウマと真っ向から向き合う羽目にもなります。(リリスまでこの前まで牡羊座にいました)天秤座も人間関係のトラウマを自覚した人も多いかもしれません。もともと争いが嫌いなのに争いをせざるをえなかったり。

活動宮はもともと名の通り動いて結果を出すタイプなのもあり、今年のように動きを社会現象で止められてしまうとどうしようもないし、元が生真面目なタイプが多いのでもはや、剛速球をまともに顔から受けてしまうような、避けることができない事象が多かったりしました。

蟹座の良い影響とともに、変化を嫌うけれど牡牛座の天王星の影響で、山羊座群とトラインになったのもあって、牡牛座の人も結構悪い年ではなかったかもしれません。鬼滅の刃の作者の吾峠呼世晴さんは牡牛座です。もはや飛ぶ鳥を落とす勢いですね。普段は変化を好まないこの星の人が結構変化を起こしていますし、良い方向で変化を起こしている気がしました。
ただ、反対側の蠍座はというと、天王星との180度はやはり良い働きはあまりしなかったようです。
180度というのはエネルギーが強いですが、凶星との場合はどうしても凶意を強める方がやはり出てしまいます。

獅子座や双子座は山羊座群に対して150度という複雑なアスペクトを形成してしまうため、やや不本意な感じは否めなかったと思うし、(双子座に金星が長期滞在しても150度の妙な凶意のほうが勝ってしまった)良いかなと思われた乙女座に至っては、山羊座群と天王星とでグランドトラインになったのに、海王星との180度が効いてしまったようです。グランドトラインはやはりこういう大きな惑星の前では効力はあまり発揮しません。病気で退陣した安倍元総理のように・・・。
射手座は悪い方ではなかったと思うのですが、天王星とは150度だし、海王星とはスクエアになっていますので、7月以降は牡羊座に長期滞在中の火星とトラインになっているところともともとの楽観性が救いだったかと。
水瓶座も同様ですが、天王星とはスクエアになるので、ラッキーとまではいかなかったでしょう。
魚座は海王星の影響をずっと受けていますから、他の大惑星とは全く悪い角度は取らないのですが良くも悪くもないという曖昧な一年にはなったかと思います。

ということで、変に「悪くない」セクスタイルなどのアスペクトはあまり影響力はなく、「良い」アスペクトであるトラインも、調停がないとあまり目立った働きはしないで「特に悪いことがおきない」というに過ぎないようです。

アスペクトはコンジャンクションが最強ではありますが、180度もやはり無視できないし、吉凶の分かれ目が「調停」があるかどうかによると思います。

来年は水瓶座に惑星が移行しますから、不動宮にとっては影響が強まるでしょう。天王星も牡牛座にあるのですが、調停はできないため、結構ハードな一年になるかもしれません。特に不動宮の第二デークの人はいろいろと厄介ごともありそうな気がします。
私個人はどうしても月がT海王星と180度になるのですが、T天王星とで調停になってくれますから、今年は山羊座群の力が強すぎてなかなか自由がなかったのですが、来年は抜けるので、もう少し自由に動いたり勉強したりできるかなと期待はしているのですけど・・・。
厳しかった活動宮は、牡羊座は木星と土星が60度になるのでかなり柔らかい運気になるし、天秤座も120度になるからかなり楽になります。ただ、蟹座は冥王星のみが山羊座に残るので、調停はここに絡みますから、今年の良い流れをいかに自分のものにするか、大きく勝負に出る年でしょう。やはり引き続き強運を引き寄せる人も多いかもしれませんが、エネルギーのない人は自分に負けないよう精進する必要も出てくるでしょう。

写真は、元生徒さんが送ってくださった、ポケモンのピカチュウの絵を描いているにしだあつこさんによる、アマビエ様の絵馬です。春日大社にあるそうで、私のために送ってくださったのです。
かわいいですね~♪

春日大社の絵馬.jpg

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